2021年09月30日

高ボッチ ひょうたん池経由

2021年(令和3年)9月29日(水)

高ボッチ ひょうたん池経由




人なつこい牛


「高ボッチ」名前が独特な高原
標高は1664mもあり、絶景ポイント。
麓から歩くこともできるが、車で行けてしまう。

現在の体調(座骨神経痛)から、車で行きのんびり山頂付近を歩くには良いだろうと出かけた。
ほぼ地元の山でよく知られているが、登っているような登っていないような記憶にない山だ。
記録を見るに山頂には行ってないようだ。でも登っているような・・・。

名前が面白いので調べると
はっきりはしないようだがダイダラボッチ伝説から、ダイダラボッチが腰掛けた所、あるいは踏みつけた窪みがあるから。
長野県などの方言に「ぼっち」は藁や土などが積み上げられて高くなった部分を指すところから。
アイヌ語で「ボッチ」は「大きい」「巨大」の意から。

展望駐車場から鉢伏山


私の説は「一人ぼっちでも」楽しめる高みだから。
寂しい感じもしますが雄大な360度の大展望の山。
そして少し歩くだけでひょうたん池、森林地帯、牛を間近で見られる、さらにキャンプもできる万能の山と思った。

本日残念ながら、北アルプス、中央アルプス、御嶽・乗鞍岳など雲がかかっていた。
本来は槍・穂高、後立山の峰々が眺められる。
諏訪湖の先には八ヶ岳と南アルプスその間に富士山が眺められる。

展望駐車場からは一端下りひょうたん池へ
まさかの池の存在。緑がかった美しい池だった。
東屋、ベンチなども設置されていたが訪れる人が少ないのだろう。
朽ちかけている東屋、草刈りもされていない池の周り、残念だがちょっと眺め去るしかなかった。

ひょうたん池


生環林内遊歩道に入るが、さて「生環林内」とは。
森のようではあるが人工林の様相もある自然林の中だった。
この遊歩道も整備不足、踏跡が薄く、倒木もあり、笹が生い茂り、迷いそうな遊歩道だった。
北アルプスが展望できるとの情報もあったので歩いてみたのだが、樹木が生い茂り全く展望の開けるところはなかった。
ひょうたん池で引き返し、歩く人はほとんどいないのだろうと思った。

高ボッチ1664m山頂 諏訪湖・八ヶ岳展望


展望台駐車場に戻り、高ボッチ山頂へと向かう。
良く整備され数分で山頂に出る。
なんと言っても諏訪湖がメインになる展望地か。
くっきり晴れていれば八ヶ岳と南アルプスその間に富士山が見られるのだろうが残念。
山頂は「信濃の国の重心」たぶん長野県の中心に位置するのだろう。

ススキのオンパレードの中、NTTの電波塔近くに牛が何頭か見られたので行ってみた。
高ボッチ牧場と言うことで柵を隔てて間近に牛が見られた。
のんびり草を食み、人なつこい牛に一時忘れ見入ってしまった。

座骨神経痛
なかなか痛みが治まらない。
波があり痛みは続いているものの弱いときと強いときがある。

目を覚ましたときが一番つらい。
寝返りが苦痛になり右側に身体を倒したまま寝ている状態。
首のしわが偏り、腹回りの贅肉が右側に偏ってきたような感じがしている。

今回も朝方痛みが酷かったが、少しでも歩こうと(医者は歩いても良いと言うので)簡単に歩ける高ボッチへと出かけた。
歩き出すと忘れて何とか歩ける。
そして現在、一晩経ったのだが痛みはさほど出ていない。
今日も歩こうと思えば歩けるのだろうと思うが、さすがに控えている。

明日は3回目のブロック注射をと思っている。
そして痛みが引いていない状況を話しすのだが。
どのような診断がされるのか。
座骨神経痛の場合は痛みがいつかは引くときがあるというので手術はしない。
自分の考えは決めてあるのだが、痛み解消を!

