2024年03月28日

音羽山 大津駅↑大谷駅↓(415座/日本の山1000)

2024年(令和6年)3月27日(水)

音羽山 大津駅↑大谷駅↓(415座/日本の山1000)



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音羽山591m山頂から琵琶湖


京都に所用があり、近辺の「日本の山1000」音羽山へ
登山口がいくつかあり迷いに迷い、体調も考えできるだけ短距離のコースとした。
大津駅付近から登り、歴史的に由緒ある逢坂の関、蝉丸神社を通る大谷駅へ下るのが一番かと。

前日までは大雨、当日は晴れるかと思いきや小雨交じりの天候。
一号線沿い大津駅付近の駐車場に止められたがしばらく車内で雨の上がるのを待った。
今日の予報は晴れだったので崩れてくることは考えずに。

雨が上がったところで出発。
登山道も大雨の影響で泥濘など心配していたが全く問題なく登り下ることができた。
大津駅付近からの登山口などの表示は全くないので(あったのかも知れないが)ナビに従い進んだ。

一号線から脇道に入り、直ぐに民家裏側の細い通路を登り始めると登山道が現われた。
踏跡はしっかりしているが登り口はナビないと迷うかも。
登山道は踏跡がしっかりあったので問題なく登ることができた。

大津駅からの登山道は思っていた以上に急斜面があるかと思えば、気持ちよい平坦な高速道路並みの道もあり、変化に富んでいた。
展望は鉄塔のある「鶴の里の展望ポイント2」からが素晴らしかった。
琵琶湖の南端が広がり、大津の街並みも眼下に展望できた。

鶴の里の展望ポイント2より


下山に利用する大谷駅へのルートとの分岐を過ぎると山頂は近かった。
一端樹林に囲まれたベンチの多い平坦地を通過し、その先に三角点のある山頂へと出る。

天気は青空も出て展望最高!
琵琶湖はもちろん、比叡山、その先にまだ雪被る蓬莱山・武奈ヶ岳方面が少し雲かかるが見られた。
京都方面は東山の稜線、遠く愛宕山などが一望できた。
京都の街並みが広がり、京都タワーも確認することができた。
滋賀県と京都府の境、名神高速道が走り、山頂の真下を新幹線も通過しているのだ。

賑わっていた山頂も私たちだけになり、静かな山頂を後にした。
大谷駅方面へ下るのだが、急斜面には木段、石段が整備されていた。
あまりにも階段が続くのでかえって膝を注意して歩くことになった。
距離がどう計ったのか疑うような表示もあり惑わされもした。

逢坂の関跡付近


一号線が走る峠へ。
逢坂の関だ。
蝉丸の「これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関」
清少納言の「夜こめて鳥のそらねははかるともよに逢坂の関はゆるさじ」
と百人一首にも歌われているので一度は通って見たいとの思いもあった。
そして、その蝉丸が祀られている神社も訪れてみた。

京阪電鉄 上栄町駅


大谷駅からは京阪電鉄で上栄町駅へと移動した。
3分ほどで大津市内へ到着し、街中を大津市駅付近の駐車場へと戻った。
一駅だが京阪電鉄にも初めて乗ることができた「日本の山1000」音羽山だった。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 22:01Comments(0)日本の山1000

2023年12月28日

石老山 相模湖病院より周回 414座/日本の山1000

2023年(令和5年)12月25日(月)

