2023年04月24日

鳴門山 渦の道

2023年(令和5年)4月17日(月)

鳴門山 渦の道




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鳴門山99m山頂から大鳴門橋


大鳴門橋を展望する鳴門山。
様々な高度から眺められる大鳴門橋が絶景だ。
もちろん海の景色も最高!

岬の山だけに標高はないが海風が快適だった。
山頂には舗装された道をゆっくり登りながら景色が楽しめた。
展望台が最高地点にあり、鳴門の海が眺められた。
鷲が風に乗りながら飛ぶ姿が印象的でもあった。

山頂からほぼ海抜0メートル地点の千畳敷展望台へ。
下から眺める大鳴門橋が良い。

渦の道を進む


「渦の道」方面へどんな道なのだろうかと行ってみる。
大鳴門橋の中に入る。
橋の通路を歩き鳴門峡の渦潮が見学できるのだった。
頭上を車が走るので地震のように揺れる。
さらに足下は海の上ということで高度感たっぷり。

海上45mから小さな鳴門峡の渦


海上45mからは渦潮が真上から見学できる。
大きな渦潮は時間が合わず見ることはできなかったが小さな渦が見られ、その渦が大きくなるのが分かるような気がした。
「渦の道」という、大鳴門橋を歩くという貴重な体験だった。
追記、この「渦の道」実は新幹線が通るはずの空間だったとのことだ。


ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 18:00Comments(0)散策

2016年05月05日

塩の道へ

2016(平成28年)5月2日(月)

塩の道へ 簗場から信濃森上まで

「薫風に カタクリ雪形 塩の道」




カタクリ



最初に塩の道を歩いたのが30年ほど前
小谷から栂池高原までを家族で歩いた。

その後五竜岳の下山
神城から簗場駅まで歩いた。

今回はその簗場から白馬方面に向かい
雪形、色とりどりの花々を眺めながら歩けた。

初夏のさわやかな風の吹く一日。
朝の簗場駅をスタートした。
中綱湖の湖畔にたたずみ
湖面を眺め
一瞬別世界に引き込まれるような感覚になった。



青木湖のキャンプ場を過ぎると
観音像が三十三体に見守られながらの歩みとなった。
その中に頬に手を当て思索にふける観音像が印象的だった。



その周りには白い絨毯のごとく
ニリンソウの群落が一面を埋めていた。



佐野坂の杉林は趣があり
昔の旅人が一息入れたのではないかと思われる
涼しい木陰が続いた。

塩の道から外れ
親海湿原・姫川源流へと足を延ばした。
よく国道147号線で通っていたのだが
何時でも行けるというものがあって今日まで訪れていなかった。

親海湿原そして姫川源流は緑が濃く
静かな自然が広がっていた。
ことに姫川源流の湧き出し口の
緑の美しさには感動だった。



国道から近い場所にこれほど豊かな自然が残るのも
白馬の奥深さがあるのかなと思えた。

塩の道からやはり離れるが
南神城の山麓の貞麟寺には見どころがたくさんあった。
まずはカタクリの群落!



すでに終わりの時期ではあったが
たくさんのカタクリを見られることができた。
それに大きな枝垂桜の木にも驚いた。
すでに花は散っていたが是非今度チャンスがあれば
その花の咲く雄姿を眺めてみたいものだ。

白馬の麓からの楽しみに雪形がある
「代かき馬」
白馬の名前の元にもなっているのだが
その大きな雪形がすでに見えていた。

一番印象的なのは
「鶏」




見方によっては「カモシカ」にも見える。
ともいうが、私は「雷鳥」に見えるのだった。
雪形は見方によって様々な見え方があるので
固執せずにいろいろと楽しめればいいと考えた。
これから様々な雪形が現われるので想像を巡らしてみたい。

白馬三山、五竜岳の眺めなど
塩の道を北に進むにつれ
その姿を変えていくのも楽しかった。
北アルプスから流れ込む川の先に雄大な
雪解けの山並みが光り輝く姿には見とれてしまった。



