2016年05月31日
四国7座へ(計画) 三百名山
2016(平成28年)5月31日(火)
四国7座へ(計画)

四国地方には9座の三百名山がある。
その内百名山の「剣山・石鎚山」はかつて妻と登っている。
今回は残りの7座を目指す。
計画
6月1日(水)
愛媛県新居浜までひたすら移動 約650km
6月2日(木)
①東赤石山
6月3日(金)
②瓶ヶ森
③伊予富士
④笹ヶ峰
6月4日(土)
⑤三本杭
⑥篠山
6月5日(日)
⑦三嶺
6月6日(月)
明け方穂高着
あくまでも予定で無理をせず安全に行ってきたい。
後日報告します。
ふるちゃん
四国7座へ(計画)
四国地方には9座の三百名山がある。
その内百名山の「剣山・石鎚山」はかつて妻と登っている。
今回は残りの7座を目指す。
計画
6月1日(水)
愛媛県新居浜までひたすら移動 約650km
6月2日(木)
①東赤石山
6月3日(金)
②瓶ヶ森
③伊予富士
④笹ヶ峰
6月4日(土)
⑤三本杭
⑥篠山
6月5日(日)
⑦三嶺
6月6日(月)
明け方穂高着
あくまでも予定で無理をせず安全に行ってきたい。
後日報告します。
ふるちゃん
2016年05月25日
常念岳へ 登山道が!21回目!
2016(平成28年)5月24日(火)
常念岳へ 21回目
「五月晴れ 蝶常燕 絶景待つ」
常念山頂と穂高

雪の少なかった今年
5月に入り初めて燕岳・蝶ヶ岳・常念岳を続けて登った。
18日の燕岳は雪の状態も良く快適。
21日の蝶ヶ岳は悪戦苦闘の雪の道。
そして今回
24日の常念岳はすでに夏道を歩く。
ということで安曇野の三山を日帰りで登ることができた。
ほぼ快晴の日を選んで登ったので山頂からは
槍・穂高を中心とした絶景を楽しむことができた。

今回の常念岳
一の沢の入り口付近から4月の上旬に降った大雨の影響か
登山道が様変わりしているのだった。
殊に古池の上部から沢沿いの道が削り取られていたり、
すでに新しいルートが作られ始めていた。
そして注意して通過しなければならない状態のところも一部に見られた。

王滝ベンチは川の中の一部と化していた。
また休憩ポイントだった烏帽子沢は
大量の土砂が上部から流れ出たようで
標識もなくなりただのごつごつした荒々しい沢に変身していた。

私の大好きだった烏帽子沢の手前の苔むした登山道も
土砂が入ってただの登山道へと変わり果てていた。
そんな中今回もイワナが泳ぐ姿が見られた古池。
全く影響を受けなかったようで静かに水をたたえていた。
不思議な池だ。

6月でも笠原沢付近から雪道になり
沢に降り積もった雪面を登り常念乗越まで直登することもあるのに
今回は胸突き八丁の手前辺りからようやく雪が出てきた。
当然、沢伝いには行けそうにもなく
既に沢方面はロープで封鎖されていた。
ということで胸突き八丁の階段を上る夏道を使った。

さらにラストウォターからの登りには雪があるだろう
苦労するのではないかと思いきや
全くというほど雪はなく、夏道そのものだったのにはびっくりだった。
ということで時間もさほどかからず雪に苦戦することもなく
予定通りに常念乗越に着いた。

雲が少し出始めていたので心配していたが
常念乗越からの槍の眺めも最高!

