京ヶ倉へ 万平から眠峠

ふるちゃん

2020年04月17日 21:41

2020年(令和2年)4月16日(木)

京ヶ倉へ 万平から眠峠



京ヶ倉からの展望


かつて車2台を使い、万平から眠峠へ縦走している。
今回は自転車を使いと思い計画した。

行きからつまずく。
池田経由生坂への峠道が通行止め状態。
急遽明科経由国道19号で生坂へ行くことになる。

次に自転車を置きに大城登山口付近から防獣ゲート先の林道を眠峠へと進んだ。
ところがこの林道、調べていかなかったのもあるし、記憶がなくなっていたのもあり、行けども行けども着かない。
鉄塔の建つ辺りからは下り始め、方向が全く違っている気がして引き返してしまった。
実は後で下り始めてもう少し進めば眠峠、そして林道終点の登山口だったのだ。
そこで防獣ゲート付近にある眠峠登山口へ下ることに決め、ゲート付近の駐車場に自転車を置き万平へと向かった。

この間違いが大正解で、稜線分岐から歩いて眠峠へは往復10分程度で行くことができ、林道終点・眠峠へ自転車を置くことになっていたら、長い林道を上り下りして戻らなくてはならなくなり大変なことになっていた。
(「眠峠登山口」と呼ばれる登山口が防獣ゲート近くにある)

国道からかなり上った万平の京ヶ倉登山口へ。
一気に急登となり犀川の流れも眼下に美しい蛇行を見せている。
ことに見晴台からの眺めは素晴らしい。
京ヶ倉の山頂もぐっと聳え見られる。

稜線に出て快適な登山道をしばらく進むと馬の背が現われる。
トラバースルートもあるがさほど危険のない馬の背へ
最高の展望が待っている。

山桜



北アルプスはもちろん、池田・生坂の里山には満開の山桜が光り輝く。
日頃は目を向けることもないこんもりとした里山が変身する。
この時期だけ山桜が山肌に光灯るように咲く姿は見事だ。

ロープを使い最後の岩場を登り切ると山頂となる。
山頂からの眺望も北アルプスはもちろん筑北の聖山、岩殿山、四阿屋山など見られた。

京ヶ倉990m山頂


山頂から一気に下り大城という城跡へと進む。
城跡らしい曲輪も見られる。

さらに下り進むと大城登山口と眠峠への分岐はぎの尾峠へ
昭和40年までは通学路だったと言うから驚く。
この先眠峠へと淡々と下っていく途中に東屋が現われる。
グレースの森と呼ばれるところで良く整備された森だ。

そして眠峠方面と眠峠登山口へ下る分岐へと出る。
眠峠へはここから数分で行ける。
ピストンになるのだが眠峠までが今日の目的だったので進んだ。

とうとう林道の終点、今日の目的地だった眠峠へと到着した。
縦走できた満足感はある。
分岐に戻り眠峠登山口へ下る。
この登山口はヤマレコの地図上にまだないので記載したいのだが。

防獣ゲートと自転車


眠峠登山口から林道を300mほど下ると防獣ゲート・自転車を置いた駐車場に着く。
ここから国道19号をダンプカーにヒヤヒヤしながら生坂トンネルの入り口付近まで自転車で行く。
そこからは自転車を置き、しばらく舗装道を歩き民家の物置、小さな社のあるところから防獣ゲートを開けて荒れた急斜面を登り切る。
さらに倒木の多いかつて林道だっただろう道を登り下りして万平の登山口へと繋がった。


ふるちゃん

関連記事