2023年06月30日
霧ヶ峰 八島より車山 変則時計回り
2023年(令和5年)6月29日(木)
霧ヶ峰 八島より車山 変則時計回り
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5662266.html
車山肩のお花畑 コバイケイソウとレンゲツツジ

梅雨半ば、本日天気良し明日からは雨模様が続きそう。
さてどこへ、蝶ヶ岳を一番に思いついたが、膝の調子とレンゲツツジが頭をよぎる。
美ヶ原、鉢伏山のレンゲツツジに魅了され、霧ヶ峰も今最盛期ではないかと行き先を決定した。
ただ前回の霧ヶ峰では足が痙るという惨めさを味わっていた。
だいぶ歩き慣れてきて改善されてきているのを確かめたいのもあった。
前回よりも多少長い距離を歩き、そしてレンゲツツジも見てこよう。
八島湿原から時計回りに、ゼブラ山経由で歩くことに。
さらに車山に登って肩に下った後、蝶々深山方面へと変則周回を考えた。
足の調子も良く体力が残っていれば鷲ヶ峰へも登るつもりだった。
ハート池にコバイケイソウ

八島湿原は靄の中を出発した、正に霧ヶ峰。
湿原周辺ではニッコウキスゲが見られ、もしかすると車山肩では黄色とレンゲツツジの朱赤が見られるのではと期待した。
湿原ではレンゲツツジとコバイケイソウの真っ白な花が目を引いた。
男女倉山(ゼブラ山)へ少し濡れた笹の中を登る。
靄って車山などは見えないが、浅間山・菅平方面そして荒船山などは展望できた。
山彦谷・北の耳方面にはレンゲツツジの朱赤が広がる。
大笹峰方面

北の耳に近づくにつれてレンゲツツジの中を歩くようになる。
ちょうど見頃で大笹峰方面にレンゲツツジの絨毯が見られるのでつい引き込まれ大笹峰まで行ってみた。
北の耳そして南の耳から車山方面にかけては、笹原の中にレンゲツツジが見られ飽きることなく快適に歩くことができた。
空も徐々に明るくなり始め車山の気象レーダーもはっきり見え、蓼科山も時々顔を出すようになっていた。
レンゲツツジの朱赤が主役のようで光が差すと益々赤く輝くのだった。
南の耳へ レンゲツツジが点々と咲く

車山山頂へはリフトも動いているので、観光客そして修学旅行の生徒で賑わっていた。
驚いたのは5月中旬に登ったとき、山頂付近まで山火事で真っ黒だった山肌が笹を中心に緑で覆われていたことだ。
全く山火事があったとは思われない姿に見た目は戻っていた。
良く見るとレンゲツツジが焦げていたり、焼け跡が地肌に残っていた。
車山肩に下りニッコウキスゲを期待したがほぼ見られなかった。
ニッコウキスゲの群落地にはレンゲツツジと真っ白なコバイケイソウが美しかった。
昨年7月10日頃には、ニッコウキスゲが満開だったので、これから一気に咲き始めるのだろう。
蝶々深山へ

肩からは沢渡へ単純に下るのではなく、蝶々深山へ変則経由。
蝶々深山の丸みを帯びた山容に似合うのは、レンゲツツジの朱赤とコバイケイソウの白、そして笹原。
霧ヶ峰の絶景が広がり、花も愛でながら気持ちよく歩けた。
多分初めてのコース、物見岩へ向かう途中から沢渡方面へと小さな峰へ登り、下った。
大きな岩が多く見られ、その先には八島湿原が眼下に広がっていた。
踏跡はあり、迷うことはないが通る人は少ない感じだ。
「くぬるぷひゅって」付近を通り沢渡から登った湿原南側の林道に出た。
分岐の表示もなく林道からは獣道にしか見えない。
初めてのルート 岩の多さ、眼下に八島湿原

