高尾山 6号路から 1号路舗装道のきつい下山
2021年(令和3年)10月11日(月)
高尾山 6号路から 1号路舗装道のきつい下山
高尾山599m山頂 三角点に弐七農園シナノスイート
東京への用事があり、その帰りに高尾山へ。
日本一登山者が多い山へ初めて登った。
ニュースなどでも良く報道され気軽に歩き観光気分もあった。
登山コースがたくさんあり、高尾山口駅から周回を考えていたので宿泊所で聞くと6号路の沢コースが平坦で登りやすい、1号路は舗装されて山頂まで延びている。稲荷山コースは起伏があるとのことだった。
時間的に余裕がないのと、座骨神経痛の心配もあったので楽に6号路で登り、1号路で下山するコースを取った。
高尾山口は賑わい、午後2時近くにもかかわらず登る人も多い。
ケーブルカーは増発、リフトもフル回転のようだった。
下りは1号路にある薬王院へお参りし、座骨神経痛が悪化すればケーブルカーも利用できると出発。
6号路 杉林を行く
雨でも降ったかのように沢沿いの登山道はジメジメしていた。
大木の杉も多く、一気に森中の登山道へと入った。
ここが東京の山とは思われないほど鬱蒼としているのには感動。
しかし人が多いのには驚くしかない、登る人下山してくる人。
6号路は太陽の日射しも感じられないほどの森中を行く。
沢の音が常にして、傾斜もきつくないので最初は登りやすかった。
稲荷山コースとの合流点からは沢を急登する。
靴がドロドロ、駅前で靴を洗う人が多く見られたのが分かる。
沢を過ぎると新しくなったばかりだろうか木段がかなりの距離続ききつい。
この木道を登りきったところに日陰の広場がありベンチもたくさん置かれ一休みするには最高の場所があった。
その先が車道となり一気に人が増えた。
山頂手前には「マスクをつけましょう」の横断幕が掲げられ山頂に着く。
山頂標示周りには多くの方が記念撮影をしている。
車椅子の方、かなりのご高齢の方、ランニング姿の人など人気の山がうかがえる。
山頂の先に展望台がある。
今春登った相模大山の三角形が目立っていた。
残念なのは雲が多く富士山が見られなかったことだ。さらに山梨方面の本社ヶ丸、三ッ峠なども眺められているはずだが。
山並みが続き、人も多くゆっくりもできず特定するのが難しい。
展望台 富士は雲の中
売店も充実していて生ビール中ジョッキ700円はと思ったが。
やはり意外ときつかった登り、座骨神経痛の心配もあり断念。
かなり高齢の方がお蕎麦はありますか。と聞いているのが耳に入ってきたが、売り切れてしまって申し訳ないとの返事があった。
「東京都の美味しい水道水」が山頂にあった。蛇口をひねると冷たい水が出てきた。
蛇口の近くに高尾山の三角点がある。ほとんどの方が通り過ぎて行く。
あまりにも立派すぎる三角点に気づかないのかもしれない。
下山は1号路で。
舗装された道が続く。薬王院でお参りし下山を続ける。
途中東京の街並みが一望できるケーブルカー駅前を通過する。
ケーブルカー、リフトを使いここまで昇り、展望を楽しむのもいい。
薬王院
ここから先が思っていた以上、それ以上にきつい下りとなった。
ちょうど売店の閉店と共に車が何台も下り、かなりの傾斜の舗装道路は足に響く。
できるだけ脇の砂利道などを歩くようにするが淡々と急斜面の硬いコンクリート道を歩むのは膝に来る。
これでもかと長く、これは登りに使うのが良かったなどと思うが遅い。
必死で下るしかなかった。
休憩所はいくつかあるので休み休み下るが、八方の黒菱平から黒菱駐車場へ下るコンクリートの道が長々と続いているのと同じ。
ほぼ拷問に近い。
ようやく高尾山口に着いたときはほっとするしかなかった。
ふるちゃん
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