石老山 相模湖病院より周回 414座/日本の山1000




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石老山702mで富士を眺める


今年最後の山。
「日本の山1000」の414座目
にもなる。
26日、東京で諸用のために相模湖付近の山、石老山を目指すことに。

相模湖を見ながら車を走らせ相模湖病院の石老山登山口へ。
相模湖病院の駐車場の奥に、石老山登山者用の駐車場が割り当てられている。

登山口は駐車場にあり石畳の暗い登山道を進む。
登り始めると直ぐに大きな岩が見られ急登も始まる。
様々な名前の付けられた大きな奇岩が現われ驚きながら登った。

大岩・奇岩を眺め登る


切通のように立ち迫る屏風岩。
八方岩からは相模原方面だろうか街並みが見渡せた。
そして擁護岩は、高さ22m横幅19mもある巨岩で飯綱権現神社が祀られていた。

途中には顕鏡寺があり休憩地点にもなる。
巨木が境内に見られ、幹をくねらす姿から蛇木と名付けられていた。
巨岩、巨木など眺める前半の急登から徐々になだらかな道へ。
東海自然歩道にもなっていて融合平見晴台からは相模湖が眺められた。

相模湖展望


石老山頂はいくつものベンチが設置され樹木に囲まれていた。
西側は木が伐採されているので丹沢か大室山の肩に富士が雪をかぶり展望できた。
日影は寒さを感じるが、日射しの下一時ベンチで富士を眺め過ごせた。

下山は三角点を通過し、大明神山側へ。
起伏のある稜線をひたすら下ると祠のある大明神岳に。
山頂近くにはコンクリート造りの立派な展望台があり相模湖が眼下に見られた。

林道へ出て、バンガローが建ち並ぶ沢沿いを通過し民家へと下った。
分かり難い分岐があり、林道・山道を再び登り下りしながら出発点の相模湖病院前へと戻ることができた。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 18:33Comments(0)日本の山1000

2023年10月20日

高麗山 湘南平より 405座目/日本の山1000

2023年(令和5年)10月16日(月)

高麗山 湘南平より 405座目/日本の山1000




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湘南平から相模湾・茅ヶ崎・鎌倉方面


午前中に箱根山を登り、湘南の山・高麗山を目指した
箱根山・駒ヶ岳からは相模湾・海岸線脇に高麗山だろう山容を確認した。

歴史で学んだ朝鮮半島の国・高句麗が名称の由来という。
地理的には朝鮮半島と関東のこの地まで遠く離れているのだが、唐・新羅に滅ぼされた高句麗の王族の一人・若光が一族を率いて海を渡りこの地に住み着いたという。
湘南と言えば海が思い浮かぶのだが、歴史的背景、自然豊かゆえ日本の山1000に選ばれていいるのだろうと推測できる。

快適な稜線を歩く


海岸の平坦地から湘南平へ。
整備された公園は相模湾を一望する快適な場所だった。
それ故多くの方がベンチで食事を取ったり、一時の団らんを楽しんでいたりと賑わっていた。

高麗山までは1.2kmの表示があった。
なだらかな起伏のあるコースで樹間からは海を眺めながらの尾根を歩く。
良く整備され、思っていた以上に大木が多く見られ自然豊富なコースだった。
湘南のイメージは海だけだったが、一気に植生豊かな地であることに気づかされた。

木陰に包まれた高麗山167m山頂


知らぬ間に浅間山を通過し、平坦な八俵山を通り高麗山へと着いた。
登ったと言うよりは稜線歩きの延長のようだった。
巨木に囲まれた広い山頂は祠もあり、木陰に包まれ静かだった。

箱根山・金時山稜線と雲かかる富士山


高麗山から戻り、湘南平の展望台に上ってみた。
360度の絶景が広がる。
富士山はすでに雲の中だったが、午前中に登った箱根山、金時山の稜線が眺められた。
そして丹沢の山々が大きく、その先には小さく東京の高層ビル群も確認できた。
そして何と言っても相模湾、湘南の海岸線が美しかった。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 10:18Comments(0)日本の山1000

2023年09月17日

ドンデン山 402座/日本の山1000

2023年(令和5年)9月12日(火)

ドンデン山 402座/日本の山1000




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尻立山山頂


本来の目的は三百名山295座目となる金北山。
二日目にドンデン高原から金北山、白雲台へと縦走を予定していた。
出発前日になり雨模様の予報が出て、行動計画の変更も考慮した。

