2024年04月21日

美ヶ原 霞む北アルプスなど展望

2024年(令和6年)4月20日(土)

美ヶ原 霞む北アルプスなど展望




https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6677917.html

烏帽子岩から王ヶ頭・北アルプス


今シーズン初の美ヶ原へ
雪・泥濘など心配して軽アイゼンなど用意していったが全く必要なかった。
心地よい風、快適な空間、そして静かな登山道が迎えてくれた。
霞むが北アルプス始め南・中央アルプス、御嶽山・乗鞍岳そして八ヶ岳などの大展望が待っていた。

三城牧場から山荘ピリカ経由、小広場へ沢沿いを登る。
小広場からはジグザグの百曲りの急登。
その途中、根元から6本に幹が伸びる大きな岳樺が見られた。

百曲り園地、美ヶ原台上に出ると景色が大きく広がる。
茶臼山の先に蓼科山そして八ヶ岳の峰々が伸びる。
目の前には鉢伏山、その先に南アルプスがかすかに見られた。

百曲り園地から茶臼山・八ヶ岳


アルプス展望道を王ヶ頭へと気持ちよく歩く。
烏帽子岩で一休み、正面には王ヶ頭の塔群、その脇には白い穂高・槍ヶ岳が眺められた。
ただ徐々に霞んでいくのが分かる。

美ヶ原王ヶ頭へまずは登り、展望地の王ヶ鼻へと進む。
武石峰の先には後立山が伸びているのだが、残念、霞んできていた。
王ヶ鼻から王ヶ頭と台上、そしてうっすら八ヶ岳が。
南アルプスも鳳凰山、甲斐駒、北岳、間ノ岳、仙丈ヶ岳の並びの確認が何とかできた。
中央アルプスも展望でき、王ヶ鼻は最高の展望地と思う。

霞む松本平・乗鞍岳・北アルプス


下山は石切場方面、小径でダテ河原ルートへと。
静かな下山道、ほとんど会う人もない。
霞むが最高の展望を楽しみ、気持ちよい歩きができた一日になった。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 06:24Comments(0)

2024年04月19日

栂池自然園 2099mから滑走

2024年(令和6年)4月18日(木)

栂池自然園 2099mから滑走




https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6671696.html

自称「二股岳樺」2099m地点


薄曇り、黄砂も舞う中5回目のバックカントリーへ。
ゲレンデで2本滑り、栂の森上部の林道から歩き始めた。
今日は自然園へのロープウェイが運休のため、人出は少なく静かだった。

成城小屋手前、沢の短縮ルートの急斜面でシールが剥がれる。
急斜面のため張り直すより両スキーを外しつぼ足で登る。
重い雪に枯れ枝などが落ちてシールも耐えきれなかったのか。

自然園方面に向かう。
正面に白馬三山、小蓮華岳を、右手には白馬乗鞍岳方面の斜面を眺めながら。
3日前には自称「三本筋」まで登り上げて滑ったが、きつい登りにもう一歩いや二歩手前の自称「二股岳樺」までと決めていた。

白馬岳・小蓮華岳を見て急登始まる


自然園の緩斜面から急登が始まり、ザラメの斜面を一歩一歩慎重に歩む。
トラバース気味に行くと横滑りもあり板の角度が難しい。
誰にも会わないのもあり、トレースはほとんど無いのでザラメの雪面に板をたたき込むようにシールを効かせゆっくり登高した。

2099m地点の「二股岳樺」に到着。
あと標高差400m弱、1時間以上はかかる「三本筋」の手前になる。
前回は登りでも、そして「三本筋」から大斜面を滑り休憩にしている。
自然園を眼下に見渡せ、一息入れるに絶好の場所でもある。

一気に滑り振り返る


30分ほど過ごし、滑走開始。
ここからもレフト側の大斜面に入ると最初だけ急斜面だが、自然園へまっしぐらの見通しの効く広い斜面が良い。

今日はワックスも効いている。
SWIXのHS8を初めて使ってみた。
快走!快適!スピードも出て、気持ちよいターンができる。
一本だけの山滑走、一気に自然園へと滑り降り大満足。


ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 11:18Comments(0)山スキー

2024年04月17日

三本筋・2460m地点 小蓮華稜線下より滑走

2024年(令和6年)4月15日(月)

