2024年10月26日
美ヶ原 石切から王ヶ鼻・茶臼山・扉峠へ
2024年(令和6年)10月25日(金)
美ヶ原 石切から王ヶ鼻・茶臼山・扉峠へ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7402413.html
王ヶ頭から

天気予報は晴れだったが霧雨の石切場・桜清水のキャンプ場を出発する。
登るにつれ唐松林に薄日が差し徐々に明るくなり始める。
雲間を抜けると二人の小径手前のから雲海の先に槍・穂高の山並みが見られるように。
正に海の中から顔を出し明るい空間に飛び出したごとくか。
真っ白な雲が、海のごとく広がる王ヶ鼻に。
白い雲に浮く山々の眺望に魅了された。
北アルプス、中央アルプス、少し雲かかるが南アルプス。
蓼科山から八ヶ岳の山並みも雲海に浮かぶ。
ただ富士山だけは見ることができなかった。
雲海に浮かぶ北アルプス 槍・穂高など

王ヶ頭からも真っ白な雲海が美しい。
王ヶ頭ホテルの先に行ってみると美ヶ原台状が広がり、雲海も。
その先に頸城の妙高・火打山そして高妻山だろう山々も雲海上に見られた。
パノラマ道を歩く。
目の前には烏帽子岩、振り返ると王ヶ頭、王ヶ鼻その脇に槍・穂高が。
そして徐々にこれから向かう茶臼山の背後に八ヶ岳・蓼科山が大きくなる。
紅葉もいい パノラマ道より振り返る

百曲下降地点までは何人かのハイカー、観光客とすれ違う。
それ以降茶臼山、扉峠までは誰にも会わずに歩く。
笹に覆われ気味だった茶臼山までの牧場横の登山道はきれいに笹が刈られ気持ちよい歩きができた。
静かな茶臼山からは蓼科山・八ヶ岳が雲に隠れたり、姿を現したりと繰り返していた。
浅間山方面も徐々に雲がかかってきた。
ただ乗鞍岳が小広場へ下る登山道正面にくっきりと見られた。
茶臼山山頂 蓼科山・八ヶ岳が見えたり隠れたり

予定通り茶臼山でお昼にし、初めて冷凍の焼きおにぎりをいただいた。
なかなかの美味で、もちもちとした食感がよく山に良い。
毎回これでは飽きてしまうだろうが時には冷凍食品も山に役立つ。
蓼科山にはススキが似合う

しっかり休憩もでき最後の扉峠への下りに入る。
目の前には紅葉した木々、笹原広がり気持ちよい登山道だ。
雲間に入ると白の世界だが目の前に蓼科山だけが浮かび上がる。
その蓼科山を背景にススキが白のキャンバスにそよぐ現れた現れた。
最後まで雲海の世界に心引かれる美ヶ原の歩きになった。
ふるちゃん
美ヶ原 石切から王ヶ鼻・茶臼山・扉峠へ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7402413.html
王ヶ頭から
天気予報は晴れだったが霧雨の石切場・桜清水のキャンプ場を出発する。
登るにつれ唐松林に薄日が差し徐々に明るくなり始める。
雲間を抜けると二人の小径手前のから雲海の先に槍・穂高の山並みが見られるように。
正に海の中から顔を出し明るい空間に飛び出したごとくか。
真っ白な雲が、海のごとく広がる王ヶ鼻に。
白い雲に浮く山々の眺望に魅了された。
北アルプス、中央アルプス、少し雲かかるが南アルプス。
蓼科山から八ヶ岳の山並みも雲海に浮かぶ。
ただ富士山だけは見ることができなかった。
雲海に浮かぶ北アルプス 槍・穂高など
王ヶ頭からも真っ白な雲海が美しい。
王ヶ頭ホテルの先に行ってみると美ヶ原台状が広がり、雲海も。
その先に頸城の妙高・火打山そして高妻山だろう山々も雲海上に見られた。
パノラマ道を歩く。
目の前には烏帽子岩、振り返ると王ヶ頭、王ヶ鼻その脇に槍・穂高が。
そして徐々にこれから向かう茶臼山の背後に八ヶ岳・蓼科山が大きくなる。
紅葉もいい パノラマ道より振り返る
百曲下降地点までは何人かのハイカー、観光客とすれ違う。
それ以降茶臼山、扉峠までは誰にも会わずに歩く。
笹に覆われ気味だった茶臼山までの牧場横の登山道はきれいに笹が刈られ気持ちよい歩きができた。
静かな茶臼山からは蓼科山・八ヶ岳が雲に隠れたり、姿を現したりと繰り返していた。
浅間山方面も徐々に雲がかかってきた。
ただ乗鞍岳が小広場へ下る登山道正面にくっきりと見られた。
茶臼山山頂 蓼科山・八ヶ岳が見えたり隠れたり
予定通り茶臼山でお昼にし、初めて冷凍の焼きおにぎりをいただいた。
なかなかの美味で、もちもちとした食感がよく山に良い。
毎回これでは飽きてしまうだろうが時には冷凍食品も山に役立つ。
蓼科山にはススキが似合う
しっかり休憩もでき最後の扉峠への下りに入る。
目の前には紅葉した木々、笹原広がり気持ちよい登山道だ。
雲間に入ると白の世界だが目の前に蓼科山だけが浮かび上がる。
その蓼科山を背景にススキが白のキャンバスにそよぐ現れた現れた。
最後まで雲海の世界に心引かれる美ヶ原の歩きになった。
ふるちゃん
2024年10月22日
霧ヶ峰 八島より車山など 草紅葉・絶景!
2024年(令和6年)10月21日(月)
霧ヶ峰 八島より車山など 草紅葉・絶景!
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7391715.html
鷲ヶ峰登山道より 八島湿原の草紅葉

