焼岳へ 中の湯登山口より 紅葉真っ盛り

ふるちゃん

2020年10月13日 21:12

2020年(令和2年)10月12日(月)

焼岳へ 中の湯登山口より 紅葉真っ盛り




焼岳に紅葉は似合う


焼岳の紅葉はよく知られているのだが初めて最盛期に出かけてみた。
駐車場が心配だったが平日でもあり心配することはなかった。
ただ下山すると満車、路肩にまで並ぶ車の列が見られた。

リンドウ平付近から焼岳が見え始める。
焼岳らしさの荒々しい山容を目の前に聳えさせる。
何回来てもこのインパクトある焼岳の登場には恐れ入る。

ナナカマドの赤


そして今回はその山容が紅葉に彩られている。
ナナカマドの赤、オレンジ色が冴える。
岳樺の黄が柔らかな色合いを醸し出す。
草紅葉はこれから色づき始めるが少し赤みを帯び始めている。

岳樺の幹の白さも黄色の葉の中にひときは目立つ。
笹の緑が全体を引き締めて色合いを引き出してくれる。
そこに日が差すとひときは色鮮やかになる。

バックの焼岳が荒々しいだけに紅葉がよく似合う。
紅葉だけだとただただ美しい色合いということだけだが、
この焼岳と紅葉のコントラストが最高なのだ。

下堀沢から穂高吊り尾根


リンドウ平付近からの焼岳。
それに下堀沢沿いから見る紅葉と焼岳も良い。
さらに穂高連峰吊り尾根が焼岳の隣に紅葉の中に顔を出す。

山頂では360度の展望は雲に覆われ見られなかった。
徐々に雲が上がり、私が下山してからは槍・穂高の全貌が見渡せたのではないかと思う。

北峰への最後の登り


下堀沢を眺めると笹の緑の中に赤、黄色がぽつんぽつんと色づく美しさ。
下山中には日の差し方が強くなり、紅葉がさらに色鮮やかになり、
今一度、焼岳と紅葉との対照的な色彩の差異を楽しんだ。

ふるちゃん

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