2016年05月01日

白馬乗鞍岳へ 新雪スキー!ファーストトラック! 

2016(平成28年)4月30日(土)

白馬乗鞍へ スキー滑走

「感激!ファーストトラック 白乘に」




白馬乗鞍の広い山ゲレンデ



昨日予定していた栂池方面での山スキー。
天候が悪く今日に変更した。
今日は天気も良く絶好の山スキー日和になった。

いつもだと行列ができるほどのゴンドラ乗り場の混み具合が
今日は閑散としていた。
それでも9:00発のロープウェイは満員状態になった。

栂池高原は地肌が多く出て
雪の少なさが思っていた以上だった。
かろうじて営業している栂の森のゲレンデも悲惨な状態。

自然園駅での山岳協会の方の話によると
昨日からの悪天候で、
白馬乗鞍の山頂付近が積雪、強風とのことだった。
白馬岳方面では30cmの積雪ということにびっくり!

スキーを付けて自然園を出発すると
ザラ目の雪に昨夜からの雪が積もる状況。
硬いしまった雪面になっていて滑り易そうだった。
しかし時間が経つと気温は高いので緩んでくるのは必至だった。

登り始めも雪不足のため樹林が目立つ
いつもだと簡単に登れる斜面も
先の起伏の様子をうかがいながらの登高となった。



徐々に高度を上げることに
八方・五竜・鹿島槍の雪解けの始まった美しさが目を引く。



徐々に斜面が急になり登り詰めると天狗原に出る。



天狗原は冬に逆戻りしたかのように白い世界に。 
そして天狗原から見上げる白馬乗鞍は真っ白な新雪が広がる
最高のゲレンデへとなっていた。



白馬乗鞍への斜面からは登っていく人もいれば
大勢の登山者が下山してきた。
話を聞くにかなり白馬大池でのテント泊はきつかったとのことでした。

中にはすでにスキーで滑ってくる人もいた。
滑る様子を見ていると新雪の吹き溜まりと
クラスト状の雪質になっているところもあるようで
思うように回転できず、かなり悪戦苦闘する姿が見られた。

急斜面をひたすら登る
高度が高まり山頂近くになるにつれて風が強まる。
日も陰り、雪も舞うそして降り始めるのだった。



山頂付近の岩場で風をしのぎ
スキー滑走の準備
滑る斜面を決める。
登ってきた西側は滑り難そうな雪質のことは分かっていたので
栂池方面の少しザラ目の出ている急斜面へ滑りこむことにする。



その急斜面には真っ新な雪が待っていた。
滑り込む先は急斜面のために見下ろせない。
思い切って飛び込むと後はリズムに乗るだけ。

クラストもなく滑りやす。
一瞬吹き溜まりにスキーを取られそうにはなったが
勢いで滑り切る。
あっという間の滑走で天狗原へ。




天狗原から自分の滑ったシュプールが確認できた。
最近の白馬乗鞍の斜面は、あっという間にスキーとボードの
シュプールが網の目のようについてしまう。

今日は自分の滑ってきた跡が滑り始めから終わりまで
しっかりと見通すことができた。
人が少なく,シュプールも少ない静かな山だった。

天狗原で滑りを振り返ったり、
滑ってくる人の滑りを見たりして過ごし、
天狗原から栂池自然圓へ向けて滑り下る。


雪質はすでに変化していて滑り難いこと。
一番はスキー板が滑らないこと。
つんのめり、太もも膝に負担がかかる。

自然園から先は雪が付いていないかもしれないといわれた林道を通り
栂池のゴンドラ乗り場へと向かった。
しかし1回もスキーを脱ぐことはなくゴンドラ乗り場に出ることができた。
ただしワックスを塗っても滑らない重い雪だった。
無事到着、ゴンドラで下山。
すでに雲のかかってきた白馬乗鞍を後にした。

最高の滑りができた白馬乗鞍斜面。
それもファーストトラック!
リズムにも乗れて
ノンストップでの天狗原までの滑走に満足できた。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 16:22Comments(0)山スキー