2018年08月15日

オプタテシケ山へ 美瑛富士登山口から

2018年(平成30年)7月28日(土)

オプタテシケ山へ 美瑛富士登山口から 

「オプタテシケ 美瑛展望 長い道」




(オプタテシケ山山頂からトムラウシ山)
オプタテシケ山へ 美瑛富士登山口から

快適に美瑛の白金道の駅で車中泊することができた。
涸沢林道ゲートを自分で開けて登山口へ進む

駐車場にはすでに5台ほど止まっていて
出発準備をする人が何人か見られた。
駐車場を100m程戻り登山道へと入る。

情報では急登をぬかるんだ道、木の根に苦労するとのことだったが
ここ数日間全く降水量がないようで快適な登りだった。
とはいうものの急登で苦しい。
これで滑るとかなり体力を消耗するのは確かだ。

天然庭園と呼ばれる地点付近は
大きな岩が登山道に並び登ったり下りたりと悪戦苦闘
周りはハイマツ、アカエゾマツが生い茂り緑の庭園だ。
なかなか庭園とはいうもののゆっくりとたたずむわけにはいかない。

岩の登りが終わると美瑛富士をトラバース気味に高度を上げていき
左手にオプタテシケ山の山頂が見えてくる。
登山道の斜面にはチングルマの大群生が現われ楽しい登りとなる。
雪渓も出てきて青空も広がり大雪の山々も美しい。

(一番奥がオプタテシケ山)
オプタテシケ山へ 美瑛富士登山口から

避難小屋に着くと大きな美瑛富士が迫ってくるようになる。
キャンプ地の周りにはチングルマが広がり
天空の楽園のように思えるところだ。

オプタテシケ山へ 美瑛富士登山口から

オプタテシケ山へはこれから起伏のある稜線をひたすら進んでいく
まず石垣山への岩場を注意しながらの登りとなる。
振り返ると美瑛岳、美瑛富士が徐々にその姿を際立たせてくる。

(美瑛岳と美瑛富士)
オプタテシケ山へ 美瑛富士登山口から

石垣山からはベベツ岳の先にまだまだ遠いオプタテシケ山がそびえる。
ベベツ岳の周りにはお花畑が見られ
紫色の花が特に目を引き赤茶けた山々に良く似合っていた。

(ベベツ山から紫の花とオプタテシケ山)
オプタテシケ山へ 美瑛富士登山口から

ベベツ岳からは大きな岩の登山道を一気に下り広いコルにと出る。
このコルからの登りが最後の急登となる。
なかなか山頂に近づかない登りに今一度気合を入れ登り切る。


ようやくたどり着いた山頂は360度の大展望が待っていた。
トムラウシ山の双耳峰、大雪の峰々
登ってきた方向には美瑛富士、美瑛岳、十勝岳そして三角錐のホロカメットク山など。


オプタテシケ山へ 美瑛富士登山口から

それにこれから登ろうと思う
ニペソツ山、石狩岳が前山の間からその独特な山容を見せていた。
遠いオプタテシケ山だったが、
山頂からの大展望に満足したと共に
歩いてきた山道からの変化に富む山々の姿や
豊かなお花畑の広がり、花の種類に飽きることのないハイキングとなった。

ふるちゃん


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Posted by ふるちゃん at 22:35│Comments(0)三百名山
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