今シーズン4回目になる霧ヶ峰。
鷲ヶ峰へは夏に孫と登っている。
今日は快晴、360度の大展望が待っていた。
ことに草紅葉の八島湿原の先に八ヶ岳・南アルプスその間に富士山の眺めは格別だった。
草紅葉の八島湿原へ鷲ヶ峰から展望を目にして下る。
八島湿原へ出ると、上から眺める一面塗りつぶされたような草紅葉とは違っていた。
鎌ヶ池への木道からの草紅葉、場所によって微妙に茶の色が違い広がっている。
色あせた茶色の様々な植物が一面に敷き詰められ絶妙に美を醸し出す。
八島湿原・鎌ヶ池

湿原を離れ、ゼブラ山(男女倉)へと登る。
紅葉の始まった木々、背景に先ほど登った鷲ヶ峰が堂々見られる。
ゼブラからの眺めも最高、槍・穂高など北アルプスの稜線が印象的だ。
北の耳へ、右手・向かい側に広がる霧ヶ峰の高原を満喫して進む。
蓼科山の西端な山容、そして八ヶ岳の峰々が目の前に迫る。
菅平四阿山・高峯山などが見られ、浅間山の肩付近に高妻山・西岳そして先週登った妙高山も眺められた。
南の耳から八ヶ岳・車山

北の耳から南の耳へは快適な道が続く。
赤ちゃんを背負い、5歳ぐらいの男の子を連れた家族も私以上に快調に歩く姿があった。
蝶々深山への道が見られ、その道が槍・穂高へとつながるがごとく伸びる。
双六からやり槍ヶ岳を眺める光景を思い出した。
車山への階段はきついものがある。
車山だけを目指す方が多いので山頂は大賑わいだった。
今までの静けさが吹き飛んでしまう感じもしたが、やはり景色は良い。
360度の大展望、今まで見てきた南・北・中央アルプス、八ヶ岳・富士山など飽きずに眺められた。
見る角度によって微妙に変わってくる景色、その違いがあるため霧ヶ峰はひと味違う歩きになる。
車山より 八ヶ岳・富士・南アルプス

しっかり休憩腹ごしらえをして車山肩へ下る。
そこから戻るように蝶々深山へ遠回りして登頂。
登ってきたばかりの車山も紅葉の木々に取り囲まれ美しい。
蝶々深山から下り、穴場の沢渡方面へ。
笹に覆われ気味の細い登山道を歩き、いったん小さなピークに登り、そこから下り始める。
ススキの穂が銀色に輝き、一面を埋め、その先の木々の紅葉も良い。
その中に点在する大岩がいくつか見られ、その先に草紅葉の八島湿原が。
ススキ道から最後樹林帯を抜け、砂利道をわずかばかりで御射山へ。
沢渡へ 大岩が点在・八島湿原・北アルプス

最後、時計回りで八島湿原を巡りながら戻る。
八島湿原の草紅葉の先に朝方登った鷲ヶ峰、ゼブラそして耳が一日を振りい帰られるように眺められる。
一日中絶景を眺めながら最高の一日が無事終了した。
ふるちゃん
霧ヶ峰 八島より車山など 草紅葉・絶景!
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7391715.html
鷲ヶ峰登山道より 八島湿原の草紅葉
今シーズン4回目になる霧ヶ峰。
鷲ヶ峰へは夏に孫と登っている。
今日は快晴、360度の大展望が待っていた。
ことに草紅葉の八島湿原の先に八ヶ岳・南アルプスその間に富士山の眺めは格別だった。
草紅葉の八島湿原へ鷲ヶ峰から展望を目にして下る。
八島湿原へ出ると、上から眺める一面塗りつぶされたような草紅葉とは違っていた。
鎌ヶ池への木道からの草紅葉、場所によって微妙に茶の色が違い広がっている。
色あせた茶色の様々な植物が一面に敷き詰められ絶妙に美を醸し出す。
八島湿原・鎌ヶ池
湿原を離れ、ゼブラ山(男女倉)へと登る。
紅葉の始まった木々、背景に先ほど登った鷲ヶ峰が堂々見られる。
ゼブラからの眺めも最高、槍・穂高など北アルプスの稜線が印象的だ。
北の耳へ、右手・向かい側に広がる霧ヶ峰の高原を満喫して進む。
蓼科山の西端な山容、そして八ヶ岳の峰々が目の前に迫る。
菅平四阿山・高峯山などが見られ、浅間山の肩付近に高妻山・西岳そして先週登った妙高山も眺められた。
南の耳から八ヶ岳・車山
北の耳から南の耳へは快適な道が続く。
赤ちゃんを背負い、5歳ぐらいの男の子を連れた家族も私以上に快調に歩く姿があった。
蝶々深山への道が見られ、その道が槍・穂高へとつながるがごとく伸びる。
双六からやり槍ヶ岳を眺める光景を思い出した。
車山への階段はきついものがある。
車山だけを目指す方が多いので山頂は大賑わいだった。
今までの静けさが吹き飛んでしまう感じもしたが、やはり景色は良い。
360度の大展望、今まで見てきた南・北・中央アルプス、八ヶ岳・富士山など飽きずに眺められた。
見る角度によって微妙に変わってくる景色、その違いがあるため霧ヶ峰はひと味違う歩きになる。
車山より 八ヶ岳・富士・南アルプス
しっかり休憩腹ごしらえをして車山肩へ下る。
そこから戻るように蝶々深山へ遠回りして登頂。
登ってきたばかりの車山も紅葉の木々に取り囲まれ美しい。
蝶々深山から下り、穴場の沢渡方面へ。
笹に覆われ気味の細い登山道を歩き、いったん小さなピークに登り、そこから下り始める。
ススキの穂が銀色に輝き、一面を埋め、その先の木々の紅葉も良い。
その中に点在する大岩がいくつか見られ、その先に草紅葉の八島湿原が。
ススキ道から最後樹林帯を抜け、砂利道をわずかばかりで御射山へ。
沢渡へ 大岩が点在・八島湿原・北アルプス
最後、時計回りで八島湿原を巡りながら戻る。
八島湿原の草紅葉の先に朝方登った鷲ヶ峰、ゼブラそして耳が一日を振りい帰られるように眺められる。
一日中絶景を眺めながら最高の一日が無事終了した。
ふるちゃん
2024年10月20日
入笠山 ゴンドラ利用 孫も登る
2024年(令和6年)10月17日(木)
入笠山 ゴンドラ利用 孫も登る
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7375615.html
入笠山1955m山頂にて

