2016年07月18日

北海道へ 目指すは幌尻!

2016(平成28年) 7月18日(月)

北海道・日本百名山5座目指して出発

殊に目指すは 幌尻岳
時間のかかる山だ。
今回の北海道の山旅で是が非でも登りたい山。
この山さえ登ることができれば目標達成といってもいい。

今日の午後穂高を出て新潟へ
新潟港出港 23:15 
苫小牧東港 翌日17:20

そのまま幌尻岳の登山口
チロロ川 二岐沢ゲート前へ
車中泊して

7月20日 幌尻岳を目指す。
できれば日帰りでと考えている。
ただ8時間かけ山頂に着かなかった場合には引き返す予定。

さてどうなるか。
山の深さ、自分の体調、天候、それに・・。
心配ばかりが頭をよぎるが・・・
何とか登りたいものだ。

その他

トムラウシ山
十勝岳
阿寒岳
斜里岳


日本百名山5座を目指している。

幌尻岳にかかっている。

5座登ることができれば大成功。
北海道にある日本百名山完登となる。

返ってきて詳しくは記録を残したいと思っている。
ドキドキワクワクの出発だ。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 14:35Comments(0)こんなことが!

2016年07月12日

仙ノ倉山へ ニッコウキスゲ乱舞! 

2016(平成28年)7月11日(月)

仙ノ倉山へ 平標駐車場より 

「仙ノ倉 白い景色に 花の道」




ニッコウキスゲ



仙ノ倉山 山の家へ下山途中



天気予報による梅雨の晴れ間を信じ
谷川山系最高峰仙ノ倉山を目指した。

出発する時点では晴れ間もあった。
松手山付近からも平標山の波打つような雄大な尾根
そして山頂方面も臨むことができていた。



ところが平標山の尾根を高めていくにつれ
辺りが雲に覆われ始めた
全くの白の世界で遠くの景色、
平標山の方向は見えなくなってしまった。
平標山山頂も白の世界になってしまった。



足元を見ると多くの花々が迎えてくれていた
つい足を止め写真に収める。






名前のわかる花もあるがなかなか覚えられない。
調べても、すぐに忘れてしまう状態もある。
それでも可憐に咲く山の花は美しい
そしてかわいらしいものが多い。

そんな中で「かわいらしいというよりは華やか」
ニッコウキスゲが乱舞していた。



山中ではよく見かける花ではあるが、
雲がかかり白い世界でより華やかさを増す。
鮮やかな黄色が白と緑の世界に浮き立つのだ。



仙ノ倉山山頂付近に咲き誇っていた。
ちょうど見ごろでもあり
花びらが凛としてより黄色を誇示しているように見えた。

仙ノ倉山のてっぺんでは標識しか見ることができなかったが、
「山の案内板」があり山頂からの風景を想像してみた。
360度素晴らしい展望!



富士も見え
上州を代表する尾瀬の至仏・燧ケ岳
榛名山・赤城山も美しい姿を見せることだろう。
浅間山、苗場山、白根山など信州上州境の山々も見渡せるのだろう。

麓は30度を超える猛暑の中
山頂付近は雲がかかりひんやりとし
足元の花々から幸せをたくさんもらうことができた。

p.s.
今回の山行では松手山、平標山そして仙ノ倉山と
3つのピークを登ったことになる。
ピークハントからすると
仙ノ倉山で三百名山183座目になった。
「登ってきた山」はトータル814座目となる。

松手山のような尾根のような山頂も
ひとつのピークと考えているので曖昧なところもあるが
それにしても良く登り
これからも「山ばか」になり登り続けていきたいと思っている。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 17:12Comments(0)三百名山

2016年07月08日

御嶽山へ 二の池解禁 摩利支天山・継子岳

2016(平成28年)7月7日(木)

御嶽山へ(二の池・摩利支天山・継子岳)

「雲上がり 池の色にも 御嶽かな」




二の池の様子



この6月に二の池まで行くことが解禁となり
一昨年の噴火によりお亡くなりになられた方々の慰霊
それに噴火後の「二の池」の様子を確認に出かけた。
さらにいつもは見るだけだった摩利支天山
最北の継子岳も登ることとした。

