2024年07月30日

鷲ヶ峰 孫と共に涼と絶景!

2024年(令和6年)7月29日(月)

鷲ヶ峰 孫と共に涼と絶景!




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八ヶ岳・富士山・南アルプスに向かって


小学1年生の孫が夏休みの計画に「爺との山登り」を入れた。
これは計画通りに実施してやらねばと霧ヶ峰・鷲ヶ峰を考えた。

5人いる孫とは何度か登ってはいる。
京都の孫とは京都トレール、ポンポン山へと。
また長峰山へは3人の孫と賑やかに麓から登ってもいる。

この小学1年生の孫とは長峰・光城山そして美ヶ原へと登っている。
小3の時には大きな目標があり山への興味もあるようだ。
ということで鷲ヶ峰が4座目の山となる。

鷲ヶ峰へ向かう孫


できれば安曇野近場の里山へとも考えたが、「熊出没注意」さらに低山だと「猛暑日」ということで暑さも。
まず熊の心配の無い山、比較的簡単に登れるが標高の高い山と言うことで鷲ヶ峰が思い浮かんだ。

登り始め草繁る、そして笹・痛いアザミの葉も茂る濡れた登山道。
一気にパンツは膝上までびしょ濡れ。
それでも気持ち良い。

防獣ゲートから先は気持よい風が吹きパンツもあっという間に乾き登る。
石がゴロゴロするので苦戦する孫。
下山時はことに足を滑らし尻餅を何度かつく。
それでもゴロゴロ石が楽しいようで笑い転げてもいた。

コウリンカにヒョウモンチョウ 諏訪湖・中央アルプス


登山道脇にはコウリンカの濃いオレンジ色の花が咲き誇る。
時々キアゲハ、コウリンカと同じ色目のヒョウモンチョウが花に舞う。
薄紫色のハクサンフウロウも足下に見られた。

景色は最高!
登り始めると眼下に八島湿原の緑が広がる。
徐々に蓼科山、八ヶ岳が車山の稜線から浮かび上がってくる。
そして富士山の姿も徐々に見られるようになった。

鷲ヶ峰1798m山頂 菅平方面


何度か休憩を取りながら山頂へと着く。
360度の大展望が迎えてくれた。
槍・穂高そして乗鞍岳・御嶽山、諏訪湖の先には中央アルプスが。
八ヶ岳から富士山を挟み南アルプスも甲斐駒ヶ岳・北岳なども。
また菅平・四阿屋山、浅間山遠く荒船山そして秩父の山並みまで。

絶景!! 八島湿原・富士山


存分に山頂からの展望を楽しみ下山。
吹き付ける爽やかな風に猛暑を忘れる一時も。
そして元気いっぱいの孫ととりとめの無い話をしながら。


ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 17:43Comments(0)三百名山以外・里山

2024年07月27日

虫倉山 不動滝コース 北アルプス雲の中 

2024年(令和6年)7月26日(金)

虫倉山 不動滝コース 北アルプス雲の中




https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7063260.html

虫倉山1378m山頂 北アルプスは雲の中

 
本来は爺ヶ岳へと思っていた日だ。
数日前の午後2時頃、柏原新道に熊が出没
4名パーティーが遭遇、一人の方が顔面に怪我をしたとの報道があった。
時間も昼間、大人数にもかかわらず、メジャールートで熊と出会ってしまったということで、現時点で敬遠するしかない。



どこも熊は心配だが、虫倉山不動滝コースを往復してきた。
登山口にある不動滝を眺め登り始める。
雨後のためじめっとした登山道、蒸し暑く感じる歩き始めだった。

荒れた沢の道を通り過ぎる。
虫倉なのに金倉坂なる急登がジグザグと続く。
クルミの木が多く登山道には無数の青い実が落下して、それを踏み潰し登ることになる。

高福寺への分岐 何時か歩きたいのにササ藪


笹も茂り荒れていそうな高福寺方面の道と合流。
わずかばかり進むと直ぐに東屋へと着く。
ここからの展望は良いはずだが、今日は北アルプスに雲がかかり展望はない。
日本記・飯縄山方面の道と合流、起伏はあるがなだらかな道となり、同時に気持よい風も吹き元気が出る。

山頂に出るとパッと視界が開ける。
残念ながら北アルプスは相変わらず雲がかかり姿を現してくれない。
浅間山、八ヶ岳方面は薄らだが見られた。

西岳・戸隠山方面


北側には西岳、戸隠のギザギザした稜線が眺められ、少し山頂から下った所からは飯縄山そして黒姫か?妙高山か?カルデラの地形を示す山容が眺められる。
黒姫は飯縄に隠れてしまうのか、妙高にしては近いように感じるが高さがあり山容が何時も眺める形に近いような気がする。
さて!どちらなのだろうか?

