2021年04月29日

47五竜スキー場 パノラマ・ルート8 10本

2021年(令和3年)4月27日(火)

47五竜スキー場 パノラマ・ルート8 10本




47ゴンドラ内から五竜岳・正面はパーク


ラインCで昇りルート1上部に出るとちょうどラインEのリフトが営業を始めた
タイミングが今日も良かったようで、ラインE一番乗りとなった。
ルート1はまだ快適そうな斜面だったがパスした。

青空が広がり残雪の五竜岳もくっきりと浮き上がる。
八方尾根方面に目をやると白馬三山も頭だけ見られる。
その尾根を辿ると丸山の稜線、雪解けが早いのだろう土部分が見られた。

ルート8には圧雪されたきれいな雪面が美しい。
パノラマにはすでに数本のシュプールが入っている。
だが普段に比べると滑る人の数が少ないと感じた。

パノラマ


ラインEを降り、まだきれいなパノラマ雪面に滑り込む。
パノラマからスピードを付けカービングでルート8へ。
緩斜面も朝一は良く滑り左コースの斜面に勢いよく板を走らせた。

まだ滑られていない圧雪面を狙っての滑りが何本かできた。
パノラマは荒れるのが早いがルート8は9時30分頃までは気持ちよく滑ることができた。
リフト上からは自分のシュプールが確認できるのも楽しい。

10時近くなると雪はさらに重くワックスの効きも悪くなりブレーキがかかり始める。
緩斜面では朝方滑っていたところも前に進みにくい。
10本滑ったところでルート8林道を滑りゴンドラ駅へ。

このルート8林道の滑りやすいこと、もう1本とも思ったがスキーを脱いだ。
ルート1でのベースへ下山は閉鎖されゴンドラ下山した。
これから先ゴールデンウィーク、そして天候も悪そうでゲレンデスキーは本日をもって終了か。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 08:58Comments(0)スキー

2021年04月27日

本高森山 絶景 南アルプス南部

2021年(令和3年)4月26日(月)

本高森山 絶景 南アルプス南部




本高森山1890m山頂 南アルプスの絶景


30年以上前の12月に雪の道を2時間30分ほどかけて登っている。
ということで2度目の本高森山へ
登山口へなかなかたどり着けず、麓で車を迷走させた。
良い山だけに案内板が欲しいと思った。

登山口さえ見つかれば後はすんなり登れるだろうと思った。
ところがなかなかの急登続きで難儀する。
そんな中ミツバツツジが見頃で薄紫色の花が太陽の光を浴び輝いていた。



前高森山との分岐からはまず本高森山方面へと向かった。
目の前には樹間から烏帽子岳から念丈岳への稜線が見える。
もっこりとした本高森山の山頂も徐々に近づいてきた。

最後の急登を登り切ると展望の良い山頂へと出た。
山頂からは南アルプスの南部がほぼ見渡せた。
塩見岳、荒川岳、赤石岳、そして聖岳が目を引く。
南部の上河内岳、茶臼岳、光岳、双耳峰の池口岳が望めた。

荒川岳・赤石岳・聖岳


北側には樹間から念丈岳それに残雪の南駒ヶ岳、仙崖嶺が見られた。
念丈岳までの登山道は上澤新道と言うそうだ。
本高森山までもきれいに刈払がされていたが、念丈岳までの長い道のりも現状は笹も茂ってきているのだろうが登山道維持に尽力された方がおられたことに驚いてしまった。

今回も山道で出会った方は一人もいなかったので、登る人はごく限られているはずだ。
それにもかかわらず奥深い登山道を維持するのは大変なことと察する。
本高森山は前高森山も控え、南アルプスの大展望もあり、高森町のふるさとの山として登り継いでいって欲しいと思った。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 18:32Comments(0)三百名山以外・里山

2021年04月23日

八方尾根スキー場 兎平ファーストトラック!

2021年(令和3年)4月23日(金)

八方尾根スキー場 兎平ファーストトラック!




