2020年05月25日

四方原山へ 信州ふるさと120山 北相木村

2020年(令和2年)5月24日(日)

四方原山へ 信州ふるさと120山 北相木村



四方原山1632m山頂
四方原山へ 信州ふるさと120山 北相木村

「信州ふるさと120山」残るのは2座、四方原山と鎌ヶ峰。
四方原山はいつでも登れるだろうという気持ちはあるが、なかなか機会を持てない山だった。

早く一つの目標でもある「信州ふるさと120山」を登り切りたい。
どこかに「四方原山に登らなくては」と言う思いが常にあった。
これを解消するには地元の山もいいが少し遠い北相木村へと向かった。

北相木村白岩から東山林道へ入りダートを行けそうなところまで進んだ。
車を止めた位置も適当だったようでスムーズに歩き始めることができた。
ただ登山道はどうなっているのか、心配はつきない山ではあった。

東山林道をさらに歩きトワタリ沢への分岐に着く。
ここで標示「四方原山」が左側横谷沢川方面を指していたので進む。
林道を30分ほど進んだところに「四方原山へ35分」の案内が。

登山道の始まりだ。
いきなりゴロゴロした沢だろうか、あるいは出水で流され荒れてしまった道なのか。
不安になる歩き難い登山道の始まりだった。

最初は草が茂り、鬼ゼンマイが多く見られるじめっとした緩やかな登り。
倒木、朽ち落ちた枝もあり踏跡はあるようなないような感じだ。
ただテープによるマークが適所にあるので道間違えはなく進めた。

大きな岩が出てきたところで一気に急斜面となった。
相変わらず踏跡はないが見上げるとうっすらと明るい稜線が見られる。
大きな石も出てきて苔むし滑り、時々ぐらっと動くこともあり注意した。

四方原山へ 信州ふるさと120山 北相木村

慎重に登り上げると目の前に大きな奇岩とブナの林が目に入った。
今日一番の見所のような気がした。
首に大きな頭を付けたような岩の周りをブナの芽吹きが鮮やかだ。
暗い感じだった登りが淡い緑に包まれぱっと明るくなった。

尾根に出る。
茂来山方面との分岐にもなっている。
ここからの山頂までの広い尾根は唐松が多く美しい樹林帯だ。
気持ちよく進むと、あっという間に山頂へと出た。

山頂は樹木に囲まれ展望はなかった。
ただ西側方向に茂来山だろう山陰が見られた。
それ以外は山名の由来ともなっているように四方に広い稜線が伸びている。
静かな山頂で久しぶりに大声を出してみると、これが良く響きこだましてくるのだった。

登らなくてはと思い続けていた四方原山に登ることができた。
「信州ふるさと120山」完登までにあと1座となる。
残る1座これが難関、鎌ヶ峰。
限られた時期、ほとんど登る人はいないようだ、危険も伴うと言う。
さてどうしたものか。
四方原山を登り嬉しい気持ちもあるが鎌ヶ峰に登れるのか不安が大きい。

ふるちゃん


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Posted by ふるちゃん at 18:00│Comments(0)三百名山以外・里山
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