2021年06月27日
鉢伏山 宮入峠より レンゲツツジ見頃
2021年(令和3年)6月26日(土)
鉢伏山 宮入峠より レンゲツツジ見頃
前鉢伏山から鉢伏山・レンゲツツジ

天気が午前中は持ちそうとの予報から鉢伏山へ。
先日美ヶ原に登りそろそろレンゲツツジが見頃との思いもあった。
前夜は雨が降ったので登山道には雨水の流れが見られた。
宮入峠から前鉢伏山までの間で唯一の案内板。
鉢伏山まで2.3km地点付近の唐松林は気持ちが軽やかになる。
樹林帯だが明るく、傾斜も緩やかで、そして見通しの利くカーブを描いている。
この登山道は快適

快適な道ばかりではなく、笹原の露に濡れ、シダの覆い被さる道も出て来る。
シダの道では小さな薄茶色のヘビもにょろり。
危険はないが最後の登りはかなりな急斜面でロープも設置されている。
この急斜面を登り切るとレンゲツツジに迎えられ前鉢伏山に着く。
レンゲツツジのオレンジ色の花に包まれる。
ほぼ満開、一面に広がるレンゲツツジに目を奪われる。
レンゲツツジの咲く平原の先に鉢伏山の円い山容が見られた。
今盛り、見頃には違いない。

まさに朱色の絨毯が敷かれたようだ。
と表現したいところだが、花に元気がない。
強烈な雨に打たれたのだろう花びらが痛んでいるものが多く見られた。
そして花数が少ないようにも感じた。
曇り空に展望はないが山肌を覆うレンゲツツジを眺め。
若山牧水の歌碑経由で山頂を目指し鉢伏山を賛美した歌も知った。
入道雲とレンゲツツジ

レンゲツツジと空に湧く入道雲がよく似合っていた。
午後からは大気が不安定とのこともあり、そんな空を眺め早々に下山した。
ふるちゃん
鉢伏山 宮入峠より レンゲツツジ見頃
前鉢伏山から鉢伏山・レンゲツツジ
天気が午前中は持ちそうとの予報から鉢伏山へ。
先日美ヶ原に登りそろそろレンゲツツジが見頃との思いもあった。
前夜は雨が降ったので登山道には雨水の流れが見られた。
宮入峠から前鉢伏山までの間で唯一の案内板。
鉢伏山まで2.3km地点付近の唐松林は気持ちが軽やかになる。
樹林帯だが明るく、傾斜も緩やかで、そして見通しの利くカーブを描いている。
この登山道は快適
快適な道ばかりではなく、笹原の露に濡れ、シダの覆い被さる道も出て来る。
シダの道では小さな薄茶色のヘビもにょろり。
危険はないが最後の登りはかなりな急斜面でロープも設置されている。
この急斜面を登り切るとレンゲツツジに迎えられ前鉢伏山に着く。
レンゲツツジのオレンジ色の花に包まれる。
ほぼ満開、一面に広がるレンゲツツジに目を奪われる。
レンゲツツジの咲く平原の先に鉢伏山の円い山容が見られた。
今盛り、見頃には違いない。
まさに朱色の絨毯が敷かれたようだ。
と表現したいところだが、花に元気がない。
強烈な雨に打たれたのだろう花びらが痛んでいるものが多く見られた。
そして花数が少ないようにも感じた。
曇り空に展望はないが山肌を覆うレンゲツツジを眺め。
若山牧水の歌碑経由で山頂を目指し鉢伏山を賛美した歌も知った。
入道雲とレンゲツツジ
レンゲツツジと空に湧く入道雲がよく似合っていた。
午後からは大気が不安定とのこともあり、そんな空を眺め早々に下山した。
ふるちゃん
2021年06月22日
燕岳 雷鳥に遇いに
2021年(令和3年)6月21日(月)
燕岳 雷鳥に遇いに
今回も偶然!雷鳥に遇えました

明日から天気が崩れるという予報もあり出かけた。
平日にもかかわらず駐車場は満車状態に驚かされる。
これから夏、秋にかけては気軽に来れない山になっている。
この時期の燕岳へは「雷鳥に遇いに」が目的になる。
ほぼ外れなく毎年遇うことができているので今日も期待して登る。
雲も出て、明日からは雨模様との予報が雷鳥登場に最適。
槍と槍

雷鳥には山頂から山荘への帰り道で遇うことができた。
今日はだめかなと思って歩いていると二羽の雷鳥が飛び立った。
独特な鳴き声と共に白い羽を広げ私の歩く先に向かってあっという間に消えた。
雷鳥に間違いなく、今までの経験から歩く先のどこかの岩にいることに期待が持てた。
膝の痛さも忘れ周りの岩を見ながら先を急ぐと雷鳥が居ました。
高い岩のてっぺんに。
番(つがい)の雷鳥で雌はハイマツの巣へ、雄は縄張りを見張っているのだろう。
ということでこのよう状態になると岩の上からなかなか動かない。
高い岩の上で間近には遇えなかったが目的達成。
ハクサンイチゲと槍