第一ケルンから白馬三山


久しぶりの八方尾根スキー場。
営業前にくねくねと50m程の列ができていた。
白馬在住の方と並びが一緒になりいくつか情報を得た。
名木山ゴンドラはまたしても夢となったとのこと。
唐松への稜線から南斜面への滑り込みは雪質の変化が大きく要注意とのこと等々。

兎平ゲレンデ(下山時)


ゴンドラを下りるとちょうど兎平のリフトが動き始める
先行の方たちはパノラマへ、あるいは準備のためかレストランに行っていたのか。
運が良かったようで2番目に兎平のリフトに乗車することができた。

一番乗りの3人の方はリフトを降りてのんびりしていたので、
何と兎平ファーストトラック!となった。
兎平では初めてのことだ。
真っ先に圧雪のきれいな面を一気に滑る。
先頭を切るというのは気持ちが良い。
柔らかな雪だが、良く滑る雪でスピードに乗り、風を切り滑りきった。

スカイライン 頸城・高妻山・戸隠


2本目もと思ったが、スカイラインリフトが動いていたので黒菱からスカイラインへ滑り込む。
ここも二本のシュプールが入っているだけでほぼ真っ新な面を楽しむことができた。
ロングコースで変化もあるのでスカイライン中心に滑ることにした。
4本目ぐらいになると雪面が荒れ、板が振られ力の入ってしまう滑りになった。

最上部リーゼングラートを1本は滑り写真も撮ろうと昇る。
白馬三山始め絶景を楽しむことができた。
唐松への登りを見るとかなりのハイマツが見られスキーハイクは厳しそうに見えたが?

リーゼングラート 鹿島槍・五竜岳


最後の滑りと思いリーゼングラートから兎平そしてパノラマへ
パノラマは大勢の方が滑っているかと思いきや貸し切り。
雪は重く荒れてはいるものの1本滑ると気持ちよくスキー操作ができたのだ。

パノラマを3本貸しきり


スキー操作はやはり膝の使い方か。
膝でリードして山側の板でコントロール(角付け)すると良い感じになる。
肩のリラックスと上体がスキーに遅れないようにと意識して滑る。
結局貸し切りのパノラマで上手くなったような気になり3本滑りゴンドラで下山した。


ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 16:59Comments(0)スキー

2021年04月22日

47五竜スキー場 ぽかぽか陽気の春スキー

2021年(令和3年)4月22日(木)

47五竜スキー場 ぽかぽか陽気の春スキー



残雪の五竜岳


ラインEで昇っていると、ラインCが運行を始めたとのアナウンスが入った。
ルート1を1本滑ってルート8へと思っていたが、ちょうどアナウンスが入ったことでラインCへ向かった。
目の前には残雪の五竜岳が大きく聳える。

ラインCでを降りると五竜パノラマからルート8へ滑り込む。
数本しか滑った後のないきれいな雪面が気持ちいい。
かなり思いべた雪だが、まだ雪面が冷えているので良く滑る。
ラインCで数本パノラマからルート8を快適に滑る。

グランプリ 雨飾山・頸城・高妻山など


五竜グランプリへとも思い移動する。
重く荒れて滑りにくいだろうとの思いもあり1本だけのつもりで滑り込んだ。
ところが以外と荒れ方が進んでいなく3本スピードにも乗り滑ることができた。

最後はルート8の林間へ行く。
林道の上部は快適な滑りができた。
カーブを曲がりきるとブレーキのかかる雪も。
最後の直線はスピードにも乗り滑り降りることができた。
しかしゴンドラ降り場の雪は全く滑らず苦しかった。

ルート1下部 板を痛めたくない人はゴンドラ下山


最後ルート1で下山。
ルート1上部は下山の1本だけ、もこもこの思い雪にターンを少なめにスピードを付け滑りきった。
下部はやっと下山できる幅が確保されているのみ。
場所によって石を踏み2回ガリッとした。
大きなキズにはならなかったが、6年ほど使ってきたKEOSだけに痛みには強い。