常念小屋の赤い屋根と槍の姿は本当によく似合うものだ。
山頂への登りにも全く雪がなく
時々北アルプスを眺めながらの急登を楽しんだ。

山頂には誰もいなく
この状況も久しぶりでゆっくりと絶景を楽しんだ。
常念からの360度の展望は真正面の穂高岳を中心に
槍と北鎌尾根

表銀座と裏銀座が並行して見えるのも特徴だ。

今日もシャツ1枚で
山頂からの絶景を堪能した。
幸せをたくさんいただいた。
P.S.
燕で撮った写真「イルカも喜ぶ雪解けの北アルプス」
NHK長野「撮るしん」
5月25日放映される。
ふるちゃん
常念岳へ 21回目
「五月晴れ 蝶常燕 絶景待つ」
常念山頂と穂高
雪の少なかった今年
5月に入り初めて燕岳・蝶ヶ岳・常念岳を続けて登った。
18日の燕岳は雪の状態も良く快適。
21日の蝶ヶ岳は悪戦苦闘の雪の道。
そして今回
24日の常念岳はすでに夏道を歩く。
ということで安曇野の三山を日帰りで登ることができた。
ほぼ快晴の日を選んで登ったので山頂からは
槍・穂高を中心とした絶景を楽しむことができた。
今回の常念岳
一の沢の入り口付近から4月の上旬に降った大雨の影響か
登山道が様変わりしているのだった。
殊に古池の上部から沢沿いの道が削り取られていたり、
すでに新しいルートが作られ始めていた。
そして注意して通過しなければならない状態のところも一部に見られた。
王滝ベンチは川の中の一部と化していた。
また休憩ポイントだった烏帽子沢は
大量の土砂が上部から流れ出たようで
標識もなくなりただのごつごつした荒々しい沢に変身していた。
私の大好きだった烏帽子沢の手前の苔むした登山道も
土砂が入ってただの登山道へと変わり果てていた。
そんな中今回もイワナが泳ぐ姿が見られた古池。
全く影響を受けなかったようで静かに水をたたえていた。
不思議な池だ。
6月でも笠原沢付近から雪道になり
沢に降り積もった雪面を登り常念乗越まで直登することもあるのに
今回は胸突き八丁の手前辺りからようやく雪が出てきた。
当然、沢伝いには行けそうにもなく
既に沢方面はロープで封鎖されていた。
ということで胸突き八丁の階段を上る夏道を使った。
さらにラストウォターからの登りには雪があるだろう
苦労するのではないかと思いきや
全くというほど雪はなく、夏道そのものだったのにはびっくりだった。
ということで時間もさほどかからず雪に苦戦することもなく
予定通りに常念乗越に着いた。
雲が少し出始めていたので心配していたが
常念乗越からの槍の眺めも最高!
常念小屋の赤い屋根と槍の姿は本当によく似合うものだ。
山頂への登りにも全く雪がなく
時々北アルプスを眺めながらの急登を楽しんだ。
山頂には誰もいなく
この状況も久しぶりでゆっくりと絶景を楽しんだ。
常念からの360度の展望は真正面の穂高岳を中心に
槍と北鎌尾根
表銀座と裏銀座が並行して見えるのも特徴だ。
今日もシャツ1枚で
山頂からの絶景を堪能した。
幸せをたくさんいただいた。
P.S.
燕で撮った写真「イルカも喜ぶ雪解けの北アルプス」
NHK長野「撮るしん」
5月25日放映される。
ふるちゃん
2016年05月24日
撮るしん「イルカも喜ぶ北アルプスの雪解け」
明日25日
NHK長野放送局の「イブニング信州」
「撮るしん」で
「イルカも喜ぶ雪解けの北アルプス」の写真

(総合テレビ 午後6:10~7:00)の中で紹介される予定です。
NHK長野放送局の「イブニング信州」
「撮るしん」で
「イルカも喜ぶ雪解けの北アルプス」の写真
(総合テレビ 午後6:10~7:00)の中で紹介される予定です。
2016年05月21日
蝶ヶ岳へ 雪の直登!ほたか・槍の絶景!
2016(平成28年)5月21日(土)
蝶ヶ岳へ 13回目
「雪の道 悪戦苦闘 絶景の蝶」
蝶ヶ岳かの「穂高・槍のパノラマ」

18日(火)に登った燕岳の雪の状態から
蝶ヶ岳も上部は多少雪があっても登れるだろう。
と蝶ヶ岳を目指した。
駐車場に着いてびっくり!
すでに満車状態なのだ。
それも県外ナンバーの車がほとんどで
ざっと80台ほどは駐車していた。
5月に蝶ヶ岳を目指すことは今までなかっただけに
他県の方がこれほど多く来ていることにも驚いた。
子供連れの方も2組いらした。
今年の雪不足を知っての皆さんの動きなのだろうか。
力水付近にはニリンソウの白い花が登山道の両脇を埋めていた。

エンレイソウも咲き嬉しい出発となった。

さらにティラノサウルス(ゴジラの木)から先
カラマツ林の通りには木漏れ日が差し

鶯の鳴き声、それにチッチッチッとさえずる小鳥の声
幸せな気持ちで歩くことができた。
雪が出てきたのは2000m地点を過ぎてから
蝶沢(支流と思われる)は雪に覆われ雪面を横切った。

その先は雪が登山道を覆うようになり

どこを歩いているのか分からない状態になった。
ただ踏み跡だけはしっかりしていたので
外さないように慎重に進んだ。
最後は雪の急登が続き真っすぐに蝶ヶ岳めざし雪の階段を上った。

山頂ではご褒美が待っていた。
少し霞んではいたものの穂高・槍の大展望が目の前に広がった。
雪解けの始まった迫力ある穂高・槍の雄姿は最高!

