2021年11月30日

源治郎岳・大蔵高丸 山梨百名山・富士山展望

2021年(令和3年)11月28日(日)

源治郎岳・大蔵高丸 山梨百名山・富士山展望




源治郎岳1476m富士山・弐七農園のふじ


源治郎岳
林道沿いに一台の車が止まっていたので登山口は直ぐに分かった。
登り始めると登山道脇に白い石仏が落ち葉に埋もれそうにある。
蛤岩と呼ぶ二枚貝のような岩の横には山の神様が祀られていた。

クヌギ、ナラなどの葉を落とした雑木林を快適に進む。
また枝だけの唐松林に光が差し、笹原が鮮やかな緑を見せていた。
下日川峠方面からの道と合流して展望の良いピークに登ると富士山が目の前に現われた。
このピークから先はかなりの急坂を下る。
落ち葉そして氷り付いた所もあり、滑らないように注意して下った。

白峰三山・鳳凰三山


小さな起伏を越えて周りの木々が伐採された展望の良い山頂へと出る。
山頂と言うよりは切り開かれた尾根のように感じる。
展望は最高に良い。
富士山、、三つ峠山が列ぶ。
白峰三山、荒川・赤石そして聖岳など南アルプスが白い嶺を輝かす。
金峯山、乾徳・黒金山そして甲武信ヶ岳など奥秩父の山々が重なり見える。その先には八ヶ岳の山並みが白く眺められた。
樹林に遮られるが大菩薩嶺も独特な山肌の姿を見せている。

大蔵高丸

1781m山頂から富士山


焼沢沿いの林道が通行止めで大回りをして上日川ダム・大菩薩湖付近から湯の沢峠方面への林道を行くと行き止まりが湯の沢峠駐車場となる。
源治郎岳の登山口からだと大回りにはなるがさほど気にならなかった。

駐車場にはすでに6台の車が止まっていた。
何人か峠から下ってトイレ利用をしようという方がいたが冬期使用禁止で戻られていく人も見られた。
ということで駐車場から峠はあっという間で黒岳・牛奥雁が腹摺山との分岐を反対方面の大蔵高丸へと向かった。

お花畑と呼ばれる地点からは黒岳の雄大な姿、そしてこれから向かう大蔵高丸が対峙して見られた。
大蔵高丸は丸い山容で迫力も無く、高度感もない山に見えた。

日当たりの良い登山道の霜柱が解け泥濘み滑りやすくなっていた。
最後樹間を登り上げるとあっという間に山頂へと着いた。

富士山が目の前に聳える。手前の三ッ峠山が富士を背負うように見られる。
南アルプス、笊ヶ岳の辺りから鳳凰三山の長い稜線が一望できる
遠く真っ白な北アルプスが小さくも眺められた。
近くには黒岳その横になだらかな牛奥雁が腹摺山が見え、さらにその脇から秩父の山そして東京のビル群、スカイツリーも確認できた。

黒岳・牛奥雁が腹摺山


源治郎岳・大蔵高丸ともに富士山の展望の素晴らしさがいい。
南アルプスも見渡せ、秩父の山々も折り重なるように見え、ゆっくりと山名を確認するのも楽しそうな所だ。
大蔵高丸で山梨百名山89座を達成できた。

棚横手へは次の機会に
当初は棚横手から登る予定でいた。
大滝不動尊を目指してゲートが開いていたので林道に入る。
少し進むと何と二人の警察官が崖下の様子をもう一人と眺めていた。
この先へ行けるか聞くと、若い警察官の方がこの辺のことはよく分からないのでと答えていると年配の方が、今は行けないから引き返すようにと教えてくれた。

逆方向からと思い南下してナビの案内した不動尊への林道に入るが、工事現場に出て完全にゲートが閉じられ先に進めなかった。
そして源治郎岳・大蔵高丸を登り終えた後、工事中でも進めるのではないかと再び当初の林道に戻ったが、ゲートは閉じられ通行禁止の掲示がされていたので諦めた。
棚横手は登ることは叶わなかったがまた次の機会のお楽しみと思い帰路についた。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 17:28Comments(0)三百名山以外・里山