ハクサンイチゲが見頃になていた。
そのハクサンイチゲ、徐々に登山道から遠くへと離れていく感がある。
山々とハクサンイチゲを撮影できるところが少なくなってきている。
燕岳とハクサンイチゲ、槍ヶ岳とハクサンイチゲを何枚か撮影したが花の数が少なく思うようにならなかった。
ふるちゃん
燕岳 雷鳥に遇いに
今回も偶然!雷鳥に遇えました
明日から天気が崩れるという予報もあり出かけた。
平日にもかかわらず駐車場は満車状態に驚かされる。
これから夏、秋にかけては気軽に来れない山になっている。
この時期の燕岳へは「雷鳥に遇いに」が目的になる。
ほぼ外れなく毎年遇うことができているので今日も期待して登る。
雲も出て、明日からは雨模様との予報が雷鳥登場に最適。
槍と槍
雷鳥には山頂から山荘への帰り道で遇うことができた。
今日はだめかなと思って歩いていると二羽の雷鳥が飛び立った。
独特な鳴き声と共に白い羽を広げ私の歩く先に向かってあっという間に消えた。
雷鳥に間違いなく、今までの経験から歩く先のどこかの岩にいることに期待が持てた。
膝の痛さも忘れ周りの岩を見ながら先を急ぐと雷鳥が居ました。
高い岩のてっぺんに。
番(つがい)の雷鳥で雌はハイマツの巣へ、雄は縄張りを見張っているのだろう。
ということでこのよう状態になると岩の上からなかなか動かない。
高い岩の上で間近には遇えなかったが目的達成。
ハクサンイチゲと槍
ハクサンイチゲが見頃になていた。
そのハクサンイチゲ、徐々に登山道から遠くへと離れていく感がある。
山々とハクサンイチゲを撮影できるところが少なくなってきている。
燕岳とハクサンイチゲ、槍ヶ岳とハクサンイチゲを何枚か撮影したが花の数が少なく思うようにならなかった。
ふるちゃん
2021年06月20日
岩殿山 北アルプス・里山展望
2021年(令和3年)6月18日(金)
岩殿山 北アルプス・里山展望
三社権現岩場から岩殿山

岩殿寺から橋を渡り林道へ100m程先から歩き始めた。
昨夜降った雨がジメジメし、滑りやすい道。
草茂る林道から登山口へ梯子を登るとしばらく沢沿いを行く。
沢は徐々に深くなり、細い道は落ち葉で滑りそうで慎重に進む。
大きな岩が現われ、そこから岩を縫うように急登する。
九頭龍神社、雷神社と大岩に神が宿っているようだ。
雨乞い、そして五穀豊穣を祈願する地域にとって大切な山だった証。
また修験の山で開祖の学問行者・修行僧の墓など歴史も感じられる。

尾根に出て分岐を三社権現(奥の院)へ。
蜂の巣状砂岩に包まれるように社が建つ。
雰囲気が一変する不思議なところだ。
その社の横をスリルのある岩場を登ると展望が開ける。
今日は雲に覆われるところもあるが北アルプス、常念山脈が一望できた。
これから向かう三角点のある岩殿山も眺められる。
三社権現から分岐に戻り岩殿山を目指す。
天狗岩など起伏のある稜線からは展望が良い。
北アルプスそして筑北の里山、四阿屋山、大沢山など時々眺め進む。
京ヶ倉・北アルプス

別所、遙拝所方面との分岐から急登、トラバース斜面を山頂目指す。
木々が稜線を覆うので恐怖感はないがかなりの崖になっている。
登りにくい岩も出てきて少し苦労した。
山頂に近づくと止め山なのでテープが張られにぎやかい。
最後の馬の背は登る人もいるようだがトラバースして山頂へ。
回り込む道には山頂への標示がないので注意が必要だ。
木々に覆われ展望のほとんどない山頂に着く。
前にはなかった山頂名「岩殿山」の標示がされていた。
馬の背方面へ出ると麻績の聖山が見られた。
下山は分岐までは同じ道を戻り別所・遙拝所方面へと下った。
危険な箇所は稜線が細いところが一カ所あるのみで快適だ。
柔らかな落ち葉を踏み気持ちよく歩ける。
登ってきた満足感も加わって楽しい下りとなる。
遙拝所から岩殿山

遙拝所からは今まで登っていた岩殿山の山並みがきれいに眺められた。
正に山頂まで行かずとも参拝ができる場所だ。
美しいブナ林の中を高度を下げていくと廃屋やお墓、生活をしていた跡が出て来る。
別所登山口からは車道を歩き岩殿寺へ。
登山の無事にお礼をしてきた。
ふるちゃん
岩殿山 北アルプス・里山展望
三社権現岩場から岩殿山
岩殿寺から橋を渡り林道へ100m程先から歩き始めた。
昨夜降った雨がジメジメし、滑りやすい道。
草茂る林道から登山口へ梯子を登るとしばらく沢沿いを行く。
沢は徐々に深くなり、細い道は落ち葉で滑りそうで慎重に進む。
大きな岩が現われ、そこから岩を縫うように急登する。
九頭龍神社、雷神社と大岩に神が宿っているようだ。
雨乞い、そして五穀豊穣を祈願する地域にとって大切な山だった証。
また修験の山で開祖の学問行者・修行僧の墓など歴史も感じられる。
尾根に出て分岐を三社権現(奥の院)へ。
蜂の巣状砂岩に包まれるように社が建つ。
雰囲気が一変する不思議なところだ。
その社の横をスリルのある岩場を登ると展望が開ける。
今日は雲に覆われるところもあるが北アルプス、常念山脈が一望できた。
これから向かう三角点のある岩殿山も眺められる。
三社権現から分岐に戻り岩殿山を目指す。
天狗岩など起伏のある稜線からは展望が良い。
北アルプスそして筑北の里山、四阿屋山、大沢山など時々眺め進む。
京ヶ倉・北アルプス
別所、遙拝所方面との分岐から急登、トラバース斜面を山頂目指す。
木々が稜線を覆うので恐怖感はないがかなりの崖になっている。
登りにくい岩も出てきて少し苦労した。
山頂に近づくと止め山なのでテープが張られにぎやかい。
最後の馬の背は登る人もいるようだがトラバースして山頂へ。
回り込む道には山頂への標示がないので注意が必要だ。
木々に覆われ展望のほとんどない山頂に着く。
前にはなかった山頂名「岩殿山」の標示がされていた。
馬の背方面へ出ると麻績の聖山が見られた。
下山は分岐までは同じ道を戻り別所・遙拝所方面へと下った。
危険な箇所は稜線が細いところが一カ所あるのみで快適だ。
柔らかな落ち葉を踏み気持ちよく歩ける。
登ってきた満足感も加わって楽しい下りとなる。
遙拝所から岩殿山
遙拝所からは今まで登っていた岩殿山の山並みがきれいに眺められた。
正に山頂まで行かずとも参拝ができる場所だ。
美しいブナ林の中を高度を下げていくと廃屋やお墓、生活をしていた跡が出て来る。
別所登山口からは車道を歩き岩殿寺へ。
登山の無事にお礼をしてきた。
ふるちゃん
2021年06月18日
美ヶ原 レンゲツツジはもうすぐ見頃
2021年(令和3年)6月17日(木)
美ヶ原 レンゲツツジはもうすぐ見頃
美ヶ原 王ヶ頭