蝶ヶ岳山荘と常念岳

無風で暖かな山頂で横になり
アルプスを代表する穂高・槍のパノラマを存分味わった。
雪の下りは登りよりも少し心配ではあったが
雪が緩み、雪の階段を踏み外すことなく無事下山することができた。
雪道で悪戦苦闘したものの
そのすべてを忘れさせてくれた蝶ヶ岳からの絶景。
山へ登り「幸福」という報酬を今日もたくさんいただくことができた。
ふるちゃん
蝶ヶ岳へ 13回目
「雪の道 悪戦苦闘 絶景の蝶」
蝶ヶ岳かの「穂高・槍のパノラマ」
18日(火)に登った燕岳の雪の状態から
蝶ヶ岳も上部は多少雪があっても登れるだろう。
と蝶ヶ岳を目指した。
駐車場に着いてびっくり!
すでに満車状態なのだ。
それも県外ナンバーの車がほとんどで
ざっと80台ほどは駐車していた。
5月に蝶ヶ岳を目指すことは今までなかっただけに
他県の方がこれほど多く来ていることにも驚いた。
子供連れの方も2組いらした。
今年の雪不足を知っての皆さんの動きなのだろうか。
力水付近にはニリンソウの白い花が登山道の両脇を埋めていた。
エンレイソウも咲き嬉しい出発となった。
さらにティラノサウルス(ゴジラの木)から先
カラマツ林の通りには木漏れ日が差し
鶯の鳴き声、それにチッチッチッとさえずる小鳥の声
幸せな気持ちで歩くことができた。
雪が出てきたのは2000m地点を過ぎてから
蝶沢(支流と思われる)は雪に覆われ雪面を横切った。
その先は雪が登山道を覆うようになり
どこを歩いているのか分からない状態になった。
ただ踏み跡だけはしっかりしていたので
外さないように慎重に進んだ。
最後は雪の急登が続き真っすぐに蝶ヶ岳めざし雪の階段を上った。
山頂ではご褒美が待っていた。
少し霞んではいたものの穂高・槍の大展望が目の前に広がった。
雪解けの始まった迫力ある穂高・槍の雄姿は最高!
蝶ヶ岳山荘と常念岳
無風で暖かな山頂で横になり
アルプスを代表する穂高・槍のパノラマを存分味わった。
雪の下りは登りよりも少し心配ではあったが
雪が緩み、雪の階段を踏み外すことなく無事下山することができた。
雪道で悪戦苦闘したものの
そのすべてを忘れさせてくれた蝶ヶ岳からの絶景。
山へ登り「幸福」という報酬を今日もたくさんいただくことができた。
ふるちゃん
2016年05月19日
燕岳へ
2016(平成28年)5月18日(水)
燕岳へ 16回目
「シャツ1枚 雪解け早い 燕へ」
燕岳稜線のイルカ岩と槍

快晴・無風の1日。
山頂でもシャツ1枚で過ごせた。
今年は例年になく雪が少ない。
2週間ほど山の季節が早まっている感じだ。
そこで燕岳も登れるだろうと昨夜決めゆっくりと自宅を出る。
駐車場にもさほど車もなく静かだろうと思いきや
何と20台以上の車が止まっていた。
それも県外車がほとんどで驚てしまった。
この時期にこれほどの人が燕岳方面を目指しているとは
地元にいながら知らなかった。
雪は富士見ベンチ辺りから出始めた。
緩んでずたずたの雪かと思いきや大変歩きやすく
アイゼン、スパッツもいらない雪だった。
燕山荘への最後の登り振り返ると有明山

しかし安全のためにはアイゼンは必要だ。
稜線にはほとんど雪がなく快適なハイキングだった。
今日の燕岳からの眺望は最高の一言!
北アルプスの雪解けの始まった槍・穂高

八ヶ岳と南アルプスに挟まれた富士

さらに鷲羽・水晶・野口五郎岳方面

北燕岳の背景には立山などの山々が

眼鏡岩など燕岳の稜線の美しさも言葉で言い表せないものがあった。

360度どの方向も絶景の一言!
あまりにもクリアすぎるぐらいだった。
今シーズンは何回登るか分からないが、
様々な燕岳のシーンを見ていきたいと思っている。
ふるちゃん
燕岳へ 16回目
「シャツ1枚 雪解け早い 燕へ」
燕岳稜線のイルカ岩と槍
快晴・無風の1日。
山頂でもシャツ1枚で過ごせた。
今年は例年になく雪が少ない。
2週間ほど山の季節が早まっている感じだ。
そこで燕岳も登れるだろうと昨夜決めゆっくりと自宅を出る。
駐車場にもさほど車もなく静かだろうと思いきや
何と20台以上の車が止まっていた。
それも県外車がほとんどで驚てしまった。
この時期にこれほどの人が燕岳方面を目指しているとは
地元にいながら知らなかった。
雪は富士見ベンチ辺りから出始めた。
緩んでずたずたの雪かと思いきや大変歩きやすく
アイゼン、スパッツもいらない雪だった。
燕山荘への最後の登り振り返ると有明山
しかし安全のためにはアイゼンは必要だ。
稜線にはほとんど雪がなく快適なハイキングだった。
今日の燕岳からの眺望は最高の一言!
北アルプスの雪解けの始まった槍・穂高
八ヶ岳と南アルプスに挟まれた富士
さらに鷲羽・水晶・野口五郎岳方面
北燕岳の背景には立山などの山々が
眼鏡岩など燕岳の稜線の美しさも言葉で言い表せないものがあった。
360度どの方向も絶景の一言!
あまりにもクリアすぎるぐらいだった。
今シーズンは何回登るか分からないが、
様々な燕岳のシーンを見ていきたいと思っている。
ふるちゃん
2016年05月18日
山上ヶ岳へ 女人結界!おまいりです!
2016(平成28年)5月14日(土)
山上ヶ岳へ
「修験道 おまいりです 山上ヶ岳」
山上ヶ岳山頂付近から稲村ヶ岳