あとはヒュッテみさやまを経由して、八島湿原の南側を通り戻った。
湿原にはハクサンフウロウ、グンナイフウロそしてオオカサモチなどの花々が見られた。
鷲ヶ峰は時間的に無理は禁物と断念。
ちょいと変則的な時計回りで、新たなルートも見つけ霧ヶ峰を散策することができた。
ふるちゃん
霧ヶ峰 八島より車山 変則時計回り
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5662266.html
車山肩のお花畑 コバイケイソウとレンゲツツジ
梅雨半ば、本日天気良し明日からは雨模様が続きそう。
さてどこへ、蝶ヶ岳を一番に思いついたが、膝の調子とレンゲツツジが頭をよぎる。
美ヶ原、鉢伏山のレンゲツツジに魅了され、霧ヶ峰も今最盛期ではないかと行き先を決定した。
ただ前回の霧ヶ峰では足が痙るという惨めさを味わっていた。
だいぶ歩き慣れてきて改善されてきているのを確かめたいのもあった。
前回よりも多少長い距離を歩き、そしてレンゲツツジも見てこよう。
八島湿原から時計回りに、ゼブラ山経由で歩くことに。
さらに車山に登って肩に下った後、蝶々深山方面へと変則周回を考えた。
足の調子も良く体力が残っていれば鷲ヶ峰へも登るつもりだった。
ハート池にコバイケイソウ
八島湿原は靄の中を出発した、正に霧ヶ峰。
湿原周辺ではニッコウキスゲが見られ、もしかすると車山肩では黄色とレンゲツツジの朱赤が見られるのではと期待した。
湿原ではレンゲツツジとコバイケイソウの真っ白な花が目を引いた。
男女倉山(ゼブラ山)へ少し濡れた笹の中を登る。
靄って車山などは見えないが、浅間山・菅平方面そして荒船山などは展望できた。
山彦谷・北の耳方面にはレンゲツツジの朱赤が広がる。
大笹峰方面
北の耳に近づくにつれてレンゲツツジの中を歩くようになる。
ちょうど見頃で大笹峰方面にレンゲツツジの絨毯が見られるのでつい引き込まれ大笹峰まで行ってみた。
北の耳そして南の耳から車山方面にかけては、笹原の中にレンゲツツジが見られ飽きることなく快適に歩くことができた。
空も徐々に明るくなり始め車山の気象レーダーもはっきり見え、蓼科山も時々顔を出すようになっていた。
レンゲツツジの朱赤が主役のようで光が差すと益々赤く輝くのだった。
南の耳へ レンゲツツジが点々と咲く
車山山頂へはリフトも動いているので、観光客そして修学旅行の生徒で賑わっていた。
驚いたのは5月中旬に登ったとき、山頂付近まで山火事で真っ黒だった山肌が笹を中心に緑で覆われていたことだ。
全く山火事があったとは思われない姿に見た目は戻っていた。
良く見るとレンゲツツジが焦げていたり、焼け跡が地肌に残っていた。
車山肩に下りニッコウキスゲを期待したがほぼ見られなかった。
ニッコウキスゲの群落地にはレンゲツツジと真っ白なコバイケイソウが美しかった。
昨年7月10日頃には、ニッコウキスゲが満開だったので、これから一気に咲き始めるのだろう。
蝶々深山へ
肩からは沢渡へ単純に下るのではなく、蝶々深山へ変則経由。
蝶々深山の丸みを帯びた山容に似合うのは、レンゲツツジの朱赤とコバイケイソウの白、そして笹原。
霧ヶ峰の絶景が広がり、花も愛でながら気持ちよく歩けた。
多分初めてのコース、物見岩へ向かう途中から沢渡方面へと小さな峰へ登り、下った。
大きな岩が多く見られ、その先には八島湿原が眼下に広がっていた。
踏跡はあり、迷うことはないが通る人は少ない感じだ。
「くぬるぷひゅって」付近を通り沢渡から登った湿原南側の林道に出た。
分岐の表示もなく林道からは獣道にしか見えない。
初めてのルート 岩の多さ、眼下に八島湿原
あとはヒュッテみさやまを経由して、八島湿原の南側を通り戻った。
湿原にはハクサンフウロウ、グンナイフウロそしてオオカサモチなどの花々が見られた。
鷲ヶ峰は時間的に無理は禁物と断念。
ちょいと変則的な時計回りで、新たなルートも見つけ霧ヶ峰を散策することができた。
ふるちゃん
2023年06月27日
長峰山・光城山 北アルプスは雲の中
2023年(令和5年)6月26日(月)
長峰山・光城山 北アルプスは雲の中
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5656747.html
長峰山展望台から安曇野

安曇野近辺は30度を超える夏日だった。
明日から雨模様との予報も出ていたので、最近調子の悪い膝の様子を見ながら歩くことに。
長峰山登山口には登山道整備をする方が何人か集合していた。
ボランティアの方々のようで暑い中ありがたいことだ。
雨によりえぐられた急登の道を直してくれるのだろうと、勝手に考え登る。
晴れてはいるが、北アルプスは雲に隠れ見えていない。
展望は期待できないものの、気持ちよく歩くことはできる。
暑いのだが、山道の木陰は爽やかで心地よい。
ハンググライダーの滑走路から北アルプスは雲の中

登山道脇に目に付いたのは野いちごの赤い実。
真っ赤に色づき美味しそうではあるが口にはしなかった。
良く見られた蜘蛛が野いちごの周りに巣を張り巡らしているのは、獲物を捕らえようとする蜘蛛の智慧なのだろうか。
また紫色が鮮やかなウツボグサも今盛り良く見られた。
山頂に着くとハンググライダーの滑走路に横になる外国の方が。
自転車で池田町から子供達を連れてやってきたとのこと。
初めての長峰山とのことで気持ちいいところだと話していた。
景色は登り始めとほとんど変わらず、北アルプスは雲に覆われていたが、雲間に燕岳付近と爺ヶ岳だろうかわずかに顔を出していた。
眼下には安曇野の田園風景が広がる。
気づくことは茶色に色づく麦畑が多くなったこと。
光城山山頂

賑わう長峰山から東山コースで光城山へと歩く。
水田跡ではヒノキの葉も緑を濃くして日射しを遮ってくれる。
涼しく小鳥のさえずる声を聞き山道を快適に進むことができた。
光城山の山頂には誰もいなかった。
滅多にないことだが草生い茂る山頂をしばらく独り占めした。
とは言うものの直ぐに何人かの方がやってくる、避難小屋付近で休んでいる方がいるなど、人気の山には変わりなかった。
膝を気にしながらの歩き。
下山が一番心配だったが、痛みが出ることなく無事下ることができた。
膝サポーターも必要なく歩けたのは、少し快復しているのか。
ふるちゃん
長峰山・光城山 北アルプスは雲の中
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5656747.html
長峰山展望台から安曇野
安曇野近辺は30度を超える夏日だった。
明日から雨模様との予報も出ていたので、最近調子の悪い膝の様子を見ながら歩くことに。
長峰山登山口には登山道整備をする方が何人か集合していた。
ボランティアの方々のようで暑い中ありがたいことだ。
雨によりえぐられた急登の道を直してくれるのだろうと、勝手に考え登る。
晴れてはいるが、北アルプスは雲に隠れ見えていない。
展望は期待できないものの、気持ちよく歩くことはできる。
暑いのだが、山道の木陰は爽やかで心地よい。
ハンググライダーの滑走路から北アルプスは雲の中
登山道脇に目に付いたのは野いちごの赤い実。
真っ赤に色づき美味しそうではあるが口にはしなかった。
良く見られた蜘蛛が野いちごの周りに巣を張り巡らしているのは、獲物を捕らえようとする蜘蛛の智慧なのだろうか。
また紫色が鮮やかなウツボグサも今盛り良く見られた。
山頂に着くとハンググライダーの滑走路に横になる外国の方が。
自転車で池田町から子供達を連れてやってきたとのこと。
初めての長峰山とのことで気持ちいいところだと話していた。
景色は登り始めとほとんど変わらず、北アルプスは雲に覆われていたが、雲間に燕岳付近と爺ヶ岳だろうかわずかに顔を出していた。
眼下には安曇野の田園風景が広がる。
気づくことは茶色に色づく麦畑が多くなったこと。
光城山山頂
賑わう長峰山から東山コースで光城山へと歩く。
水田跡ではヒノキの葉も緑を濃くして日射しを遮ってくれる。
涼しく小鳥のさえずる声を聞き山道を快適に進むことができた。
光城山の山頂には誰もいなかった。
滅多にないことだが草生い茂る山頂をしばらく独り占めした。
とは言うものの直ぐに何人かの方がやってくる、避難小屋付近で休んでいる方がいるなど、人気の山には変わりなかった。
膝を気にしながらの歩き。
下山が一番心配だったが、痛みが出ることなく無事下ることができた。
膝サポーターも必要なく歩けたのは、少し快復しているのか。
ふるちゃん
2023年06月27日
鉢伏山 朱赤のレンゲツツジに囲まれ
2023年(令和5年)6月25日(日)
鉢伏山 朱赤のレンゲツツジに囲まれ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5653941.html
レンゲツツジの山