まだ早いだろうがレンゲツツジの様子見と高原歩きに出かけた。
ダテ河原から登り始めるが木漏れ日、自然の香りに気持ちよくなり満足。
木舟コースの唐松林の緑は濃くなり、昨日の雨でコケ類も生き生きとしていた。
二人の小径手前からは鉢伏山が目の前に眺められた。
烏帽子岩の厳しい、茶臼山の優しい表情は対照的だった。
八丁ダルミコースとの合流付近のレンゲツツジはまだ蕾。
レンゲツツジの様子見だったが、まだ早いとは分かっていたもののもう少
し咲いていて欲しいという思いはあった。
咲き始めた株も見られたがもう1週間ほど先になるのかな。
気になったのは花の蕾が少ないことだ。
咲き始めていないので気づかないだけなのかもしれないが。
もうすぐ見頃かレンゲツツジ

k氏に会う。
アルプス展望道を歩き烏帽子岩に向かっている際「あれ!」と声をかけてきた。
山で偶然会うのはこれで3回目になるのか。4回目かな。
それにしても驚きだ。
山スキーでは一緒に行動をしているが、山はない。
数年前に四国八十八お遍路をシュラフのみで歩き通した方だ。
ワクチンをすでに2回接種したのでまた行く予定とのことだ。
シュラフだけではきついときもあったのでテントもとのことだった。
など久しぶりに登山道で話し込んでしまった。
美ヶ原も地元の山だけにこんなこともあるのだ。
王ヶ鼻 湧きだつ雲 雲間から松本

王ヶ鼻からの展望は雲間から松本の町が見える。
どんどん湧き立つ雲も良いものだ。
うっすら乗鞍岳の残雪の姿が望めたのみで北アルプスはもこもこした雲に覆われていた。
王ヶ頭からは諏訪湖そして霧ヶ峰までは確認することができた。
烏帽子岩からは王ヶ頭、王ヶ鼻方面に見応えがあった。
光が当たる山肌の美しいこと。
淡い緑色の笹原にシラビソだろうか濃い緑が映える。岩肌の迫力も。
そして青空に湧き立つ綿飴のような白い雲が稜線を引き立たせていた。
ふるちゃん
美ヶ原 レンゲツツジはもうすぐ見頃
美ヶ原 王ヶ頭
まだ早いだろうがレンゲツツジの様子見と高原歩きに出かけた。
ダテ河原から登り始めるが木漏れ日、自然の香りに気持ちよくなり満足。
木舟コースの唐松林の緑は濃くなり、昨日の雨でコケ類も生き生きとしていた。
二人の小径手前からは鉢伏山が目の前に眺められた。
烏帽子岩の厳しい、茶臼山の優しい表情は対照的だった。
八丁ダルミコースとの合流付近のレンゲツツジはまだ蕾。
レンゲツツジの様子見だったが、まだ早いとは分かっていたもののもう少
し咲いていて欲しいという思いはあった。
咲き始めた株も見られたがもう1週間ほど先になるのかな。
気になったのは花の蕾が少ないことだ。
咲き始めていないので気づかないだけなのかもしれないが。
もうすぐ見頃かレンゲツツジ
k氏に会う。
アルプス展望道を歩き烏帽子岩に向かっている際「あれ!」と声をかけてきた。
山で偶然会うのはこれで3回目になるのか。4回目かな。
それにしても驚きだ。
山スキーでは一緒に行動をしているが、山はない。
数年前に四国八十八お遍路をシュラフのみで歩き通した方だ。
ワクチンをすでに2回接種したのでまた行く予定とのことだ。
シュラフだけではきついときもあったのでテントもとのことだった。
など久しぶりに登山道で話し込んでしまった。
美ヶ原も地元の山だけにこんなこともあるのだ。
王ヶ鼻 湧きだつ雲 雲間から松本
王ヶ鼻からの展望は雲間から松本の町が見える。
どんどん湧き立つ雲も良いものだ。
うっすら乗鞍岳の残雪の姿が望めたのみで北アルプスはもこもこした雲に覆われていた。
王ヶ頭からは諏訪湖そして霧ヶ峰までは確認することができた。
烏帽子岩からは王ヶ頭、王ヶ鼻方面に見応えがあった。
光が当たる山肌の美しいこと。
淡い緑色の笹原にシラビソだろうか濃い緑が映える。岩肌の迫力も。
そして青空に湧き立つ綿飴のような白い雲が稜線を引き立たせていた。
ふるちゃん
2021年06月16日
長峰山・光城山 東側コース
2021年(令和3年)6月15日(火)
長峰山・光城山 東側コース
光城山山頂のヤマボウシ