洞川温泉に泊まっていたので余裕をもって
清浄大橋のたもとにある大橋茶屋の駐車場へと向かった。
清浄大橋を渡ると

大峯講の記念碑、それに修験者の像などが立ち並ぶ。
その数に1300年前からの歴史ある信仰者の思いを感じた。
歴史ある修験の山、信仰者の信仰心としての戒律上の結界ととらえ
信仰者の立場を尊重しての女人入山禁止を維持しているという。
様々な意見はあるのだろうが信仰心を第一と考えている山なのだ。
「女人結界門」を通り登山道にと入る。

薄暗い杉並木は静かで荘厳さを感じる。
お茶や跡、一本松茶屋そして洞辻茶屋と茶屋が続く。
修験者のための茶屋が充実しているようだ。
登山道が茶屋の建物の中を通っているのも特色だった。

山上ヶ岳だけの決まりだろうか挨拶にも驚いた。
「おまいりー」「おまいりです」と挨拶を交わす。
普段は「おはようございます」「こんにちは」というところを
修験者・登山者とすれ違うたびに「おまいりです」と
慣れない挨拶に戸惑いながらも使う自分がいた。
鐘掛岩と西の覗の修験の場
鐘掛岩では実際に岩壁の鎖にぶら下がり
修業をする修験者の姿を見ることができた。

西の覗では修験者の方に出合うことができた。
若い修験者の方が修業をするかどうか迷う姿。
ほら貝の音を聞くことができた。
ほら貝の音は山上ヶ岳全体に響き渡るようだった。

5件ある宿坊を過ぎると
大峯山寺の山門をくぐる。
世界遺産にもなっている山寺とお蔵が山頂付近に建つ。
修験の聖地として今でも多くの信者を集めている。
私も本堂に入り山行の成功、家族の安寧などを祈った。

蔵の中を見ていると「登山組」の額を見つけた。
「登山」という言葉に親近感を感じることができた。

山頂は本堂から少し登った笹原の先に三角点と聖蹟があった。

山頂付近の笹原は厳かな山寺とは対照的で明るくそして広々としていた。
目の前には山上ヶ岳よりも標高の高い稲村ヶ岳が堂々と聳えている。

日本岩は笹原からレンゲ辻へ下る方向にあり
レンゲツツジも紫色が美しく稲村ヶ岳とよく似合っていた。
眺望もよく山上ヶ岳の中では一番のおすすめの場所といってもいい。
下山はレンゲ辻へ下った。
急斜面に梯子が何本もかけられ、それを注意深く下る。
レンゲ辻には女人結界門が建っていた。

ということはここか先は女人解禁という場所でもある。
この先の稲村ヶ岳は女人大峯ともいわれている。
大橋を目指してひたすら沢沿いに下山をする。
ところどころ沢が分かれ登山道が不明瞭になるところもあったが
目印、足跡をしっかりたどり下ることができた。
美しい渓谷も見られ登りの修験の道とは趣が違っていた。

沢沿いの道を下り、林道終点からは舗装された林道をひたすら歩き
元の出発点清浄大橋にある駐車場へと戻ることができた。
歴史を感じ、また今ある信仰の姿も少し見ることができ
普段とはひと味違った山上ヶ岳の山歩きとなった。
ふるちゃん
山上ヶ岳へ
「修験道 おまいりです 山上ヶ岳」
山上ヶ岳山頂付近から稲村ヶ岳
洞川温泉に泊まっていたので余裕をもって
清浄大橋のたもとにある大橋茶屋の駐車場へと向かった。
清浄大橋を渡ると
大峯講の記念碑、それに修験者の像などが立ち並ぶ。
その数に1300年前からの歴史ある信仰者の思いを感じた。
歴史ある修験の山、信仰者の信仰心としての戒律上の結界ととらえ
信仰者の立場を尊重しての女人入山禁止を維持しているという。
様々な意見はあるのだろうが信仰心を第一と考えている山なのだ。
「女人結界門」を通り登山道にと入る。
薄暗い杉並木は静かで荘厳さを感じる。
お茶や跡、一本松茶屋そして洞辻茶屋と茶屋が続く。
修験者のための茶屋が充実しているようだ。
登山道が茶屋の建物の中を通っているのも特色だった。
山上ヶ岳だけの決まりだろうか挨拶にも驚いた。
「おまいりー」「おまいりです」と挨拶を交わす。
普段は「おはようございます」「こんにちは」というところを
修験者・登山者とすれ違うたびに「おまいりです」と
慣れない挨拶に戸惑いながらも使う自分がいた。
鐘掛岩と西の覗の修験の場
鐘掛岩では実際に岩壁の鎖にぶら下がり
修業をする修験者の姿を見ることができた。
西の覗では修験者の方に出合うことができた。
若い修験者の方が修業をするかどうか迷う姿。
ほら貝の音を聞くことができた。
ほら貝の音は山上ヶ岳全体に響き渡るようだった。
5件ある宿坊を過ぎると
大峯山寺の山門をくぐる。
世界遺産にもなっている山寺とお蔵が山頂付近に建つ。
修験の聖地として今でも多くの信者を集めている。
私も本堂に入り山行の成功、家族の安寧などを祈った。
蔵の中を見ていると「登山組」の額を見つけた。
「登山」という言葉に親近感を感じることができた。
山頂は本堂から少し登った笹原の先に三角点と聖蹟があった。
山頂付近の笹原は厳かな山寺とは対照的で明るくそして広々としていた。
目の前には山上ヶ岳よりも標高の高い稲村ヶ岳が堂々と聳えている。
日本岩は笹原からレンゲ辻へ下る方向にあり
レンゲツツジも紫色が美しく稲村ヶ岳とよく似合っていた。
眺望もよく山上ヶ岳の中では一番のおすすめの場所といってもいい。
下山はレンゲ辻へ下った。
急斜面に梯子が何本もかけられ、それを注意深く下る。
レンゲ辻には女人結界門が建っていた。
ということはここか先は女人解禁という場所でもある。
この先の稲村ヶ岳は女人大峯ともいわれている。
大橋を目指してひたすら沢沿いに下山をする。
ところどころ沢が分かれ登山道が不明瞭になるところもあったが
目印、足跡をしっかりたどり下ることができた。
美しい渓谷も見られ登りの修験の道とは趣が違っていた。
沢沿いの道を下り、林道終点からは舗装された林道をひたすら歩き
元の出発点清浄大橋にある駐車場へと戻ることができた。
歴史を感じ、また今ある信仰の姿も少し見ることができ
普段とはひと味違った山上ヶ岳の山歩きとなった。
ふるちゃん
2016年05月17日
釈迦ケ岳へ 古田ノ森!
2016(平成28年)5月13日(金)
釈迦ケ岳へ
「腰おろし 釈迦を拝む 古田ノ森」
釈迦ケ岳の釈迦如来像

