カラタパールへ ルクラ~トクトク(Waterfall)

ふるちゃん

2016年11月26日 22:17

2016(平成28年)11月9日(水)

カラパタールへ ルクラ~トクトク(Waterfall)

「ルクラ出る ゾッキョの角先 青空に」


世界の屋根!
ルクラを出るとみられる。




24日帰国、真夜中に自宅に到着しました。
ぼーっと1日過ごし、徐々に報告をしていきます。

カラパタールへ向けてルクラを出発。
そのルクラの飛行場は驚くことがいっぱいだった。

まず谷間にあるルクラ
その街のど真ん中に滑走路がある。
乗ってきた飛行機はTars Airの13人乗りの小型機

風に揺られながら谷間を上り勾配の短い滑走路に着陸する。
1機到着すると、次の飛行機がすぐに滑走路に向かってくる。
それが4機続くのだった。



出発は下向きの滑走路を谷に向かい全速力で滑空していく。
何機もの離着陸を見ていると慣れてくる。
谷間にゴー音が響き続けエベレストの出発点の活気を感じた

石畳のルクラの街中はにぎやかだ。
土産物屋、ロッジ、それにスポーツ店が多い。
ノースフェイスのロゴが入った商品が目につく。
ありとあらゆる登山用品が山のように軒先に並ぶ。
何も持ってこなくても準備ができそうだった。




サガルマータの国立公園へのチェックポイントを過ぎると
本格的な登山道となる。
砂埃がひどい!

途中で出会った日本人が21日間快晴だったと教えてくれた。
これからも乾季の時期で雨はないとのこと
青空が広がり、空気は乾燥して、土・砂
それに、動物のフンまで乾燥して人・動物が行きかう度に舞い上がる。



動物はゾッキョという水牛が荷運びのため行きかう。
ゾッキョは角がぐねっと曲り天を突きさすように鋭い。
すれ違う時には要注意とのことだ。
しかし、何度もすれ違ったりぬかされたりしたが危険を感じることはなかった。
かえってかわいい目が愛らしくも感じられた



その他ヤクという毛の長い牛、ロバ、馬が重そうな荷を背にして闊歩していく。
それらの力持ちの動物は道にお構いなしに垂れ流しをしているのだった。
この垂れ流しの物が様々なところで活躍していることは
後に大変お世話になりありがたいものだったことを体験する。

抜けるような青空に山が現われる。
ヌンブル




ドゥー・コシ(白い川)沿いに登り、
時々縦揺れのすごいつり橋を渡りエベレスト街道を先に進みました





本日の宿はウォター・フォール・ロッジ
宿の横には滝が流れ落ち一晩中その水音が響いていた。

日本の山小屋とは違い
個室が準備されている。
他人とシェヤすることはよほどのことがない限りないとのことだった。
プライバシーは守られ、気軽に休むことはできた。
トイレは共同で、洋式トイレが設置されていた。

この地方の山間ではジャガイモが美味しく
今日の夕飯はジャガイモの上にチーズをのせた料理をいただいた。
ほくほくの芋にチーズが合い、食は進んだ。
明日への活力が涌いた気がした。



明日は、このウォター・フォール・ロッジからナムチェまでを報告する予定です。
でも明日は南谷真鈴さんの講演会「私が山から学んだこと」を聞きに行く予定もあり
さて、なかなか進まない報告になるかもしれない。

ふるちゃん

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