宮入峠よりレンゲツツジを目的に歩いてきたのだが、感動の一言。
ここまでレンゲツツジが咲き誇り山を埋め尽くしているとは驚くしかない。
昨年初めて鉢伏山のレンゲツツジと対面してその花の多さに、今年も同時期に訪れてみた。
期待は裏切られることなく、昨年以上に山全域がオレンジ色、朱赤に染まる光景に出会えた。
前鉢伏山付近

車でも山頂付近まで登れるのだが、昨年と同じ宮入峠から登り始めた。
前鉢伏山まで後0.8km付近の笹原、唐松の林の中にもちらほらレンゲツツジが見られるようになる。
前鉢伏山への最後の急登斜面にはレンゲツツジが一面咲き迎えてくれた。
前鉢伏山への登り

その中を登りきると前鉢伏山の山頂に出る。
目の前には平坦な斜面にオレンジ色の絨毯が敷き詰められ、その先に鉢伏山のもっこりした山頂が一望できる。
その鉢伏山もオレンジ色に染まり、山域全体がレンゲツツジに覆われている。
前鉢伏山からレンゲツツジに包まれるように山頂へ。
見上げる斜面を埋めるレンゲツツジは光を受けて輝く。
流れるように崖下へも広がり咲く。
美ヶ原方面

北アルプスは残念ながら雲の中だったが雲間から燕岳付近が。
美ヶ原は、レンゲツツジの先に台状の山容が広がっていた。
松本平、反対側には大きな諏訪湖が眼下に見渡せた。
数多くの山に登ってきているがレンゲツツジの咲くこの時期、鉢伏山一帯は日本一美しくおしゃれな山だと思う。
ふるちゃん
鉢伏山 朱赤のレンゲツツジに囲まれ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5653941.html
レンゲツツジの山
宮入峠よりレンゲツツジを目的に歩いてきたのだが、感動の一言。
ここまでレンゲツツジが咲き誇り山を埋め尽くしているとは驚くしかない。
昨年初めて鉢伏山のレンゲツツジと対面してその花の多さに、今年も同時期に訪れてみた。
期待は裏切られることなく、昨年以上に山全域がオレンジ色、朱赤に染まる光景に出会えた。
前鉢伏山付近
車でも山頂付近まで登れるのだが、昨年と同じ宮入峠から登り始めた。
前鉢伏山まで後0.8km付近の笹原、唐松の林の中にもちらほらレンゲツツジが見られるようになる。
前鉢伏山への最後の急登斜面にはレンゲツツジが一面咲き迎えてくれた。
前鉢伏山への登り
その中を登りきると前鉢伏山の山頂に出る。
目の前には平坦な斜面にオレンジ色の絨毯が敷き詰められ、その先に鉢伏山のもっこりした山頂が一望できる。
その鉢伏山もオレンジ色に染まり、山域全体がレンゲツツジに覆われている。
前鉢伏山からレンゲツツジに包まれるように山頂へ。
見上げる斜面を埋めるレンゲツツジは光を受けて輝く。
流れるように崖下へも広がり咲く。
美ヶ原方面
北アルプスは残念ながら雲の中だったが雲間から燕岳付近が。
美ヶ原は、レンゲツツジの先に台状の山容が広がっていた。
松本平、反対側には大きな諏訪湖が眼下に見渡せた。
数多くの山に登ってきているがレンゲツツジの咲くこの時期、鉢伏山一帯は日本一美しくおしゃれな山だと思う。
ふるちゃん
2023年06月23日
美ヶ原 レンゲツツジに魅せられ
2023年(令和5年)6月21日(水)
美ヶ原 レンゲツツジに魅せられ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5634667.html
凜々しい蕾と開花

2日前に孫達と美ヶ原へ登ってきたばかりだが、今日もジジイ仲間でGOto美ヶ原となった。
石切場から登り始め、中腹辺りからレンゲツツジが見られた。
日影のレンゲツツジは生き生きとしたオレンジ色が良い。
二人の小径手前の群生地に入ると満開のレンゲツツジが待っていた。
見頃、グッド・タイミングと言っても良いか。
迫力満開

ほぼ穴場的な所に群生している。
見る角度、遠近そして光の具合でレンゲツツジが変身するようだ。
優雅な花も下から見ると滝のように見え、近づくと妖艶な姿に。
色々と想像してみた。
正にレンゲツツジに魅せられたジジイ仲間ははしゃいでしまう。
鉢伏山とレンゲツツジ

北アルプスは残念ながら雲の中。
近くの鉢伏山や武石峰は良く見るとオレンジ色に染まる。
山頂付近のレンゲツツジは場所によってはまだ蕾状態。
標高や咲く方向・場所により長い期間鑑賞できるのが良い。
展望のない王ヶ頭は静かだった