不動小屋谷林道は長かった。
ようやく着いたと思った登山道は尾根登山口だった。
さらにそこから崩れてきそうな白い岩肌の林道を登り
駐車場、トイレの整備された峠の太尾登山口に到着。
すでに10台ほどの車が止まっていた。
早速準備をして登山口へと入る。
シャクナゲの咲く登山道をどんどん高度を上げて
1434m地点に到着する。

そこからはほとんど急登はなく、
起伏のある尾根道を進むことになる。
バイケイソウの群落の緑も美しく

広い尾根道をとても気持ちよく歩くことができた。
釈迦ケ岳の山頂と大日岳の三角錐が顔を現す。

その中でも「古田ノ森」は
笹原と灌木が広がり目の前に大きな釈迦ケ岳が聳え立つ。

こんもりした小さなピークに腰を下ろすと
さわやかな風が吹き一時穏やかな気持ちになるのだった。
お釈迦様の前で心落ち着かせているようだ。
千丈平を過ぎると最後の登りとなる。
大日岳への分岐からひと登りで山頂へと出る。
目の前に大きな釈迦如来が青空を背景に置かれている。
正に釈迦ケ岳といえるようだ。
錫杖・三角点・釈迦如来像のある山頂

山頂からは360度の眺望。
大峰奥駈道北に延びる孔雀岳から八経ヶ岳
そして山上ヶ岳までが眺められた。

また釈迦ケ岳から南へつながる南の奥駈道の稜線が一望でき、
全長100kmと言われている大峰奥駈道の長さが実感できる。
他に大台ヶ原の広い稜線、さらに遠く金剛山・葛城山が見渡せた。
昨日に続き今日も快晴で
山頂からの眺望も最高!
いつまでも山頂に留まりたいが下山を始める。
美しく広い稜線の登山道を快調に歩む。
歩くのが楽しくなる登山道を後にした。
明日は山上ヶ岳。
長い林道を天川村洞川温泉へと向かった。
温泉に入って明日を迎える。
ふるちゃん
釈迦ケ岳へ
「腰おろし 釈迦を拝む 古田ノ森」
釈迦ケ岳の釈迦如来像
不動小屋谷林道は長かった。
ようやく着いたと思った登山道は尾根登山口だった。
さらにそこから崩れてきそうな白い岩肌の林道を登り
駐車場、トイレの整備された峠の太尾登山口に到着。
すでに10台ほどの車が止まっていた。
早速準備をして登山口へと入る。
シャクナゲの咲く登山道をどんどん高度を上げて
1434m地点に到着する。
そこからはほとんど急登はなく、
起伏のある尾根道を進むことになる。
バイケイソウの群落の緑も美しく
広い尾根道をとても気持ちよく歩くことができた。
釈迦ケ岳の山頂と大日岳の三角錐が顔を現す。
その中でも「古田ノ森」は
笹原と灌木が広がり目の前に大きな釈迦ケ岳が聳え立つ。
こんもりした小さなピークに腰を下ろすと
さわやかな風が吹き一時穏やかな気持ちになるのだった。
お釈迦様の前で心落ち着かせているようだ。
千丈平を過ぎると最後の登りとなる。
大日岳への分岐からひと登りで山頂へと出る。
目の前に大きな釈迦如来が青空を背景に置かれている。
正に釈迦ケ岳といえるようだ。
錫杖・三角点・釈迦如来像のある山頂
山頂からは360度の眺望。
大峰奥駈道北に延びる孔雀岳から八経ヶ岳
そして山上ヶ岳までが眺められた。
また釈迦ケ岳から南へつながる南の奥駈道の稜線が一望でき、
全長100kmと言われている大峰奥駈道の長さが実感できる。
他に大台ヶ原の広い稜線、さらに遠く金剛山・葛城山が見渡せた。
昨日に続き今日も快晴で
山頂からの眺望も最高!
いつまでも山頂に留まりたいが下山を始める。
美しく広い稜線の登山道を快調に歩む。
歩くのが楽しくなる登山道を後にした。
明日は山上ヶ岳。
長い林道を天川村洞川温泉へと向かった。
温泉に入って明日を迎える。
ふるちゃん
2016年05月16日
伯母子岳・護摩壇山へ 三百名山
2016(平成28年)5月12日(木)
伯母子岳・護摩壇山へ 三百名山2座
「ツツジ咲き 紀伊の山並み 伯母子岳」
「護摩壇に 日はまだ高く 竜神へ」
伯母子岳山頂のツツジと紀伊の山並み