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 10:22Comments(0)三百名山以外・里山

2021年09月24日

大望峠・内山峠 いろは堂の美味しいおやき

2021年(令和3年)9月23日(木・秋分の日)

大望峠・内山峠 いろは堂の美味しいおやき

正面P1 P1右肩に西岳、本院岳



本来ならば「山へ」なのだが。
左腰の違和感、左足膝下から脛にかけての痛み。
薬がなかなか効いてくれない。
脊柱管狭窄症による座骨神経痛が長引いている。
山歩きも良いとの医者の話があったものの不安があり峠巡り。

目指すは大望峠
西岳の展望を思い出し間近からと出かけた。
西岳は下見、撤退、そして必死で登り着いた忘れられない山だけにゆっくり眺めたいのもあった。

雲行きが少し怪しかったが、峠に着くとしっかりと西岳は姿を現した。
ギザギザの岩の稜線が迫力ある。
よくぞ登ったと、目の前にする西岳の岩峰に見入ってしまった。

P1に登り、西岳・本院岳そして八方にらみへと歩いた。
山名標示でP1を確かめることができた。
天狗原から一気に登り上げたのだが、目視ではどのルートを登ったのかは分からない。
P1からは起伏の大きい稜線を行ったのは覚えているが、無我夢中だった。

P3・P2・P1


山名盤に西岳・本院岳が記されていないので不確かだが、
西岳はP1の背後になり、本院岳が峠から一番右手に見えていたのではないか。
P2,P3そして一夜山、遠くには北アルプス、唐松岳・五竜岳・鹿島槍ヶ岳などが眺められた。

内山峠より

白馬から鬼無里に抜けるトンネルの白馬側。
鹿島槍ヶ岳から五竜岳・唐松岳・白馬鑓ヶ岳までが見渡せる峠だ。
八方尾根スキー場、五竜スキー場のゲレンデ、リフトなども見られコースがよく分かる。

鬼無里
鬼のいない里!良い名前だ。
ここの いろは堂 のおやきをいただき、お土産にした。
皮がもちもちで食べやすいおやきだ。
今は栗あんが季節ものとしてある。
今回、粒あん、カボチャそして葱味噌を食した。
粒あんはしっかりと潰され、包んだ皮が少し油で揚げてあるかのようだった。



帰りに鬼無里の湯へ
人里離れているためか、貸し切りで浸かってきた。
510円で30分ほど独り占めのお湯は贅沢そのものだった。
露天風呂はないが大きなガラス窓の外は自然たっぷり。

追加 ヤマレコfuruhiroに「西岳」があったので載せて思い出してみた。


2008年(平成20年)9月27日(土)

西岳へ 気力腕力満足




下見を入れ、3回目にして難関西岳を登ることができた。
2回目は最初の鎖場まで入ったが雨模様となり1本鎖を登り撤退した。

目の前の険しい西岳の峰々を眺めながら草原地帯を進むと
第一の鎖が出てくる。
ここから一気に壁を登るように高度を上げていく。

私にとっては、この最初の鎖はかなり試されているような気がした。
垂直に掛かってはいるが、最初の3歩までがぶら下がるような形になり
3歩目がなかなか決められず、よじ登るのに必死になった。

最初の鎖場から1時間弱登ったところが「熊の遊び場」という
とんでもない名前の場所が出てきた。
熊は遊んでいなかったが、鎖の連続となり腕力勝負だった。

さらに1時間弱、鎖と悪戦苦闘し「無念の峰」は下りの鎖に
恐怖でなかなか取り付くことができなかった。
さらに鎖場のない崖では登るのに笹を頼りによじ登った。

険しい


細い尾根が出てきた。
長い鎖が続き、指、腕が痛くなるが恐怖は薄れていた。
周りを見る余裕も出て、飯縄山、目の前に高妻山が見え始めた。
紅葉も見頃で険しい岩場に赤や黄の彩りが似合っていた。

