浅間・前掛山
2015 5月14日(木) 浅間・前掛山・天狗の露地
天狗温泉・浅間山荘より
快晴に恵まれ、富士山はじめ南・北・中央アルプスなどの眺望を楽しむ。
4:30 穂高発 安曇野I ~ 小諸Iへ
6:40 天狗温泉・浅間山荘 駐車場(500円)
7:10 一の鳥居 (山沿いの道との分岐) 沢沿いの道を行く
火山というイメージは全くなく、川の流れる緑豊かな登山道に癒される。
7:40 不動滝・二の鳥居
二段からできている滝 水量も豊富だ。
少し登ると二の鳥居になり、木株が置かれ気持ちのいい休憩場所。
・しばらく行くと
「ご協力をいただきます。火山館で年間使う薪です。一本でも持ってきていただければ感謝です。」
との表示があり戸惑う。
中高年には薪が大きすぎ、重い。ご遠慮申し上げた。
カモシカ平(浅間山はカモシカが多いとのこと)を過ぎ、
硫黄のにおいが漂う白い谷を登ると火山館が現れた。
8:40 火山館着 煙突から薪ストーブの煙
「ただいま噴火警戒レベルは1です。
前掛山までは登山できます。」
との表示
建物の下がシェルターになっていた。
比較的新しい建物で、無料休憩所と書かれていたので中に入れさせてもらった。
火山館(?) 博物館でもない。多少本などの火山に関する本は広げられてあったが。
宿泊所ではない。売店でもない。
調査・研究をする場所でもないとのこと。
1年常駐しているそうだ。この方はそれも16年間。
いろいろお話を聞くに、
「登山者の安全確保」(これは確かである。)
それになんと、
「東京を守る前線基地の役目」
と話を聞いている中で理解をさせていただいた。
(詳しく知っている方は教えてください。)
9:00 車坂峠からの道と合流
湯の平口から
第一外輪山になる黒斑山などの山容が荒々しくも美しい。
樹林の下にはたいしたことはないが雪が残る。
9:20 Jバンドからの道と合流
どんどん木が低くなり、まばらになっていく。
火山岩、砂、灰の荒々しい浅間の山肌が間近になり、
滑る登山道が高度をどんどん上げていく。
ここが浅間山の一番苦しいとこ。
10:20 立ち入り禁止の表示板
前掛山の山頂も確認できる。
すぐ近くには2棟のシェルター。
立ち入り禁止部分の浅間山の山頂に彩雲が立ち上る。
ピンクと黄色が特に鮮やかになり、ひと時見入ってしまった。
浅間山立ち入り禁止の山頂より2人の方が下りてきた。
1人の方は防災機器のメンテナンス。
もう一人の方は地質調査。
ということで入山許可があったのだ。
11:00 前掛山山頂
浅間山の美しい稜線
すばらしい天候
富士山はじめ南・北・中央アルプス、八ヶ岳、乗鞍、御嶽、菅平、志賀高原、北信五岳 切がない
など名だたる山々が、
それに浅間連峰と呼ぶらしいが
黒斑山などの外輪山、浅間山から延びる高峰、水ノ塔、篭ノ登、湯の丸、烏帽子等の眺望を楽しんだ。
ゆっくり山並みを見ながら、また】足元も注意して下山。
日差しの加減で、黒斑山の山肌が変化していく。
最高の景色!
12:50 火山館
ここから、天狗の露地をめざす。
2年前の5月、軽井沢の追分より石尊山を登り、すでに廃道となっていたが天狗の露地までたどり着いた。
さらに火山館まで行けないかと道を探したが、雪が多く断念したことがあった。
今回は火山館から天狗の露地へと向かった。
13:40 天狗の露地
道にはやはり雪が残り迷いそうなところもあったが、登山道、目印を頼りに、天狗の露地に着くことができた。
これで石尊山ともつながった。
途中、枯れ木があり。浅間山が美しく撮れる場所を見つけた。
14:10 火山館
また、火山館の職員の方にお会いし話を聞いた。
今年は16年間の中で一番の積雪量だったとのことです。
そして雪が解けるのも一番早かったそうです。
さらに、「天狗の露地へは、本来廃道となり行けない。」とのことです。
15:40 天狗温泉・浅間山荘着
18:00 穂高着
お風呂・ビール・眠い…。
今回で5回目の浅間山方面登山
車坂峠から黒斑山・外輪山。
高峰山から水ノ塔・篭ノ登そして池の平。
浅間隠山の帰りに登った小浅間山。
石尊山。
そして今回の前掛山。
浅間山の広大さ。そして変化にとんだ自然。浅間が好きになった。
四季折々、尋ねることができればと思う。
ふるちゃん
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