三本筋・2460m地点 小蓮華稜線下より滑走




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自称「三本筋」から白馬方面


先週金曜日に白馬乗鞍の大斜面を滑り、足腰に痛みも出ず、体力的に自信が付いてきた。
小蓮華稜線へは何度か山スキーの師匠と共に行ってたのだが、単独は初めて。
小蓮華稜線までと思い行くが、やはりスピードが必要、ゆっくりペースでは難しそうと急斜面に入ってから13時までは進もうと、できれば自称「三本筋」上部まではと決めた。

ゲレンデで2本滑り栂の森上部林道から歩き始めた。
小蓮華岳稜線へはロープウェイを利用して歩いていたので、より歩き時間もかかるのは必然。
今日はロープウェイ休業で林道を歩く人が多いかと思いきやさほどいなかった。

自然園


自然園ロッジの雪かきが進められ、営業の準備が行われているようだ。
自然園へ入ると雪解けが進んでいるのが分かる。
広い雪面には大きな穴が空き、徐々にそれが広がり始めている。
踏跡をたどり白馬三山を正面に見て歩き続ける。

斜度がきつくなり始め、先行するトレースをなぞるように登る。
自称「三本筋」は岩の露出部分が縦に3本ほど、遠くから見てよく分かるので呼んでいる。
ところが近づくとそれらしき場所がいくつか見られるようになり、いつもは連れて行かれるので方向・位置が分からなくなる。
急登も続くので一休み、二股の大きな岳樺の元、高妻山を眺め最後の登りにかかる。

正面「三本筋」へ急登


急登が続く。
すると小蓮華大斜面の平坦部に雪のブロックを積み、キャンプの準備する6名ほどの姿が見られた。
またほぼ同じペースで登ってこられた方は、4泊で猫又山へと話していた。

13時までは進もうと歩み、自称「三本筋」の上へほぼ同時刻に到着。
ここまで来れば山滑走であれば十分な位置になる。
稜線からの大展望も魅力的だが、滑りを考えればほんのわずかな違い。
1ターンか2ターンで滑り切れてしまうのが三本筋の位置になる。

快適な大斜面


風は冷たく、少し休み滑走準備をする。
ザラメ調の重い雪に対応する黒丸ワックスをべた塗りする。
滑る方向は登って来たレフトサイド、急斜面の広い斜面になる。

滑り始めると重いと思っていたザラメも心地よくターンができ快適。
あっという間に滑りきってしまうが、そこが醍醐味か。
中腹からライトサイドへと思ったが、単独で不安もあり滑り跡の見える斜度を滑る。
様々な斜面が楽しめるのが良いと思いながら起伏のある雪面を降った。
ただワックスが切れるのも早くブレーキがかかり気味になり、一度休憩を入れて再びワックスを塗り込んだ。

自然園に戻る


あっという間にワックスが取れてしまうザラメ。
自然園に降ってからは、ロッジまでは長い緩やかな上りがあり苦しい歩きになった。
暑さも戻り、汗だくになりながらゲレンデまでの滑りとなった。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 18:00Comments(0)山スキー

2024年04月16日

雨引山 イワウチワ

2024年(令和6年)4月14日(日)

雨引山 イワウチワ




https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6655691.html

イワウチワ


ぽかぽか陽気の一日。
長峰山・光城山は駐車場もないほど混雑しているようで静かな雨引山へ。
桜も咲いていることもなく、イワウチワがよく知られているがまだ早いだろうとの思いもあったが。

急登が続き、枯れ枝も落ち、落ち葉が滑る。
静かな山道は、一歩一歩踏みしめ自分のペースで楽しめるので良い。
急登が終わると起伏のある稜線を進む。
鉄塔のある場所を2カ所過ぎると大岩、熊倉の岩とかつては表示があった。

イワウチワ見頃


ロープ、木の根を伝いの一番の危険地帯を無事通過。
降り立った所にイワウチワの花が見られた。
見過ごしてしまいそうになったが一輪見えると次から次へと可憐な花に感動。
薄紫色のぴらぴらっとした花びらが可愛い。
早いと思っていたイワウチワの花に出会えたのは幸運かな。