高尾山、長峰山を登っている年長の孫が山に登りたいと言う。
そこで入笠山が適当ではないかと孫夫婦、家内と登ってきた。
ゴンドラを利用して山頂駅から登り始める。
ゴンドラも楽しかったようでどんどん高度を上げ、景色の広がりを楽しむ。
ゴンドラからは八ヶ岳が眺められた。
ゴンドラ真下にはバイクのダウンヒルコースが見られ、下ってくる人はいないかと注目も。
ジャンプするところを見たいという孫だったが、残念なことに行きも帰りもゴンドラにバイクを乗せている方は大勢見るが走り下る勇壮な場面にはお目にかかれなかった。

山頂駅からはまず樹林帯を歩く。
気持ちいい林の中、何種類かのキノコが見られはしゃぎながら進む。
イクチなどあるが、ベニテングダケが見たいと言うがそれはかなわなかった。
いったん防獣ゲートを開けて湿原へ下る。
草紅葉が見られ、茶色く広がる。
湿原内には小川が流れ、20cm弱の魚が数匹見られた。
行きも帰りも同じ場所で泳ぐのだが、ほとんど流れのない湿原にいる魚は何だったのだろうか。
ハヤではないかと思うのだがわからない。
笹舟を浮かべると餌と間違えたのではないか、つつく姿があった。
草紅葉が美しい湿原

お花畑のジグザグ道を抜け一休み。
小梅飴の酸っぱさがいい、エネルギーを得た孫はここからの急登を頑張った。
岩場のある急登を登る。
鎖にも捕まり、岩登りも体験しスムーズに登り切る。
周りは紅葉も見られ赤や黄のダケカンバ、紅葉を楽しんだ。
急登始まる

元気よく山頂に到着。
絶景を期待していたのだが八ヶ岳、南アルプスも雲に隠れてしまった。
見られたのは薄いオレンジ色をしたヤスデだった。
山頂全面にうじゃうじゃいて座って休憩もままならない。
気持ち悪いの一言だった。
この気持ち悪かったヤスデの正体が下山して山荘の説明書きでわかった。
キシャヤスデといい8年に一度の大発生をしているとのこと。
害虫ではなく土壌を肥やし長野県の景観作りに寄与しているとのことだ。
時々線路上に大量発生して汽車(キシャ)の車輪が空回りしてしまうこともあることから名前がつけられたとのこと。
キシャヤスデ

孫はそれを知って山荘近くにもいたキシャヤスデを持つのだ。
くすぐったいと楽しんでいたが私は相変わらず害虫でなくても見た目だけで敬遠した。
そして雲を触ってみたいと言っていた孫は実現することができた。
入笠山山頂にうっすらと白い雲が漂い湿気を含んだ空気に触れた。
今雲の中にいるんだ。
自分より下に雲を見るのも良い体験だったようだ。
ふるちゃん
入笠山 ゴンドラ利用 孫も登る
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7375615.html
入笠山1955m山頂にて
高尾山、長峰山を登っている年長の孫が山に登りたいと言う。
そこで入笠山が適当ではないかと孫夫婦、家内と登ってきた。
ゴンドラを利用して山頂駅から登り始める。
ゴンドラも楽しかったようでどんどん高度を上げ、景色の広がりを楽しむ。
ゴンドラからは八ヶ岳が眺められた。
ゴンドラ真下にはバイクのダウンヒルコースが見られ、下ってくる人はいないかと注目も。
ジャンプするところを見たいという孫だったが、残念なことに行きも帰りもゴンドラにバイクを乗せている方は大勢見るが走り下る勇壮な場面にはお目にかかれなかった。
山頂駅からはまず樹林帯を歩く。
気持ちいい林の中、何種類かのキノコが見られはしゃぎながら進む。
イクチなどあるが、ベニテングダケが見たいと言うがそれはかなわなかった。
いったん防獣ゲートを開けて湿原へ下る。
草紅葉が見られ、茶色く広がる。
湿原内には小川が流れ、20cm弱の魚が数匹見られた。
行きも帰りも同じ場所で泳ぐのだが、ほとんど流れのない湿原にいる魚は何だったのだろうか。
ハヤではないかと思うのだがわからない。
笹舟を浮かべると餌と間違えたのではないか、つつく姿があった。
草紅葉が美しい湿原
お花畑のジグザグ道を抜け一休み。
小梅飴の酸っぱさがいい、エネルギーを得た孫はここからの急登を頑張った。
岩場のある急登を登る。
鎖にも捕まり、岩登りも体験しスムーズに登り切る。
周りは紅葉も見られ赤や黄のダケカンバ、紅葉を楽しんだ。
急登始まる
元気よく山頂に到着。
絶景を期待していたのだが八ヶ岳、南アルプスも雲に隠れてしまった。
見られたのは薄いオレンジ色をしたヤスデだった。
山頂全面にうじゃうじゃいて座って休憩もままならない。
気持ち悪いの一言だった。
この気持ち悪かったヤスデの正体が下山して山荘の説明書きでわかった。
キシャヤスデといい8年に一度の大発生をしているとのこと。
害虫ではなく土壌を肥やし長野県の景観作りに寄与しているとのことだ。
時々線路上に大量発生して汽車(キシャ)の車輪が空回りしてしまうこともあることから名前がつけられたとのこと。
キシャヤスデ
孫はそれを知って山荘近くにもいたキシャヤスデを持つのだ。
くすぐったいと楽しんでいたが私は相変わらず害虫でなくても見た目だけで敬遠した。
そして雲を触ってみたいと言っていた孫は実現することができた。
入笠山山頂にうっすらと白い雲が漂い湿気を含んだ空気に触れた。
今雲の中にいるんだ。
自分より下に雲を見るのも良い体験だったようだ。
ふるちゃん
2024年10月18日
妙高山 燕温泉より往復 称明滝の露天風呂!
2024年(令和6年)10月15日(火)
妙高山 燕温泉より往復 称明滝の露天風呂!
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7368456.html
妙高山北峰より 岩峰に立つ

