2019年07月11日

ウルルへ 一枚岩の聖地・世界遺産

2019年(令和元年)7月6日(土)

ウルル登頂 一枚岩の聖地・世界遺産



ウルルの夜明け
ウルルへ 一枚岩の聖地・世界遺産

今年の10月25日までは登山が許可されている。
それ以降はウルル入山禁止となる。
アナング族の聖地であるウルルは一回は見てみたいと思っていたが
チャンスがあれば登りたいと登山許可が出ている間をねらいオーストラリアを訪れた。


アナング族の方からすると登ってほしくない聖地を
無理して登るのだから後ろめたさはあるがこの機会は逃したくなかった。

登山口が開いていないと登れないのだが
その開いている確率30%に賭けていった。
滞在期間も3日だけなので祈る気持ちでいた。

初日は午後チャンスを狙ったが1時30分時点で閉鎖されていると
バスの会社から情報を得てあきらめた。
ところが後で分かったのだが2時になり登山口が開かれという。
30分の違いでと思ったが時間的にも無理だった。

翌日は一番期待をしてのサンライズからのウルルツアーに参加して
朝日を浴びる赤いウルルを見てから登山口へと向かった。
風が出ているようで心配したが、ラッキーなことに登山口は開かれている。
すでに登っている人の姿も見られ、登ることができる喜びでいっぱいになった。

ウルルへ 一枚岩の聖地・世界遺産

まずは急斜面の鎖のない岩で度胸、力など試される。
靴のグリップが良く効く岩で問題なく登坂できた。
小石が全くないのでちょっとした段差に靴を置けば問題なかった。
ここで何人か方は登ったということで引き返す姿も見られる。
ウルルへ 一枚岩の聖地・世界遺産

600mは続くという鎖の登りが始まった。
重く太い鎖がほぼまっすぐ続く。
ここは思っていた以上にハードできつかった。
最大斜度が45度ということで鎖につかまりかなりの腕力を使った。
さらに自分のペースで登れないというのが一番大きい。

鎖場を過ぎると今度は風が強まり、起伏の大きい岩場を白のペンキで記された登山道を行く。
1本しかない登山道を左側通行で行き交う。
かなりきつい斜面もあり鎖がないのがきついところも出てくる。


ウルルへ 一枚岩の聖地・世界遺産

そんな強風の中を進み山頂へと到着した。
山頂には方位盤が置かれているだけだ。
360度の大展望だ。
地平線が取り囲み、カタジュタがその中ににょきにょきと峰を見せていた。

ウルルへ 一枚岩の聖地・世界遺産

念願叶ったときだ。
少ないチャンスをウルルに登ることができた喜びが湧いてきた。
本当にラッキー!!
オーストラリアの大地に現れた一枚岩に登っている。

ウルルへ 一枚岩の聖地・世界遺産

下りはかなり慎重に下る人もいて大渋滞で登るよりも時間がかかった。
下山の方が注意が必要なのは分かる。
我々も急ぐ必要はないくゆっくり下り、無事下山できた。

真下に登山口が見える
ウルルへ 一枚岩の聖地・世界遺産

下山するとすでに登山口は閉鎖されていて登れない状態になっていた。
登山道を振り返るとまだ登山者が見られる。
登り、下りと必死だったがウルルに身をおけたこと感激だ。
ウルルへ 一枚岩の聖地・世界遺産

ふるちゃん


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Posted by ふるちゃん at 09:08│Comments(0)海外
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