ベースまで明日は滑り下れるのだろうか。
このぽかぽか陽気の中、ベースまで滑れる47スキー場の雪管理はすごいと思わざるを得ない。
五竜はすでにゴンドラ下山になっていた。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 17:11Comments(0)スキー

2021年04月20日

相模大山 こま参道より時計回り

2021年(令和3年)4月19日(月)

相模大山 こま参道より時計回り 275座/301座




大山1252m山頂


雨降山、阿夫利山とも呼ばれ、落語「大山詣」で知られ古くからの信仰の山、大山へ表参道で登ってきた。
前日、宿坊の「旅館あさだ」へ宿泊しそこからの出発となった。
こま参道と呼ばれ近くには独楽作りの工房もある。

まずは茶湯寺へ寄り、参道を大山ケーブル駅横を通り男坂・女坂の分岐に出た。
女坂を「弘法大師の七不思議」の話を読みながらのんびりと歩く。
のんびりとはいうもののかなりの急登と石段の定期的な歩みに苦しむ。

大山寺への急な階段を登り切り本堂前に出る。
紅葉の時期には見事だろうと思われる紅葉が新緑の葉を付けていた。
不動明王を祀る本堂は立派で、厄払いのかわらけ投げが300円で行える。

阿夫利神社


本堂の右手、ケーブルのトンネル上を通り阿夫利神社へ。
まだ新しいのか白い石階段を登り本殿へと出た。
振り返ると視界が広がり薄らだが海が広がっていた。
相模湾に江ノ島、その先に三浦半島、湘南の海岸が見渡せた。

神社の左手を行くと遙拝所があり、いきなりの急階段が登山口となる。
今回の登りで一番のきついところだっただろうか。
一気に登ることはできずに何度か休み休み登ることになった。

阿夫利神社から石段の急登


どこから始まっていたか分からないが十丁目、十一丁目と石柱が立てられていた。
十六丁目には「追分の碑」と呼ばれる江戸時代に立てられた高さ3.5mの石柱が見られた。
立派な杉の木も見られ、「夫婦杉」と呼ばれ祀られていた。
下山時にも「絆の木」という大木が森の象徴のように聳えていた。

二十丁目辺りだっただろうか富士見台という場所が出てきて目の前に富士山が雪をかぶり美しい姿を見せてくれた。
金時山、伊豆方面の愛鷹山辺りの山並みそして海が広がっていた。
さらに丹沢の塔ノ岳、丹沢山の姿も見られた。



この眺めは大山山頂の西側からも展望できた。
そこから回り込むように東側に出ると広い展望台と奥の院の建物、そして大山山頂へと登ることができた。
東側からは東京方面の眺め、新宿の高層ビル群など見られた。
どこまでも関東平野が広がり山並みが見られる信州の眺望とは違う。
山頂の賑わいにも驚きだった。

下山は見晴台方面へ下る。
石柱などもなく単調で急な下りが続く。
危険な崖も続き足を踏み外さないように、落石しないようにと進んだ。

見晴台から大山


一端登り返した先に見晴台の広いベンチが出てきた。
何の見晴台かというと、今登ってきた大山山頂が振り返ると眺められた。
日を受け大きな山容が迫ってくるような良い眺めだ。
急な下山道だったのがよく分かりもする。

急な石段の男坂で下山


あとは二重社・二重滝を見て左側の崖に注意し平らな道を下社へと出た。
男道・女道の分岐を下山は男坂へと下り始める。
急な石段の連続に膝が悲鳴を上げ始めそうになったとき無事下山できた。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 18:32Comments(0)三百名山

2021年04月18日

長峰山・光城山 山頂桜満開

2021年(令和3年)4月16日(金)

