2020年04月18日

冠着山へ 古峠から尾根たどる

2020年(令和2年)4月17日(金)

冠着山へ 古峠から尾根たどる



冠着山1252m山頂・四阿屋山が見られる
冠着山へ 古峠から尾根たどる

古峠から先、林道が通行止めのようで峠から歩くことにした。
地図を見ると古峠から始まる尾根伝いに最短で登れそう。
とは言うものの険しい最初の登りがありためらう。

少し林道を歩くと左手に登れそうな斜面が見られ、
思い切ってその急斜面を尾根に登り上げた。
道なき道だが歩いたような跡、獣道だろうかジグザグに登る。

登ったからには後は尾根を外さないように行く。
藪が現われる。
それもバラのようにトゲを持つ植物がまとわりつく。

痛く服を引っ張るトゲトゲ道を過ぎると目の前に崖が現われる。
崩れそうな岩に落ち葉が積もり、枯れた枝が行く手を阻む。
右へ左へと安全で登れそうなところを見つけながら何とか登り切った。
この険しい登りで、下りは林道歩きで戻ろうと安全第一即決めた。

一度林道に出て再び尾根を目指して歩く。
快適な尾根道も出てきて、長野方面の眺めが良い。
千曲市と筑北村の境界線でもあり、境界杭が見られるので
広くなってきた尾根を外すことなく冠着山手前のピークにたどり着くことができた。
目の前には冠着山がどんとその姿を見せている。
ほんのわずか下ると鳥居平からの登山道と合流

聖山と北アルプス
冠着山へ 古峠から尾根たどる

一息つく、あとは整備された登山道を登る。
途中に山名盤のある展望台に出た。
筑北村のシンボルでもある四阿屋山が堂々聳え、
その隣に三角錐の形良いのが三才山と山名盤で分かり、
その横に平坦な美ヶ原が広がっていた。

同じく聖山も大きな姿を目の前に、
その後には白く連なる北アルプスの稜線が延びる。
岩殿山、昨日登った京ヶ倉の凸凹した姿も見られた。

この展望台からわずか登ると広い山頂となる。
出迎えてくれたのはカモシカ。
すぐに姿を消してしまったが小さなカモシカが先客だった。

千曲・長野市方面

冠着山へ 古峠から尾根たどる

山頂からの眺めも最高だ。
まず目を引くのは千曲・長野市の街並みだ。
高速道、鉄道そして千曲川が川の字を描き流れ走っている。
姨捨の棚田とも呼ばれる田園風景も眼下に見られる。
その先には雪かぶる雨飾、火打山、妙高が聳える絶景だ。


このところ天気が続き山行を重ねている。
このご時世、三密を避け直行直帰で山を楽しむしかない。
そして今春の目標だった笈ヶ岳は県外でもあり諦めることとした。
体力維持、散歩も兼ね信州里山を楽しもうと思う。


P.S. ヤマレコ furuhiro では写真が見られるに

ふるちゃん


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Posted by ふるちゃん at 20:00│Comments(0)三百名山以外・里山
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