東側コースというのは勝手に使ってしまった。
50回近く登っている長峰山・光城山だが初めて通った道。
天平の森遊歩道から水田跡を通り烏帽子峰へは歩いている。
長峰山から光城山へ繋がっているだろう道、知ってはいたが敬遠していた道。
烏帽子峰へ登る手前で東側へ回り込む道、「光城山」という表示が見られた。
一端この分岐を烏帽子峰へと登った。
いつもならば山頂から稜線伝いに進むが、再び東側の道へと下り降りた。
東側コースの樹林帯

しっかり踏まれた道が光城山方面へ続く。
幹の太い木々が多く見られた。
たぶんブナ林だと思うのだが緑も美しく深い森に吸い込まれるようだった。
静かで長峰山・光城山の賑やかさからかけ離れた感じも良い。
長峰山・光城山の新たな面を発見し、なぜ今まで通らなかったのだろうという気持ちになった。
最後は廃屋、そして今も耕されている畑の横を通り、廃屋横を登る地点の舗装された林道へといつもの道へ出た。
知る人ぞ知る良いコースだ。
早く気づいていれば季節を変えて楽しんでいたと思う。
今後は時々利用したいと強く思った東側コースだった。
長峰山から北アルプスは雲の中

長峰山を登り始めると有明山が雲間から姿を現していた。
山頂からは北アルプスの山並みに雲がかかり見られなかった。
山稜を隠すように白い雲が長く伸びていた。
安曇野の街並みは眺められた。
そして筑北の四阿屋山から大沢山・大洞山、会田の虚空蔵山。
北には京ヶ倉の山並みも見られた。
光城山下山道からは松本方面、麓に広がる豊科の街並み、梓川の流れに稲の緑が美しい田園風景が楽しめた。

長峰山山頂にはキスゲが咲いていてびっくり!
ナデシコも登山道に咲き、紫色のアヤメ、ウツボグサも山頂付近に見られた。
なんと言っても光城山山頂、登山道にはヤマボウシが真っ白に木々を覆いまるで雪が降り積もったように咲き誇っていた。
ふるちゃん
長峰山・光城山 東側コース
光城山山頂のヤマボウシ
東側コースというのは勝手に使ってしまった。
50回近く登っている長峰山・光城山だが初めて通った道。
天平の森遊歩道から水田跡を通り烏帽子峰へは歩いている。
長峰山から光城山へ繋がっているだろう道、知ってはいたが敬遠していた道。
烏帽子峰へ登る手前で東側へ回り込む道、「光城山」という表示が見られた。
一端この分岐を烏帽子峰へと登った。
いつもならば山頂から稜線伝いに進むが、再び東側の道へと下り降りた。
東側コースの樹林帯
しっかり踏まれた道が光城山方面へ続く。
幹の太い木々が多く見られた。
たぶんブナ林だと思うのだが緑も美しく深い森に吸い込まれるようだった。
静かで長峰山・光城山の賑やかさからかけ離れた感じも良い。
長峰山・光城山の新たな面を発見し、なぜ今まで通らなかったのだろうという気持ちになった。
最後は廃屋、そして今も耕されている畑の横を通り、廃屋横を登る地点の舗装された林道へといつもの道へ出た。
知る人ぞ知る良いコースだ。
早く気づいていれば季節を変えて楽しんでいたと思う。
今後は時々利用したいと強く思った東側コースだった。
長峰山から北アルプスは雲の中
長峰山を登り始めると有明山が雲間から姿を現していた。
山頂からは北アルプスの山並みに雲がかかり見られなかった。
山稜を隠すように白い雲が長く伸びていた。
安曇野の街並みは眺められた。
そして筑北の四阿屋山から大沢山・大洞山、会田の虚空蔵山。
北には京ヶ倉の山並みも見られた。
光城山下山道からは松本方面、麓に広がる豊科の街並み、梓川の流れに稲の緑が美しい田園風景が楽しめた。
長峰山山頂にはキスゲが咲いていてびっくり!
ナデシコも登山道に咲き、紫色のアヤメ、ウツボグサも山頂付近に見られた。
なんと言っても光城山山頂、登山道にはヤマボウシが真っ白に木々を覆いまるで雪が降り積もったように咲き誇っていた。
ふるちゃん
2021年06月12日
一夜山 350度の絶景+α
2021年(令和3年)6月11日(金)
一夜山 350度の絶景+α
+α 登山道から西岳

2度目の一夜山になる。
前回は登ったものの全く視界がなく下山している。
今回は天気も良さそうで展望を期待しての山行となった。
登山口方面を間違え迷走してしまったが、何とか登山口にたどり着き歩き始めた。
気楽に登れそうだからとヤマレコナビを頼ってしまったのが大間違いだった。
一夜山登山口に近い奥裾花側の道に案内されてしまった。
登山口の近くに県道等主要道が走っていると登山口に行けないのにその近くを案内してしまうようだ。
自分の責任、登山口情報の下調べをしておくべきだった。反省!
ゲートから先も広い林道を歩く。
草が茂り、泥濘みも何度か出て来る。
苦手な蛇が出てきそうな雰囲気と虫が飛んでくる。
ただウツギのピンクの花が見頃となっていた。
ブナ林の中急登

立派な石に彫られた「あと500m」「あと300m」と標示されている。
急登になると共にブナ林が広がり気持ちよく歩ける。
「あと100m」の手前西岳の絶景が待っていた。
この景色は山頂からは木々に隠され見えない。
西岳が山頂から見られたら360度眺望の山といえるか。
一夜山1562m山頂

山頂は広く、鳥居、石の祠、「鬼女紅葉生誕千年祭」石碑、そしてありがたいことに山名盤が置かれていた。
視界良好。
北アルプスは常念岳、槍ヶ岳、から白馬三山へと残雪の峰々が連なる。
ことに鹿島槍ヶ岳から五竜岳、唐松岳の稜線が美しかった。
白馬岳