2021年11月27日

雨引山 大和田神社奥社入口より周回

2021年(令和3年)11月26日(金)

雨引山 大和田神社奥社入口より周回




雨引山1345m山頂・鍬ノ峰が見える


久しぶりに大和田神社奥社入口から登り始めた
杉林のジメジメした沢沿いの林道を行き、登山道へと入る。
中部電力の鉄塔巡視路になっているので良く整備され登りやすい。
ただ最後の登りで沢と合流するところが泥濘み避けようと直登すると細い沢に出てしまいさらに急登の沢を登ることになってしまった。

峠に出ると爺ヶ岳がよく見えるはずが真っ白な雲に覆われ鍬ノ峰と大町方面が眺められたのみだった。
唐沢山への分岐にもなっているので鉄塔高瀬川線No.36へ行ってみた。
かつて藪の急登を唐沢山へ途中まで登っているが今どうなっているか。
すると踏跡、テープが付けられているではないか。
今年は無理だろうが来年には唐沢山へと思いが高ぶった。

眼下に大町・松川 聖山・四阿山など


尾根に登り上げると冷たい強風が吹く。
有明山には白い雲か雪か舞い上がるのが見られた。
深い落ち葉を踏みしめ山頂へ。

山頂は風が弱まり眼下には薄日が差す松川・大町の街並み・田園が広がる。
大町方面には木崎湖、さらに遠く雪が降ったのだろうスキー場が眺められ、爺ヶ岳から先の後立山はすっぽりと雲に覆われていた。
四阿山、浅間山は薄らだが聖山など里山の背後に浮くように眺められた。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 21:33Comments(0)三百名山以外・里山

2021年11月26日

光城山 強風の中

2021年(令和3年)11月25日(木)

光城山 強風の中



水中の二枚の紅葉


長峰山から光城山へと歩きたいと思い長峰荘へ行くが、登山口が閉鎖されていた。
10月1日から1月31日までの間は通行止めとのことは分かっていた。
今までは通ることができていたのだが、入口が閉鎖され伐採作業が行われている音が響いていた。
今日は完全に閉鎖と言うことで光城山登山口へと引き返した。

光城山も桜道しか通ることができずに北側の道がロープで閉鎖されていた。
上部で長峰山を往復するのも計画より時間がかかりそうで、光城山の往復しかできそうにない。
それでも長峰山と違い下山してきた人、登る人が交差する。

安曇野と有明山


強風が吹きすさび、登山道の桜の落ち葉は登山道脇に追いやられきれいに歩く道が現われていた。
と思いきや場所によっては道に深く落ち葉が集まりふわふわ状態。
残り少ないドウダンツツジの葉が頑張って強風に耐え太陽の光を浴びていた。

山頂にある古峯神社に登頂のお礼と足腰の無事を祈った。
神社の手水だろうか、その水中に赤い紅葉が重なるように二枚。
安曇野の絶景と手水の中の紅葉が印象的だった。

犀川・松本方面


眺めはどうかというと北は雲に覆われ雨か雪が降っていそうだ。
眼下の安曇野の先には有明山が見えるが常念岳などは真っ白い雲に覆われていた。
南側は犀川に光が反射し、松本方面の街並みが広がっていた。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 21:44Comments(0)三百名山以外・里山

2021年11月19日

要害山・帯那山・兜山 山梨百名山へ

2021年(令和3年)11月17日(水)

要害山・帯那山・兜山 山梨百名山へ




帯那山より 富士にはススキが似合う


要害山 要害温泉前から

武田氏の山城跡を巡り登る。
土塁・城門と何カ所か出て来る。
武田不動明王が紅葉の中に威厳ある形相で立たれていた。



山頂は広く樹林に囲まれていた。
東郷平八郎書の武田信玄生誕の地の碑が立つ。
登ってくる間にあった土塁の数、門の数からしても大きな遺構が想像できる。

帯那山 アヤメ群落登山口から

要害山登山口からさらに上部へと細い道を上り太良峠へ。
そこからクリスタルラインでアヤメ群落登山口。
1分でアヤメ群落地とある登山口より登り始める。

今はススキが一面に広がるアヤメ群落地に着き。
左手に群落地の直登を登り切ると何と帯那山山頂だった。
あまりにも近いのであっけにとられる山梨百名山。

富士山の絶景地と言うことだが山頂付近雲がかかり見ることができない。
奥帯那山に三角点があると言うことで足を伸ばす。
落ち葉を踏みしめ快適な道をわずかばかり行くと三角点へと着いた。