4月に続き紀伊半島の三百名山を目指した。
今回4座登ると紀伊半島にある300名山は完登となる。
今回登る山は、伯母子岳・護摩壇山・釈迦ケ岳・山上ヶ岳。
3日間で登れればと計画した。
まず1日目の2座。
1日で伯母子岳・護摩壇山を登ることが
3日で4座登り切る条件となる。
朝3時に穂高を出発470km程を8時間以上かけて
伯母子岳登山口の野迫川村にある北今西地区の大股橋に到着。

橋の近くに駐車して登り始める。
杉林のジグザグの道を40分ほどゆくと萱小屋跡に着く。
今はキャンプ場なのか整備されていた。

夏虫山の分岐地点頃から崖地帯にトラバースするように
登山道があり、落石が多く見られ
道は広く安心するのだが落石には注意を払い登った。
十字路と呼ばれる「伯母子峠1km地点・護摩壇山へ12.7km」地点では
標示はないが真ん中の尾根道を10分ほど直登すると山頂へ到着。

山頂は開け、360度の展望が待っていた。
今日登る予定の護摩壇山もごまだんスカイタワーを目印に確認できた。

大峰山方面には明日登る釈迦ケ岳の三角錐の山容。

さらに山上ヶ岳のごつごつした姿も遠くに見ることができた。
またかつて登り、大杉谷へと下った大台ヶ原も見渡せた。
ツツジも咲きはじめ紀伊地方の山々に似合うのだった。
今日中に護摩壇山も登ろうとの思いもあり
快晴で眺めも美しい紀伊の山並みを名残惜しく思いつつ下山した。
気温も上がって来たのか
今年初めてのセミの声を聴きながら大股橋へと戻った。
護摩壇山へは移動でも1時間ほどかかり
下山と共に急ぎごまだんスカイタワーへ向かった。
ごまだんスカイタワーは道の駅にもなっていて
広い駐車場と共に観光する人も多く見られた。

リュックサックを背負い行くほどの山でないことを
観光客の姿を見ても感じられた。
サイドバックを持ちスカイタワーの横を通り山頂を目指した。
道もよく整備され10分ほどで山頂に着いてしまった。

朝日・夕日の美しいところのようだが
4時を過ぎてはいたがまだまだ日は高く明るい中
さらに竜神岳へと歩みを進めた。
竜神岳の方が標高も高く展望は良かった。
竜神岳山頂からNHKの塔と護摩壇山を振り返る