P1・第一峰に着くと、紅葉の上に雪、そして樹氷なども見られ
周りの景色がさらに美しく見られた。
まさかの雪に驚いたが登山道、鎖には影響なかったのが幸いだった。

登り始めて4時間、歩くというよりは腕力で登ってきた。
とうとう2053mの西岳山頂へとたどり着いた。
紅葉した樹木に覆われた狭い山頂だ。
一時はどうなるかと思いつつの鎖場との真剣勝負だっただけに満足感は大きかった。
高妻山がうっすらと雪をかぶり大きく聳えているのが印象的だ。

さて下りになる。
P1でただ一人すれ違った方がいて奥社から来たということで、
ピストンする予定を変更して本院岳経由、戸隠山方面へと向かった。
山頂からすぐほぼ垂直の鎖が数十m続いた。

さらに笹をこぎ、笹につかまり下り、登るを繰り返し本院岳へ。
ここからが八方にらみまで長かった。
一歩一歩進むこと2時間以上「八方にらみ」戸隠山への登山道に出た。
ここまで来て、人心地着くことができた。

最後、蟻の戸渡りを下る。
登りよりも下りは緊張する。
安全第一、這いずりながら、またぐように渡りきった。
ずっと緊張してきただけに、まだまだ続く鎖場に気力を高め下った。
奥社が見えたときには気力体力ともにぐちゃぐちゃに緩んだ。

随神門に着く頃には暗くなり始め、自然園を通り鏡池へ。
夕暮れにシルエットの戸隠、西岳はすでに雲の中。
熊よけに大声を出しながらライトを付け楠川のスタート地点へと戻った。

無事下山ほっと気は緩み。腕は痛みでパンパン。
信州百名山の中でも最難関の西岳を登れた満足感。
正に、気力腕力満足の西岳だった。


座骨神経痛
今日24日(金)病院へ
2度目のブロック注射を打つことになるだろう。
すこし、ほんの少し痛みが遠のいているような気もするが、
まだまだ痛みが膝下から脛にかけて出る。
そして左腰の違和感。
「山へ」と思うが慎重になっている。「峠へ」になったのも正に気弱さか。
座骨神経痛に打ち勝ち「山へ」とおもうのだが。


ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 10:36Comments(0)

2021年09月22日

長峰山・光城山

2021年(令和3年)9月22日(水)

長峰山・光城山



長峰山より


午前中は曇り、天気が持ちそうと言うことで長峰山・光城山へ。
久しぶりの自転車も。

座骨神経痛により思うように歩けていないが、
医者も歩いても大丈夫とのことで痛みはあるものの筋力維持のために。

長峰荘より歩き始める。
風は強いが汗ばむ身体には快適に感じる。

山頂のハンググライダーの滑走台からは安曇野の田園風景が広がる。
稲穂の黄色、犀川と高瀬川の流れ、そして雲かかる常念山脈に代わり有明山が眺められた。
安曇富士とも称される有明山、端正な山容が雲間から顔を出す。

強風が長峰山の樹木に吹く。
葉が勢いよく一斉に舞い上がった。
空に無数の葉っぱが広がり、谷にひらひらと散ってゆく。



光城山へ烏帽子峰経由で歩く。
赤松にへばりつくサルノコシカケは見事だった。
赤い実!ガマズミの木だろうか赤い実の数が圧倒的。
そしてアキノキリンソウの黄色は眼下に広がる松本平に似合っていた。

座骨神経痛
16日(木)MRI検査の結果。
狭い空間に、トントンガシャガシャと音の洪水、ラジオを流すと言ったが全く聞き取れない。
15分ほどの検査だった。
その検査画像から
年相応、だが椎間板の二カ所が薄く、ヘルニアもあるとのこと。
整形医院でも言われたのと同じで、薬で痛みを抑えてゆく、それでも痛みが引かない場合は手術とも言われた。
手術だけはしたくないと一応伝えた。
早速、仙骨硬膜外ブロックいわゆるブロック注射を打つことになった。
痛いですと言われたがチクチクするだけでさほど痛みはなかった。
15分ほど点滴を打ち、休んだ後、身体がフラフラしないか動くか調べられた。