帯那山に弐七農園のサンふじ


再び帯那山へ戻り一時過ごしているとススキの先に富士がうっすらだが顔を見せてくれた
ススキと富士はよく似合う。
山頂までバイクのお兄さんが上がってきたので退散。

兜山 山内煙火店から



登る予定にはなかったが、あまりにも簡単に登ることができた二座にもう一つ加えようと兜山へ向かった。
太良峠から山梨市側へ下り東フルーツラインで登山口まで行く。

岩場コース登山口に近い山内煙火店前に車を止めて登り始めた。
登り始めの岩場コース登山口までは草の丈も高く石もゴロゴロして荒れている感じがした。

本格的な登りは岩場コース登山口から。
一気に急登になり一歩一歩踏み外さないように、滑らないように進んだ。
落ち葉で見えないのと急登ということで一汗かく。

急登 岩場コース


鎖場付近のクライミング場では昔娘の3人の方が岩に取り付いていた。
「お尻が上がんないよ」などと戯言を言って楽しんでいるようだった。
鎖場からは展望が良く甲府盆地が一望できた。

鎖場を難なく過ぎ山頂へと着く。
山頂はやはり樹林に囲まれ展望はなく、ちょっと下った展望台へ。
富士山の絶景場所のようだったが遠くは雲がかかり全く見られなかった。
前衛の三ッ峠山・御坂峠・黒岳・釈迦ヶ岳そして節刀ヶ岳までの山並みが眺められた。



下りは山腹コースへと下った。
岩場コースは下るにはきつそうで自信が無かった。
快適な下りで紅葉の中に大岩がいくつも見られ迫力満点の下山になった。
麓に降りてから元に戻るに林道も歩きだらだらと長く感じた。

久しぶりの山梨山行となった。
今回の三座で山梨百名山87座目となった。
足の調子を見ながらできればあと13座登りたいものだ。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 17:14Comments(0)三百名山以外・里山

2021年11月12日

聖山 三和峠より

2021年(令和3年)11月11日(木)

聖山 三和峠より



聖山1447m一等三角点に弐七農園のサンふじ


足の調子をみながらの山はどこか、登り下りで2時間弱、距離が5kmほどと考えると三和峠からの聖山が浮かんだ。
すでに紅葉は終わり、落ち葉で埋め尽くされた登山道に入る。
思っていた以上に急登で落ち葉が滑る。
落ち葉に隠れた石ころもあり下山に不安も抱え慎重に登った。

「風越1300m」と小さな標示がされた場所からは快適な登りとなった。
冷たい風が、それもビュービューと唐松林を吹き抜けて行く。
歩き始めて身体は熱いが汗はさほどかかない。

うっすらと雪被る爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳


山頂は風が吹きすさび長居はできないだろうと思いつつ到着。
すると思っていたよりも風はなく日射しもありウインドブレーカーを羽織ると問題なく過ごせた。
ほぼ360度の大展望が広がっていた。

ただ後立山、唐松岳から北部、槍ヶ岳・穂高岳周辺は厚い雲がかかり見られなかった。
爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五竜岳はうっすら雪をかぶり初冬の様子。
菅平の四阿山、浅間山、筑北の里山の先には美ヶ原、八ヶ岳も見られた。

右から斑尾・飯縄・黒姫・妙高・戸隠



北信五岳も斑尾、飯縄、黒姫、妙高そして戸隠と五座とも眺められた。
中野市辺りからだと斑尾、妙高、黒姫、戸隠そして飯縄「まみくとい」と列ぶ。
聖山からも並びを変えて北信五岳が全部見られるのを初めて知った。
さらに高妻山も見られるのですごい。
山頂での展望を堪能して、足下を確かめながらゆっくりと下山した。