噴火の際
八ヶ岳赤岳山頂に居て
真黒な噴煙を目撃した。
その時は集中豪雨の雲だと思っていたのだが。

慰霊の登山をしようとしてはいたが
なかなか機会がなく
今回の二の池までの解禁の報を聞き訪れてみた。

女人堂・石室山荘には献花台があり
二の池山荘の前で心ばかりのお祈りをしてきた。

六合目駐車場一番乗り
登りでは誰にも会うことがなかった。
女人堂の方、石室山荘の方それに二の池で作業中の方を見かけただけだった。

二の池に着いて
まず思ったのは池がない
一瞬灰色の世界で水面が見えなかった。



そして曇っていたこともあり灰色の世界だった。
灰の登山道を小屋の方面に進むと標識が
灰に埋まっているではないか



灰の深さを実感することができた。
そのために本来の二の池の半分以上が灰に埋まってしまっていた。

小屋の前に行くとブルーかかった池が見て取れた
すごい!
あの深いコバルトグリーンではないがコバルトブルーに近い
きれいな色が見られたのだ。



全く灰の中で埋まってしまっているのかと思いきや
復活の姿をしっかりと見せてくれていたのだ。

行きは雲の中で回りの様子もあまりわからなかったものの
帰りに再び池に寄ると
待ってましたと言わんばかりに二の池の背後には剣ヶ峰も見え
淡いコバルトブルーの池が輝くように息をしていた



自然は今までも自然のまま自然を作り出し自然であり続ける。
そして二の池は自然に元の姿に戻ろうとしているように思われた。
火山灰に覆われているだけのようなので
雨、風などにより姿を以前のように変えていく予感がした。
時間がかかるだろうが二の池がどうなっていくか見ていきたい。

摩利支天山



剣ヶ峰から見ていた時は、さほどの山でなく
ちょっとした丘だろうと思い込んでいた。
とんでもなく長く、思っていた以上に時間もかかり険し山であった。
雲がかかり遠くの景色が分からないまま進んだのだが
足元には可憐な花が多く咲き
黄色、紫、白、赤とお花畑を形成しているところもあり






雲の中楽しく歩むことができた。

継子岳



五の池から四の池の縁を最初は平坦な道を歩む。
岩場が急に現れる。
それも面白いように岩石が立ったようになり
一見小さな子供が立ち尽くすような様に見えるのだった。



そして最後は小石交じりの砂地の山頂に着く。
山頂付近はなんとコマクサが咲き乱れていた。
ひとつに気づくと小さなコマクサが雨つゆを葉に抱え
たくさん咲き誇っているではないか。



小さいものが多かったがコマクサが見られるとは思わなかったので
嬉しくなってしまった。

三の池



今回の景色のハイライトになった。
五の池から摩利支天山の稜線へ登る際
上空の雲が上がり眼下に深いブルーの三の池が雲上に浮かんだ
雪渓も残り、緑の草木とも映え
そして黒い溶岩の淵とも慣れ親しんだように目に飛び込んできた。
するとその先の継子岳も顔を出し
今日の最高の演出が繰り広げられたのだった。



慰霊
そして二の池の今の様子
そして摩利支天山と継子岳
欲張った山行ではあったが充実していた。

ふるちゃん   


Posted by ふるちゃん at 22:24Comments(0)三百名山

2016年07月06日

飯縄山へ「信州ふるさと120山」小川村

2016(平成28年)7月6日(水)

飯縄山へ 虫倉山 大洞コース(信州ふるさと120山)

「虫倉の 大道歩く 飯縄山」




飯縄山山頂



ぐずついた天気ではありましたが
「信州ふるさと120山」にある
小川村ふるさとの山 飯縄山を目指した。
飯縄山というと長野市の飯縄山がすぐに思いつくのだが、
長野市のお隣小川村にも飯縄山がありました。

山頂には農業の神様を祭る稲丘神社があり
まさに小川村の大切なお山なのです。
小川村ではとても大切にしている神社のようで
年2回稲丘神社へ神楽を上げ祀っているとのことだった。

山頂は稲丘神社を中心に広いが、



残念ながら木々に覆われ眺望はなく
静かに草におおわれている状態だった。

稲丘神社の神様は、
梅雨時期の今、農業の神だけあって
農業の手助けに手いっぱいなのだろう。
このぐずついた天気も農業にとっては
ありがたい恵みであって
草も生い茂るように
農作物もぐんぐんと成長しているのだろう。
時期が来ると草も刈られ
稲丘神社に神楽がにぎやかく祀られるのだろう。

帰りに高山寺 三重塔を見てきた。



色のないくすんだ三重塔が山の中に突然現れるのには驚く。
鎌倉時代創建のものと書かれてあった。
この山の中に築かれ、今まで大切に維持されて来ていることに
小川村 地域の方の団結の強さのようなものを感じられた。

蒸し暑い今日
飯縄山の稲丘神社
そして高山寺 三重塔 
小川村の文化に出合うことができ
ちょっとさわやかな気分になりました。


ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 20:57Comments(0)三百名山以外・里山

2016年07月04日

富士山へ ご来光!影富士!

続 富士山へ

影富士に感動!