薬は整形医院で出してくれているタリージェ10gを飲み続けていた。
ブロック注射の効果は・・・ 何と効いてくれない。痛みは同様に続いている。
ということで薬、ブロック注射共に芳しくないのだ。

21日(火)整形医院で出すタリージェ10gを1週間飲み続け、15gへと増量してもらう。
しかし病院では新たな薬を調合してくれた。
ノイロトロピンを朝夕、寝る前にトアラセット。
さて、両方飲み続けるわけには行かないので、これからのことを考え中途半端になってしまうかもしれないがノイロトロピンとした。
今日の時点で痛みは続いている。
次は金曜日に2度目のブロック注射を打つ。
なかなか改善されない痛みは解消されるのか。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 21:19Comments(0)三百名山以外・里山

2021年09月16日

美ヶ原 石切場より 時計回り

2021年(令和3年)9月15日(水)

美ヶ原 石切場より 時計回り



美ヶ原台上と弐七農園のドルチェ兄弟


明日MRIで腰などの検査を控え、もしかすると最後の山になるかもしれないと美ヶ原へ4人で登ることにした。
寝起きの痛みは鋭いが徐々に良くなり、石切場を出発する頃には忘れていた。
単に座骨神経痛ならば問題ないが、この痛みの原因が安静する必要ありと診断されれば最後の山か。
(大げさかもしれないが、心配はつきない)

登り始めの林の中では茸を見つけながら行く。
なかなか見つけられることがなく進むが、目が慣れてくると茸が見えてくる。
4人とも茸のことは全く分からない。食べられるのか、毒茸なのか。
大体の茸は食べられるという。良い匂いがするからいいんじゃない。
これは怪しいが、この茸はよさげだ。
などと素人判断しながら、登りと帰りに麓近くで茸採りをした。
ふだん全く茸には目も向けず山を歩くのだが、4人でわいわいやると楽しいものだ。

八丁ダルミの快適な登り


石切場から王ヶ鼻への八丁ダルミコースは唐松林の中を広く快適な登山道で登る。
晴れていれば北アルプスを眺め、レンゲツツジの咲く頃には花に囲まれ登ることができる。
今日は残念ながら雲が湧き、白いキャンパスに絶景を想像し登った。
この白い世界にも多くの方が王ヶ鼻に集っていた。

王ヶ頭に向かい枯れ始めたマルバダケブキを見て、満開の頃は黄色の花の絨毯が王ヶ頭によく似合うなど想像しながら歩いた。
王ヶ頭も雲の中ではあったが、眼下に三城牧場が見えだした。
山頂には鉄の杭があるのだが、その上に蛇口のように石が置かれたのを見て、水を飲み顔を洗う真似で記念撮影。
展望のない山でしっかりと楽しんだ。



ベンチへ移動それぞれがストーブでラーメンを食す。
展望が徐々に良くなり美ヶ原台上その先に茶臼山。
眼下に三城牧場その先に鉢伏山・二ッ山、三峰山・鷲ヶ峰、遠く車山まで眺められるようになった。
そして鉢伏山と霧ヶ峰の間には諏訪湖が見られた。
期待した北アルプス、八ヶ岳はすっかり雲に覆われていた。

花はまだマツムシソウ、ハクサンフウロウ、ウメバチソウなどが咲く。
ヤマハハコとアキノキリンソウそしてキリンソウも。
日頃は歩くに専念するが、キノコそして花などに足を止めると山行きの質も上がる気がした。

座骨神経痛
前日に朝の強烈な痛み、ずっと足腰に違和感はあるものの美ヶ原に登ってきた。
これから16日(木)MRI検査に行く。
あらゆる角度から腰など撮影し年相応の腰椎の潰れ方、曲り方で座骨神経痛に違いないということになれば私にとっては嬉しいことだ。
診断は午後になる。
今まで医院で出してくれたタリージェ10g、ロキソプロフェンナトリウムの他に
毎朝朝食前に一回だけ飲んでいた疎経活血湯は今日の朝で飲み終わった。
痛みが取れれば問題ないのだが、漢方はどうするか迷うところだ。
医院ではタリージェ10gから15gにすればほぼ痛みは取れるという。
またブッロク注射の手もあるというが。
MRI検査の結果、そして痛みの具合をみて判断するしかないか。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 09:34Comments(0)三百名山以外・里山