脊柱管狭窄症・座骨神経痛
整体医院へ6回目と数日おきに通う。
左足の股関節から下の筋膜をかなり押され悲鳴を上げている。

10日には病院へ行ってきた。
夜の左足の痛みが続いていることを話し、前々回に処方してもらった寝る前に飲む痛み止めトアラセットを28日分。

それに加え、漢方薬「疎経活血湯」をお願いした。
歩いても痛みがさほど出ない人には漢方薬が良いと書物で読んだことを医者に話した。
医者は漢方薬のことはよく分からないが長く飲んだ方が良いだろうとのことで同じく28日分処方してもらった。
薬局で買うとかなり高い漢方薬だが、処方してもらうと3割負担で済んだ。

さらにセカンドオピニオンを考え、MRIの画像をいただけないか話した。
快くすべての画像をコピーしてくれた。
他の治療法がないか、総合病院の脊椎専門の先生に診てもらおうと思っているところだ。

現在、整体医院の指圧と病院の薬で寝返り時の痛みがだいぶ治まっている。
自然治癒が近いのかもしれないが、整体医院先生が
「あなたの筋力はかなりあるので悪いところをカバーしてしまうので、それがカバーできなくなるようなことが起きると大きなダメージを受けやすい」
と心配するような話をした。
セカンドオピニオンの大切さをさらに感じているところだ。


ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 16:38Comments(0)三百名山以外・里山

2021年11月07日

長峰山 安曇野・常念岳展望

2021年(令和3年)11月6日(土)

長峰山 安曇野・常念岳展望




長峰山山頂から 弐七農園のサンふじ


秋晴れの一日、およそ1ヵ月ぶりになる山へ
足の調子を見ながらゆっくりと登り始める。
中腹辺りから紅葉が見られ歩く楽しさを味わう。

山頂にはハンググライダー、飛行機を飛ばす人、そしてドライブで山頂へ来ている方など賑わっていた。
安曇野の先には蝶ヶ岳、常念岳、燕岳などがくっきりと見られるかと思いきや、稜線には雲がかかり残念な展望だった。
ただ下山中、雲が上がり常念岳など北アルプスの大展望が望めた。

脊柱管狭窄症・座骨神経痛
庭の手入れをし、近所を少し歩き、そしてりんご園にも時々手伝いに行き足の調子を見てきた。
「山へ」は我慢の自粛中だったが、登れそうな条件整い長峰山へ向かった。
足の様子を見ながらの久しぶりの長峰山トレーニング・リハビリ(?)。
やく1ヶ月ぶりの山になる。

医者に処方される薬、ブロック注射に点滴をしてきたがなかなか痛みの改善がない。
薬も変えてもらったが、寝床に入り横になると痛みが左足膝下に出る。
そして寝返りを打つ時の突き刺すような膝辺りの痛み。

4日には整体医院へ。4回目となる。
そこでは筋性痛、筋肉のしこりが痛みを発しているとのことだった。
間欠跛行(こま切れにしか歩けなくなる症状)はなく、痛みはあるがかなり歩ける。(山への条件)
山へ行っても良いだろうか聞くと、大丈夫だとのことだ。
医者も歩くことは問題いと話してくれている。(安心の条件)

立つとき左足に重心を置く癖を、そして左足太腿の硬さが酷いのでストレッチをするようにとのことだった。
整体医院では太腿を指圧されると飛び上がるほど痛く、かなり左足太腿に緊張があると言われた。
太腿を反らすストレッチの仕方も教えてもらったが、硬くて伸びがない太腿筋肉。
自分でもみほぐせば痛みは少ないので自分でももみほぐし、ストレッチをやるようにと。
これがかなり良かったのか寝返りの痛みがかなり軽減されている。