山歩きに興味を持ち始めた頃、北信五岳を登ろうと仲間に誘われて以来ほぼ40年ぶりの妙高山。
妙高山で北信五岳を完登し、知らず知らずのうちに百名山を登ることに。
さらに三百名山、そして今は「日本の山1000」へとのきっかけともなった妙高山でもある。
記憶には全くなく、燕温泉から登っていて山頂での写真が一枚残っているだけ。
ということで飯縄山・斑尾山、昨年は戸隠山へとほぼ白紙状態の北信五岳を改めて歩いている。
黄金の湯方面へ舗装道を上る。
途中にあった黄金の湯を横目に舗装の車道を進む。
車道が終わり登山道に入ってからも、コンクリートの細い道がずんずんと続く。
ここまで舗装された登山道は初めてで上りはよかったが下りは足にきつく苦しい道だった。
滝下の露天風呂

称明滝と光明滝になるのだろうか、二段の滝が見られる。
帰りにはその滝直下にある露天風呂に入ってきた。
乳白色の硫黄香る湯、足湯だけにしておこうと思ったが湯加減もよく周りに誰もいなかったのでザブンとひとっ風呂入ってきた。
奥深い山中、滝の音、紅葉に包まれた自然たっぷり野趣な露天風呂で一汗流せた。

白い硫黄の沢、硫黄臭漂う登山道から胸突き八丁へ。
手前の休憩場所で一息入れ胸突き八丁を登り始める。
まさに急登、一気の登りで高度を稼いでゆくが足取りも重くなった。
これでもかという急登が続き、一休みできるのが天狗堂。
登りでは出会う方もいなかったが、下山時には何人もの方が休み情報交換をしていた。
その先紅葉の光善寺池は美しかった。
ちょうど紅葉盛りでもあり赤、黄の色合いが池の周りに光を受け輝いていた。
光善寺池の紅葉

最後の難関がいわゆる鎖場。
ちょうど下山してくる20名ほどのツアーの方々とすれ違うことになり長いこと下で待機することになった。
そこでハプニング。りんごコロコロ事件。
待機中にザックから持ってきたリンゴが飛び出してしまった。
ただ落ちただけでなく斜面をコロコロと10mほど転がる。
下部にいたすでに下っていたツアーの方がキャッチ。
帰りがけに食してきたが、傷ついたリンゴも山で食べると美味しい。
鎖場

その岩場は足元がしっかりしていて、一気に高度も上げ胸突き八丁よりも楽だった。
徐々に周囲の山々が見え始める。
まず目に入り印象的な山は焼山。
噴煙も見える、きれいな丸形の山容は独特で見た目が美しい。
焼山・火打山そいて外輪山

岩場を抜けまずは南峰の山頂へと出る。
北峰方面が眺められ、広いゴツゴツとした山頂面が広がる。
三角点のある北峰へと大岩の間を抜け進む。
北峰からの大展望。
焼山・火打山そして外輪山が目の前に広がる。
眼下には斑尾山・野尻湖そして志賀高原・四阿山などの山並みが。
遠く北アルプスの山並み、白馬三山などが眺められた。
斑尾山・野尻湖 手前に噴煙