日本海から松本まで塩など人、物資が行き来した
「塩の道」
自然を満喫しながら1日楽しむことができた。
次はどこを歩こうかと楽しみもできた。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 21:22Comments(0)散策

2016年01月13日

善光寺街道(洗馬宿から松本宿)

2016(平成28年)1月12日(火)

善光寺街道へ(洗馬宿から松本宿)
これで善光寺街道つながる。





「洗馬を立ち 寒さに勝る 松本着」

善光寺街道は正式名北国西脇往還という。

昨年、4回に分け
松本(松本城)から長野(善光寺)まで、
①松本宿から会田宿 4月4日
②会田宿から麻績宿 4月9日  
③麻績宿から稲荷山宿 6月24日
④稲荷山から善光寺 7月4日
と歩いている。

今回は最終章
善光寺街道出発点の洗馬から松本間
約16kmを歩いた。

これで全長約80kmの善光寺街道を完歩した。

<洗馬宿>
善光寺街道出発点
中山道との分岐点 追分がある。
追分の常夜灯


木曽を通り西から
諏訪を通り東から
要衝の宿だったのだろう。
あふたの清水が今でも滾々と湧き出ている。


奈良井川の河岸段丘を松本へと進んでいく。
途中今はブドウ畑が広がる。



<郷原宿>
緑の多い宿場通りだ。
春夏は花も咲き美しい通りで車でもよく通ったことがある。
美しい家並みも続き


各家には屋号が付けられていた。
古井戸もあり趣のある通りだ。


<村井宿>
長野道・高速道路
国道19号
JR篠ノ井線が走りにぎやかなところだ。

ところどころに美しい土蔵
が見られ、
当時の趣が残る。

また名主の屋敷、土・板壁が伸びる大きな屋敷も続く。

<松本宿>
田川、薄(すすき)川、女鳥羽川と松本には大きな川が流れ
道も複雑に入り組んでいる。


松本城に向かい進むと
この善光寺街道沿いに「ヤマレコ」の会社を発見。
松本の街中に入ると野麦街道との分岐点
「塩の道」と関係する「牛つなぎ石」などが見られた。



善光寺街道完歩!
祝杯をあげ!
松本駅前から見える美ヶ原!


夕焼けに染まる北アルプス!


に感動しながら大糸線で家路についた。

次は、木曽路を楽しもうと考えている。
信州は山は最高だが、街道歩きも面白い。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 17:58Comments(0)散策

2015年10月19日

七色カエデ 長福寺の大イチョウ

2015(平成27年)10月19日(月)

大峰高原へ

七色カエデ 


今が見ごろ
午前中に大峰高原を目指す。
池田町から7kmほど山に入っていく。
すでに道の周りは赤や黄色の紅葉で彩られている。
さわやかな気候、青空の元、目の前に七色カエデが現われた。

第一印象
前見た時よりもやせている。
枝が目立つな。

それになんと囲いがされている。
幹の下までいけない。
これは報道でも知らされていたのでわかっていたことだが残念。


ふと、屋久島の縄文杉を思い起こした。
私たちが宮之浦岳に登った時には縄文杉に触れてその歴史を体感することができた。
それが今では、保護のために囲いができている。
まさに、それと一緒か。


色は
七色カエデというだけあって七色以上!
赤、黄、緑、オレンジ、茶、えんじ、黄緑、?
この七色でいいのかは?
色鮮やかなことは、すばらしい!