佐渡島へは初めて渡る
直江津港からカーフェリーで佐渡・小木港を経由して宿泊するドンデン高原ロッジを目指す。
予定通り佐渡に上陸、相川そして両津を通り山道をロッジへ。
田中角栄の横顔にそっくりな岩から雲かかる金北山方面を確認した。

人面石 雲かかる金北山・ドンデン山方面


やはりロッジ付近は天候が不順で、雲がかかると思えば薄日が差す。
明日は雨との予報もあり金北山へは白雲台からの往復も考えている。
その前哨戦、ドンデン山を目指すことに。
と言ってもすでにドンデン山に登ってきてはいる。

金北山の縦走路入口を確認するのも目的に出発する。
ロッジ横の登山口を数分登ると登山道脇に刈られたばかりの通路に三角点を見つける。
草むらの山頂、刈られた通路の先には何の塔かは分からないが見られる。
それでも「日本の山1000」402座目のドンデン山頂を踏めた。

ドンデン山山頂 樹林に覆われていた


次目指すのはドンデン山よりも標高の高い尻立山になる。
ところがここでぽつりぽつりと雨を感じたかと思いきや土砂降りとなった。
素早くレインウエアを着込み、尻立山ぐらいには登ろうと進み登頂。
快適だった道が水浸しで、川のような流れもできて靴もびしょ濡れ
ロッジへ引き返し始めしばらく歩くと小降りになり、雨が止んだ。

雲も高く明るく感じたのでしばらくは雨も降らないだろうと先に進む。
椿越峠の先にドンデン湖があらわれた。
雲がかかり樹木を湖面に映し幻想的な空間になっていた。

ドンデン湖


そのドンデン湖を眺められる位置にあるのだろう避難小屋を経由した。
中には入らなかったが入口から中を見させてもらう。
集団でも休憩できるほどのスペースがあり、何に使うのだろうかなど思いドンデン湖を後にした。

尻立山の麓を巻くように行くとダートの車道へと出た。
ここまで車が入れそうに思えた。
さらに進むとドンデン高原ロッジへ向かう舗装された車道へと合流した。

ドンデン高原ロッジ


車道を上ってゆくと車が数台止まる金北山縦走路の入口を確認。
集団で金北山を縦走していたようで何人もの方がロッジにおられた。
明日は天候次第だが、金北山縦走路入口を確認することもできた。
目的は達成し、土砂降りにずぶ濡れの姿でロッジに戻る。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 14:00Comments(0)日本の山1000

2023年06月02日

半田山 ヒメサユリとハートレイク

2023年(令和5年)5月26日(金)

半田山 ヒメサユリとハートレイク




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ヒメサユリ


半田山自然公園の管理センター駐車場からバンガロー沿いに登り始めた。
薄曇りの中吹く風が爽やかに感じる。
フタリシズカの群生地を抜けると赤松林の下を登る。

車道に一端出るのを知らなかった。
最短で登ることができ、数台の車が止められていた。
ここから登っても良かったかなと思いつつ駐車場を横目に再び登山道へ。

ここからの登りは簡単に思えた山だがきついものがあった。
ほぼ直線的に急登する。
変化のない単純な登りだけに目の前の坂が長く感じた。

ハートレイクの展望地の標示が出て来る。
後山頂まで600m地点付近だ。
半田沼の湖面は見えるものの葉っぱにじゃまされよく見えない。

ハートレイク


こんなものかと登り始めると再びハートレイクの展望地という標示があり、邪魔者もなくハートの形に半田沼が見下ろせた。
半田沼自体はハート型はしていないのだが方向、角度によって見られるようで、このポイントから確かにハートレイクになっていた。

展望地から半田山へは近く、石のベンチの置かれた山頂へと着く。
3つの祠も祀られていた。
樹林に覆われた山頂からの展望は差ほど良くなかった。

半田山863m山頂


下山も急下降が当然あり、ロープの張られている所も見られた。
山頂へはどちらの方向から登っても同じぐらい体力、時間が必要か。
展望台を過ぎ半田沼に出る手前の登山道脇に淡いピンク色の百合のつぼみを発見。