戸渡のような稜線を通過し、尾根をひたすら登ると下山道との分岐。
下山道は個人的には苦手。
沢沿い、ササに覆われる、そして荒れた林道(舗装部分もある)歩き。
問題は無いだろうが今日は往復と決めていた。

山頂には大和田神社の社が祀られている。
雨引だけに大雨にならない程度の雨を降らせてくださいと願った。
それに果樹の花芽、開花後の遅霜はないようにとも。
欲張り、足腰が少しでも良くなり、無事下山できますようにともと。

蓮華岳・爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳など


山頂からの眺めは霞んでいたが眼下に大町市・松川村などの街並みが。
遠くには木崎湖の水面の色がしっかりと眺められた。
目の前には鍬ノ峰の尖った山容が美しい、次はシャクナゲを見にと思う。
その先には後立山の蓮華岳から白馬三山までの白い山並みが続いていた。
池田の大峰、その先聖山、そしてうっすらと菅平・浅間山まで。

松川・大町 聖山展望


下山は目の前にどっしり構える有明山を見ながら。
今一度、日の当たり方が違うと色合いが変わるイワウチワを眺める。
熊鈴だけが響く、静かな山最高でした。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 06:00Comments(0)三百名山以外・里山

2024年04月14日

白馬乗鞍岳 大斜面滑走

2024年(令和6年)4月12日(金)

白馬乗鞍岳 大斜面滑走




https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6643483.html

白馬乗鞍岳2469m山頂


ホップ・ステップ・ジャンプで白馬乗鞍岳へ
体調不安から5日に自然園へ、10日に天狗原まで、そして今日白馬乗鞍岳まで登り大斜面を滑走する。
3日間とも天気に恵まれ、気になっていた坐骨神経痛も出ずに活動できた。

2本栂の森ゲレンデで滑ってから上部林道から歩き始めた。
そこに山岳ガイドを目指しているという松本市のA病院へ務めるという看護師の方が同行しよう現われた。
長野に移住して数年経つとのことで様々なコースを滑り、冬のテン泊での移動も経験されているとの話など盛り上がり林道をあっという間に歩ききった。

シールも濡れなかった2日前に比べるとベタベタのザラメ調の雪面に苦労する。
ことに急斜面に入ると直登しようとするとズルッと滑り、斜めに移動しての登りとなった。
今日も景色は最高、時々急斜面でも写真を撮り一息入れた。
天狗原までの登りは2日前にも登っていたので余裕もあった。

天狗原への登り


天狗原の栂の林の中で大休止。
目の前の大斜面、先行する人たちがどのように登っていくか眺めていた。
かなりの急登に不安が募り始めるのは確かだった。
それでも時間的には余裕もあり一歩一歩ゆっくり行けば良いだろうと気持ちを高め出発した。

登り始めは真っ直ぐ進み、岳樺の辺りから斜めに踏跡をなぞり登った。
幾通りもトレースがあるので自分に登れそうなラインを選ばせてもらいの登り。
最終版はジグザグに登って行くのだが緊張する。

山頂から小蓮華岳稜線


ピンチ!
8分目ほど登ってあと一歩というときズルと板が滑り転倒。
必死に斜面につかまりずり落ちるのをこらえる。
板が縦になっているので横へ移動させようとするがなかなか思うように動いてくれない。
それでもあせらず、何とか一本ずつ横に板をそろえ立ち上がる。
ほとんど急登を登り切ろうとした所だったので一瞬の油断だったのか。

急登を登り切ると跡は山頂目指し行く。
目の前に小蓮華への稜線が見え、白馬乗鞍岳の山頂のケルンが見えた。
今までに無く山頂は雪が積もりケルンまで板で進むことができた。
賑わう山頂、外国人が10名以上はスキーを履き登って来ていた。

大斜面滑走 天狗原より振り返る


白馬の山稜、後立山の山々、そして頸城・雨飾山など展望できた。
眺望も良く広い雪面が見渡せる山頂はやはり良い。
ホップ・ステップ・ジャンプで白馬乗鞍岳へ、計画完了。
体調不安で登り切れるか心配していただけに感動!