2度目の登頂だったがすべてが新鮮だった。
やはり登っている山も、今一登り返すと新たな発見、見方もでき良い。
ことに今回の妙高山は、かつて登ったというだけで全く新たな山で新鮮そのものだった。
北信五岳、再び登ってないのは黒姫山だけになった。
ふるちゃん
妙高山 燕温泉より往復 称明滝の露天風呂!
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7368456.html
妙高山北峰より 岩峰に立つ
山歩きに興味を持ち始めた頃、北信五岳を登ろうと仲間に誘われて以来ほぼ40年ぶりの妙高山。
妙高山で北信五岳を完登し、知らず知らずのうちに百名山を登ることに。
さらに三百名山、そして今は「日本の山1000」へとのきっかけともなった妙高山でもある。
記憶には全くなく、燕温泉から登っていて山頂での写真が一枚残っているだけ。
ということで飯縄山・斑尾山、昨年は戸隠山へとほぼ白紙状態の北信五岳を改めて歩いている。
黄金の湯方面へ舗装道を上る。
途中にあった黄金の湯を横目に舗装の車道を進む。
車道が終わり登山道に入ってからも、コンクリートの細い道がずんずんと続く。
ここまで舗装された登山道は初めてで上りはよかったが下りは足にきつく苦しい道だった。
滝下の露天風呂
称明滝と光明滝になるのだろうか、二段の滝が見られる。
帰りにはその滝直下にある露天風呂に入ってきた。
乳白色の硫黄香る湯、足湯だけにしておこうと思ったが湯加減もよく周りに誰もいなかったのでザブンとひとっ風呂入ってきた。
奥深い山中、滝の音、紅葉に包まれた自然たっぷり野趣な露天風呂で一汗流せた。
白い硫黄の沢、硫黄臭漂う登山道から胸突き八丁へ。
手前の休憩場所で一息入れ胸突き八丁を登り始める。
まさに急登、一気の登りで高度を稼いでゆくが足取りも重くなった。
これでもかという急登が続き、一休みできるのが天狗堂。
登りでは出会う方もいなかったが、下山時には何人もの方が休み情報交換をしていた。
その先紅葉の光善寺池は美しかった。
ちょうど紅葉盛りでもあり赤、黄の色合いが池の周りに光を受け輝いていた。
光善寺池の紅葉
最後の難関がいわゆる鎖場。
ちょうど下山してくる20名ほどのツアーの方々とすれ違うことになり長いこと下で待機することになった。
そこでハプニング。りんごコロコロ事件。
待機中にザックから持ってきたリンゴが飛び出してしまった。
ただ落ちただけでなく斜面をコロコロと10mほど転がる。
下部にいたすでに下っていたツアーの方がキャッチ。
帰りがけに食してきたが、傷ついたリンゴも山で食べると美味しい。
鎖場
その岩場は足元がしっかりしていて、一気に高度も上げ胸突き八丁よりも楽だった。
徐々に周囲の山々が見え始める。
まず目に入り印象的な山は焼山。
噴煙も見える、きれいな丸形の山容は独特で見た目が美しい。
焼山・火打山そいて外輪山
岩場を抜けまずは南峰の山頂へと出る。
北峰方面が眺められ、広いゴツゴツとした山頂面が広がる。
三角点のある北峰へと大岩の間を抜け進む。
北峰からの大展望。
焼山・火打山そして外輪山が目の前に広がる。
眼下には斑尾山・野尻湖そして志賀高原・四阿山などの山並みが。
遠く北アルプスの山並み、白馬三山などが眺められた。
斑尾山・野尻湖 手前に噴煙
2度目の登頂だったがすべてが新鮮だった。
やはり登っている山も、今一登り返すと新たな発見、見方もでき良い。
ことに今回の妙高山は、かつて登ったというだけで全く新たな山で新鮮そのものだった。
北信五岳、再び登ってないのは黒姫山だけになった。
ふるちゃん
2024年10月12日
爺ヶ岳 360度大展望!
2024年(令和6年)10月10日(木)
爺ヶ岳 360度大展望!
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7331384.html
柏原新道から蓮華岳・針ノ木岳

今年は柏原新道で熊出没、登山者に被害が出るという事態にしばらく爺ヶ岳を敬遠していた。
時間も達ち、何の根拠も無いが多くの方が登る山だからもう良いだろうと今シーズン初の爺ヶ岳へ。
すでに紅葉は終盤、平日そした早めのため駐車場は空いていて登山口前に止められた。
朝焼けが綺麗で駐車場からも焼けた山が見られた。
登山道は明るくなり見通しも良いが、湿っていて石が滑る。
北海道から毎年北アルプスへ来るという方としばらく北海道の山談義。
北アルプスは登山道がしっかりしていて安心とのこと。
柏原新道然り、同感の旨盛り上がった。
鹿島槍ヶ岳

紅葉は水平道辺りが見頃ではあった。
ダケカンバの黄色、ナナカマドの赤など、そこに緑も加わりグラデーションが美しい。
またダケカンバの白い幹が光を受け山肌に映える。
紅葉終盤の山頂付近にはウラシマツツジが真っ赤な葉に変身。
周辺の山々とのツーショットに似合っていた。
岩肌へ横に伸びて生えるウラシマツツジは、岩の苔そして蓮華、針ノ木岳とのコラボレーションが絶妙だった。
富士見坂からは名前通り、振り返ると富士山が遠く端正な姿をみせる。
曇り空が徐々に青空へと変わり周辺の絶景が見渡せるように。
種池山荘から山頂への登りからは、移り変わる眺望に足がしばしば止まった。
ウラシマツツジと立山・剱岳

剣岳から立山の岩稜帯の迫力に圧倒される。
岩肌が日光の当たり具合により刻々と変化するのが分かる。
鹿島槍ヶ岳も目の前に堂々とした双耳峰を見せる。
槍ヶ岳が登るにつれて蓮華岳の肩から穂先を現してきた。
本峰より 槍・穂高 薬師岳・水晶岳方面も