この付近はヒメサユリの保護地帯ということだ。
緑の草木に清楚なピンクの花を咲かせているものが何本か見られた。
横向きだがやや下向きに咲く「姫小百合」。
登山道脇に咲くものもあり可憐な姿を写真に収めることができた。

半田沼湖畔


最後は半田沼湖畔を歩く。
ハートレイクには見えないが、紅葉の緑が湖畔に映える。
秋は紅葉の地としても楽しめそうなところだった。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 16:37Comments(0)日本の山1000

2023年05月31日

霊山 歴史&景勝地

2023年(令和5年)5月25日(木)

霊山 歴史&景勝地




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景勝地 護摩壇


駐車場から見る限り険しそう、そして案内板も岩だらけの図柄に緊張。
「日本の山1000」の400座目、不安を抱きながら登り始めた。
安山岩、玄武岩の砂礫をたくさん含む岩壁が続く。

宝寿台は後回しにしてまずは山頂を目指し先を急ぐ。
見下し岩、国司沢と展望の良い所からは安達太良山、吾妻連峰が見渡せた。
眼の前には厳つい岩の壁、崖下にはすでに小さく駐車場、こども村の建物が見られた。

安達太良・吾妻連峰


山頂を急ぐならば霊山城跡へと思っていたが、「護摩壇でのスリルを」などと書かれたものが目に入り、迷うが時間的にも余裕があり護摩壇方面へと向かうことにした。
一旦下ると目の前に岩の壁が出現。
これぞ岩の景勝地と言わんばかりの岩場、護摩壇に。
危険ではあるが良く整備され全く問題なく奇岩、覆い被さる岩の屋根、岩のトンネルを楽しむことができた。

護摩壇で一休み


次は霊山城跡へ向かうが、護摩壇からの最初の登りだけは十分な注意が必要だった。
鎖のある岩場と鉄の梯子を渡る。
ところがその後は樹林帯の中を進む普通の登山道となり快適そのもの。

霊山の歴史は比叡山とも関連し、南北朝の争いでの悲劇が。
城跡、寺跡と歴史を積み重ね山全体が歴史に彩られている。
廃墟とはなっているが、歴史文化を長い年月受け継いできた山だ。

城跡からなだらかな稜線をわずかばかり進むと東物見岩
霊山の最高地点となる。
展望は東側に開けるが阿武隈山系のすそ野になって行くのだろうか低山が連なるのが分かる。

霊山(東物見岩)825m


蟻の戸渡が気になり出す下山。
最後に恐怖の道が待っているのかドキドキして進んでゆくが、拍子抜け。
山頂の東物見岩と同じような岩稜の展望台だった。
岩の上に登ってみると確かに岩の連なりだが通過する必要も無かった。

下山で恐怖、スリルを弁天岩で味わうことができた。
岩と岩の間に梯子がかかり、下は絶壁で落差がある。
弁天岩へ行く必要は無かったが、展望は優れ勇気は報われた。
最後、登りでは敬遠した宝寿台へと梯子を登り岩の先端へと立った。

天狗岩


登山道だけを歩けば全く問題なく快適な景勝地を巡れるコース。
ちょっと岩を楽しむのにはいくつかの梯子を登ることもできる。
歴史文化を受け継ぐ山、そして迫力の奇岩を巡る最適な山だった。

「日本の山1000」の記念すべき400座目となった霊山。
あと400座は登りたいと決めている。
無理はせずに自分に見合った全国の山を巡り続けたい。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 06:00Comments(0)日本の山1000

2023年05月30日

花塚山 大岩を巡り

2023年(令和5年)5月25日(木)

花塚山 大岩を巡り




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花塚山山頂付近からヤ安達太良山安達太良山


花塚の里 ちびっ子広場へ通行止めの先舗装道へと歩む。
滑り台、アスレチックなどの遊具が見られ、放鹿山神社の正面へと出る。
その右手に登山口があり、本格的な登りが始まる。

