2020年12月07日

福地山へ 昭和レトロの朝市から 焼岳・槍・穂高展望

2020年(令和2年)12月5日(土)

福地山へ 昭和レトロの朝市から 焼岳・槍・穂高展望




福地山1761m 穂高など見えるはずの山頂
福地山へ 昭和レトロの朝市から 焼岳・槍・穂高展望

福地山への登山口、福地温泉朝市前で足止め。
懐かしい看板が貼られた昭和レトロ満載の店にだ。
目を引くのは、「由美かおるのアース渦巻き」の看板、
山行を一緒にする7名のシルバー全員が目を釘付けにされてしまった。

福地山へ 昭和レトロの朝市から 焼岳・槍・穂高展望

昭和の姿に元気をいただき、いざ福地山登山道へと入る。
ポールを忘れて来てしまい入山口に置かれた木の杖を2本拝借する。
転ばぬ先の杖。雪、ぬかるみ、そして急坂の下りには必要と思った。

登り始めると良く整備され、標示もある道に心も弾んだ。
天然水、寒さを利用して氷の森の作業中でもあった。
真冬には登山道の周りに木々を覆う雪と氷の世界がライトアップされるそうだ。

その場を抜けると一気に急登のジグザグの道で高度を上げた。
焼岳の大きな山容が目の前に、眼下には温泉街が見られるようになった。
ジグザグの坂道が終わると尾根コースと谷川コースの最初の分岐点に出た。
登りは尾根コースに進んでみた。

第一展望台から槍・大喰・中岳・南岳
福地山へ 昭和レトロの朝市から 焼岳・槍・穂高展望

展望台と呼ばれる地点が4箇所あるのだが、その最初の第一展望台へ。
槍ヶ岳、穂高岳が展望できた。
槍はまだ雪化粧が薄いが、存在感は強い。
穂高は雪化粧はしているが、岩肌がやはり厳しさを見せてくれる。
結局この展望台での眺望が本日一番の眺めとなった。

槍・穂高の眺望
福地山へ 昭和レトロの朝市から 焼岳・槍・穂高展望

憮然平で両コースが一端合流して、しばらく進むと再び尾根コースと谷川コースへと分岐する。
再び尾根コースへと進むが、直線的な急登で福地山の一番きついところだった。

この両コースの合流地点が第二展望台になり、わずか登ると第三展望台となっていた。
トラバースする道もあるが、ここは第三展望台へ
周りの木々も払われ気持ちよい眺望を楽しめた。
正面に焼岳、雲がかかり始めたが槍・穂高の姿を望み、南側には御嶽山の一部が姿を見せていた。

第三展望台からの焼岳
福地山へ 昭和レトロの朝市から 焼岳・槍・穂高展望

最後第四展望台からは雲の笠を被る大きな焼岳は見えるが、穂高方面はすっかり雲に覆われてしまっていた。
快晴だった空にも雲が覆うようになり重たい空気のなか山頂へと着く。

山頂は広く、うっすら雪に覆われていた。
槍・穂高岳方面に雲がかかっていなければ絶景が広がるだろうロケーションだ。
新穂高の谷間の向こうには西穂へ延びるロープウェイが望まれた。
深い谷と雲の下に見られる雪の山肌から聳える槍・穂高の光景を想像するしかなかった。

この日、松本の麓では1cm程の初雪が降ったので
深雪も覚悟していたのだが全く心配することなく歩くことができた。
そして滑り止め用にポール代わりに拝借した木の杖は、無事下山の助けとなった。


福地山へ 昭和レトロの朝市から 焼岳・槍・穂高展望

ふるちゃん


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Posted by ふるちゃん at 15:28│Comments(0)三百名山以外・里山
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