レンゲツツジの他にコウリンカを今回知ることができた。
コウリンカはこれから菊に似た黄色の花を咲かすのだが、今は背丈も低く可愛く紫色の蕾を付けている。
紅輪花と書き、主は黄色だが紅の色が花びらの一部に見られるという。
マタタビの木も見つけることができた。
緑色の葉の中に一部表面が白い葉が見られ、他の木に絡まる弦が特色。
マタタビ酒!
とはよく言うが飲んだこともなく、知ってしまったので気になる。
まだまだワラビも採集できた。
不思議なもので1本見つかると、目がワラビ目になるようで何本も見つかる。
数分で一掴みほど収穫することができた。
ふるちゃん
美ヶ原 レンゲツツジに魅せられ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5634667.html
凜々しい蕾と開花
2日前に孫達と美ヶ原へ登ってきたばかりだが、今日もジジイ仲間でGOto美ヶ原となった。
石切場から登り始め、中腹辺りからレンゲツツジが見られた。
日影のレンゲツツジは生き生きとしたオレンジ色が良い。
二人の小径手前の群生地に入ると満開のレンゲツツジが待っていた。
見頃、グッド・タイミングと言っても良いか。
迫力満開
ほぼ穴場的な所に群生している。
見る角度、遠近そして光の具合でレンゲツツジが変身するようだ。
優雅な花も下から見ると滝のように見え、近づくと妖艶な姿に。
色々と想像してみた。
正にレンゲツツジに魅せられたジジイ仲間ははしゃいでしまう。
鉢伏山とレンゲツツジ
北アルプスは残念ながら雲の中。
近くの鉢伏山や武石峰は良く見るとオレンジ色に染まる。
山頂付近のレンゲツツジは場所によってはまだ蕾状態。
標高や咲く方向・場所により長い期間鑑賞できるのが良い。
展望のない王ヶ頭は静かだった
レンゲツツジの他にコウリンカを今回知ることができた。
コウリンカはこれから菊に似た黄色の花を咲かすのだが、今は背丈も低く可愛く紫色の蕾を付けている。
紅輪花と書き、主は黄色だが紅の色が花びらの一部に見られるという。
マタタビの木も見つけることができた。
緑色の葉の中に一部表面が白い葉が見られ、他の木に絡まる弦が特色。
マタタビ酒!
とはよく言うが飲んだこともなく、知ってしまったので気になる。
まだまだワラビも採集できた。
不思議なもので1本見つかると、目がワラビ目になるようで何本も見つかる。
数分で一掴みほど収穫することができた。
ふるちゃん
2023年06月22日
常念岳 一ノ沢より 雷鳥と槍・穂高
2023年(令和5年)6月20日(火)
常念岳 一ノ沢より 雷鳥と槍・穂高
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5632613.html
シナノキンバイと槍

全行程を歩ききることができるかどうか心配しての常念岳。
左足膝内側の痛みがあり、ハムストリングの痙攣が起きやすい。
痛みが出て、痙攣が起きた時点で引き返すつもりで登り始めた。
出発時刻はいつもより30分早めにして時間をかけても登ろうとの思いも。
ゆっくり歩き、休みをいつも以上に多く取ることも考えていた。
登りでは膝の痛みが分かるようにサポーターを付けずに登ることに。
痙攣が起きたときには芍薬甘草入「コムレケア」を用意している。
そこまでして登る必要は無いような気もするが、毎年登っている常念岳。
三百名山を目指し残り7座、その中でも和賀岳、神室岳そして女峰山は現在の体調では難関になる。
体力を見極めるにもちょうど良い常念岳日帰りだった。
乗越から山頂に向かう途中から

やはり足の運びが重いのが分かる。
いつもならば腰を下ろして休まない王滝ベンチでも休憩。
表示の少し上部の河原に出ると良い休み場所があるのも発見した。
各ポイントで、そして30分おきには休み登り続けた。
沢のように水量のある登山道、6月だと胸突き八丁辺りに雪が見られるかと思いきやラストウォーターまで見られなかった。
そのラストウォーターへの徒渉部分だけ雪渓が覆い被さっていた。
踏跡に沿って雪渓の橋を歩くが、直ぐ脇まで溶けて穴が空いている。
素早く渡り切り事なきを得ているものの、下山時はさらに踏跡付近に新しい穴が空き危険そのもの、ズボッと踏み落ちないよう渡るしかなかった。
ラストウォーターへ渡る雪渓

ラストウォーターからの登りが最もきつかった。
足が痙りそうな感じがして一歩一歩慎重に登る。
止めれば良いが、痙りそうで痙らない足。
ラストウォーターから乗越まで3つのベンチが用意されているのだが、全ベンチで足を休ませ何とか登りきった。
乗越からの絶景は最高!
長い道のりのご褒美が待っていた。
槍!赤い屋根の小屋の先にまだうっすらと残雪をまとう絶景。
常念岳の山頂方面もいつも以上に険しく聳えるのが見える。
ご褒美が待っていた!

ここまでかとも思った。
足は何時痙攣が起きてもおかしくない状況。
「コムレケア」を痙攣していないが飲むことにした。
腹ごしらえもすると、身体が不思議なことに軽くなったようで力も入る。
まだ10時、時間的余裕もあるし山頂を目指そうと決めた。無謀か。
思ったよりは人は少ないが登り、下りの人が見られる。
マイペース、ちょこちょこ休み、足をたたいたりマッサージしたり気遣い岩場を登った。
いつも以上に水分補給もして、塩分も取るようにしてきた。
時間はかかったが山頂へ到達できた。
常念岳山頂から穂高・槍の稜線

山頂にはたまたま誰も居らず、独り占め状態。
穂高から槍への最高の景色が迎えてくれた。
北側には立山、大天井への稜線も見渡すことができた。
南は蝶ヶ岳への稜線そして上高地、焼岳が。
眼下には前常念、その先に安曇野の街並みもうっすら雲間から見られた。
夏服に衣替えした雷鳥 どこかな?