妙高?黒姫?・飯縄山


日射しはあるものの1400m近い標高のためさほど暑さを感じない。
地震で崩れた狭い山頂でしばし景色を楽しみ下山。
幸せな時間はわずかでした。
山頂から麓に下るにつれ暑さは増し、そして虻の襲来には難渋した。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 14:26Comments(0)三百名山以外・里山

2024年07月23日

子檀嶺岳 大展望に暑さも吹っ飛ぶ!

2024年(令和6年)7月22日(月)

子檀嶺岳 大展望に暑さも吹っ飛ぶ!




https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7053985.html

子檀嶺岳山頂 浅間山展望


麓の青木村では33度の暑さ。
自転車で当郷から村松登山口へ移動するが暑さと日射しにダウン寸前。
村松登山口までの上りの苦しかったこと。

当郷から子檀嶺岳 土蔵とオミナエシ


防獣ゲート手前の配水池だろうか、金網に自転車をデポして登山口へ。
樹林の下は日射しがないだけ、元気を取り戻した。
日影のありがたさ、そして時々吹く風に癒やされた。
それでも噴き出す汗は今シーズン一番かな。

仏岩からの急登に足が思うように動かなくなる。
右足首から下が痺れ、思うように力が入らない感じでゆっくり一歩一歩。
倒木もあり、跨ぐのに苦戦やっとの思いで乗り越える。
急坂から目線を上げると稜線と思われる境と青空が見え力がよみがえる。

田沢からの道との合流地点でもある稜線に何とか着く。
稜線に出てからは緩やかな登りで山頂に近い。
重かった足も軽くなった感じで稜線を進む。

青空広がる山頂に飛び出る。
ひときは苦しかった登り故、登頂の喜びは増す。
そして大展望が疲れも暑さも吹き飛ばしてくれた。

クルマユリ 独鈷山・夫神岳


まず目に入るのは祠と浅間山。
一本咲くクルマユリのオレンジ色も印象的だった。

展望は最高!
浅間山と菅平根子・四阿屋山が霞むが見られる。
眼下の青木村・上田の街並みに独鈷山・夫神岳が良く似合う。
名前の通り厳つい稜線の独鈷山、もっこり柔和な夫神岳が対照的だ。

独鈷山・夫神岳


遠くには蓼科山、ぼんやりだが八ヶ岳も眺められた。
また明神岳のピラミッド峰の先には美ヶ原の台上が平たく延びる。
残念ながら北アルプスは雲の中。

村松からの急坂に比べると歩きやすい当郷方面へ。
気持よい赤松林を歩き無事下山した。


ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 11:51Comments(0)三百名山以外・里山

2024年07月19日

長峰山・光城山 梅雨明けの安曇野

2024年(令和6年)7月18日(木)

長峰山・光城山 梅雨明けの安曇野



https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7033994.html

梅雨明けの安曇野 長峰山より


関東甲信の梅雨明けを知ったのは、下山してから
昨夜は雨が降り湿った登山道、日射し強く蒸し暑さもある歩きだった。
視界は良く、長峰山への登山口付近からも常念岳がくっきりと見られた。

この時期花は少ないようで、紫色の花が良く見られたのみだった。
長峰山で見られていたアヤメやキスゲも見られず、キスゲの花部分は実となり膨らんでいた。
この時期ワラビ採りをしている方が何人かおられ、まだまだ収穫がたくさんあったようだ。

長峰山からは常念岳が安曇野のシンボルとして見られる。
すでに雪は見られず、黒々とした三角錐が美しい。
後立山の爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳から白馬岳辺りまでの稜線が延びる。
展望台からは松本方面、南アルプス・中央アルプスもうっすらと眺められた。