通れなかった胎内巡り岩


高度はどんどん上がり、登山道脇には大きな岩が見られる。
烏帽子岩、行者戻し岩など命名されていた。
中央御室岩はきれいにカットされたような岩が重なり大きな空間ができていた。

胎内巡り岩は良く見られる岩だが、狭い空間の通り道を通ろうとしたがザックを背負ったままでは狭く、隣のもう少し広い岩の間を通り過ぎた。
圧巻は護摩壇なる展望地にあった丸みを帯びた大岩、鎖もあり登られるのだろうが大滝根山のペラペラ岩で痛い目に遭っている反省から眺めるだけ。
登山道に覆い被さるようにカネゴンそっくりの岩も、ということで大岩を巡る登りとなった。



この花塚山は富士山が見られる最北端の山でもあるとのこと。
当然当日は眺められなかったが、それもそのはず条件の良いときにかすかに確認できるようだ。
3人の方がその富士を写真に納め富士見岩に写真で紹介してある。
写真をじっくり見させてもらったが私には判断が難しいほどの姿だった。

山頂に着くと、付近にはヤマツツジが見られた。
山頂からの展望は差ほど良くないが、少し下った所からは安達太良山、東吾妻山が並び眺められた。
登山道の大岩上に祀られていた大黒様、姥神様も印象的な花塚山だった。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 06:00Comments(0)日本の山1000

2023年05月29日

日山(天王山)最短コース ヤマツツジ見頃

2023年(令和5年)5月24日(水)

日山(天王山)最短コース ヤマツツジ見頃




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日山(天王山)1057m山頂


最短ルートで日山へ。
養鶏場のある登山口から舗装された林道を牧場跡に沿って登り始める。
雲行が少し怪しく風も強く吹き出した。

牧場を過ぎると御神水に出る。
牧場横の道に比べると樹林に囲まれ良く整備された快適な道になった。
クヌギ、ナラそれにブナ林が登山道の周りに広がる。

大岩に根を張る木々


登山道脇に大きな岩が見られるようになる。
その巨岩に力強く根を張る太い木々は鮮やかな新緑の時期だ。
次々と現われるその大岩と木々の景観は迫力満点!

朱赤のヤマツツジ満開


ヤマツツジがちょうど咲き始め、赤紫色のトンネルを進むと山頂に出た。
山頂は広く、ヤマツツジが正に見頃で朱赤に染まる。
高梨山はすでに終盤だったが、ちょっと北に位置し、標高も高いが故かここまで見事なヤマツツジに出会うとは思いも寄らなかった。
まさに鮮やかな朱赤が目にしみる満開の日に登頂できた。

この山頂には3つの神社がある。
何故かとの疑問は残るものの、日山神社が2社そして旭神社。
どれも立派な社が建てられ祀られていた。

展望台から大滝根山・手前に鎌倉岳


展望台からは阿武隈最高峰の大滝根山、薄らだが東吾妻、安達太良山が展望できた。
大滝根山の手前には午前中に登った鎌倉岳も確認することができた。
双眼鏡が設置されていて、大滝根山の自衛隊基地も見ることができた。

日山案内図を見るとなんと登山コースが多く様々な登り方が考えられる。
今回は最短コースでの登りだったが、胎内潜りのできるコース。
展望台のあるコースなどもあり親しまれている山と分かる。

P.S.
この日全国新酒鑑評会の発表があり、福島県は10連覇を逃すが振る舞い酒が市内で行われていた。


ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 11:27Comments(0)日本の山1000

2023年05月28日

鎌倉岳 パッと広がる山頂展望

2023年(令和5年)5月24日(水)

鎌倉岳 パッと広がる山頂展望




https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5530238.html

鎌倉岳966m 展望広がる


少年自然の家から広い林道を進む鰍(かじか)コース
かつては車も通っていたような感じだが、徐々に細くなり山道になる。
杉林に今日は強い風が吹き付けていた。
そして昨日の雨で登山道はしっとりと濡れていた。