そして角度を変えてみると色彩が変わってくる。
見る方向によって、七色カエデの迫力もあり楽しめた。


中カエデ
実は、私が好きなのはこの七色カエデの立つ先にある中カエデ。
ぐっと見学者も少なくなり静かな高原樹林帯の中に立つ。
今回も裏切られなかった。


色は、光の指し加減もあるのか濃いえんじ色に最初は見えた。
ところが近づくと、やはり七色に染まり七色カエデ以上に葉をつけ色鮮やか。

それにまだ木の下に入ることができる。
木の下に入ると紅葉の違った見方ができる。


葉を通ってくる太陽の光
葉は輝き色彩を放つ
葉は暖かく燃える



長福寺の大イチョウと紅葉

やはり池田にある大イチョウの黄と紅葉の赤
大イチョウはかなり遠くからも黄色に輝きその見事な紅葉を見せている。
遠く松川からの農免道路からは見たことがあるが
お寺に行き見たのは初めて


七色カエデに勝っている。
一言でその迫力美しさは、絶品と言って良い。
大きい!
黄が光に映えて鮮やか。
正に今日は見ごろだった。
それに、
イチョウと並ぶ紅葉も赤が鮮やかで黄色を引き立てている。
この黄色と赤のコントラスト最高!



さらに本堂から見ると大イチョウの先に常念岳から燕岳にかけての山並みが望めるのだ。
観光客はというと私たち以外2人だけ。
静かに雄大な北アルプスとこの大イチョウ・紅葉のコラボレーションに酔いしれた。


秋の一日
安曇野は絶好の散策日和でした。


ふるちゃん
















  


Posted by ふるちゃん at 16:56Comments(0)散策

2015年07月05日

善光寺街道(稲荷山~善光寺)

 2015(平成27年) 7月4日(土)

今日で延べ4日目

松本城から善光寺がつながりました。

7:20 稲荷山駅を出発

前回の善光寺街道通過地点まで戻り歩き始める

8:40 見六の道標 

指で善光寺方面を示しています。

今回の驚きはなんといっても
9:50 北原延命大仏

これほど立派な阿弥陀様があったとは知りませんでした。
知られざる、大仏さんではないでしょうか?

さらに驚いたのは
10:40 丹波島宿
神社を起点に一直線に伸びる宿場跡

古い家、立派な門さらには魔よけの瓦
古いお家には屋号も取り付けられ
本陣も普通の民家として在る
一見の価値のある街並みです。

丹波島の渡し

石碑のみですが


現在は丹波島橋がかかり車で簡単に通過しています。
昔は、犀川の水量も今より多く、私の船が欠航することも多くあったとのことです。
今の水量を橋の上から眺めていても怖さを感じます。
昔の旅は命がけ!

丹波島橋を超えれば、長野駅を超え善光寺
12:00 善光寺お参り

今日も多くの善男善女が極楽浄土を求めてお参りに
そして観光に来ています。
長野県の誇る、名所・観光地ですね。

約22kmを6時間かけて歩きました。
これで延べ4日松本城と善光寺がつながったわけですが
後は、洗馬宿から松本をつなげたいと思います。
これは、平坦な街中を歩くことが多く、いつになるか?

それに、塩の道もまだ残っているし、
山へ、スキーへもあり
忙しい、楽しい日々が待っています。

ふるちゃん

  


Posted by ふるちゃん at 16:00Comments(0)散策

2015年06月25日

善光寺街道(麻績宿から稲荷山宿)

 2015(平成27) 6月24日(水)

善光寺街道へ

今までに、松本城から麻績宿まで歩いた、その続き
麻績宿から稲荷山宿まで歩く。

聖高原駅に駐車
そこから歩き始める。

筑北中学校横を聖湖に続く
市野川番所後を通り
車道と並行したり、横切り高度を上げていく。

お仙のお茶屋跡


当時茶屋の看板娘だったのでしょう!
芭蕉の碑、そのほか地域の方の俳句の石碑がたくさん並ぶ。

聖湖


廃屋となったホテル



百年、二百年後、茶や跡のようにここには大きなホテルがあったと記念碑がたつのだろうか.。


猿ヶ馬場峠を下り、長野へ向かう。


国道から別れ、林道沿いに街道がある。

馬塚、火打石、念仏石など昔の街道の名残がある


のぞき 
川中島辺りがこの高台から覗く(のぞく)ことができたという。
今は樹木が生い茂りわずかに街並みが見える程度。

JR篠ノ井線 姨捨駅付近踏切を過ぎると

姨捨酒造(和田家)