本峰に到着、360度の大展望が広がる。
南アルプス、八ヶ岳そして浅間山など。
頚城方面には妙高、火打ヶ岳その手前に高妻山、雨飾山などが眺められた。
蓮華岳と針ノ木岳そしてスバリ岳の後方には水晶岳、薬師岳の姿を確認することができた。
眼下には大町市の街並み、木崎湖・青木湖がわずかに浮かぶ雲と共に眺められた。
正に360度の大展望を堪能することができた爺ヶ岳。
ふるちゃん
爺ヶ岳 360度大展望!
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7331384.html
柏原新道から蓮華岳・針ノ木岳
今年は柏原新道で熊出没、登山者に被害が出るという事態にしばらく爺ヶ岳を敬遠していた。
時間も達ち、何の根拠も無いが多くの方が登る山だからもう良いだろうと今シーズン初の爺ヶ岳へ。
すでに紅葉は終盤、平日そした早めのため駐車場は空いていて登山口前に止められた。
朝焼けが綺麗で駐車場からも焼けた山が見られた。
登山道は明るくなり見通しも良いが、湿っていて石が滑る。
北海道から毎年北アルプスへ来るという方としばらく北海道の山談義。
北アルプスは登山道がしっかりしていて安心とのこと。
柏原新道然り、同感の旨盛り上がった。
鹿島槍ヶ岳
紅葉は水平道辺りが見頃ではあった。
ダケカンバの黄色、ナナカマドの赤など、そこに緑も加わりグラデーションが美しい。
またダケカンバの白い幹が光を受け山肌に映える。
紅葉終盤の山頂付近にはウラシマツツジが真っ赤な葉に変身。
周辺の山々とのツーショットに似合っていた。
岩肌へ横に伸びて生えるウラシマツツジは、岩の苔そして蓮華、針ノ木岳とのコラボレーションが絶妙だった。
富士見坂からは名前通り、振り返ると富士山が遠く端正な姿をみせる。
曇り空が徐々に青空へと変わり周辺の絶景が見渡せるように。
種池山荘から山頂への登りからは、移り変わる眺望に足がしばしば止まった。
ウラシマツツジと立山・剱岳
剣岳から立山の岩稜帯の迫力に圧倒される。
岩肌が日光の当たり具合により刻々と変化するのが分かる。
鹿島槍ヶ岳も目の前に堂々とした双耳峰を見せる。
槍ヶ岳が登るにつれて蓮華岳の肩から穂先を現してきた。
本峰より 槍・穂高 薬師岳・水晶岳方面も
本峰に到着、360度の大展望が広がる。
南アルプス、八ヶ岳そして浅間山など。
頚城方面には妙高、火打ヶ岳その手前に高妻山、雨飾山などが眺められた。
蓮華岳と針ノ木岳そしてスバリ岳の後方には水晶岳、薬師岳の姿を確認することができた。
眼下には大町市の街並み、木崎湖・青木湖がわずかに浮かぶ雲と共に眺められた。
正に360度の大展望を堪能することができた爺ヶ岳。
ふるちゃん
2024年10月08日
長峰山 光城山 安曇野展望
2024年(令和6年)10月7日(月)
長峰山 光城山 安曇野展望
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7325240.html
長峰山よりススキの先に安曇野

ここ数回、足に不安を抱える歩きが続いている。
横尾への歩きで右足首の痙攣。
右ハムストリングがやはり痙りそうになったり、急激に足の疲れ重さを感じたり登りがつらいと感じるようになっている。
そこでトレーニングでポールを使わずに歩き慣れている長峰山・光城山へと出かけた。
ちょっとハードな山の間を縫っては今シーズンも何度か登っているが1ヶ月ぶりになる。
天候、展望に恵まれない長峰・光城山へが続いている。
今回も最初から常念岳など北アルプスの展望は期待できない。
午後から雨降りの予報も出ていて、どんよりとした空模様の中登ってきた。
風も強く木々が時々擦れ合って不気味な音を立てていた。
長峰山山頂はススキが覆い、その先に安曇野が見られた。
犀川と高瀬川が合流し、黄色く色づく田園風景が良い。
やはり常念岳など北アルプスは雲に覆われていた。
光城山へは東山ルート、烏帽子峰を経由して歩く。
慣れている道もあるのかポールが無くても足に違和感なく歩ける。
登りはゆっくりサイドステップ、平坦な所は歩幅を広げ、そして下りはかなり狭めて慎重に進んだ。
静かな光城山 北アルプスは雲の中

光城山に着くが、今日は人出が少ない。
山頂で出会う人もなく静かに短時間だが休憩し下山。
静かで思い出したのだが、長峰山展望台で何人も外国の方がおられびっくりした今日。
展望が悪いのが残念だったが、松本・安曇野平の絶景を楽しんでいた。
北回りコースで下山をする。
上部登山道途中で倒木処理をされているお二人の方がいた。
見事に太い木が登山道に倒れ込み、それをチェーンソーで切っていた。
山頂からも響いていた音が、倒木処理であったのを知ったのだが、直径70~80cmほどもある大木だけに大変そうに見えた。
登山道を利用する者としては作業してくださる方に感謝するしかない。
イイギリの赤い実が目立っていた

慣れた山歩きだったからかも知れないが、足の調子は思っていた以上に良かった。
風が強く、木と木が擦れ合う不気味な音、実際に倒れた木を目撃し注意をと思う。
またそれを処理してくださる方が居られることに感謝。
北アルプスの展望はなかったが、眼下の安曇野は美しい。
そして美しいものとして、イイギリの赤い実がたわわになっているのが見られ。
ふるちゃん
長峰山 光城山 安曇野展望
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7325240.html
長峰山よりススキの先に安曇野
ここ数回、足に不安を抱える歩きが続いている。
横尾への歩きで右足首の痙攣。
右ハムストリングがやはり痙りそうになったり、急激に足の疲れ重さを感じたり登りがつらいと感じるようになっている。
そこでトレーニングでポールを使わずに歩き慣れている長峰山・光城山へと出かけた。
ちょっとハードな山の間を縫っては今シーズンも何度か登っているが1ヶ月ぶりになる。
天候、展望に恵まれない長峰・光城山へが続いている。
今回も最初から常念岳など北アルプスの展望は期待できない。
午後から雨降りの予報も出ていて、どんよりとした空模様の中登ってきた。
風も強く木々が時々擦れ合って不気味な音を立てていた。
長峰山山頂はススキが覆い、その先に安曇野が見られた。
犀川と高瀬川が合流し、黄色く色づく田園風景が良い。
やはり常念岳など北アルプスは雲に覆われていた。
光城山へは東山ルート、烏帽子峰を経由して歩く。
慣れている道もあるのかポールが無くても足に違和感なく歩ける。
登りはゆっくりサイドステップ、平坦な所は歩幅を広げ、そして下りはかなり狭めて慎重に進んだ。
静かな光城山 北アルプスは雲の中
光城山に着くが、今日は人出が少ない。
山頂で出会う人もなく静かに短時間だが休憩し下山。
静かで思い出したのだが、長峰山展望台で何人も外国の方がおられびっくりした今日。
展望が悪いのが残念だったが、松本・安曇野平の絶景を楽しんでいた。
北回りコースで下山をする。
上部登山道途中で倒木処理をされているお二人の方がいた。
見事に太い木が登山道に倒れ込み、それをチェーンソーで切っていた。
山頂からも響いていた音が、倒木処理であったのを知ったのだが、直径70~80cmほどもある大木だけに大変そうに見えた。
登山道を利用する者としては作業してくださる方に感謝するしかない。
イイギリの赤い実が目立っていた
慣れた山歩きだったからかも知れないが、足の調子は思っていた以上に良かった。
風が強く、木と木が擦れ合う不気味な音、実際に倒れた木を目撃し注意をと思う。
またそれを処理してくださる方が居られることに感謝。
北アルプスの展望はなかったが、眼下の安曇野は美しい。
そして美しいものとして、イイギリの赤い実がたわわになっているのが見られ。
ふるちゃん
2024年10月05日
十石山 槍・穂高の絶景が!
2024年(令和6年)10月2日(水)
十石山 槍・穂高の絶景が!
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7307701.html
十石山からの絶景