2021年09月14日

長峰山 長峰荘より トレーニング

2021年(令和3年)9月13日(月)

長峰山 長峰荘より トレーニング




長峰山から・弐七農園のドルチェ


天候不順「山へ」向かう気になれない日々が続く。
晴れていても北アルプスには雲がかかっている。
絶好の日かと思っていても半日経つと雲が出て来る。

体調のことも考えて、安心安全な長峰山へトレーニング出かけた。
歩き始めると蝉の賑やかな鳴き声と蒸し暑さ。
それでも以外と足は動き歩けた。

山頂へは難なく着く。
周りは薄紫色のシャジンが見頃となっていた。
安曇野の田んぼは実りの頃を迎え、黄色に色づいている。
ただ曇り空、里山の展望はあるが北アルプスは重そうな雲がどっと被っている。

安曇野の色づく田んぼ


山頂には1m近い望遠レンズを装着した方が鳥だろうか撮る姿。
大型飛行機を持ってきている方。
ドローンを飛ばしている方。
そしてこれからパラグライダーで飛ぼうとする人たち。
私はハング滑走路上で弐七農園のドルチェをかじり食欲の秋を楽しんだ。


座骨神経痛
座骨神経痛の不安、空模様の思わしくない状態が続くこともあり「山へ」躊躇する。
横になると左足に痛みが、寝返り時は膝辺りに強烈な痛みが走る。
歩くときも膝下が重く、鈍痛がある。
しかし動いている内に痛みがどこかに行って仕舞うような。

薬「タリージェ5g」そして併用して「ロキソプロフェンナトリウム」を1週間飲んできたが効き目がいまいちか。
動き出すと今回のように長峰山へも難なく、痛みは忘れ気持ちよく歩けている。
意識すると膝下からすねに違和感はあったが。

ということで14日(火)に整形医院へ受診予定。
「タリージェ5g」から「タリージェ10g」へ。
神経痛痛め止めの薬の量を増やしてもらうつもりでいる。
効き目はどうなるか。

16日(木)には病院で腰のMRIを予定している。
今後の「山へ」継続、目標の山々へ、強い気力はあるが、身体は。
ただの神経痛ならば痛みは取れるときがある、というので期待はあるが。
思い切った行動がとれないのが現在の一番の心配。
贅沢な悩み、自分事ではあるが。
痛みが取れ、腰・膝には問題ないとのお墨付きが欲しい。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 10:22Comments(0)三百名山以外・里山

2021年09月11日

小熊山 反時計周りハイキングコース

2021年(令和3年)9月10日(金)

小熊山 反時計周りハイキングコース




小熊山1303mと弐七農園のドルチェ


13年ぶりの小熊山
前回は木崎湖から林道を少し入ったところから雪道となり歩き始めた。
スノーシューを使い林道では履いたり脱いだりを繰り返すが、山頂へも簡単に登れた印象があった。

ところが思っていた以上に急登が続くハイキングコース
クヌギ、唐松などの樹林帯の中をほぼ直線的に登る。
全く展望がないまま山頂へと出た。

山頂も木々に覆われ樹間から木崎湖の水色、遠くに険しそうな山の姿が見られるがどこの山だか見当も付かない。
木崎湖方面だけでも伐採されれば絶景が眺められるはずと思う。
アルプス方面は広く美林が続きそれは望めそうにない。

下山は黒沢高原方面へ。
ゆるやかな黒土の道、雨の影響で水分を含み滑る状態になっていた。
気を抜いていたわけではないが、右足が滑り大転倒!
仰向け、尻餅、右膝をついてしまった。
幸い竹藪の斜面に助けられ怪我もなく、服の汚れもなくすんだが。