長峰山・光城山 山頂桜満開



光城山山頂満開の桜


すでに里の桜は散り始めている。
山頂方面がピンクに染まる桜城山ならぬ光城山へ。
長峰山の桜も満開だろうと出かけた。

長峰山登山口の駐車場が大きく整備されていた。
保育園の遠足だろうか出発するところを横切り登り始める。



色の濃い大きな花を付ける桜が満開。
桜以外にも登山道は咲き誇る花が迎えてくれた。
山吹の黄色、ミツバツツジの赤紫、そして道ばたにはスミレの薄紫色。

山頂には遠足登山の子供たちが賑やかに飛び回っていた。
山頂を満喫している姿にこちらまで元気が出てきた。
予想通り桜満開の長峰山から北アルプスには雲がかかるが、
先日登った四賀の虚空蔵山そして大洞山が確認できたのが嬉しかった。

長峰山山頂


松枯れで登山道の木も多くが伐採されている。
蝶の小径に辺りもすっかりと周りの木々が切られ展望が良くなっていた。
登山道も明るくなりますます快適な散策の道になりそうだ。

光城山へ
山頂の桜は正に満開。
天気は曇りで青空に映える桜とまでは行かないが桜城山と呼んでも良いような景観だ。
桜の大トンネルをくぐりながらの下山開始となった。



すでに中腹は散り始め、麓は葉桜状態になってきている。
そのためか登ってくる人が思った以上に少なく下ることができた。
光城山、そして長峰山も満開の山頂が印象的だった。


ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 05:26Comments(0)三百名山以外・里山

2021年04月16日

白馬乗鞍岳 雷鳥・絶景・急斜面滑走

2021年(令和3年)4月15日(木)

白馬乗鞍岳 雷鳥・絶景・急斜面滑走




天狗原から白馬乗鞍の斜面


平日、自然園までのゴンドラ本日運休(16日から営業)、アルペンルートが開通した日ということで、快晴にもかかわらず貸し切りの白馬乗鞍となった。
前回はゴンドラ待ちに始まり、蟻の行列の状態だったのが考えられない。

天狗原までの登りは硬めのザラメ雪でシールが良く効きほぼ直線的に登ることができた。
他に登高する方もほぼ同ペースでそれぞれルートで登りスキー跡を残して行く。
私のみ天狗原で休憩をと考え白馬乗鞍岳方面へ他の方は向かわれた。

天狗原から白馬三山・後立山


他に登っていた二人組と単独二人も急斜面手前で大休止を取り誰が先頭切って登り始めるか見守るような状態だった。
二人組の方が動き始め私も後を追うような形で急斜面に取りかかった。

前回の3月7日はアイスバーンで大勢の方が四苦八苦していた。
今日は日射しもあったために表面にシャリシャリのクラストはあるが柔らかな雪面にエッジも効き苦労はしたものの転倒したり、板を滑らしたりすことはなく登り切ることができた。

雨飾山・焼山・火打山妙高山


登り切ると後立山、鹿島槍から白馬への残雪美。
雨飾山から頸城の焼山・火打・妙高そして高妻山が大きく見渡せる。
目の前には小蓮華岳から白馬三山が迫っていた。


ハイマツに白い毛の雷鳥


三角点のあるケルンまではハイマツで近づけず最高地点付近で休憩。
その付近で先行していた人がハイマツに雷鳥がいると教えてくれた。
快晴の下で、まだ白い毛の雷鳥に出会えるのは滅多にないことだ。
登ってきたご褒美をいただけたようだ。

昼食後滑走開始。
緩斜面で雪の状態を見るとシャリシャリでエッジも効き快適。
登ってきた斜面とは別の自然園側の急斜面へ滑り込む。
スピードは出せないが滑った後の雪がシャリシャリと音を立て追うように落下してくる感じが良い。
あっという間の急斜面だった。

栂池ヒュッテへの急斜面


そこから栂池ヒュッテ側へ下るが滑り始めの急斜面に亀裂が入っている。
それを避けるように雪の付く谷の急斜面に滑り込んだ。
かなりの急斜面で緊張するが気持ちよく雪に乗り滑り降りた。
自然園から滑ってきた斜面を見ると満足感と安堵感で満たされた。