大峰方面の山並みが遠くに見渡すことができた。
同じ道をもう一度護摩壇山へ登り返し下山した。
長い道のりを今日の宿のある
橋本市へと向かった。
明るいうちに2座登り終えることができ、
これで171座登ることができた。
明日は釈迦ケ岳を目指すことになった。
ふるちゃん
伯母子岳・護摩壇山へ 三百名山2座
「ツツジ咲き 紀伊の山並み 伯母子岳」
「護摩壇に 日はまだ高く 竜神へ」
伯母子岳山頂のツツジと紀伊の山並み
4月に続き紀伊半島の三百名山を目指した。
今回4座登ると紀伊半島にある300名山は完登となる。
今回登る山は、伯母子岳・護摩壇山・釈迦ケ岳・山上ヶ岳。
3日間で登れればと計画した。
まず1日目の2座。
1日で伯母子岳・護摩壇山を登ることが
3日で4座登り切る条件となる。
朝3時に穂高を出発470km程を8時間以上かけて
伯母子岳登山口の野迫川村にある北今西地区の大股橋に到着。
橋の近くに駐車して登り始める。
杉林のジグザグの道を40分ほどゆくと萱小屋跡に着く。
今はキャンプ場なのか整備されていた。
夏虫山の分岐地点頃から崖地帯にトラバースするように
登山道があり、落石が多く見られ
道は広く安心するのだが落石には注意を払い登った。
十字路と呼ばれる「伯母子峠1km地点・護摩壇山へ12.7km」地点では
標示はないが真ん中の尾根道を10分ほど直登すると山頂へ到着。
山頂は開け、360度の展望が待っていた。
今日登る予定の護摩壇山もごまだんスカイタワーを目印に確認できた。
大峰山方面には明日登る釈迦ケ岳の三角錐の山容。
さらに山上ヶ岳のごつごつした姿も遠くに見ることができた。
またかつて登り、大杉谷へと下った大台ヶ原も見渡せた。
ツツジも咲きはじめ紀伊地方の山々に似合うのだった。
今日中に護摩壇山も登ろうとの思いもあり
快晴で眺めも美しい紀伊の山並みを名残惜しく思いつつ下山した。
気温も上がって来たのか
今年初めてのセミの声を聴きながら大股橋へと戻った。
護摩壇山へは移動でも1時間ほどかかり
下山と共に急ぎごまだんスカイタワーへ向かった。
ごまだんスカイタワーは道の駅にもなっていて
広い駐車場と共に観光する人も多く見られた。
リュックサックを背負い行くほどの山でないことを
観光客の姿を見ても感じられた。
サイドバックを持ちスカイタワーの横を通り山頂を目指した。
道もよく整備され10分ほどで山頂に着いてしまった。
朝日・夕日の美しいところのようだが
4時を過ぎてはいたがまだまだ日は高く明るい中
さらに竜神岳へと歩みを進めた。
竜神岳の方が標高も高く展望は良かった。
竜神岳山頂からNHKの塔と護摩壇山を振り返る
大峰方面の山並みが遠くに見渡すことができた。
同じ道をもう一度護摩壇山へ登り返し下山した。
長い道のりを今日の宿のある
橋本市へと向かった。
明るいうちに2座登り終えることができ、
これで171座登ることができた。
明日は釈迦ケ岳を目指すことになった。
ふるちゃん
2016年05月09日
戸谷峰へ
2016(平成28年)5月8日(日)
戸谷峰へ 北アルプス展望
「スミレ咲き 鉄塔三つ立つ 戸谷峰へ」
戸谷峰山頂の様子

前回は保福寺方面より登り
この三才山方面からは10年ぶりの戸谷峰だ。
駐車場は野間沢橋近くにあるのは分かっていたが
手前のドライブインへ止めた。
思っていた以上に野間沢橋までの距離、時間がかかり
車の通行量、スピードも出ている国道だけに反省だ。
野間沢橋の登山道入り口
標高1000m

野間沢橋から登山道に入ると
まずは車道への落石を気をつけながらの
注意の必要な道となる。
それが過ぎれば緑豊かで静かな登山道となる。
沢を緩やかに登り急斜面をジグザグに登ると尾根へと出る。
そこからは様々な春の花も咲きゆっくりとハイキングが楽しめる。
目を引いたのがタチツボスミレの紫。

斜面一面に紫の花が広がるところもあり美しかった。
白く花の先が淡い紫色の花が多く咲いていた。
調べてみたが今のところ分からない。

その他薄い紫色で花がラッパ型のものも見られた。


名前は分からないが可憐に咲く様々な花を見ることができた。
松本・安曇野の里山の特徴か
送電線の鉄塔が必ずといっていいほど現れる。
戸谷峰にも3つの送電線用の鉄塔が出てくる。
最初の71鉄塔が中間部ぐらいに当たるだろうか。

2本目、3本目は10分おきぐらいに登場して
休憩するには良いところとなる。
3本目の73鉄塔を過ぎると最後の登りとなる。
山肌には美しい植物も出てきて楽しめる。

保福寺方面からの登山道とぶつかると
後は急登をしばらく登れば山頂となる。
山頂からはほぼ360度の展望が開けている。
今回は黄砂だろうか遠くは霞んでしまっていたが
北アルプスの山々
穂高・槍そして鹿島槍ヶ岳方面まで見渡せる。