紅葉はまだ早いだろうが、天気が最高の今日を見逃すわけにはいかない。
槍・穂高などの絶景を楽しむ山はいくつかあるが、今シーズンまだ登ってない十石山へと決めた。
昨日も美ヶ原を10kmほど歩いているので適度な山として十石山は良いとの思いもあった。
白骨温泉から林道(中ノ湯に繋がる)を上り、登山口手前に車を止め登り始める。
普段は誰も登っていないことが多いのだが県外車が止められていた。
落ち葉が被っているので避難小屋にでも泊ったのだろうと勝手に想像していた。
ナナカマドと吊り尾根(青・白・緑・赤)

登山口には管理者の方からのメッセージが書かれていた。
ペットの同伴は雷鳥など保護のため禁止。
もう一つは初めて見たのだが、管理者以外の道案内用のテーピングの禁止だった。
どちらも同意できることだと思い登り始める。
時々笹が覆う登山道が続く。
とは言うものの全く問題なく通行でき安心して歩くことができた。
山頂付近では笹刈りが行われたばかりのようで整備管理されていることも分かる。
入山者の少ない山にもかかわらず避難小屋もしかりしているし言うこと無しの山である。
最初の急登を上がったところに広場があり休憩地に適している。
勝手に第一休憩所として必ず一息入れている。
当初は足も快調で軽く歩いていた。
手前に焼岳・笠ヶ岳

ところが終盤に入ったた頃から右足がふわふわ痺れ、ハムストリングがピクピクと痙りそうな感じがし、楽しい歩きが苦しい歩きにと変わってしまった。
無理せず引き返すことも考えるぐらい調子が悪くなってしまった。
天気は良い、時間的にも余裕はある。
歩みを亀さんほどにして一歩一歩引きずり前へと歩むことに。
樹林帯が過ぎナナカマドの実が斜面を覆う辺りからもう少しもう少しと歩幅狭く進む。
なかなか小屋が見えてこないが最後の藪を過ぎたとき目の前に小屋が現われた時の喜びはつらかっただけに嬉しかった。
最後踏ん張り小屋の先の小高い地点に足を踏み込む。
その途端目の前に絶景が!
穂高岳・槍ヶ岳そして笠ヶ岳の山容が日に照らされ輝き威厳ある姿を見せた。
この景色が楽しみで登って来たようなものだ。
絶景を独占!
乗鞍岳

360度の大展望が広がる。
南アルプス、中央アルプス、そいて八ヶ岳はもちろん。
富士山も遠く見られた。
美ヶ原、浅間山、後立山、裏銀座の山々そして目の前には焼岳が。
もちろん乗鞍岳の山並みも十石山の最高地点の後に眺められた。
帰り際にはその最高地点に向かい十石山登頂となる。
紅葉はまだだったがナナカマドの赤い実が斜面に広がり見事。
足下にはゴゼンタチバナの赤い実も多く見られた。
青空にナナカマド