そして医者に処方されたデュロキセチンカプセル20gも効いてきたのかもしれない。
ということで少し安心して、今日の長峰山となった。

登り始めは膝辺りに少し痛みと違和感があり、進もうかどうか一瞬迷うが登りを続けた。
2kmほどの中間部では痛みが気にならなくなり登る。もちろん一歩一歩足下に注意して。
山頂までは順調に登り切ることができた。

さて下りが心配だったのだが、
左股関節、左足付け根の前側が歩き出すとかなり痛む。
少しバッタンバッタンとバランスを崩し歩いてしまうのが分かった。

それでも下山を始め2kmほど中間部になるとこの痛みも徐々に引き無事下山できた。
左足膝下から脛の痛みは多少あるが、
結局登り下り4kmほどを歩き通すことができた。

一番心配なのはこの影響がどのように出るかだ。
今のところ左の臀部と腰の間付近に違和感があり、左膝下が痛む。
一晩経ったが痛みは変わらず続いている。
しかし寝返り時の痛みがだいぶ緩和されていた。
寝返り時の痛みさえなければ、今の私にとっては最高の喜びとなる。


ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 21:13Comments(0)三百名山以外・里山

2021年11月02日

じいじ 一緒にハワイのお山にのぼろうよ

2021年(令和3年)11月2日(火)

じいじ 一緒にハワイに行ってお山登ろうよ

スカイパークでFDAに夢中な孫



先日の土曜日我が家に遊びに来た4歳の孫。
部屋に入ってくるなり、
「一緒にハワイに行ってお山登ろうよ」
とまん丸い目をして言ってくるではないか。


いきなりの大胆な言葉に、少し戸惑ってしまう。
「ハワイの山か。登ってみたいな。」
などと、あいまいな、そして孫にとっては受け入れられたようなことを言うしかなかった。

それでも嬉しいではないか。
孫といつかは一緒に山へ行こうと何回か言っていたので。

「じいじはまたお山へ行ってきたの」
が最近の私への挨拶になっていた孫だったが、
とうとう自分も山へ行きたいという第一声。
それが「一緒にハワイに行ってお山登ろうよ」だ。

しかし、孫の本当の目的は、飛行機だ。
ハワイへ就航する海亀モチーフの機体「フライング・ホヌ」を見たい乗りたいためと知った。
私の山好きをうまく利用して自分の目的を達成させようとの魂胆だった。

フライング・ホヌ


私の一番の関心事に触れるしたたかさ、かしこい孫だ。
この「じいじ 一緒にハワイに行ってお山登ろうよ」
私の琴線に 触れた。
孫の言葉に感動し、喜びにあふれんばかりだ。

ともあれ飛行機のことは孫に任せ、
ハワイの山を早速調べてみた。
ハワイと言えば海、リゾート、サーフィンなどが浮かぶが全く興味の無い所だった。
山といえばキラウエア火山ぐらいしか浮かんでこなかった。

調べてみるとトレッキングルートの多いこと、そして絶景の海を眺められる山の多いこと。
ハワイ島にあるマウナ・ケア山は標高4205m。
マウナ・ロア山は、体積(大きさ)が富士山の50倍ほどで世界一という。
山脈もあり50kmもの稜線が延びているというのだ。
よく知られているダイヤモンド・ヘッドというオアフ島の観光地も実は巨大クレーターの跡で山頂を目指すルートがあるという。
全く興味の無かったハワイが、一気に私の「山へ」の頭の中にこびりついてしまった。

ダイヤモンドヘッドはお山


私が孫に言うのだ。
「8歳になったら、一緒にハワイに行って山に登るぞ」
「行こう行こう」と小躍りする孫を見て悦ぶじいじだった。
どこから8歳が出てきたか私自身分からないが、何とか簡単な山なら登れるだろうと踏んだ。

孫は「飛行機フライング・ホヌ」が目的、私は「ハワイの山へ」が目的。
両者のハワイへの思惑が違えど行く方向は同じで楽しそうだ。
孫の一言にハワイの新しい気づきがあり、「ハワイの山へ」を孫と共に登ろうと決めた。
夢のような話でもあるが、実現できるよう元気でいたい。