正面の急斜面を滑り栂池ヒュッテへ


ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 18:19Comments(0)山スキー

2021年04月14日

47スキー場 ルート2が圧雪されて

2021年(令和3年)4月12日(月)

47スキー場 ルート2が圧雪され



ルート8上部から五竜岳


ゴンドラ乗り場にはゲレンデ状況の掲示板がある。
ルート1は圧雪、ブッシュに注意とある。
そして平日はほぼ未圧雪コブとあるルート2が圧雪、good conditionとある。
これはルート2が良いぞと思い上部へ。

ラインCリフト上からルート1の状況を見ると圧雪され全く問題なさそう。
ルート2の急斜面よりは、まずは慣らしでルート1を滑ろうと入る。
柔らかな雪だが荒れていない面の快適さ!
ブッシュ、土も見えず雪面に問題なくスピードも出し気持ちよく滑ることができた。
3本目まで圧雪面も残り春スキーの快適さ。

4本目からはルート2ヘ
急斜面には滑り込みの数が少ないのかまだ圧雪されたままの斜面が残されたいた。
それに滑っている人も少なく思いのままに滑ることができた。
左にカーブ、右にカーブとクランク上の急斜面が面白い。
圧雪されているからスピードにも乗れてゲレンデのカーブを楽しめる。

ルート2からはそのまま橋を渡りリフト乗り場までの緩斜面へ。
または橋を渡らずに右ターンで緩斜面を行くのもいい。
単調なルート1の滑りに比べると斜面の変化、ターンがあり面白い。

最初は滑り込む人もいなく7本連続でルート2を滑る。
斜面の荒れ方もルート1に比べると変化が少なく滑り続けることができた。
ルート2 good condition は間違いなかった。

最後は1度ルート8上部へ行き、今一度ルート1で下山した。
すでに重く荒れた斜面は板がとられるぐらいになり苦しい滑りになった。
まだまだ47ベースまで滑り降りられ太腿に痛みを感じ終わりにした。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 18:00Comments(0)スキー

2021年04月12日

大洞山・虚空蔵山(会田富士)風越峠より藪尾根を

2021年(令和3年)4月9日(金)

大洞山・虚空蔵山(会田富士)風越峠より藪尾根を




虚空蔵山1139m山頂 北アルプス展望


2010年に岩井堂から虚空蔵山に登って以来になる。
会田富士として旧四賀村のシンボル的な山。
長野道を通ると標高は低いが美しい富士型の山容をいつも目にする。

今回は筑北の大洞山へも登りたく尾根伝いを歩いてみた。
四阿屋山から見ると反射板があり気になっていた。
大沢山へも登り、筑北で残るは大洞山となっていたのもある。

会田宿の道から筑北に抜ける風越トンネルから登り始めた。
尾根に出ることを考えていたので駐車場から大洞山方面へ林道があったので歩き始める。
その林道から登り易そうな藪の沢を尾根へ登り上げた。
本来は駐車場から見えた旧道だろうガードレール方面から鉄塔への階段道を登るのが正解ではあった。
それでも風越峠付近の尾根に難なく登ることができた。

ここからが大洞山への尾根歩きになる。
薄い踏跡と最初ピンクテープ、途中からイエローテープが案内してくれた。
とは言うものの藪尾根には違いなく尾根を外さないように、そしてナビでの確認もしながらの歩きとなった。

大洞山方面の尾根より虚空蔵山


尾根の樹間からは次に登る虚空蔵山が一目で分かる山容を見せてくれた。
さらに行く先にはいくつかのピークが見られた。
大洞山方面に違いはないがどれが大洞山かは判断できなかった。

その見えていたピークは大洞山ではなく、
地理院の地図で確認できる1032m、1195m、1280m地点の他にもう2地点の尾根山だった。
起伏の大きい尾根伝いで最後の大洞山への斜面が一番急ではあったが、登ったり下ったりがきつかった。
トラバースも下山時には獣道を利用したが迷いそうな尾根もあり気をつけた。