登頂できた満足感から余裕も生まれ下山開始。
足下にはシナノキンバイの黄色い花が良く見られ槍ヶ岳とのツーショットを試みた。
雲が少し湧きだつようになり雷鳥も姿を見せてくれた。
すっかり夏服に衣替えした雷鳥は岩と見分けが難しいのだが、花をついばむ姿もありしばらく足下を歩き回ってくれた。
サンカヨウとエンレイソウのツーショット

足は順調、下山の気持ちのゆとりも生まれ足下の花に目が向くようになった。
サンカヨウとエンレイソウのコラボが見られた。
ツマトリソウも一輪発見することができた。
その他多くの花が咲く姿を見ながら下山することができた。
ふるちゃん
常念岳 一ノ沢より 雷鳥と槍・穂高
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5632613.html
シナノキンバイと槍
全行程を歩ききることができるかどうか心配しての常念岳。
左足膝内側の痛みがあり、ハムストリングの痙攣が起きやすい。
痛みが出て、痙攣が起きた時点で引き返すつもりで登り始めた。
出発時刻はいつもより30分早めにして時間をかけても登ろうとの思いも。
ゆっくり歩き、休みをいつも以上に多く取ることも考えていた。
登りでは膝の痛みが分かるようにサポーターを付けずに登ることに。
痙攣が起きたときには芍薬甘草入「コムレケア」を用意している。
そこまでして登る必要は無いような気もするが、毎年登っている常念岳。
三百名山を目指し残り7座、その中でも和賀岳、神室岳そして女峰山は現在の体調では難関になる。
体力を見極めるにもちょうど良い常念岳日帰りだった。
乗越から山頂に向かう途中から
やはり足の運びが重いのが分かる。
いつもならば腰を下ろして休まない王滝ベンチでも休憩。
表示の少し上部の河原に出ると良い休み場所があるのも発見した。
各ポイントで、そして30分おきには休み登り続けた。
沢のように水量のある登山道、6月だと胸突き八丁辺りに雪が見られるかと思いきやラストウォーターまで見られなかった。
そのラストウォーターへの徒渉部分だけ雪渓が覆い被さっていた。
踏跡に沿って雪渓の橋を歩くが、直ぐ脇まで溶けて穴が空いている。
素早く渡り切り事なきを得ているものの、下山時はさらに踏跡付近に新しい穴が空き危険そのもの、ズボッと踏み落ちないよう渡るしかなかった。
ラストウォーターへ渡る雪渓
ラストウォーターからの登りが最もきつかった。
足が痙りそうな感じがして一歩一歩慎重に登る。
止めれば良いが、痙りそうで痙らない足。
ラストウォーターから乗越まで3つのベンチが用意されているのだが、全ベンチで足を休ませ何とか登りきった。
乗越からの絶景は最高!
長い道のりのご褒美が待っていた。
槍!赤い屋根の小屋の先にまだうっすらと残雪をまとう絶景。
常念岳の山頂方面もいつも以上に険しく聳えるのが見える。
ご褒美が待っていた!
ここまでかとも思った。
足は何時痙攣が起きてもおかしくない状況。
「コムレケア」を痙攣していないが飲むことにした。
腹ごしらえもすると、身体が不思議なことに軽くなったようで力も入る。
まだ10時、時間的余裕もあるし山頂を目指そうと決めた。無謀か。
思ったよりは人は少ないが登り、下りの人が見られる。
マイペース、ちょこちょこ休み、足をたたいたりマッサージしたり気遣い岩場を登った。
いつも以上に水分補給もして、塩分も取るようにしてきた。
時間はかかったが山頂へ到達できた。
常念岳山頂から穂高・槍の稜線
山頂にはたまたま誰も居らず、独り占め状態。
穂高から槍への最高の景色が迎えてくれた。
北側には立山、大天井への稜線も見渡すことができた。
南は蝶ヶ岳への稜線そして上高地、焼岳が。
眼下には前常念、その先に安曇野の街並みもうっすら雲間から見られた。
夏服に衣替えした雷鳥 どこかな?
登頂できた満足感から余裕も生まれ下山開始。
足下にはシナノキンバイの黄色い花が良く見られ槍ヶ岳とのツーショットを試みた。
雲が少し湧きだつようになり雷鳥も姿を見せてくれた。
すっかり夏服に衣替えした雷鳥は岩と見分けが難しいのだが、花をついばむ姿もありしばらく足下を歩き回ってくれた。
サンカヨウとエンレイソウのツーショット
足は順調、下山の気持ちのゆとりも生まれ足下の花に目が向くようになった。
サンカヨウとエンレイソウのコラボが見られた。
ツマトリソウも一輪発見することができた。
その他多くの花が咲く姿を見ながら下山することができた。
ふるちゃん
2023年06月20日
美ヶ原 孫と共に レンゲツツジ見頃に
2023年(令和5年)6月18日(月)
美ヶ原 孫と共に レンゲツツジ見頃に
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5624669.html
王ヶ頭2034m山頂 孫2人とバアバ

朝食が済み、昨日のBBQの片付けをしていると孫がジイジは何したいといきなり聞いてきた。
「山に行きたいな」
と気軽に応えると、
「行きたい行きたい」と言うではないか。
よく分からない4歳児も飛び跳ねて
「行きたい行きたい」
とわけも分からないのだろうが言い出した。
そこで気楽に登ることのできる美ヶ原へと提案し急遽行くことになった。
孫達は今年長峰山へも麓から登り、弱音も吐かなかったので問題は無いだろうと。
ただこの梅雨の晴れ間の蒸し暑さが心配ではあったが。
美ヶ原自然保護センター駐車場から歩き始める