乗鞍、美ヶ原それに浅間山を見ることもできた。
のんびりゆっくり登るに適している。
危険なところもなく安心できる。
さらに山頂も広く整備され
展望を楽しみながらのお昼最高でした。
ふるちゃん
戸谷峰へ 北アルプス展望
「スミレ咲き 鉄塔三つ立つ 戸谷峰へ」
戸谷峰山頂の様子
前回は保福寺方面より登り
この三才山方面からは10年ぶりの戸谷峰だ。
駐車場は野間沢橋近くにあるのは分かっていたが
手前のドライブインへ止めた。
思っていた以上に野間沢橋までの距離、時間がかかり
車の通行量、スピードも出ている国道だけに反省だ。
野間沢橋の登山道入り口
標高1000m
野間沢橋から登山道に入ると
まずは車道への落石を気をつけながらの
注意の必要な道となる。
それが過ぎれば緑豊かで静かな登山道となる。
沢を緩やかに登り急斜面をジグザグに登ると尾根へと出る。
そこからは様々な春の花も咲きゆっくりとハイキングが楽しめる。
目を引いたのがタチツボスミレの紫。
斜面一面に紫の花が広がるところもあり美しかった。
白く花の先が淡い紫色の花が多く咲いていた。
調べてみたが今のところ分からない。
その他薄い紫色で花がラッパ型のものも見られた。
名前は分からないが可憐に咲く様々な花を見ることができた。
松本・安曇野の里山の特徴か
送電線の鉄塔が必ずといっていいほど現れる。
戸谷峰にも3つの送電線用の鉄塔が出てくる。
最初の71鉄塔が中間部ぐらいに当たるだろうか。
2本目、3本目は10分おきぐらいに登場して
休憩するには良いところとなる。
3本目の73鉄塔を過ぎると最後の登りとなる。
山肌には美しい植物も出てきて楽しめる。
保福寺方面からの登山道とぶつかると
後は急登をしばらく登れば山頂となる。
山頂からはほぼ360度の展望が開けている。
今回は黄砂だろうか遠くは霞んでしまっていたが
北アルプスの山々
穂高・槍そして鹿島槍ヶ岳方面まで見渡せる。
乗鞍、美ヶ原それに浅間山を見ることもできた。
のんびりゆっくり登るに適している。
危険なところもなく安心できる。
さらに山頂も広く整備され
展望を楽しみながらのお昼最高でした。
ふるちゃん
2016年05月07日
米山へ カタクリ咲く!強風!
2016(平成28年)5月4日(水)
米山へ
「風が鳴る 春の花咲く 米山に」
米山山頂から日本海

会津若松から安曇野へ帰る途中に米山に寄った。
会津を出るときには雨降りだったが、
磐越道を新潟に出るころには日が差してきた。
天候によっては直接帰ることになっていたが、
青空も出て米山に登ることを決めた。
なかなかこの新潟県柿崎辺りにに来ることもなく
今日という日を米山へ登るチャンスと考えた。

米山山頂までの最短距離の登山口。
柿崎ICから水野林道を目指す。
水野林道の終点には駐車場と妙高、火打・焼山
そして日本海を臨む展望台が整備されていた。
登山口もすぐに分かり早速登り始めた。
登り始めるとすぐにカタクリの紫の花が迎えてくれた。

さらに進むとブナの樹林帯が広がる「やくし」の杜に出た。
芽吹きも始まり枝先が淡い緑で染まり始めていた。

さらに進むとオオイワカガミの群落が
優しいオレンジ色に登山道の脇をうめていた。

薄青色のスミレ咲く稜線にはギフチョウも舞い
花から花へと蜜を求めていた。

ショウジョウバカマも
紫っぽいもの・白に近いピンク色など登山道に
いくつか咲く姿を見せていた。
紅・紫・白と変化していくショウジョウバカマの色変わりを楽しんだ。

その他ユキツバキ、ツツジも赤く咲く


風が強くゴーゴーと音を立てて鳴り響く。
時には恐ろしくなるぐらいの吹き方に身構える。
木々もうなり声を立て揺れ動く。
そんな登山道を登り切ると
山頂からは360度の眺望!

日本海には白波の立つのもみて分かる。
妙高・火打・焼山の頸城の山々も見渡せた。
なかなか来れない所でもあり
今日をチャンスに登れたことを
本当に幸せでうれしい気持ちで
まだ時々残る雪の道に気をつけながらの下山となった。
ふるちゃん
米山へ
「風が鳴る 春の花咲く 米山に」
米山山頂から日本海
会津若松から安曇野へ帰る途中に米山に寄った。
会津を出るときには雨降りだったが、
磐越道を新潟に出るころには日が差してきた。
天候によっては直接帰ることになっていたが、
青空も出て米山に登ることを決めた。
なかなかこの新潟県柿崎辺りにに来ることもなく
今日という日を米山へ登るチャンスと考えた。
米山山頂までの最短距離の登山口。
柿崎ICから水野林道を目指す。
水野林道の終点には駐車場と妙高、火打・焼山
そして日本海を臨む展望台が整備されていた。
登山口もすぐに分かり早速登り始めた。
登り始めるとすぐにカタクリの紫の花が迎えてくれた。
さらに進むとブナの樹林帯が広がる「やくし」の杜に出た。
芽吹きも始まり枝先が淡い緑で染まり始めていた。
さらに進むとオオイワカガミの群落が
優しいオレンジ色に登山道の脇をうめていた。
薄青色のスミレ咲く稜線にはギフチョウも舞い
花から花へと蜜を求めていた。
ショウジョウバカマも
紫っぽいもの・白に近いピンク色など登山道に
いくつか咲く姿を見せていた。
紅・紫・白と変化していくショウジョウバカマの色変わりを楽しんだ。
その他ユキツバキ、ツツジも赤く咲く
風が強くゴーゴーと音を立てて鳴り響く。
時には恐ろしくなるぐらいの吹き方に身構える。
木々もうなり声を立て揺れ動く。
そんな登山道を登り切ると
山頂からは360度の眺望!
日本海には白波の立つのもみて分かる。
妙高・火打・焼山の頸城の山々も見渡せた。
なかなか来れない所でもあり
今日をチャンスに登れたことを
本当に幸せでうれしい気持ちで
まだ時々残る雪の道に気をつけながらの下山となった。
ふるちゃん