北側は東山から堂津岳の稜線が間近に見られ、その後ろに雨飾、焼山。
さらに飯縄山、荒倉山、虫倉山が堂々とした山容が眺められた。
視界がよりよければ富士山まで望めるようだ。
虫倉山

残念なのは登山道からは眺められる西岳が木々に隠れてしまうことだ。
まさに360度の大展望ではなく、西岳は登山道からの+αになっている。
前回の真っ白な世界からすると一夜山は一夜にして眺望の山と化した。
ふるちゃん
一夜山 350度の絶景+α
+α 登山道から西岳
2度目の一夜山になる。
前回は登ったものの全く視界がなく下山している。
今回は天気も良さそうで展望を期待しての山行となった。
登山口方面を間違え迷走してしまったが、何とか登山口にたどり着き歩き始めた。
気楽に登れそうだからとヤマレコナビを頼ってしまったのが大間違いだった。
一夜山登山口に近い奥裾花側の道に案内されてしまった。
登山口の近くに県道等主要道が走っていると登山口に行けないのにその近くを案内してしまうようだ。
自分の責任、登山口情報の下調べをしておくべきだった。反省!
ゲートから先も広い林道を歩く。
草が茂り、泥濘みも何度か出て来る。
苦手な蛇が出てきそうな雰囲気と虫が飛んでくる。
ただウツギのピンクの花が見頃となっていた。
ブナ林の中急登
立派な石に彫られた「あと500m」「あと300m」と標示されている。
急登になると共にブナ林が広がり気持ちよく歩ける。
「あと100m」の手前西岳の絶景が待っていた。
この景色は山頂からは木々に隠され見えない。
西岳が山頂から見られたら360度眺望の山といえるか。
一夜山1562m山頂
山頂は広く、鳥居、石の祠、「鬼女紅葉生誕千年祭」石碑、そしてありがたいことに山名盤が置かれていた。
視界良好。
北アルプスは常念岳、槍ヶ岳、から白馬三山へと残雪の峰々が連なる。
ことに鹿島槍ヶ岳から五竜岳、唐松岳の稜線が美しかった。
白馬岳
北側は東山から堂津岳の稜線が間近に見られ、その後ろに雨飾、焼山。
さらに飯縄山、荒倉山、虫倉山が堂々とした山容が眺められた。
視界がよりよければ富士山まで望めるようだ。
虫倉山
残念なのは登山道からは眺められる西岳が木々に隠れてしまうことだ。
まさに360度の大展望ではなく、西岳は登山道からの+αになっている。
前回の真っ白な世界からすると一夜山は一夜にして眺望の山と化した。
ふるちゃん
2021年06月09日
飯盛山 野辺山駅から清里駅
2021年(令和3年)6月8日(火)
飯盛山 野辺山駅から清里駅
レンゲツツジと八ヶ岳

清里駅近くの市営無料駐車場に車を置き、
清里駅発8:14発小諸行きで野辺山駅へと移動した。
7分程で電車は野辺山駅に到着した。
野辺山駅から清里駅まで歩くのが思っていた以上に長く感じてしまった。
駅を出ると目の前に八ヶ岳がくっきりと見えて感激した。
まずは舗装道路をほぼ真っ直ぐに平沢峠目指して歩き始めた。
レタス畑と八ヶ岳

白いマルチシートにレタスの苗が整然と植えられている。
右手には白いシートの列の先に八ヶ岳が望める。
左手には時々宇宙電波観測所の巨大パラボラアンテナが見られる。
閉鎖されているだろうレーシング・キャンプ・野辺山のゲート前に出てからは、舗装道を離れ山道へと入った。
思っていた以上に踏まれた道であっという間に平沢峠に着いた。
広い駐車場の先には八ヶ岳そしてレンゲツツジも満開で美しかった。
レンゲツツジの朱色、八ヶ岳の荒々しく力強い岩肌が見事に調和していた。
レンゲツツジの花言葉を家に帰って調べると「情熱、向上心」とあった。
正にレンゲツツジと八ヶ岳を同時に眺めエネルギーを得ているようだった。
獅子岩とレンゲツツジ

獅子岩も200万年前の火山活動でできたという露岩になるという。
端正な三角錐で高い木が生えない飯盛山もその名残か。
山梨県・長野県境には多くの火山群が見られる。
平沢山へ。
飯盛山への分岐からほんの数分で山頂に着く。
飯盛山が目の前に、振り返ると迫力の八ヶ岳が見られた。
平沢山の方が召し盛山より若干標高が高い。
平沢山からの下りはゴロゴロした小石が歩きにくい。
見事に石車に乗り滑り転倒してしまった。
もしかすると一番の難所だったかもしれない。
二番目に上った山頂は平盛山のはずだった。
山頂には、何と「大盛山」と立派な標柱がたてられてあった。
やはり飯盛山より大盛りの1650mとあり、山名の変更があったのかな?
三角錐の飯盛山