美ヶ原へは30回ほど登っているが、自然保護センターからは何十年ぶりになるのだろうか。
ほとんど三城から登っているので久しぶりになる。
林道の途中袴腰山付近のレンゲツツジは満開で道を塞ぐほど車が止まっていた。
保護センターの駐車場も心配したが差ほど混み合うこともなく止められた。
駐車場から歩き始める。
6歳の年長さんは元気よくどんどん先に行く。
心配なバアバは大きな声で先に行かないのと繰り返し叫ぶ。
4歳の年少さんも後を追うがやはりゴツゴツした岩場に苦戦、手をつないでと慎重に登る。
先行くお兄ちゃんを追いかけるが

山頂付近のレンゲツツジ、蕾は赤みを増してはいるがこれからだ。
レンゲツツジと名前のよく分からない白い花の木が好対照で美しかった。
そして足下にはシロバナヘビイチゴの可憐な花が咲いていた。
まだ蕾が多いレンゲツツジ

三城とは反対側からの登りで山頂の見え方も違い新鮮だった。
数多くの塔が山頂に広がるように建ち並ぶ。
振り返ると北アルプスの山並みが延び、まだ雪被る白っぽい稜線が続く。
そして槍ヶ岳、穂高岳のスカイラインは迫力がある。
日曜日ということで賑わう王ヶ頭、そして王ヶ鼻だった。
賑わう王ヶ鼻でお昼

王ヶ頭までは薄曇りだったが、青空が広がり日が差しだしてきた。
孫達は大町サントリー工場でいただいたヨーグリーナが気に入っていて、コンビニで購入しようとしたが無く、カルピスでがまんした。
度々喉が渇いたと飲むが、お茶もと言いしっかりと水分補給ができていた。
おやつも食べ食べ、王ヶ鼻へもと進んだ。
炎天下の下日影はないが、風は涼しく王ヶ鼻でお昼とした。
食欲満点!おにぎり2個、その他おやつなども食べ元気いっぱい。
レンゲツツジと白い花をさかす木

展望も良く北アルプスはもちろんのこと八ヶ岳、南アルプスも展望できた。
良く見ると八ヶ岳の隣には富士山のうっすらとした姿も見られた。
御嶽山には煙のような雲が湧きだつ様子が眺められた。
袴腰山付近のレンゲツツジは満開

孫達にも教えてやるが見えたのかなよく分からない。
景色よりも食欲、そして一緒に歩くことが楽しいようだった。
最後まで歩き通し、年長の孫は次は光城山、光城山と繰り返し言っていた。
ふるちゃん
美ヶ原 孫と共に レンゲツツジ見頃に
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5624669.html
王ヶ頭2034m山頂 孫2人とバアバ
朝食が済み、昨日のBBQの片付けをしていると孫がジイジは何したいといきなり聞いてきた。
「山に行きたいな」
と気軽に応えると、
「行きたい行きたい」と言うではないか。
よく分からない4歳児も飛び跳ねて
「行きたい行きたい」
とわけも分からないのだろうが言い出した。
そこで気楽に登ることのできる美ヶ原へと提案し急遽行くことになった。
孫達は今年長峰山へも麓から登り、弱音も吐かなかったので問題は無いだろうと。
ただこの梅雨の晴れ間の蒸し暑さが心配ではあったが。
美ヶ原自然保護センター駐車場から歩き始める
美ヶ原へは30回ほど登っているが、自然保護センターからは何十年ぶりになるのだろうか。
ほとんど三城から登っているので久しぶりになる。
林道の途中袴腰山付近のレンゲツツジは満開で道を塞ぐほど車が止まっていた。
保護センターの駐車場も心配したが差ほど混み合うこともなく止められた。
駐車場から歩き始める。
6歳の年長さんは元気よくどんどん先に行く。
心配なバアバは大きな声で先に行かないのと繰り返し叫ぶ。
4歳の年少さんも後を追うがやはりゴツゴツした岩場に苦戦、手をつないでと慎重に登る。
先行くお兄ちゃんを追いかけるが
山頂付近のレンゲツツジ、蕾は赤みを増してはいるがこれからだ。
レンゲツツジと名前のよく分からない白い花の木が好対照で美しかった。
そして足下にはシロバナヘビイチゴの可憐な花が咲いていた。
まだ蕾が多いレンゲツツジ
三城とは反対側からの登りで山頂の見え方も違い新鮮だった。
数多くの塔が山頂に広がるように建ち並ぶ。
振り返ると北アルプスの山並みが延び、まだ雪被る白っぽい稜線が続く。
そして槍ヶ岳、穂高岳のスカイラインは迫力がある。
日曜日ということで賑わう王ヶ頭、そして王ヶ鼻だった。
賑わう王ヶ鼻でお昼
王ヶ頭までは薄曇りだったが、青空が広がり日が差しだしてきた。
孫達は大町サントリー工場でいただいたヨーグリーナが気に入っていて、コンビニで購入しようとしたが無く、カルピスでがまんした。
度々喉が渇いたと飲むが、お茶もと言いしっかりと水分補給ができていた。
おやつも食べ食べ、王ヶ鼻へもと進んだ。
炎天下の下日影はないが、風は涼しく王ヶ鼻でお昼とした。
食欲満点!おにぎり2個、その他おやつなども食べ元気いっぱい。
レンゲツツジと白い花をさかす木
展望も良く北アルプスはもちろんのこと八ヶ岳、南アルプスも展望できた。
良く見ると八ヶ岳の隣には富士山のうっすらとした姿も見られた。
御嶽山には煙のような雲が湧きだつ様子が眺められた。
袴腰山付近のレンゲツツジは満開
孫達にも教えてやるが見えたのかなよく分からない。
景色よりも食欲、そして一緒に歩くことが楽しいようだった。
最後まで歩き通し、年長の孫は次は光城山、光城山と繰り返し言っていた。
ふるちゃん
2023年06月19日
霧訪山 展望最高!人気上々!山の神から時計回り
2023年(令和5年)6月17日(土)
霧訪山 展望最高!人気上々!山の神から時計回り
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5616451.html
賑わう霧訪山1363m山頂

