2019年12月05日

滝戸山へ 白峰三山・富士展望

2019年(令和元年)12月3日(火)

滝戸山へ 白峰三山・富士展望




滝戸山1221m山頂から白峰三山
滝戸山へ 白峰三山・富士展望

午前中に大蔵経寺山を登り、
富士山の手前に見えていただろう滝戸山を目指した。
大蔵経寺山へは思っていた以上に時間をかけてしまった。

お昼を食べる間もなく、甲陽学園先の滝戸山登山口へ来た。
見ては来なかったが御殿滝近く、良く整備された登山口でベンチ、トイレなどが整備されている。

沢沿いに登り始める。
古そうな石積みと自然石での滝が見られる。
徐々に沢が深くなり、急坂で高度を上げていく。
周りのクヌギ、ナラの木は葉を落としその樹間からは南アルプスの白い峰が顔を出す。

落ち葉で滑る急斜面が続きかなりきつい登りが続く。
山頂まで0.9km地点は一端尾根に出るが、そこからの直線的な登りは下を向き黙々と登るしかなかった。
危険地帯はないがただひたすら登る。
左手に山頂らしき峰が見えてくるともう一踏ん張りだ。
尾根に出ると100mほどで山頂へ飛び出した。
一番高い位置には「南無阿弥陀仏」石碑が置かれ、その先に山頂の表示が立てられている。

滝戸山山頂 弐七農園のサンふじ
滝戸山へ 白峰三山・富士展望

南アルプス方面の木々が伐採され展望は素晴らしい。
白峰三山の北岳、間ノ岳、農鳥岳は櫛形山の黒い峰の先に白く輝く。
手前には富士川が流れる南アルプス市が見られる。
しばし雄大な眺めを山頂で楽しむことができた。

富士山は樹間からしか見られなく残念に思っていたところ、
下山しながら尾根を進むに正面に開けた場所を発見。
そこから真っ白な富士が飛び出した。
御坂山系の王岳だろうかその上に顔をニョッキと出すように現われたのだ。
富士山の美しい姿を見られるのを諦めかけていただけに感動した。
山梨の山歩きには富士山。
満足、疲れも吹き飛び下山することができた。

滝戸山へ 白峰三山・富士展望

下山後、甲陽学園からの眺望にも感動。
滝戸山へ 白峰三山・富士展望

西日を浴びた八ヶ岳が美しく、茅ヶ岳が並んで威容を放っている。
甲府市などの街並みも一望。
毎日この景色を眺められるのは羨ましく思い、滝戸山を後にした。


ふるちゃん


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Posted by ふるちゃん at 20:46│Comments(0)三百名山以外・里山
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