今まで何度か転倒、大けがに繋がることはなかったが、何が起きるか分からない。山歩きでは、足下の状態を把握して、あわてない(急がない)、無理しない、そしてよそ見をしない。
と自分に言い聞かせるしかなかった。

林道から白沢天狗・雲かかる爺ヶ岳・爺ヶ岳スキー場


北側の黒沢高原に繋がる林道に出る。
舗装された林道を歩き登り口へ戻った。
前に歩いたときにこの林道からの展望も良かった記憶がある。

13年経ると樹木も育ち展望を遮っていた。
雲かかるが爺ヶ岳方面を眺められるところもあったが限られていた。
ぜひ山名を特定したいと思っていた山も分からず下山となってしまった。

座骨神経痛
小熊山での転倒!
腰は、足大丈夫か大丈夫かと瞬時に思ったが、
立ち上がるとさほど影響もなかったと一安心(*^_^*)。

4月にも左足の痛みで整形医院で診てもらっていたが、年相応の椎間板の減り方で神経を刺激して膝足に痛みがでている。
座骨神経痛、と診断された。

それ以来膝などに痛みは出るが、歩き出すと全く痛みが感じられなかった。
長雨、コロナ禍、オリンピック観戦ということで遠出もせずに近場の山へは登っていた。
腰の違和感、膝の痛みは特に横になるとあった。

寝返り時が痛く、夜中に目を覚ますことが多くなってきた。
6月には日に2回飲むと神経痛に効くだろうと薬局の進める漢方を飲んだ。
一向に効く気配がなく、良く効くという疎経活血湯という日に3回飲む漢方を飲み始めた。
すると寝返り時の痛みが取れ、改善されていく方向が見えた。

そこでいい気になり8月後半、美ヶ原の周回、唐松岳、そして常念岳と登ったところ痛みが再発し始めてしまった。
「山へ」が多分引き金になり痛みが再発してしまったような気がする。
日に3回飲んでいた疎経活血湯も続けていたが、効果が出なくなってしまい
寝返り時の痛みがかなり酷くなってしまった。

そこで、9月2日に整形医院へ行き症状を話すと。
足腰のレントゲンを再び撮り診断。
骨・椎間板・膝には老化によるゆがみなどあるが問題なく、神経が刺激され痛みが出ている。
との診断だった。
さらに座骨神経痛は波があり必ず痛みの治まるときが来るので薬で痛みを取り除きましょうとなった。
説得力のある話で、脳が痛みを感じやすくなってしまっている可能性もあるとのことだった。
1週間分の痛み止めロキソプロフェンナトリウム、血流を良くするリマプロストアルファデクスを調合してもらった。

ということでロキソニン系の痛み止めは、今まで飲むことをためらっていたが飲み始めた。
直ぐに効いてくるのかと思いきや全く痛みが改善されずに1週間を待たずに同じ整形医院へ行った。

9月7日
ロキソニンが効かないようなので、より神経痛を抑える3種類の中からタリージェという薬を出してくれた。
5g・10g・15gとあり、まず5gから1週間飲んでくださいとのことで現在飲んでいる。
身体が大きい方なのでロキソプロフェンナトリウムとも併用して良いとのことだった。

さらに「山へ」が生きがいでこれからも山歩きを難なく続けたいこと、
できればMRIを撮ってより腰や膝の様子を知りたいことを話すとMRIのある病院を紹介してくれた。

9月8日
MRIのある病院へ紹介状を持って行く。
整形医院で撮った映像を見ながら、足に力はあるし痛みが出るのは神経の圧迫からでしょう。
との診断で整形医院出だされている薬を飲み続けてください。
MRIは15日までは予約が入っているので、16日に予約を入れてくださいとのことになった。

今はタリージェとロキソプロフェンナトリウムを朝晩2回飲んでいる。
痛みは取れないが気長にと思っている。
そして筋力は落とさないように気軽に登れる「山へ」と今回は小熊山へ行ってきた。
神経痛と仲良く「山へ」と思い。


ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 14:51Comments(0)三百名山以外・里山