最後飯盛山へと登った。
平沢山、大盛山と同じく360度の大展望だ。
八ヶ岳、北岳など南アルプス、それに富士山もうっすらと眺められた。
茅ヶ岳、金峯山、甲武信ヶ岳そして飯盛山の稜線先には横尾山など望めた。
下山は清里方面へ向かった。
良く整備された登山道から振り返ると三角形の飯盛山が見られた。
平沢地区を通り山梨県に入り清里へ。
ふるちゃん
飯盛山 野辺山駅から清里駅
レンゲツツジと八ヶ岳
清里駅近くの市営無料駐車場に車を置き、
清里駅発8:14発小諸行きで野辺山駅へと移動した。
7分程で電車は野辺山駅に到着した。
野辺山駅から清里駅まで歩くのが思っていた以上に長く感じてしまった。
駅を出ると目の前に八ヶ岳がくっきりと見えて感激した。
まずは舗装道路をほぼ真っ直ぐに平沢峠目指して歩き始めた。
レタス畑と八ヶ岳
白いマルチシートにレタスの苗が整然と植えられている。
右手には白いシートの列の先に八ヶ岳が望める。
左手には時々宇宙電波観測所の巨大パラボラアンテナが見られる。
閉鎖されているだろうレーシング・キャンプ・野辺山のゲート前に出てからは、舗装道を離れ山道へと入った。
思っていた以上に踏まれた道であっという間に平沢峠に着いた。
広い駐車場の先には八ヶ岳そしてレンゲツツジも満開で美しかった。
レンゲツツジの朱色、八ヶ岳の荒々しく力強い岩肌が見事に調和していた。
レンゲツツジの花言葉を家に帰って調べると「情熱、向上心」とあった。
正にレンゲツツジと八ヶ岳を同時に眺めエネルギーを得ているようだった。
獅子岩とレンゲツツジ
獅子岩も200万年前の火山活動でできたという露岩になるという。
端正な三角錐で高い木が生えない飯盛山もその名残か。
山梨県・長野県境には多くの火山群が見られる。
平沢山へ。
飯盛山への分岐からほんの数分で山頂に着く。
飯盛山が目の前に、振り返ると迫力の八ヶ岳が見られた。
平沢山の方が召し盛山より若干標高が高い。
平沢山からの下りはゴロゴロした小石が歩きにくい。
見事に石車に乗り滑り転倒してしまった。
もしかすると一番の難所だったかもしれない。
二番目に上った山頂は平盛山のはずだった。
山頂には、何と「大盛山」と立派な標柱がたてられてあった。
やはり飯盛山より大盛りの1650mとあり、山名の変更があったのかな?
三角錐の飯盛山
最後飯盛山へと登った。
平沢山、大盛山と同じく360度の大展望だ。
八ヶ岳、北岳など南アルプス、それに富士山もうっすらと眺められた。
茅ヶ岳、金峯山、甲武信ヶ岳そして飯盛山の稜線先には横尾山など望めた。
下山は清里方面へ向かった。
良く整備された登山道から振り返ると三角形の飯盛山が見られた。
平沢地区を通り山梨県に入り清里へ。
ふるちゃん
2021年06月04日
四阿屋山 草湯温泉・坂井ルート往復
2021年(令和3年)6月2日(水)
四阿屋山 草湯温泉・坂井ルート往復
四阿屋山1387m 神社側から長野市・冠着山

何度か登っているが、坂井(草湯温泉)ルートは初めて登ったときのコースとなる。
草湯から林道に入りしばらく進むと上部から軽トラックの方が下ってきた。
すれ違い際にこの先は倒木で通れないとのことだ。
そこで簡易水道の施設横へ車を止め林道を歩き始めた。
林道を塞ぐ倒木は直ぐに現われたが、撤去はあっという間にできそうなものだった。
もちろん個人で簡単にどけられるものではなかったが。
20分ほど林道を歩いた先に登山口がある。
大きな杉の木がありそこから谷中を登り始める。
暗い谷の急登を登り切ると古びた鳥居のある尾根へと出る。

麻績側からのルートと合流して快適な尾根歩き。
途中に展望の効く所があり、麻績の集落と聖山が見られた。
雲がなければ北アルプスが見られただろうと思う。
尾根伝いだが急斜面も多くジグザグに登る。
登る右手には窪みが出てきてその中に映える木々が美しい。
再び鳥居があり、小さな祠が建つ尾根の周りにはブナの木々が見られる。
そこから急登を少し登ると石段が出てきて神社裏の山頂へと着く。
周りには幹の太いブナ林が広がっていた。
そこには天然記念物に指定されているブナの原生林との標示があった。

四阿屋山神社の前からは三角錐の冠着山が目を引いた。
聖山に続く稜線の先には、薄らだが飯縄山、戸隠山のゴツゴツした山容も見られた。
また長野市の街並み、Mウェーブだろうか白い大きな建物が目立つ。
葉が茂り始め展望できる範囲は狭まっていて南側は眺められなかった。
2008年4月に初めて坂井ルートから雪道を登っているのだが、
登山口の風景と、尾根歩きをして鳥居があったことぐらいしか覚えていなく新鮮な気持ちで今回登ることができた。
ふるちゃん
四阿屋山 草湯温泉・坂井ルート往復
四阿屋山1387m 神社側から長野市・冠着山
何度か登っているが、坂井(草湯温泉)ルートは初めて登ったときのコースとなる。
草湯から林道に入りしばらく進むと上部から軽トラックの方が下ってきた。
すれ違い際にこの先は倒木で通れないとのことだ。
そこで簡易水道の施設横へ車を止め林道を歩き始めた。
林道を塞ぐ倒木は直ぐに現われたが、撤去はあっという間にできそうなものだった。
もちろん個人で簡単にどけられるものではなかったが。
20分ほど林道を歩いた先に登山口がある。
大きな杉の木がありそこから谷中を登り始める。
暗い谷の急登を登り切ると古びた鳥居のある尾根へと出る。
麻績側からのルートと合流して快適な尾根歩き。
途中に展望の効く所があり、麻績の集落と聖山が見られた。
雲がなければ北アルプスが見られただろうと思う。
尾根伝いだが急斜面も多くジグザグに登る。
登る右手には窪みが出てきてその中に映える木々が美しい。
再び鳥居があり、小さな祠が建つ尾根の周りにはブナの木々が見られる。
そこから急登を少し登ると石段が出てきて神社裏の山頂へと着く。
周りには幹の太いブナ林が広がっていた。
そこには天然記念物に指定されているブナの原生林との標示があった。
四阿屋山神社の前からは三角錐の冠着山が目を引いた。
聖山に続く稜線の先には、薄らだが飯縄山、戸隠山のゴツゴツした山容も見られた。
また長野市の街並み、Mウェーブだろうか白い大きな建物が目立つ。
葉が茂り始め展望できる範囲は狭まっていて南側は眺められなかった。
2008年4月に初めて坂井ルートから雪道を登っているのだが、
登山口の風景と、尾根歩きをして鳥居があったことぐらいしか覚えていなく新鮮な気持ちで今回登ることができた。
ふるちゃん
2021年06月03日
峠山・鳥居峠 奈良井宿から薮原宿へ
2021年(令和3年)6月1日(火)
峠山・鳥居峠 奈良井宿から薮原宿へ
奈良井宿から峠山