松本方面 南アルプス・中央アルプスも展望


360度の大展望。
その他、北に頸城の妙高など、高妻山なども見られた。
筑北の四阿屋山、入山そして美ヶ原へと長野道と共に眺められた。

東山コースの静かな道で烏帽子峰を経由し光城山へ。
珍しく誰にも会うことなく光城山へと着く。
さすがに賑わう光城山の山頂からは常念乗越付近に槍の頭が。
蝶ヶ岳・常念岳・燕岳が並び見られる。
蓮華岳と厳つい輪郭の針ノ木岳もしっかりと眺望できた。

常念乗越付近に槍の頭


梅雨明けということで安曇野の緑も濃く。
日射しは強くなり、日影となる登山道ではそのありがたさを感じた。
涼しさは遠のいてきているが、展望に救われた。


ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 11:51Comments(0)三百名山以外・里山

2024年07月14日

霧ヶ峰 八島より ニッコウキスゲ見頃

2024年(令和6年)7月13日(土)

霧ヶ峰 八島より ニッコウキスゲ見頃




https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7019996.html

車山肩 ニッコウキスゲの絨毯


ここ数年7月10日前後にニッコウキスゲを見るために霧ヶ峰へ。
梅雨空、天候に恵まれない今週だったが梅雨の晴れ間となり、早速行ってみた。
土曜日でもあり8時半に八島湿原駐車場はすでに路上にも車が並び満車状態に驚く。

八島湿原では花を見る会だろうかいくつものグループが集う。
イブキトラノオ、カラマツソウ、そしてヤナギランなど多くの花々が咲いていた。
じっくり花々を見て、名前を確認するなどゆっくりもしたいが、今日の目的はニッコウキスゲの絨毯だったので先へと進んだ。

ニッコウキスゲ見頃


沢渡から泥濘みや大石ある道を急登する。
登りきると、ニッコウキスゲの咲き誇る車山肩へと飛び出る。
黄色に広がるニッコウキスゲの大群落が目の前に広がる。
正にニッコウキスゲ、黄色い花の絨毯だ。

鹿などからの食害から守るために電気柵が設けられているのは仕方ないが気にはなる。
柵内のニッコウキスゲは身を寄せ合うように見事に咲き競っている。
日が差すとさらに黄色い色が鮮やかさを増し見られた。

ニッコウキスゲの花にノビタキの写真を見せてもらう


大きな望遠レンズをニッコウキスゲに向けている女性に出会えた。
県外から来ている方で話を聞くと「花に止まるノビタキ」を狙っているという。
カメラを覗かせてくれるというので見ると何と鳥の姿がくっきりと見えた。
今は岩にいるので撮らないが、朝の内にニッコウキスゲの花に止まったノビタキの写真があるというので見させていただいた。
黄色い花に黒い羽のノビタキが止まる姿が捉えられていた。
素晴らしい「瞬間」だ!
一気に我々の歓声に、他の観光も見に集まり歓声を上げていた。

ニッコウキスゲの絨毯も素晴らしいが、初めて知ったノビタキと花のツーショットに感動しつつ車山へ足を進めた。
登山道からもビーナスラインとニッコウキスゲが広がる霧ヶ峰を楽しんだ。

車山への登りから


車山山頂はいつも以上に賑わっていた。
南アルプス、八ヶ岳などは雲の中で見られなかったが、蓼科山は白樺湖の先にくっきりと姿を現していた。
空には渦巻き雲が蓼科山を指すように天に伸びてもいた。

蝶々深山へ


スヌーピー岩方面へ下り蝶々深山、物見岩を経由して八島湿原へ。
広々した霧ヶ峰を実感しながら歩く
ただレンゲツツジの枯れた姿を多く目にすることが気になった。
ニッコウキスゲの絨毯は守られ美しい、レンゲツツジも咲き続けるには・・・。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 13:57Comments(0)三百名山

2024年07月08日

霧訪山 涼しい!絶景が待っていた!

2024年(令和6年)7月7日(日)

霧訪山 涼しい!絶景が待っていた!




https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7000928.html

霧訪山と乾杯!