尾根上の祠


ほぼ中間点辺りには祠が安置されていた。
なぜかほっとして安全登山を祈念した。
藪ばかりでもなく快適な尾根もあり気持ちよく歩けるのが嬉しくなることも。

最後の急登を山頂へ
樹間からは北アルプス、そして四阿屋山・大沢山が見られた。
さらに謎だった反射板は「中部電力多重無線大洞山反射板」ということだ。
1枚と思っていたが2枚の大きな反射板が南北に向け山頂付近に立っていた。

下山は同じ道を風越峠へと戻った。
峠からは聖山が美しい姿を見せていた。
虚空蔵山は簡単だろうと思い尾根を探すがこれが大変だった。
藪が深く全く標示、テープも見当たらずしばらく方向だけ間違えないように歩き続けた。

途中から何だかの境界線だろうか、虚空蔵山に向かい尾根伝いに打たれているオレンジ色の杭に沿って歩いた。
目の前に急斜面が現われ稜線に向かい登ると明確な登山道へと出た。
林道虚空蔵線からの登山道だ。

虚空蔵山稜線から大洞山(中央奥)


細い稜線へ登り上げ、左手に険しい崖を見ながら稜線を進む。
途中にある虚空蔵山1139m最高地点を通過した。
虚空蔵山城の石柱の立つ大展望台へと出た。

冷たい風が吹く中で遅い昼食ラーメンと展望を楽しんだ。
常念岳始め蝶ヶ岳から餓鬼岳への北アルプスの残雪の眺め。
それに聖山の大きな山容が北側に望めた。
最初に登ったときには展望がさほどなく暗いイメージが強かったが、刈り払われた城跡からの展望は最高になっていた。

虚空蔵山城跡から聖山


下山は林道虚空蔵線方面への下山も考えたが、予定通り藪の中登ってきた記憶などを頼りに風越峠へと下山した。
大洞山は小さなピークの起伏に悩まされたが等はした満足感は大きかった。
そして虚空蔵山は思っていた以上の藪に悩まされたが、山頂からの眺望の素晴らしさを知ることができた。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 21:21Comments(0)三百名山以外・里山

2021年04月10日

鍬ノ峰 360度の絶景・残雪の北アルプス

2021年(令和3年)4月8日(木)

鍬ノ峰 360度の絶景・残雪の北アルプス




鍬ノ峰・北アルプス


安曇野からはスイセンと一緒に鍬ノ峰・北アルプスを撮影した。
桜は満開。開花が早すぎる。
昨年の同時期には雪のあった鍬ノ峰の登山道もすでに溶けているだろうと出かけた。
登山道に1カ所、そして山頂一部に見られただけだった。

登るにつれ
眼下には大町・安曇野の街並みが見られる。
里山に隠れていた残雪の北アルプスが姿を現してきた。



七倉ダムの緑色の湖が山頂から見られ、
その背景に北アルプス奥深い山々が広がる。
三ッ岳辺りから烏帽子岳、南沢、不動、七倉そして針木岳の先鋒、大きな山容蓮華岳が壁のように連なる。



さらに爺ヶ岳から白馬三山への後立山も雲がかかりうっすらと望めた。
雨飾山から金山その背後には頸城の焼山、火打山。
列ぶように高妻山、戸隠、黒姫山さらに飯縄山が眺められた。
さらに菅平四阿山と浅間山の霞むが大きな姿が。

360度の大展望が楽しめた。
北アルプスの残雪は美しく雪と岩のコントラストが強くなってきている。
爺ヶ岳の種蒔きじいさんの雪形が早くもしっかりと見られた。
例年よりも早すぎる雪解けが鍬ノ峰からもしっかり見届けられた。

爺ヶ岳の種蒔きじいさん


我が家のシャクナゲはすでに咲き終わっているが、
鍬ノ峰のシャクナゲのつぼみも膨らみ始めていた。
5月初旬の見頃も早くなるのではないかと思われた。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 05:46Comments(0)三百名山以外・里山