2回目の峠山になる。
木祖村の「信州ふるさと120山」となっている。
このコースのメインは鳥居峠そして歴史の道探訪になるが。
当初計画は前回と反対、薮原宿から奈良井宿への歩きを考えていた。
奈良井駅発のJR列車に数分の差で間に合わなかったのだ。
1時間10分ほどで着く予定が、朝の渋滞に巻き込まれてしまった。
木曽路を車で奈良井に向かうに、奈良井駅手前で乗る予定の電車に抜かれてしまった。
そこで薮原駅まで行き、時刻表を確認すると20分後に奈良井方面への列車が来ることが分かった。
この列車がなければ薮原からの峠山往復、あるいは他の山へとも考えた。
ちょうど良い時間帯の列車がありラッキーではあった。
藪原駅9:11発に乗車し奈良井駅へ。
奈良井宿から薮原宿へと峠越えする前回と同じ行程になった。
歩き始めた奈良井宿は静寂感に包まれていた。
人通りはなく古びた家並みの間をのんびり歩くことができた。
街道の先には峠山が緑の山容を覗かせていた。
鎮神社まで来ると宿場の建物はなくなる。
疫病を鎮めるとの鎮神社にお参りし登り始める。
一端車道に出るが、しばらく行くと中山道の標示があり石畳の登りとなった。
戦国時代には勢力争いの場、江戸時代にはメイン街道としていくつかの茶屋があったという。
葬沢は武田勝頼の兵、五百名ほどの戦死者が葬られたという沢だ。
中山道の名残、一里塚跡、茶屋跡も休憩所として復元されてもいる。
鳥居峠は奈良井宿と薮原宿の間にあり戦の場として、街道の休憩地として要衝だったのがうかがえる。
峠山1416m山頂から坊主岳・経ヶ岳

この鳥居峠からさらに登ると峠山となる。
ここに峠山方面の標示がないので迷ってしまったが林道をひたすら歩くと電波塔などが建ち並ぶ山頂へと着く。
塔の横に三角点はあるが峠山の標示は見られなかった。
展望も木々そして塔に遮られ良くない。
ただ木曽谷側に坊主岳と経ヶ岳が眺められた。
鳥居峠からすると見放された小さなピークに過ぎなかったのかもしれない。
ただ電波の中継所としては価値のある頂に違いない。
山頂を後に林道を下っていると目の前に御嶽山、乗鞍岳、十石山そして鉢盛山が見られた。

鳥居峠から先大きなトチノキ群が見られた。
迫力ある大木、そして緑が太陽に輝きまぶしく感じられた。
御嶽山展望所のある御嶽神社へと出る。
残念ながら御嶽山は霞んでしまっていたが、遙拝所として多くの石像も安置されていた。
神社の下には丸山公園があり、芭蕉の句碑が置かれていた。
芭蕉とも縁ある土地柄、縁者もいたようだ。

薮原の街並みを眼下に見て、後は石畳の下りをしばらく下ると舗装された林道へと出た。
奈良井宿の通りに比べると昔の面影は薄い薮原宿を通り駅に出た。
今は鳥居トンネルもでき、車、電車での行き来が簡単にできるが、和宮一行も峠越えをしたという中山道を再び歩いた。
今朝も鳥居トンネルを利用し奈良井から薮原に急遽移動、計画変更して歩けた峠道だ。
ふるちゃん
峠山・鳥居峠 奈良井宿から薮原宿へ
奈良井宿から峠山
2回目の峠山になる。
木祖村の「信州ふるさと120山」となっている。
このコースのメインは鳥居峠そして歴史の道探訪になるが。
当初計画は前回と反対、薮原宿から奈良井宿への歩きを考えていた。
奈良井駅発のJR列車に数分の差で間に合わなかったのだ。
1時間10分ほどで着く予定が、朝の渋滞に巻き込まれてしまった。
木曽路を車で奈良井に向かうに、奈良井駅手前で乗る予定の電車に抜かれてしまった。
そこで薮原駅まで行き、時刻表を確認すると20分後に奈良井方面への列車が来ることが分かった。
この列車がなければ薮原からの峠山往復、あるいは他の山へとも考えた。
ちょうど良い時間帯の列車がありラッキーではあった。
藪原駅9:11発に乗車し奈良井駅へ。
奈良井宿から薮原宿へと峠越えする前回と同じ行程になった。
歩き始めた奈良井宿は静寂感に包まれていた。
人通りはなく古びた家並みの間をのんびり歩くことができた。
街道の先には峠山が緑の山容を覗かせていた。
鎮神社まで来ると宿場の建物はなくなる。
疫病を鎮めるとの鎮神社にお参りし登り始める。
一端車道に出るが、しばらく行くと中山道の標示があり石畳の登りとなった。
戦国時代には勢力争いの場、江戸時代にはメイン街道としていくつかの茶屋があったという。
葬沢は武田勝頼の兵、五百名ほどの戦死者が葬られたという沢だ。
中山道の名残、一里塚跡、茶屋跡も休憩所として復元されてもいる。
鳥居峠は奈良井宿と薮原宿の間にあり戦の場として、街道の休憩地として要衝だったのがうかがえる。
峠山1416m山頂から坊主岳・経ヶ岳
この鳥居峠からさらに登ると峠山となる。
ここに峠山方面の標示がないので迷ってしまったが林道をひたすら歩くと電波塔などが建ち並ぶ山頂へと着く。
塔の横に三角点はあるが峠山の標示は見られなかった。
展望も木々そして塔に遮られ良くない。
ただ木曽谷側に坊主岳と経ヶ岳が眺められた。
鳥居峠からすると見放された小さなピークに過ぎなかったのかもしれない。
ただ電波の中継所としては価値のある頂に違いない。
山頂を後に林道を下っていると目の前に御嶽山、乗鞍岳、十石山そして鉢盛山が見られた。
鳥居峠から先大きなトチノキ群が見られた。
迫力ある大木、そして緑が太陽に輝きまぶしく感じられた。
御嶽山展望所のある御嶽神社へと出る。
残念ながら御嶽山は霞んでしまっていたが、遙拝所として多くの石像も安置されていた。
神社の下には丸山公園があり、芭蕉の句碑が置かれていた。
芭蕉とも縁ある土地柄、縁者もいたようだ。
薮原の街並みを眼下に見て、後は石畳の下りをしばらく下ると舗装された林道へと出た。
奈良井宿の通りに比べると昔の面影は薄い薮原宿を通り駅に出た。
今は鳥居トンネルもでき、車、電車での行き来が簡単にできるが、和宮一行も峠越えをしたという中山道を再び歩いた。
今朝も鳥居トンネルを利用し奈良井から薮原に急遽移動、計画変更して歩けた峠道だ。
ふるちゃん
2021年06月02日
虫倉山 不動滝コース往復
2021年(令和3年)5月31日(月)
虫倉山 不動滝コース往復
虫倉山山頂 戸隠方面

