市房山へ 熊本・宮崎境 馬酔木の山

ふるちゃん

2019年05月30日 22:28

2019年(令和元年)5月21日(火)

市房山へ 熊本・宮崎境 馬酔木の山

「馬酔木の 赤黄緑まとい 市房山」



市房山1721m山頂


西米良村から長い林道を五合目まで行く
ここから登る予定だった。
ところがその先を行く車がありついて行く
地図でも確認すると五合目の先小屋があり駐車場のマークが見られた。

さらにダートな林道をひた走ると
ほぼ七合目の位置と言うことが後で分かったのだが
休憩所、トイレの備わったきれいな小屋が現れた。
ここから市房山へ歩き始めた。

五合目から歩くことを考えるとかなり楽をしてしまった。
というか、偶然同時に登る方が道案内してくれた形になり
短時間で市房山を楽しむというハイキングになった。
苔の調査に来た方々で山道脇をルーペ片手に歩かれていた。

八合目あたりから馬酔木の木に覆われた山肌
それは美しく日に照らされ見られたことが印象深い。
馬酔木の新葉は赤く、ピンク、黄、緑色と変化していくという。

八合目から馬酔木の山頂方面


ちょうど変身していく時期だったのだろうか。
紅葉をあたかもしたような赤黄に緑が混ざり、
全身馬酔木に覆われた山だけに色鮮やかだった。

そんな馬酔木の急坂を登り切ると後5分の表示とともに
なだらかな稜線を進むと山頂へと出た。
市房山登山口方面から登ってきた人も多くにぎわっていた。

素晴らしい眺望で
韓国岳、高千穂峰、噴煙上げる新燃岳などの霧島連峰が見られた

さらにその横、遠くにかすかに高隈山だろうか。
広く山並みが続く雄大な眺めを楽しんだ。

霧島連峰方面


にぎわってきた山頂を後に
ふたたび新緑の馬酔木の中を下山した。
下山後は山頂で教えてもらった西米良村の温泉に入り都農へと向かった。
馬酔木に酔ってしまったのか、気持ちよい山行だった。

ふるちゃん

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