そして感動は、白乗大斜面滑走でピークに。
黄砂が乗りザラメの雪質だったが板は良く滑り気持ちよいターンができた。
つい大声(奇声)も出て、大斜面を独り占めしたような気になり滑り降りた。

白馬三山 天狗原下の斜面より


自然園方面も考えたが、天狗原の斜面も下から見たときに滑り跡もなくよさげに見えていたので神社横を通り北側へ移動。
シュカラブもあるが真っ新な斜面に飛込む。
上部は気持ちよいターンができてこれは最高と滑っていると、中央部辺りからブレーキがかかり始め苦戦。
黒丸ワックスを塗りまくり再度滑り始めるが、滑るときとブレーキが混在する雪面に太腿パンパンにさせ成城小屋まで滑りきった。

林道を滑り栂の森へと降る。
中間駅までは滑走可能とのことで降るが、ここも荒れてその上ブレーキがかかる雪面も。
中間駅からゴンドラに乗り込むとどっと汗が噴き出て、今日一日の満足感も湧き上がった。
これだけ動ければ5月計画している立山滑走へ一歩近づけたか。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 05:42Comments(0)山スキー

2024年04月11日

天狗原 白馬三山など絶景

2024年(令和6年)4月10日(水)

天狗原 白馬三山など絶景




https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6639515.html

天狗原より白馬三山などの絶景


今シーズン2回目のバックカントリー、天狗原まで。
前回は自然園を少し登ったところまで行き、初下ろしのブーツ、足腰の調子を見た。

無事歩け、ブーツにも少し慣れたので天狗原へと一歩前進させた。
慣れ親しんでいる天狗原だが古希を迎え、急登は心配の種だ。

足慣らしで栂の森ゲレンデを2本滑り、林道へ。
かなり冷えたようでガリガリの固い雪面もある。
数cmの新雪が硬い雪の上に積もっていた。
今日はゴンドラが運行されていないようで下から林道を歩く人が多い。

成城小屋付近から自然園の先白馬三山


成城小屋で一休み。
白馬三山が自然園の先に青空の下くっきりと聳える。
先行する方が多く、踏跡をなぞるように登り始める。
刻々と標高が上がる度に景色が変化し、休憩を兼ね景色を堪能する。

天狗原への急登が始まる所でスキーを外し大休止。
日本語の上手な単独の外国の方が、白乗を超え小蓮華岳手前まで行き滑ると言う。
羨ましい。
そしてほとんどの方が白乗の大斜面へと向かうのだった。

白馬乗鞍の大斜面


天狗原への急登は苦労するかと思ったがシールが良く効いていた。
踏跡もしっかりしていてありがたくトレースを辿った。
ただ新雪が積もって、下の雪が硬いところ、クラスト気味の所、さらにザラメの柔らかな面と変化に富んでいた。
シュカルブも見られ難しそうな雪面が、登りながら観察できた。

思っていたよりも苦戦せずに天狗原の社へと着いた。
絶景が広がる。
鹿島槍、五竜、唐松岳、そして白馬三山が美しい。
北には頸城の妙高、火打、そして焼山が見られる。
また雨飾山、高妻山が展望できた。

頸城三山・高妻山など


白乗の大斜面は後日と決め、天狗原より滑走開始。
雪質に不安はあったが滑り始めはザラメ調の滑りやすい斜面に板が走る。
急斜面は慎重になりスピードは出せずに大きなシュプールを描き滑り下りた。
徐々に板が重い雪に取られ操作が難しくなった。
横移動が多くなり栂の森を縫うように下へ下へと安全第一に滑った。

最後は成城小屋方面へと進路を決めて沢を横断して滑る。
少しブレーキ気味の雪もあるので成城小屋で黒丸ワックスを塗りつけた。
林道の重い雪も良く滑り、林道から林道への崖の短縮でもワックスが良かったのかザラメの深雪も何なく滑りきることができた。

大きなシュプールを描く


快晴に近い青空の下気持ちよく歩くことができた。
天狗原まで余裕もあり登ることができたので次は白馬乗鞍へと思う。
大斜面を滑り、第一のトレーニングが終了すれば立山が待っている。


ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 09:36Comments(0)山スキー

2024年04月09日

長峰山 光城山 桜は蕾 自称「休憩の木」!?