地元安曇野穂高でも最高気温が37度越えの猛暑となった。
一歩一歩高度を上げ、身体も熱を帯び、汗もかくのだが。
標高1600mほどの霧訪山は、登り始めから心地よい風が吹き快適な歩きができた。
何度「気持ち良い」と足を止め口にしたことか。

登り始めは人工的な階段に苦戦する。
同じ足の筋肉が動かされ悲鳴を上げてくる。
それでも、かっとり城跡、避難小屋など平坦地では一息入れられ、何度か出てくる急登にも慣れ登りきる。
始めと最後が急登のイメージだったが、繰り返される急登、確かに記憶に留めた。

穂高の雲もとれ、槍・穂高などの絶景


最後の急登を登り切るとぱっと視界が開ける。
360度の大展望が待っていてくれた。
北アルプス、槍が目に入る。
当初は雲のかかる穂高連峰も時間の経過と共にその姿を現した。
後立山も爺ヶ岳、鹿島槍など薄らだが見られた。

蓼科山・八ヶ岳 たなびく雲


青空に大きな雲がたなびきその下に、蓼科山から八ヶ岳のきれいな稜線が延びる。
南アルプスは北岳も見られ、きれいな三角錐の甲斐駒ヶ岳、どっしりと仙丈ヶ岳、南に塩見岳などの稜線が長く延びていた。
また眼下に広がる松本平、鉢伏山、美ヶ原、そして霧ヶ峰などのゆったりとした山容も良い。

狭い山頂は賑わう。
登山道ではさほど出会う人もいなかったのだが。
次から次へと登ってくる人、下ってゆく人が入れ替わる人気の山だ。
我々は50分ほど山頂にいたが、一番混み合ったときには15名ほどの方が狭い山頂にいた。

善知鳥峠 分水嶺公園 


下山は大芝山経由で下山する。
起伏はあるが静かな雑木繁る尾根歩きが楽しめる。
日本海、太平洋側への分水嶺にもなっていて、中央分水嶺コースとある。見頃なアジサイが咲く分水嶺公園のある善知鳥峠へと無事下山。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 18:00Comments(0)三百名山以外・里山

2024年07月06日

美ヶ原 石切場より周回 レンゲツツジ終盤

2024年(令和6年)7月4日(木)

美ヶ原 石切場より周回 レンゲツツジ終盤




https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6989113.html

鮮やかなレンゲツツジがまだ咲いていた 


久しぶりの「Go to 美ヶ原」へ参加
梅雨、長期予報では傘マークが出るのだが前日になると好天に変わる。
こんな予報が続いているので美ヶ原へ。

桜清水・石切場から登り始める。
昨夜は雨が降っていたようでじめっとした空気が漂う。
唐松の緑は鮮やかに、時々日も差し樹間が美しい。

高度が上がるとそよ風が心地よい。
下界では30度を超える蒸し暑さの日、心地よい風が王ヶ鼻まで登ると涼しく感じるほどだった。

笹原にレンゲツツジ 写真では残念( 。-_-。)


二人の小径の分岐手前のレンゲツツジ群生地の花はほとんど見られなかったが、それでも遅れた花がいくつかけなげに咲いていた。
そのレンゲツツジ、王ヶ鼻から王ヶ頭へ向かう途中まだ鮮やかな花がいくつか見られた。
青い空、白い雲、緑の笹原その中にオレンジ色がきらびやかな花も。

梅雨時としては展望にも恵まれた。
北・南・中央アルプスは残念ながら雲の中。
それでも霧ヶ峰・車山から先にはうっすら富士山の稜線が眺められた。
浅間山、菅平・四阿山のなだらかな稜線が迫るようにも見られた。

台上 八ヶ岳は雲の中


王ヶ頭ホテル近くベンチから広々した台上を眺め一息入れる。
涼しく、台上に放牧された牛の姿も小さく見られる。
毎日のように近辺の小学校の遠足登山が行われているとのことで、今日も子供達が元気に歩く姿があった。

なおヤマレコでは山頂、分岐などを音声案内してるのだが、同行者に受けた言葉が。
「王ヶ頭ホテル」を「おうけあたまほてるです」
大笑い!!


ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 07:00Comments(0)三百名山

2024年07月05日

長峰山 光城山 濁る犀川・高瀬川

2024年(令和6年)7月2日(火)

長峰山 光城山 濁る犀川・高瀬川




https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6984726.html

濁る高瀬川・犀川合流 


昨日の大雨で犀川・高瀬川の水量は多く、濁っている。
上高地方面がかなりの大雨で横尾から槍への登山道が通行できなくなっているという。
昨日は何人かの方が下山できず救助されたとの報道もあった。

安曇野はさほど降られず、果樹にとっては今のところ恵みの雨だったようだ。
昨夜も雨だったが、今日も曇り空だが昼間は天候が安定しているようだ。

鍋冠山・大滝山・蝶ヶ岳は見えるが常念は雲の中


長峰山頂にはキスゲがわずかばかり咲き、その先の山々は雲に隠れている。
ただ鍋冠山・大滝山・蝶ヶ岳はきれいに並んで展望できた。
続く常念岳からは雲に覆われている。
後立山方面はうっすら蓮華岳と針ノ木の針先がちょこんと見られるが厚い雲の中。

緑の中に色づくナナカマド


じめっとした空気の中、足下に気をつけ東山ルートで烏帽子峰を経由光城山へ。
展望はほとんど変わらないが、光城山付近から一瞬常念の山頂部が見られた。
そして一部だがカエデ、ナナカマドが少し色づく姿も緑の中に鮮やかだった。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 12:00Comments(0)三百名山以外・里山

2024年07月02日

蝶ヶ岳 雷鳥&花&槍・穂高絶景

2024年(令和6年)6月27日(木)

蝶ヶ岳 雷鳥&花&槍・穂高絶景




https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6969021.html

シナノキンバイと槍・穂高


明日から天気は崩れそうで、梅雨の晴れ間に蝶ヶ岳へ。
アルプス安曇野公園辺りから朝日が差し込む常念岳が美しい。
このままであれば絶景も期待できるかなと思いつつ三股へ向かった。

今回期待していたのはオサバグサだ。
まめうち平からその期待していたオサバグサが咲き、正にオサバグサ通り気持ちを明るくさせてくれた。
可憐な白い花が森に散りばめられ星のように輝く。

オサバグサ


良く見られたのがキヌガサソウ。
この時期にしては雪解けした蝶沢にも可憐な花が咲いていた。
これほど登山道脇に見られるのは珍しいと思いつつ、必ず咲き迎えてくれる山頂への最後の登り地点でも待っていてくれた。
小さめだが8輪、白い花が緑の葉の中心にキリッと花びらを四方に放っている様は凜々しい。
そして仲の良い兄弟のように寄り添い咲く姿にも思え見られた。

キヌガサソウの8人兄弟


花三昧と言っても良いぐらいに咲く花々達だった。
サクラソウの紫の鮮やかさも際立ち美しかった。
シナノキンバイの大きめの黄色の花は光を浴び輝いていた。
小さめの黄色の花ミヤマキンバイは絶景に似合う位置に。

穂高・槍ヶ岳のわずかな残雪にミヤマキンバイの黄色の花が似合う。
高曇り薄日も差し思っていた以上の絶景が広がっていた。
常念岳、大天井そして表銀座、遠く裏銀座の稜線も見られた。
御嶽山・乗鞍岳・焼岳の火山三山が並ぶ姿も良い。
反対方向、八ヶ岳・南アルプスも雲の上に稜線がわずか望めた。

雷鳥と槍・穂高


下山を始めようとしたところ、ミヤマキンバイの葉などをついばみ雷鳥が目の前に登場した。
山荘近く登山道、最初気づかなかったのだが動く物が、良く見ると雷鳥ではないか。
茶褐色のまだら模様、雌の雷鳥だ。
餌をついばみながら登山道を堂々と横断、崖側へとちょこちょこ移動。
枯れ草に入ると姿が保護色で分からなくなり、崖下ハイマツへと姿を消して行った。

今回で23回目の蝶ヶ岳だった。
雪は無く思っていた以上に花が咲き、絶景とのツーショットが最高。
雷鳥の登場も嬉しく、やはり槍・穂高を背景にする姿は稀な光景だった。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 18:00Comments(0)