2023年05月28日

鎌倉岳 パッと広がる山頂展望

2023年(令和5年)5月24日(水)

鎌倉岳 パッと広がる山頂展望




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鎌倉岳966m 展望広がる
鎌倉岳 パッと広がる山頂展望

少年自然の家から広い林道を進む鰍(かじか)コース
かつては車も通っていたような感じだが、徐々に細くなり山道になる。
杉林に今日は強い風が吹き付けていた。
そして昨日の雨で登山道はしっとりと濡れていた。

麓から見る厳つそうな鎌倉岳
鎌倉岳 パッと広がる山頂展望

登山道脇の斜面にはいくつもの大きな岩がへばりつくように見られる。
そこに木漏れ日が差し美しい樹林の中を歩く。
快適な道でこのまま山頂へと向かえば良いのだがそうはいかない。
山容からしても厳つく、鎌倉岳その本性が現われた。

石切場からの岩の急登
鎌倉岳 パッと広がる山頂展望

萩平との分岐の先、広場になっている石切場からの登りがすごかった。
そこは海抜750メートル、520メートルで鎌倉岳山頂とある。
登ろうとその場で上を見上げるときれいな青空が広がっていた。

見るからに険しそうな登りになる。
それも最初の取り付きに大きな岩が待ち構え、濡れていないときならば問題ないのだろうが、濡れて滑りそうで、今日のここからの登りを試されるような厳しさだった。

岩が滑りかなりの急登が続く
太いロープが設置されているが濡れている。
岩も滑るが土も滑り足下をしっかり踏みしめ登り続けた。
下りもしかり、一歩一歩足場を確認しながら慎重に下るしかなかった。

山名盤の先に阿武隈最高峰 大滝根山
鎌倉岳 パッと広がる山頂展望

足下ばかり眺めながら登り続けてきた標高差200m。
山頂はほぼ360度の展望が広がっていた。
パッと広がった明るい世界に感動が大きかった。

大きな岩が重なる山頂、石の祠もあり、山名盤も設置されている。
阿武隈山系の最高峰大滝根山1192mが見られ、その反対側には二番目に高い日山(天王山)1057メートルも展望できた。
大滝根山の右肩には一昨日登った高柴山も確認できた。
安達太良連峰も遠くうっすらと見られた。

雨上がりの滑る山行だけに山頂の大展望には感激した。
いくつもの山が重なる山並みに山名盤がなければ分からなかった山の特定もできてありがたかった。
鎌倉岳、険しさの中に大展望を山頂に持つ素晴らしい山だった。

ふるちゃん


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Posted by ふるちゃん at 05:53│Comments(0)日本の山1000
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