2024年(令和6年)4月8日(月)

長峰山 光城山 桜は蕾 自称「休憩の木」!?




https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6634483.html

長峰山から常念岳


ここ最近何度か登っている長峰山・光城山。
行く度変わりゆく自然の様子も良いが、自称「休憩の木」の行くへにも関心が高まる。

今回長峰山の登山口のトイレも撤去されて行くところに居合わせた。
冬も利用できたトイレだが、今後はどうなるのだろうか。
元々トイレのない登山口だったのだが、この冬設置されていた。
何度も登っていると登山口の変化もあり面白い。

長峰山中間部付近の自称「休憩の木」の移り変わりは面白すぎる。
面白すぎるとの表現は適切でないかと思うが、どうなっているのだろうという気持ちは高まる。

長峰山山頂への中間部、緩斜面に横たわる倒木、自称「休憩の木」と常に休む場所としていた。
驚くことに1月31日には通路の部分が1m幅ほどに切られていた。
ところが3月31日に登ると通路に切られた部分が戻され修復されていたのだ。
そして4月3日にはまたまた仰天!修復されていた部分が取り除かれて崖側に捨てられていたのだ。

再び元に戻された「休憩の木」


さらにびっくり!
今回5日ばかりの間に、捨てられていた通路部分の丸太がきっちりと元に戻っていたのではないか。
それもしっかりとくさびが打たれ、土が丸太の半分当たりまで被されていた。
さらに張り紙がされ「この木は山と里を守る大切なきです。」とあるではないか。

通路を平坦に整備する目的など、切り取った側の意図もあるのだろう。
元に戻す側は、慣れ親しんだ倒木への愛着などあるのだろうか。
どちらも登山道を愛する気持ちでの行為だとは思うのだが、今後どうなるのか。

私個人は切り取られた木は元通りにはならないが、自称「休憩の木」としていたのもあり、今回の状態で決着することを願う。
ただ切られたものは朽ちるのも早いのでいつかは撤去しなければならなくなるだろうと残念に思う。

光城山 山頂の桜はまだ堅いつぼみ


桜の名称、長峰山の山頂はまだ堅いつぼみ。
桜の木の先にはうっすらと爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳など後立山が見られた。
光城山も山頂の桜広場は堅いつぼみだが、下るにつれて蕾が色づき今にも開花しそうな模様だった。
常念岳に満開の桜が似合う日が待ち遠しい。


ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 16:52Comments(0)三百名山以外・里山

2024年04月06日

栂池自然園 ちょいとバックカントリー

2024年(令和6年)4月5日(金)

栂池自然園 ちょいとバックカントリー




https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6618019.html

栂池自然園・白馬三山


今シーズン初の「ちょいとバックカントリー」へ。
3週間ぶりのゲレンデスキーも楽しめた。
バックカントリー用のブーツ・NORDICA初下ろしの日もなった。
(昨年立山の帰り、ケーブルカーを降りる際にバックルを破損)

栂の森で初下ろしのブーツと久しぶりのk2板になれるのが目的。
雪面はザラメで真っ新な雪面もありスピードに乗り快適に滑る。
2本と思っていたがあまりの気持ちよい滑りに1本追加。
初のNORDICAは歩きよりも滑り重視の4バックルのために板を操作しやすい。

小蓮華稜線・白馬乗鞍方面


栂の森の最上部から林道に出て歩き始める。
新ブーツは歩き重視ではないので重さが心配の種ではあった。
長距離を歩くとなると苦しいのかも知れないが、栂の森から自然園、自然園を少し歩いただけなので差ほど気にならなかった。
やはり慣れなのかも知れない。

自然園に出るとやはり別世界が広がる。
広い雪原、目の前には白馬三山の雄姿。
周りはどこでも滑ってくださいと言わんばかりの斜面がある。
常は天狗原、白馬乗鞍あるいは小蓮華稜線を目指すのだが、慣らしのために自然園から少しばかり登った所によさげな斜面があるので目的地とした。

眼下に自然園が広がる・滑走開始


真っ新な面が残る斜面を少し登り休憩。
差ほど高くはないが自然園が眼下に広がる。
真っ新な面がきれいに自然園まで広がり滑りへの気持ちが高鳴る。

30分絶景を楽しんだ後、滑走開始。
ザラメ調の気持ちよい斜面、リズムに乗り板が走る。
短い距離なのであっという間に自然園に降りてしまった。
振り返ると真っ新面にシュプールがきれいに描かれていた。

