2019年09月04日

美ヶ原へ 雲の中 王ヶ頭・茶臼山

2019年(令和元年)9月3日(火)

美ヶ原へ 雲の中 王ヶ頭・茶臼山



茶臼山2006m山頂に弐七農園のつがる
美ヶ原へ 雲の中 王ヶ頭・茶臼山

スカッと晴れない中だが
午前中は天気が安定するだろうという予報を頼りに
美ヶ原へトレーニングを兼ね行ってきた。

出発すると安曇野は小雨が降り始めた。
いったんは中止にと思ったが、少しぐらい濡れても歩きたいという気持ちが勝り予定通り三城に向けて車を走らせた。

松本に入ると雨もやみ、空が少し明るくなってきた。
三城付近は標高も高いので雨かなと思ったが、その気配はなかった。
ただいつもならば三城牧場から見られる山頂付近の景色は雲の中だった。
山頂は多少雨に降られるだろうがここまで来たのだからと登り始めた。

可憐な花が
美ヶ原へ 雲の中 王ヶ頭・茶臼山

今日はダテ河原から王ヶ鼻へそして茶臼山へと計画していた。
しかし山頂付近の雲の状況から、王ヶ鼻より王ヶ頭優先かなと変更。
そこで山頂で雨が降っていれば王ヶ頭往復、
うまくいけばアルプス展望コースを歩き百曲りから下山、
さらに天候次第だが行けそうならば茶臼山へと考えて登った。

王ヶ頭へのダテ河原からの直登コースは久しぶりだ。
林道から登山道に入ると岩の急登が続き、すぐに建物が正面に見えてきた。
美岳荘だ。
今は使われているのだろうか。
おそらく時々休憩に使われるだけの建物となってしまっているのか。
などと思いながらガラス越しに中をのぞかせてもらった。

王ヶ鼻と王ヶ頭の分岐に出ると雲が近くなるが、
眼下には三城の牧草地帯が見られた。
二千m近く雨は降ってこないが風が強くなり肌寒さを感じたので
山頂手前の風の来ないところでウインドブレーカーを着た。

王ヶ頭2034m山頂
美ヶ原へ 雲の中 王ヶ頭・茶臼山

雲の中三つの石碑しか見られない王ヶ頭に着く。
その真っ白な山頂には2組のハイカーがいた。ということで人気の山だ。
展望は全くないが雨にも降られず登ることができた。

先を急ごうとアルプス展望コースへと下り歩き始めた。
このコースではいくつかのパーティーにも出会った。
雨に降られることはなくアルプス展望道を百曲り園地へと進んだ。
烏帽子峰が雲の流れの中から姿を現してくれた。


美ヶ原へ 雲の中 王ヶ頭・茶臼山

アルプス、八ヶ岳は雲の中だったが、
登山道からはガスに霞む幻想的な美ヶ原高原が広がっていた。
草原はすでに秋を感じさせられる色合いになりつつあった。


塩くれ場から牛の放牧されている牧場内に入る。
広い草原を茶臼山に向かい歩く。
牛は草原に座り、横切るよそ者を相手にすることもなくのんびり過ごしている。


美ヶ原へ 雲の中 王ヶ頭・茶臼山

牧場にはハクサンフウロウが咲き、その先に目指す茶臼山が見られる。
石のベッドと名付けた岩でしばし休み、牛と同じようにのんびりした。
よく見るとハクサンフウロウにまわりを取り囲まれていた。

美ヶ原へ 雲の中 王ヶ頭・茶臼山

牧場を出てしばらく登ると茶臼山に着く
三峰山そして霧ヶ峰・車山がその姿を現してくれた。
山並みの間から諏訪湖の緑色の湖面を見ることができた。

雨に降られることもなく風も止んだ。
思っていた以上に幸せになる山歩きができた。
下山中、王ヶ頭にかかっていた雲がとれ鉄塔並ぶ山頂が見られた。

ふるちゃん


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Posted by ふるちゃん at 18:00│Comments(0)三百名山
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