快晴 無風に近い穏やかな富士山頂!
人も少なくのんびり過ごす。
最高の山開き 富士山頂でした。


6月30日(木)
富士山に登るのは初めて。
日本一の山に登るのだから、まずは富士浅間神社に富士登山の無事登頂を祈願した。
神社境内の広さ、樹々の大きさ、そして本殿の立派さに富士の威厳をすでに感じた。
それに明日の富士山開きの準備も行われ、活気ある富士山麓を見て取ることができた。



浅間神社から歩くことも考えたが、さすがに車も通ることから
その道を数㎞車で行き、馬返しへと到着した。
天気は雨が上がり霞んでいた。雨の中を歩くことも覚悟していたので安堵しての登りはじめとなった。

富士の守り神、猿の像の立つ禊(みそぎ)所を通り登山道へ。



広い登山道は良く整備され、徐々に高度を上げていった。
一合目 鈴原天照大神 が祀られているのか建物が在る。
二合目 「立ち入り禁止」のテープが張られた朽ちた神社。
三合目 見晴茶屋 弁財天 山小屋が二件あったが三軒茶屋と呼ぶ。
四合目 大黒屋 大黒天像が置かれていた小屋跡。
五合目 中宮 木山と焼山の境 四件の小屋が建ち入山料徴収していた。     
佐藤小屋 この日は外国人8名が宿泊とのこと
    「富士山」ナンバーのパトカーが止まっていた。



    六角堂 立正公安の像 この辺りで薄日が差す。
    富士山肌にかかっていた雲が取れる。


    
六合目 富士スバルラインからの道との合流地点 
    1000円の協力金を集めている所。まだ開設されていなかった。
    緑が少なくなり火山岩のガラガラした登山道になる。



七合目 花小屋が最初で8件ほどの小屋が立ち並ぶ
    さすが小屋が多い。安全安心を感じた。
    トイレも200円のチップを支払えばいいので全く心配ない。
    ただ登山者が多くなると渋滞もあるというのでどうか?



八合目 太子館 宿泊



    先着15名には手拭いがプレゼントされるということでいただく。
    寝袋が並ぶ。かなり空いていたが4つ並ぶ寝袋に3人で寝た。
    隣はアジア系の5人組、さらに隣は西洋系の2人組。
    食事はカレー 少ないルーにびっくり!
    ご飯のお代わりがあるものの、                     
    お櫃に一人分半膳ぐらいがあったのみだった。
    魚の切れ身、ウィナー1本、ゼリー、富士山饅頭(美味しい)
    最初少ないと思った食事量が、意外と体調を良くしてくれた。
    朝食は、夕飯時に配布された。
    五目御飯の暖められたレトルト。パン1個。そして水。
    夜は興奮してか全く眠られず過ごす。
    隣の外国人の集団は1時に起床出発していった。
7月1日(金)
    我々は2時起床。
    2時20分ごろ太子館を出発
した。外は真っ暗、
    しかし天空には星と三日月が見られた。
    いくつかの小屋を通り過ぎ火山岩の岩場を慎重に登る。
九合目 久須志神社 東の空が明るくなってくる。
    
もう少しで吉田口の山頂に着く手前で「ご来光」を待つことにする。
他に登っている人も歩みを止めそれぞれの場所でご来光を待つ体勢をとる。
オレンジ色に雲の色が変わる。空はコバルトブルーに変色する。
ご来光だ!



雲海の中から太陽が顔を出し始める。
思っていたところより下の方から光が差しどんどんと大きくなる太陽。
太陽の真ん中に細い水平の雲がかかり土星のような太陽の全体が現われた。



空にオレンジ色が広がり、自然のキャンパスが様々に変化し一時のご来光を楽しませてくれた。
そしてどこからか万歳の声が響いてきた。

吉田口の山頂に到着



ここから左回りに「お鉢巡り」をした。
まだ営業していない小屋の立ち並ぶところを過ぎると
目の前に日を受けて最高地点、剣ヶ峰を見ることができた。



お鉢の一部も見え始めた。
さらに進むと雷岩の付近だったのだろう、富士西側の雲海に
影富士がくっきりと見ることができたのだ。
感激だった。
広く白い雲にくっきりと黒い富士が映っている。
自分の影も映し出し、影富士と写真撮影もできた。



最後目指す剣ヶ峰。
日本最高点!




やはり他の山の頂に立つのとは気持ちが違っていた。
いま日本で一番高いところに居ると考えただけで嬉しい気持ちになった。
登って来た苦労が報われたような気分にもなった。

剣ヶ峰




ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 22:31Comments(0)三百名山

2016年07月02日

富士山へ 山開き!最高の一日!

2016(平成28年)6月30日(木)~7月1日(金)

富士山へ

「山開き 富士の山頂 日本晴れ」



富士山のご来光



影富士山



富士 剣ヶ峰 日本最高地点




詳細については明日報告
とりあえずここまで

快晴 無風に近い穏やかな富士山頂
人も少なくのんびり過ごす
こんな富士山頂は珍しい
と何度も登っている方が興奮して話してくれました。

ちょうど山開きの日にも当たり
最高の富士登山 富士山頂でした。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 22:31Comments(0)三百名山