ふるちゃん   


Posted by ふるちゃん at 16:03Comments(0)山スキー

2024年04月04日

光城山・長峰山 長峰荘から往復 福寿草まだ咲く

2024年(令和6年)4月3日(水)

光城山・長峰山 長峰荘から往復 福寿草まだ咲く




https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6615148.html

福寿草がまだ見られた


午前中は何とか天気が持ちそうとのことで長峰山へ。
登山口の梅の木は満開。
展望は良く、安曇野の先には蝶ヶ岳・常念岳・燕岳そして後立山・白馬三山まで見渡せた。

長峰山への中間部辺りにある、自称「休憩の木」にまたまた変化が。
前回、切断されていた部分が修復されていて驚いていたところ、今回はその部分が再び除かれていたのだ。

自称「休憩の木」


どうゆうこと?
前々回の山行で、通路部分が切られてしまったことに驚いたのは私。
前回の山行時には切られていた1m程の部分が戻されていた。
あれ?その1m程の部分が今回は崖に放置され、登山道に通路ができていた。
誰が登山道整備をしているのか知らないが、どうゆうこと?
ちょいと跨げば通れた、休憩にも良い味のある倒木だけだっただけに個人としてはカットしてほしくなかったのだが。
面白く、不可解な状況です。

本来は烏帽子峰まで行き引き返す予定だったが、時間的余裕、体調も良く光城山までと変更する。
無事光城山、古峯神社でお参りを済ませ引き返す。
戻る途中、見られないだろうと思っていた福寿草がまだ咲いていた。
絨毯のごとく敷き詰められ咲く黄色い花に、4月に入りまだ見られたことに感動した。
寒さがしばらく続いていたので、桜の開花は遅れているが福寿草は寿命を延ばしたのだろうか。

常念始め後立山まで展望


烏帽子峰の下辺りを通過する頃にポツリポツリと雨が降り出した。
徐々に雨足も強まるようで、ザックカバーとレインウエアを上だけ着ることとした。
春の雨、下山時には北アルプスの山並みは雲の中になるが、安曇野の街並みは雨に洗われたようでくっきりと視界に入った。
さほど濡れることもなく無事9kmほど歩き下山した。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 10:34Comments(0)三百名山以外・里山

2024年04月01日

長峰山 蝶の森経由

2024年(令和6年)3月31日(日)

長峰山 蝶の森経由




https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6602481.html

安曇野・常念岳


ウインドブレーカーもいらない暖かさ。
登山口付近から見る常念岳には雲が少しかかるが青空が広がる。
日曜日でもあり長峰登山口の駐車場は県外車も見られいつもより多い。

数日前の大雨のためか登山道がえぐられたのだろう、すでに修復して溝が埋められたばかりの道が続く。
長峰山の登山道で秀逸なところは急登の階段。
Z型に組まれた木段が続くのだが、この組み方は登りも下りも歩きやすい。
普通の階段は淡々と同じリズムで登り下るので単調で足にきつくなる。
ところがZ型になていると、自分でリズムが取れて足に優しい。
他の山も、Z型になって行くことを期待する。

修復された「休憩の木」


前回の長峰山山行時、登山道整備はありがたいのだが、登山道中間点付近の道を塞ぐ倒木の通路部分が切り取られていた。
それが元のように修復されていた。
切られた1mほどの部分が元の場所に置かれているのがおかしかった。
見た目も良く、休憩に適した倒木だっただけにどなたかが元に戻すよう進言したのかも知れない。

ロウバイの黄色の花が目立った。
他の花は見られない雑木の中に、光を浴びて輝く。
光城山をバックに何本かのロウバイが咲き誇っていた。

蝶の森の東屋


即山頂を目指さずに林道を歩き蝶の森方面から長峰山へ向かう。
蝶はまだ見られなかったが、青空に紫色だっただろうかFDAのジェット機が見られた。
まだ白い常念岳の上にこれから松本空港へと向かい飛ぶ姿は美しい。

常念岳など安曇野の山々は見られたのだが後立山の鹿島槍ヶ岳から先の山々は雲の中だった。
桜のつぼみはまだまだ固く、山頂の春はまだ遠しだ。
それでも冬に閉ざされている展望台の窓が開かれ直接大展望を見られるようにはなっていた。


ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 16:35Comments(0)三百名山以外・里山