静かな絶景を楽しむには最高の十石山。
登りに昨夜小屋に宿泊したという方に出会ったが、素晴らしかったということで一度は泊ってみたいと思う。
足の不調、比較的快調に下ることができたのは幸運だった。
ふるちゃん
十石山 槍・穂高の絶景が!
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7307701.html
十石山からの絶景
紅葉はまだ早いだろうが、天気が最高の今日を見逃すわけにはいかない。
槍・穂高などの絶景を楽しむ山はいくつかあるが、今シーズンまだ登ってない十石山へと決めた。
昨日も美ヶ原を10kmほど歩いているので適度な山として十石山は良いとの思いもあった。
白骨温泉から林道(中ノ湯に繋がる)を上り、登山口手前に車を止め登り始める。
普段は誰も登っていないことが多いのだが県外車が止められていた。
落ち葉が被っているので避難小屋にでも泊ったのだろうと勝手に想像していた。
ナナカマドと吊り尾根(青・白・緑・赤)
登山口には管理者の方からのメッセージが書かれていた。
ペットの同伴は雷鳥など保護のため禁止。
もう一つは初めて見たのだが、管理者以外の道案内用のテーピングの禁止だった。
どちらも同意できることだと思い登り始める。
時々笹が覆う登山道が続く。
とは言うものの全く問題なく通行でき安心して歩くことができた。
山頂付近では笹刈りが行われたばかりのようで整備管理されていることも分かる。
入山者の少ない山にもかかわらず避難小屋もしかりしているし言うこと無しの山である。
最初の急登を上がったところに広場があり休憩地に適している。
勝手に第一休憩所として必ず一息入れている。
当初は足も快調で軽く歩いていた。
手前に焼岳・笠ヶ岳
ところが終盤に入ったた頃から右足がふわふわ痺れ、ハムストリングがピクピクと痙りそうな感じがし、楽しい歩きが苦しい歩きにと変わってしまった。
無理せず引き返すことも考えるぐらい調子が悪くなってしまった。
天気は良い、時間的にも余裕はある。
歩みを亀さんほどにして一歩一歩引きずり前へと歩むことに。
樹林帯が過ぎナナカマドの実が斜面を覆う辺りからもう少しもう少しと歩幅狭く進む。
なかなか小屋が見えてこないが最後の藪を過ぎたとき目の前に小屋が現われた時の喜びはつらかっただけに嬉しかった。
最後踏ん張り小屋の先の小高い地点に足を踏み込む。
その途端目の前に絶景が!
穂高岳・槍ヶ岳そして笠ヶ岳の山容が日に照らされ輝き威厳ある姿を見せた。
この景色が楽しみで登って来たようなものだ。
絶景を独占!
乗鞍岳
360度の大展望が広がる。
南アルプス、中央アルプス、そいて八ヶ岳はもちろん。
富士山も遠く見られた。
美ヶ原、浅間山、後立山、裏銀座の山々そして目の前には焼岳が。
もちろん乗鞍岳の山並みも十石山の最高地点の後に眺められた。
帰り際にはその最高地点に向かい十石山登頂となる。
紅葉はまだだったがナナカマドの赤い実が斜面に広がり見事。
足下にはゴゼンタチバナの赤い実も多く見られた。
青空にナナカマド
静かな絶景を楽しむには最高の十石山。
登りに昨夜小屋に宿泊したという方に出会ったが、素晴らしかったということで一度は泊ってみたいと思う。
足の不調、比較的快調に下ることができたのは幸運だった。
ふるちゃん
2024年10月03日
美ヶ原 槍・穂高がくっきりと!
2024年(令和6年)10月1日(火)
美ヶ原 槍・穂高がくっきりと!
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7303844.html
王ヶ鼻横に槍・穂高がくっきりと

28日横浜、久しぶりのIRON MAIDENのコンサートに酔いしれた。
山と関係ないようだが同年代の爺さんがパワーあふれる歌声、演奏する姿を目の前にするとエネルギを得られる。
先日の北穂での情けない歩きに、現状維持が一番だが少しでも筋力アップできないものかと歩いてきた。
百曲りを久しぶりに登る。
急登で一気に美ヶ原台上まで。
秋空にススキの穂がなびき、すっかり秋の気配を感じる。
登りきると目の前に八ヶ岳が見え、ススキとすこし雲被るその山並みが印象的。
ススキが似合う八ヶ岳

意外と登られている方が少なく静かなパノラマ道を歩く。
目の前に槍ヶ岳と穂高岳がくっきりと姿を現している。
今シーズンなかなか姿を見せない北アルプスだが、くっきりと姿を現してくれた。
中央アルプス、南アルプスそして御嶽・乗鞍も展望できた。
王ヶ頭を経由して行く。
振り返ると美ヶ原台上の緑が広がる。
先を急げ、王ヶ鼻へと眺望を楽しみに進む。
この時期花は少なく、紅葉ももう一歩手前と言うところで展望に期待するしかない。
松本の街並みの先 御嶽・槍・穂高など

王ヶ鼻からの展望の一番は松本の街並みの先に見られる槍と穂高だ。
パノラマ道からも見られた槍・穂高がくっきりと青空をバックに聳える。
岩肌が太陽に照らされて迫力も感じもする。
徐々に雲も出て来るのだが、王ヶ鼻からすこし下った岩場から武石峰の先に後立山の鹿島槍、白馬などの山並みも眺められた。
筋力アップを狙っての歩きということでストックをできるだけ使わずに歩けた。
今シーズン顔を現すことの少なかった槍・穂高が秋空の元くっきりと姿を現してくれたことに感謝して下山した。
ふるちゃん
美ヶ原 槍・穂高がくっきりと!
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7303844.html
王ヶ鼻横に槍・穂高がくっきりと
28日横浜、久しぶりのIRON MAIDENのコンサートに酔いしれた。
山と関係ないようだが同年代の爺さんがパワーあふれる歌声、演奏する姿を目の前にするとエネルギを得られる。
先日の北穂での情けない歩きに、現状維持が一番だが少しでも筋力アップできないものかと歩いてきた。
百曲りを久しぶりに登る。
急登で一気に美ヶ原台上まで。
秋空にススキの穂がなびき、すっかり秋の気配を感じる。
登りきると目の前に八ヶ岳が見え、ススキとすこし雲被るその山並みが印象的。
ススキが似合う八ヶ岳
意外と登られている方が少なく静かなパノラマ道を歩く。
目の前に槍ヶ岳と穂高岳がくっきりと姿を現している。
今シーズンなかなか姿を見せない北アルプスだが、くっきりと姿を現してくれた。
中央アルプス、南アルプスそして御嶽・乗鞍も展望できた。
王ヶ頭を経由して行く。
振り返ると美ヶ原台上の緑が広がる。
先を急げ、王ヶ鼻へと眺望を楽しみに進む。
この時期花は少なく、紅葉ももう一歩手前と言うところで展望に期待するしかない。
松本の街並みの先 御嶽・槍・穂高など
王ヶ鼻からの展望の一番は松本の街並みの先に見られる槍と穂高だ。
パノラマ道からも見られた槍・穂高がくっきりと青空をバックに聳える。
岩肌が太陽に照らされて迫力も感じもする。
徐々に雲も出て来るのだが、王ヶ鼻からすこし下った岩場から武石峰の先に後立山の鹿島槍、白馬などの山並みも眺められた。
筋力アップを狙っての歩きということでストックをできるだけ使わずに歩けた。
今シーズン顔を現すことの少なかった槍・穂高が秋空の元くっきりと姿を現してくれたことに感謝して下山した。
ふるちゃん