休憩をさせていただく。
お酒をいただくわけにいかなかったので、杏サイダーを飲む。
杏子の味が口の中に広がり、炭酸と共に疲れをいやしてくれた。
酒造所の方と和田家のお話など30分ぐらいして楽しむ。
杏サイダー 260円 美味しいです
ここを通るときには、お薦めの飲物です。そしてゆっくり休憩もさせていただけます。

桑原宿 竹林の湯がありました。

稲荷山宿



大きな宿場だったと思わせる建物がたくさん見られます。

稲荷山駅 
今日はここまで、
次は、ここから善光寺かな?

朝6時から歩き始め、ゆっくり12時には稲荷山駅に到着
12:40分の松本行に乗り聖高原駅まで行き、自宅に帰る。

今回は約17kmほどの行程
善光寺街道のフィナーレ近いところを歩いた。
聖高原(聖湖、猿ヶ馬場峠)は難所だったに違いない。
この道中で亡くなった島根県出身の弥七さんという方のお墓もあった

昔の人は、良く歩いたものだと感心させられる。
そのために信州・長野県には、充実した宿場と茶屋がたくさんあたのだと思う。
スピード化された現在にそぐわなくなり、宿場・茶屋はなくなってきているが、
現在に作られたものも、かなりのスピードで淘汰されていっているように感じる。

さてこれからの、旅・観光はどうなっていくのだろう。
旅するものにとっては、楽しみです。

ふるちゃん
  


Posted by ふるちゃん at 15:45Comments(1)散策

2015年05月01日

善五郎の滝

2015 5月1日

午後、乗鞍高原の番所に用事ができ、そのついでに善五郎の滝まで歩いてきた。
当初は、三本滝を目指したのだが、ついでに歩ける状況でなかった。

三本滝駐車場までは車が入れました。
そこで目にしたのは営業を終えたスキー場でスキーをする人たちだ。
乗鞍山頂付近まで登り、滑ってきたところだろうが、春スキーのメッカだけある。

だいぶ前に、スキー場から登り、肩の小屋まで行きました。
小屋付近は雪もふりだし、あまりの寒さに即引き返したことを思い出した。
その際、缶ビールを持っていたのだが、その缶ビールを開けた途端ビールがシャーベット状になってしまった。
それ以来乗鞍は寒い、ということで敬遠していたが春の暖かな時には広大な斜面を楽しめそうで、近い内に滑ってみたい。

三本滝駐車場から三本滝までは、道が雪でおおわれ、ちょっと行くには無理。
甘くない、装備を持たずにやってきたので即撤退した。

そこで、標高を下げた善五郎の滝を目指した。
いくつか乗鞍には滝があるのだが、何度か来ても滝をめぐるということはしてなかった。
本当に地元で(私は波田出身)いつでも行けるというものがあり、車で通りすぎるばかりであった。

駐車場からほんの15分ほどで善五郎の滝に到着した。

昔、木こりの善五郎がイワナをこの滝つぼで釣るが、針にかかったイワナに滝壺に引き込まれそうになり命からがら逃げかえったという所から滝の名前が付けられたという。

まずは展望台に向かい、ほぼ正面から眺めた。沈みかけた太陽がまぶしく滝に後光がさすようだった。
思っていた以上に大きな滝で、滝壺から上がる水しぶきは霧となり西日に光っていた。
番所大滝、三本滝など まだまだいい滝はある。 
これからは、乗鞍の散策をして滝めぐりも良いなと思った。

季節を変えると楽しいだろう。

  


Posted by ふるちゃん at 22:20Comments(0)散策