ミニ滑走路から飛び立とうとする孫


座骨神経痛
ブロック注射を3回目を打ったが効き目がなかった。
3つめの病院へ診察に行くが同じ診断だった。
その後高尾山に登り、記録が絶えてしまっている。

15日に病院へ行き、4回目のブロック注射、点滴を打つ。
さらに膝が中心に痛みが出ると話すと一回注射を打とうということになり、
膝へアルツディスポを2.5mg 1%2.5mlを関節腔内注射した。
さらに膝もしっかり診てもらうためにMRIを撮ることとした。
薬はノイロトロピンとトアラセットを14日分出してもらうこととなった。

なかなか改善されず、寝返り時の痛みが続き、一度目が冷めると足に痛みが出て寝付けない。
そんな日が続き、ブロック注射、点滴さらに薬も効いてこないのだ。

17日に私と同じ症状で一昨年、腰椎のすべり症と言うことで、私が3つめに診察に行った病院で腰椎の手術を受けた山仲間が来宅した。
前は北海道、九州へ一緒に山を登っていた。
手術により1年間山へは行けずに、徐々に山歩きを始めている。
今思うように動けないので、順調そうで羨ましいというと、すべり症だったので思い切って手術したがしなくても良いと医者も言っていたと言う。
何回も聞いている話だが、私の症状はMRIで診る限り椎間板が2カ所狭く、ヘルニアでもあるが痛みは引くときがあると医者が言うので手術は考えてはいない。
痛みが取れなければ最後は手術かなともほのめかされたときもあったが、手術だけはしたくないと応えている。
山仲間も手術しないで回復するのが一番だと話す。
さらに今動けているが、まだ痛むときが時々あるというのだ。
脊柱管狭窄症による座骨神経痛の手術は控えるのが好ましいような情報も多い。
お互い無理せず、また二人で山へ行こうと分かれた。

ということで昼間はほぼ問題なく生活できているが、夜の寝返りと目覚めの痛みは続いている。

22日は膝のMRI検査
20分ほどの撮影を終え診察。
膝にも痛みの要因は見られるが、村内悪い膝ではないですねとの診断だった。
ということで脊柱管が影響して痛みを発症しているのではないかとのことだった。
そして膝に2回目の関節腔内注射をして診察終わり。

ここで不安になる医者の行動があった。
膝のMRIを撮ってきたのに、忘れているかのようにカルテを書き込むだけ。
私が膝はどうですかと聞くと、慌てるように画像を変えて膝の様子を見たのだ。
不安が出て、ブロック注射、点滴はお断りした。

27日
整体医院へ
ぎっくり腰が起きそうでその不安を解消してくれた整体医院だ。
5ヶ月ぶりぐらいになる。
話をすると、筋膜と骨盤の調節をすることにより徐々に回復するとのこと。
かなり痛い施術だが、寝返り時の痛みが少し緩和された。
そしてしばらく通うようにと進められた。
いままで4回のブロック注射、点滴、さらに様々な薬の服用をしてきたが改善されてこない痛みに整体医院にかけることとした。

ただ薬も服用していこうと29日に病院へ行った。
今まで飲んでいた薬から変えてほしいと話すと、
デュロキセチンカプセル20gを出してくれた。
慢性の痛みを緩和する薬のようだ。
14日分飲み続け、整体医院にも通ってみることとした。

整体医院へは28日、そして11月に入り昨日行ってきた。
電気治療と左足が痛いが、右足を使いすぎていると言うことで右足をほぐしてから左足を内側に曲げられる。
骨盤を調整するという。
ただ私の場合は筋力がかなりあると言うことで調整しても元に戻るのが強くしばらく通うようにとのことだった。
右足に体重がかかっているので、多少痛くとも左足にしばらく意識的に重心をかけるようにとのことだった。
夜の寝返りの際、多少痛みが和らいでいるのは確かだ。
昼間はかなりスムーズに歩ける。

そして医者も言っていたが、安静よりも動くことが大切だとのこと。
無理なく、筋力をできるだけ落とさないように歩き、体操などして改善をと思っている。
それでも「山へ」は我慢の自粛中だ。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 16:45Comments(0)こんなことが!