梅雨の晴れ間を利用して今シーズン初めて霧訪山へ。
スカッと青空が広がり、快適な歩きができた。
木漏れ日が落ち、キラキラと輝く尾根道の心地よいこと。
木漏れ日の稜線

周回して、当たり前のことだが霧訪山は人気の山頂で展望最高。
今回、洞ノ峰へは時計回りで霧訪山登頂前に着き、休憩時間も短かくなったがのんびりするのに良いと思う。
大芝山は登山道の一部のようで通り過ぎてしまう。
洞ノ峰1199m 松本方面の展望良い

今日のように山頂が大賑わいの時には興醒めすることも多くゆっくりのんびりはできない。
土日は反時計回りで、霧訪山で眺望を楽しんだ後は、他の人に山頂を譲り1時間ほど歩き洞ノ峰でゆっくりするのが良いか。
などと勝手に考えてみた。
土曜日の今日、狭い山頂へは次から次へとハイカーがやってきていた。
中には山頂を素通りしていく方も見られるほどだった。
賑わう土日に登るようなときには、山頂の展望を楽しみつつ洞ノ峰でゆっくりできる反時計回りでと思った。
霧訪山より槍・穂高そして後立山連峰

快晴の山頂では、北アルプス穂高岳、槍ヶ岳そしてまだ残雪の後立山の山並みを望めた。
南アルプスの甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳そして北岳。荒川岳か塩見岳の稜線も眺められた。
蓼科山から八ヶ岳の稜線は中でも目を引くものがあった。
その他御嶽山、ハト峰、鉢盛山も確認できる360度大展望の日だった。
ということで展望最高!人気の山、霧訪山だった。
ふるちゃん
霧訪山 展望最高!人気上々!山の神から時計回り
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5616451.html
賑わう霧訪山1363m山頂
梅雨の晴れ間を利用して今シーズン初めて霧訪山へ。
スカッと青空が広がり、快適な歩きができた。
木漏れ日が落ち、キラキラと輝く尾根道の心地よいこと。
木漏れ日の稜線
周回して、当たり前のことだが霧訪山は人気の山頂で展望最高。
今回、洞ノ峰へは時計回りで霧訪山登頂前に着き、休憩時間も短かくなったがのんびりするのに良いと思う。
大芝山は登山道の一部のようで通り過ぎてしまう。
洞ノ峰1199m 松本方面の展望良い
今日のように山頂が大賑わいの時には興醒めすることも多くゆっくりのんびりはできない。
土日は反時計回りで、霧訪山で眺望を楽しんだ後は、他の人に山頂を譲り1時間ほど歩き洞ノ峰でゆっくりするのが良いか。
などと勝手に考えてみた。
土曜日の今日、狭い山頂へは次から次へとハイカーがやってきていた。
中には山頂を素通りしていく方も見られるほどだった。
賑わう土日に登るようなときには、山頂の展望を楽しみつつ洞ノ峰でゆっくりできる反時計回りでと思った。
霧訪山より槍・穂高そして後立山連峰
快晴の山頂では、北アルプス穂高岳、槍ヶ岳そしてまだ残雪の後立山の山並みを望めた。
南アルプスの甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳そして北岳。荒川岳か塩見岳の稜線も眺められた。
蓼科山から八ヶ岳の稜線は中でも目を引くものがあった。
その他御嶽山、ハト峰、鉢盛山も確認できる360度大展望の日だった。
ということで展望最高!人気の山、霧訪山だった。
ふるちゃん
2023年06月11日
富士尾山 安曇野穂高の里山へ
2023年(令和5年)6月10日(土)
富士尾山 安曇野穂高の里山へ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5594224.html
木々が絡まる大岩

梅雨入りになり、明日からの予報は☔マークが連続し、今日も曇り空ということで地元里山へ。
毎年登っているが笹が覆う登山道、今回どの程度か心配しながら登って来た。
満願寺方面へ行くと登山口手前で北の沢林道が通行止めになっていた。
登山口までは近い所なのでゲートの手前から歩き始める。
少し行くと落石が見られ、その先になんとカモシカが姿を現わした。
罠にかかったか!カモシカ

逃げる動作をするが、何かに引っ張られるように止まりそのまま。
全く逃げていかないので不思議に思いつつ先に進むと害獣確保のために罠が周辺に仕掛けられているので注意との表示が見られた。
罠にかかったカモシカだったのか。
下山時も同じ場所にそのままで、今度は逃げる動作もしなかった。
登山口からは急登を温泉山へ。
唯一展望に優れた場所と言ってもいい。
安曇野を一望、美ヶ原・鉢伏山方面が見られた。
温泉山からの展望

止め山のビニルテープが貼られた間を進み、可愛らしいお顔の石仏を過ぎると笹の細い登山道となる。
笹道は濃いところもあるが思っていたよりは抵抗なく歩けた。
所々背丈ほどの笹、道を塞ぐところもあるので茎を折りながら行く。
歩行の邪魔になる枝もできるだけ排除し登山道維持。
かつては藪に覆われ全く道が分からず、先に進むことができなかった時もあった。
最近、整備してくださる方がいるのか、道が分からなくなることはない。
それでも笹に覆われるのは早い。
安曇野穂高の里山、地元の山だけにいつでも登れる道にはしておこうと歩きながらの些細だが登山道整備をしてきた。
見応えのあるのは大岩に絡まる木々の迫力だ。
赤松2本、ケヤキ3本ほどの太い木々が大岩を巻くように根を張っている。
正にうねる根が生命力を感じさせてくれる。
ツツジのピンク色に染まる

