富士尾山へ 安曇野の西山
2019年(令和元年)11月12日(火)
富士尾山へ アートヒルズ方面より
富士尾山1296m山頂 弐七農園のサンフジ
地元の山へ、ということで久しぶりに富士尾山を目指した。
アートヒルズ方面から登ろうと登山口へと思うが、
分かり難く、この先に登山口があると確信して歩き始めるのに時間が掛かってしまった。
最近は、満願寺方面から登っていたのと表示もないので迷ってしまった。
地元の山なのに情けないなと思いつつ林道を歩き、登山口へ着く。
温泉施設の建物がありそこからジグザグ道を一気に高度を上げていく
かなりの急斜面で登り甲斐がある。
安曇野その先に聖山・四阿屋山
花崗岩の滑りやすい斜面を行くと安曇野の見晴らしがきく場所に出る。
さらに急登していくと温泉施設、そして満願寺方面からの道と合流する。
現在工事中のようだが前はここを温泉山と表示が出ていた。
ここで急斜面は終わり緩斜面を快適に進む。
ただ周りはビニルテープが張られ茸山の領域になる。
茸の最盛期には入山したことはないが、信州の里山では気をつけなければならない。
そんな茸山も歩いているとテープがなくなり、手入れのない道へと入っていく。
かつては、笹で前が見えないほどの所があったり、最初の富士尾山では山頂を間違えて登っていたりしていた。
今回は、笹が幾分刈られ大変と思う道はなかったが覆い被さる笹道が多少見られた。
これからも歩きたい地元の山だけに登山道を少しでも確保、維持できればと気になる笹は折りながら歩いた。
それにしても数年前に比べると踏み跡は明確で迷う場所もなくなり、登山道がしっかりしてきているのが分かる。
岩に絡まる松
途中かわいらしい石仏や岩から生える赤松の迫力などが見られる。
展望はどうしても木々に覆われ残念なところがある。
しかしこの11月の茸の終わった頃、紅葉も終わり落葉の時期にはその木々の間から素晴らしい展望が見られる。
山頂からは安曇野の先に八ヶ岳、南アルプスの甲斐駒、仙丈ヶ岳など。
地元の美ヶ原、筑北の聖、四阿屋山など手に取るように見られる。
そして反対側には有明山の壁そして雪の燕岳が見られた。
ほとんど行き交う人のない静かな山だ。
あまりに静か過ぎて怖くもなるが
安曇野の西山として
しっかりとこれからも山道が管理整備されていってほしい山だ。
ふるちゃん
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