霧訪山へ カタクリの花が二輪

ふるちゃん

2020年04月16日 06:56

2020年(令和2年)4月15日(水)

霧訪山へ カタクリの花が二輪



最初に見つけたカタクリの花


一昨日の雪が霧訪山にも残っていた。
山の神自然園にはかなり成長した水芭蕉が。
そしてカタクリの花二輪に出会う。
あと数日でカタクリの花、咲き誇る登山道へと変わりそう。

今回は山の神自然園から2回目の霧訪山
前回とは逆回りの反時計回りで歩いた。
川沿いでは水芭蕉を見ながら、林道に出て池の横を歩き登山道へ。
この入り口にも駐車場があるのだが1台も止まっていない。
自然園の駐車場には5~6台の車が止まっていたので周回する方が多いのだろうか。

林の中、急登を黙々と登る。
なかなか視界は開けない。
その中ぱっと明るくなるのは送電線の鉄塔の立つ場所だ。
雪かぶる鉢伏山がまず目に入った。

そしてまた歩きやすい尾根ではあるが樹木に囲まれひたすら歩く。
下西条の展望台と書かれた場所もあったが、
今は樹木に覆われその間から、かすかに北アルプス方面だろうか見られただけだ。

大芝山との分岐に出ると雪の道へと変わった。
ことに選択してしまった男道は雪が積もり滑りそう。
必死に登り、しばらく行くと山頂に出た。

霧訪山360度の大展望が待っていた。
南アルプス、八ヶ岳、北アルプス、そして真っ白な御嶽山。
経ヶ岳の先には中央アルプス空木岳の頭も見られた。
松本盆地の先には雨飾山や頸城山系の山並みも白く光る。
松本盆地の東に高ボッチ、鉢伏、戸谷峰。
西側には鉢盛山、ハト峰など確認することができた。

雪残る霧訪山から松本盆地・北アルプス


すでに何人かの人がいて、次々と登ってくる。
やはり人気の山だ。
狭い山頂なのでゆっくりするのは止めようと大芝山へ向かった。
カタクリの花がそろそろ見られるのではと言う話も聞いた。

カタクリということで登山道の脇を見ながら進む。
先ほど登った男坂では周りを見られなかったが、
女坂での下りでは雪の中にカタクリの葉が見られる。
全く花が咲く様子ではない。

大芝山方面へ向かうと雪は消え、カタクリの葉がたくさん見られる。
しかしなかなか花咲くカタクリは発見できない。
キョロキョロしながら大芝山までもう少しというところで一輪発見

光に薄紫色の花が美しい。
やっと見つけられた一輪の花だけに感動だ。
これから次々と咲き誇るだろうカタクリの群落も素晴らしいだろうが、
この一輪は本当に素晴らしい輝きを放っていた。

大芝山の山頂にも一輪発見。
その後は見つからず、二輪のカタクリの花に出会った。
数日後にはカタクリの花が数え切れないほど咲く。


洞の峰でゆっくりする


その後、洞の峰へ。
松本盆地が目の前に広がり北アルプスもさらに迫り素晴らしいところだ。
通り過ぎる予定だったが、あまりにも気持ちの良い静かな展望台のため
ゆっくりと昼食を取ることにした。
山頂は素晴らしいが、今日は洞の峰が私には良かった。


ふるちゃん

関連記事