小川村アルプス展望台へ寄った。
小川村からの北アルプスの展望は素晴らしい。
虫倉山も目の前に堂々とその山容を眺められた。
小川村アルプス展望台から虫倉山

不動滝コースからは3回目になる。
不動滝に流れ込む沢沿いに登り始めるのだが、サンショウウオがいるとのことだ。
小学校時代、学級で梓川に出かけ浅瀬の石をひっくり返し取った覚えがある。
のどかな時代で取ってきたサンショウウオをストーブで焼いて食べたのだ。
醤油をかけたのを良く覚えているのだが、サンショウウオの味は全く覚えていない。
というより異様な姿に口にしたのかどうか、記憶にない。
今は天然記念物になっていて採取はもちろん食べることはない。
中学生のサンショウウオの案内板にも、「採集しないことと、のまないように」とある。
「のまないように」とは過去には本当に捕ってその場でのんでしまった人がいたということだ。
虫倉山には金倉坂の標示があった。
「倉」つながりで「金倉」と名称が付けられたのか。
景気よく、急坂をジグザグに登っていく。
唯一登ってない高福寺コースとの分岐、柏鉢城跡、そして展望の良い休憩小屋へと登る。
休憩所の建物からは北アルプスの白い峰々が眺められた。
「日本記」と書かれた小川村飯綱山からのコースとの分岐地点からは最後の尾根歩きとなる。
稜線から飯縄山

稜線上からは山頂からは見られない飯縄山が望めた。
西岳、戸隠山そして高妻山は目の前に眺められた。
山頂手前の「一服むしくら」からは北アルプスが広がる。
崩れて狭い山頂よりも休むには適当な場所になる。
山頂へと出ると一気に明るくなり展望が開ける。
霞んでいたのと雲が浮いていたのでくっきりとは行かなかったが、北アルプス、八ヶ岳、浅間山方面そして戸隠方面が見られた。
戸隠方面には手前に荒倉山、黒姫山も確認することができた。
ふるちゃん
虫倉山 不動滝コース往復
虫倉山山頂 戸隠方面
小川村アルプス展望台へ寄った。
小川村からの北アルプスの展望は素晴らしい。
虫倉山も目の前に堂々とその山容を眺められた。
小川村アルプス展望台から虫倉山
不動滝コースからは3回目になる。
不動滝に流れ込む沢沿いに登り始めるのだが、サンショウウオがいるとのことだ。
小学校時代、学級で梓川に出かけ浅瀬の石をひっくり返し取った覚えがある。
のどかな時代で取ってきたサンショウウオをストーブで焼いて食べたのだ。
醤油をかけたのを良く覚えているのだが、サンショウウオの味は全く覚えていない。
というより異様な姿に口にしたのかどうか、記憶にない。
今は天然記念物になっていて採取はもちろん食べることはない。
中学生のサンショウウオの案内板にも、「採集しないことと、のまないように」とある。
「のまないように」とは過去には本当に捕ってその場でのんでしまった人がいたということだ。
虫倉山には金倉坂の標示があった。
「倉」つながりで「金倉」と名称が付けられたのか。
景気よく、急坂をジグザグに登っていく。
唯一登ってない高福寺コースとの分岐、柏鉢城跡、そして展望の良い休憩小屋へと登る。
休憩所の建物からは北アルプスの白い峰々が眺められた。
「日本記」と書かれた小川村飯綱山からのコースとの分岐地点からは最後の尾根歩きとなる。
稜線から飯縄山
稜線上からは山頂からは見られない飯縄山が望めた。
西岳、戸隠山そして高妻山は目の前に眺められた。
山頂手前の「一服むしくら」からは北アルプスが広がる。
崩れて狭い山頂よりも休むには適当な場所になる。
山頂へと出ると一気に明るくなり展望が開ける。
霞んでいたのと雲が浮いていたのでくっきりとは行かなかったが、北アルプス、八ヶ岳、浅間山方面そして戸隠方面が見られた。
戸隠方面には手前に荒倉山、黒姫山も確認することができた。
ふるちゃん