2022年08月02日

明星山 ヒスイ峡より大岩壁見上げ往復

2022年(令和4年)8月1日(月)

明星山 ヒスイ峡より大岩壁見上げ往復




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明星山・高浪の池
明星山 ヒスイ峡より大岩壁見上げ往復

小滝川沿いの入山林道が通行止めだった。
当初自転車を利用して岡コースで登り、ヒスイ峡へ下る周回を考えていたが、迂回路になったために断念。
ヒスイ峡からの往復へと変更した。

ヒスイ峡登山口近くへ車を止めると虻の襲来。
車内で支度をして飛び出すように登山口へ。
その後も虻は一日中取り付いてきたが刺されることはなかった。

小滝川を渡り鬱蒼とした登山口へ。
その入口に立つ標柱には「ガレ場注意・登り3時間・下り2時間」とある。
広葉樹林帯の木陰の急斜面の登りが始まった。
ポールを忘れたので適当な木を見つけ杖代わりとして山行の供とした。

明星山 ヒスイ峡より大岩壁見上げ往復

樹林帯を抜けると目の前に大岸壁が右手に見えてきた。
と同時にガレ場の登山道へと変身。
白いゴツゴツした石が安定せずに歩きにくい。
下山時に苦戦したのは言うまでも無い。

岩壁の麓、登山道脇には鬼百合・オオバギボウシが盛んに咲いていた
鬼のようにオレンジ色の花びらが尖り咲く百合。
オオバギボウシはガレ場に群生し、白い花が岩に良く似合っていた。

大岩壁とオオバギボウシ
明星山 ヒスイ峡より大岩壁見上げ往復

大岩壁を右手に眺めながら高度を上げて行く。
徐々に近づく岩壁は迫力満点だ。
ロック-クライミング用の金具が打ち付けられた大岩壁の下から眺めると大岩が覆い被さる様だった。

再び急登のサカサ沢沿いを登り行くと分岐へと着く。
分岐からは急登、難しい岩場ではないが連続して登場してくる。
乗り越える岩が連続で襲ってくるのはきつい。
かなりここで体力を奪われた感がした。

尾根から青梅黒姫山
明星山 ヒスイ峡より大岩壁見上げ往復

何とか登り切ると、尾根からは青梅黒姫山の半分削られた山容。
佐渡島、青い日本海、そして糸魚川の街並みが一望できた。
朝日岳方面の雪の残る稜線部底から伸びる栂海新道の稜線が望めた。
残念ながら雨飾山は山頂付近が雲に覆われている。

佐渡島が日本海に浮かぶ・糸魚川の街
明星山 ヒスイ峡より大岩壁見上げ往復

稜線からの山頂への道のりも長く感じた。
岡コースと合流すると数mで山頂に出た。
日射しも強く、炎天下の山頂には長くいられない。
相変わらず雨飾方面は雲が覆う、岩場の展望地があると言うが山頂で満足。というか行く体力が無い。
山頂は日射しが強く少し下った分岐の日陰に避難して休憩そして昼食。

明星山1189m山頂
明星山 ヒスイ峡より大岩壁見上げ往復

下山を開始するが、足が痙りそうになる。
バランスを崩すと右足内もも、左足はハムストリング辺りに突っ張りが。
足首もおかしい。
完全に痙らないように休み休み、そしてゆっくりの下山となった。

登りで見つけたサカサ沢の水場へ足を引きずるように着く。
沢の流れで足を冷やし、水分補給、頭から水を被り生き返る。
水場からもまだ遠い道のりだったがバランスを崩さないように、致命的な痙攣が起きないようにと下った。
ガレ場を過ぎ樹林帯に入ると道も安定して足の運びもスムーズになった。

計画通り進まない山行。林道通行止めは良くあることで情報不足でした。
虻の襲来、ガレ場の連続、そして足の痙攣。
虻、ガレ場は承知できるが、今シーズン2回目の山中での痙攣は不安。
それでも迫力の岩壁を見ながらの登山道、日本海の美しさが印象的な山。
「日本の山1000」を意識してから4座目となった明星山だ。


ふるちゃん


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