麓から見る厳つそうな鎌倉岳


登山道脇の斜面にはいくつもの大きな岩がへばりつくように見られる。
そこに木漏れ日が差し美しい樹林の中を歩く。
快適な道でこのまま山頂へと向かえば良いのだがそうはいかない。
山容からしても厳つく、鎌倉岳その本性が現われた。

石切場からの岩の急登


萩平との分岐の先、広場になっている石切場からの登りがすごかった。
そこは海抜750メートル、520メートルで鎌倉岳山頂とある。
登ろうとその場で上を見上げるときれいな青空が広がっていた。

見るからに険しそうな登りになる。
それも最初の取り付きに大きな岩が待ち構え、濡れていないときならば問題ないのだろうが、濡れて滑りそうで、今日のここからの登りを試されるような厳しさだった。

岩が滑りかなりの急登が続く
太いロープが設置されているが濡れている。
岩も滑るが土も滑り足下をしっかり踏みしめ登り続けた。
下りもしかり、一歩一歩足場を確認しながら慎重に下るしかなかった。

山名盤の先に阿武隈最高峰 大滝根山


足下ばかり眺めながら登り続けてきた標高差200m。
山頂はほぼ360度の展望が広がっていた。
パッと広がった明るい世界に感動が大きかった。

大きな岩が重なる山頂、石の祠もあり、山名盤も設置されている。
阿武隈山系の最高峰大滝根山1192mが見られ、その反対側には二番目に高い日山(天王山)1057メートルも展望できた。
大滝根山の右肩には一昨日登った高柴山も確認できた。
安達太良連峰も遠くうっすらと見られた。

雨上がりの滑る山行だけに山頂の大展望には感激した。
いくつもの山が重なる山並みに山名盤がなければ分からなかった山の特定もできてありがたかった。
鎌倉岳、険しさの中に大展望を山頂に持つ素晴らしい山だった。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 05:53Comments(0)日本の山1000

2023年05月24日

高柴山 浮金より ヤマツツジ終盤

2023年(令和5年)5月22日(月)

高柴山 浮金より ヤマツツジ終盤




https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5527023.html

展望台から 終盤のヤマツツジ


午前中、蓬田岳へ登った後、時間的に余裕があり高柴山へ。
午後登山口に着き、道の駅ひらたで買った美味しいおいなり・巻き寿司を食した。

膝は痛みがあり、違和感はあるがサポーターをして登り始める。
ちょうど下山してくる方が多くすれ違う。
良く整備された道で、時々林道らしき広い道と交差しながら登った。

太鼓石


太鼓石なる八幡太郎義家の奥州での活躍を伝説化した大岩を見学。
阿武隈山系のペラペラ石に酷似している、卵形の岩だった。
さらに物見岩もあったが形良い縦に筋の入った丸みを帯びた大きな岩だった。
岩見物を楽しみ登っていると、あっという間にヤマツツジの群落の中に吸い込まれた。

すでに色あせ、落下した花も多く見られ終盤のヤマツツジだった。
どれだけあるのだろうかヤマツツジばかり一面に広がる。
ここまで規模の大きな群生地は山梨の山、長野では東信の山で見たような気がするのみだ。

高柴山884m山頂


三角点のある山頂には展望があった。
展望台からは、目の前に広がるヤマツツジが、終盤とは言えピンク色に山を染めているのを眺められた。
山名・地名盤らしきものもあり、午前中に登った蓬田岳の姿が一盃山の肩に薄らだが見られたのは嬉しかった。

多分ヤマツツジが満開で休日などは賑わうだろうと想像がつく。
ところが終盤を迎え、平日午後の時間帯もあったのだろう独り占めの高梨山になっていた。
まだきれいに花咲かすヤマツツジは曇天にも鮮やかなピンク色を輝くよう咲き誇っていた。


ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 18:00Comments(0)日本の山1000