最後淡いピンク色に染まる空間を過ぎ山頂へと出る。
山頂からは八ヶ岳なども見られるのだが雑木が伸びほぼ展望はなかった。
有明山も今日は雲がかかり見られなかった。
地元の山だけに茸採りが終了した頃、また登りたいと思っている。
温泉山の展望、優しい顔の地蔵様、そして木々の絡まる大岩は素晴らしい。
さらに山頂からの展望が少しでも良くなればと思う。
ふるちゃん
富士尾山 安曇野穂高の里山へ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5594224.html
木々が絡まる大岩
梅雨入りになり、明日からの予報は☔マークが連続し、今日も曇り空ということで地元里山へ。
毎年登っているが笹が覆う登山道、今回どの程度か心配しながら登って来た。
満願寺方面へ行くと登山口手前で北の沢林道が通行止めになっていた。
登山口までは近い所なのでゲートの手前から歩き始める。
少し行くと落石が見られ、その先になんとカモシカが姿を現わした。
罠にかかったか!カモシカ
逃げる動作をするが、何かに引っ張られるように止まりそのまま。
全く逃げていかないので不思議に思いつつ先に進むと害獣確保のために罠が周辺に仕掛けられているので注意との表示が見られた。
罠にかかったカモシカだったのか。
下山時も同じ場所にそのままで、今度は逃げる動作もしなかった。
登山口からは急登を温泉山へ。
唯一展望に優れた場所と言ってもいい。
安曇野を一望、美ヶ原・鉢伏山方面が見られた。
温泉山からの展望
止め山のビニルテープが貼られた間を進み、可愛らしいお顔の石仏を過ぎると笹の細い登山道となる。
笹道は濃いところもあるが思っていたよりは抵抗なく歩けた。
所々背丈ほどの笹、道を塞ぐところもあるので茎を折りながら行く。
歩行の邪魔になる枝もできるだけ排除し登山道維持。
かつては藪に覆われ全く道が分からず、先に進むことができなかった時もあった。
最近、整備してくださる方がいるのか、道が分からなくなることはない。
それでも笹に覆われるのは早い。
安曇野穂高の里山、地元の山だけにいつでも登れる道にはしておこうと歩きながらの些細だが登山道整備をしてきた。
見応えのあるのは大岩に絡まる木々の迫力だ。
赤松2本、ケヤキ3本ほどの太い木々が大岩を巻くように根を張っている。
正にうねる根が生命力を感じさせてくれる。
ツツジのピンク色に染まる
最後淡いピンク色に染まる空間を過ぎ山頂へと出る。
山頂からは八ヶ岳なども見られるのだが雑木が伸びほぼ展望はなかった。
有明山も今日は雲がかかり見られなかった。
地元の山だけに茸採りが終了した頃、また登りたいと思っている。
温泉山の展望、優しい顔の地蔵様、そして木々の絡まる大岩は素晴らしい。
さらに山頂からの展望が少しでも良くなればと思う。
ふるちゃん
2023年06月08日
坊主岳 木曽のほう葉もち
2023年(令和5年)6月7日(水)
坊主岳 木曽のほう葉もち
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5585728.html
ほう葉もち と御嶽山

この時期、ほう葉餅を求め木曽へと足を運ぶ。
朴葉(ほおば)に包まれた粒あんの入ったお餅だ。
朴葉の香りは独特で米粉のお餅によく合う。
お袋の味でもあり、幼き頃には一度に6個ほど食べていた。
あん以外のものも入れられているが、粒あん入がほう葉もちだと思っている。
そのほう葉もちを坊主岳山頂まで持ち上げいただいてきた。
登頂した満足感と疲労感に染み渡るような美味しさだった。
ほう葉もち と中央アルプス駒ヶ岳

ザックはほう葉もちが5個入り重さを増してもいた。
山頂までほぼ直線的な急登がこれでもかと続く。
昨日の雨で急な道は滑り、小坊主から先笹が覆う場所ではパンツが濡れた。
木漏れ日が差しシラビソなどの木々の緑は色鮮やか。
咲く花はヤマツツジは見頃だったが、マイズルソウ、スミレが少し見られたのみ。
蒸し暑さを感じる登り、さらに蝉声が中間部ぐらいまでは唸るように鳴り渡っていた。
坊主岳1961m 経ヶ岳展望

山頂まで急登続きでようやくたどり着く。
歩きがいがあり、山頂に出たときの360度の大展望には感激が大きい。
目の前の経ヶ岳が形良く飛込んできた。
その横に中央アルプス、駒ヶ岳が見られ、さらに木曽の御嶽山、乗鞍岳が横に並ぶ。
遠く蓼科山・八ヶ岳も横に広く山並みを望むことができた。
山頂のレンゲツツジは赤みを帯びた蕾が堅くこれから花を待つ。
ふるちゃん
坊主岳 木曽のほう葉もち
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5585728.html
ほう葉もち と御嶽山
この時期、ほう葉餅を求め木曽へと足を運ぶ。
朴葉(ほおば)に包まれた粒あんの入ったお餅だ。
朴葉の香りは独特で米粉のお餅によく合う。
お袋の味でもあり、幼き頃には一度に6個ほど食べていた。
あん以外のものも入れられているが、粒あん入がほう葉もちだと思っている。
そのほう葉もちを坊主岳山頂まで持ち上げいただいてきた。
登頂した満足感と疲労感に染み渡るような美味しさだった。
ほう葉もち と中央アルプス駒ヶ岳
ザックはほう葉もちが5個入り重さを増してもいた。
山頂までほぼ直線的な急登がこれでもかと続く。
昨日の雨で急な道は滑り、小坊主から先笹が覆う場所ではパンツが濡れた。
木漏れ日が差しシラビソなどの木々の緑は色鮮やか。
咲く花はヤマツツジは見頃だったが、マイズルソウ、スミレが少し見られたのみ。
蒸し暑さを感じる登り、さらに蝉声が中間部ぐらいまでは唸るように鳴り渡っていた。
坊主岳1961m 経ヶ岳展望
山頂まで急登続きでようやくたどり着く。
歩きがいがあり、山頂に出たときの360度の大展望には感激が大きい。
目の前の経ヶ岳が形良く飛込んできた。
その横に中央アルプス、駒ヶ岳が見られ、さらに木曽の御嶽山、乗鞍岳が横に並ぶ。
遠く蓼科山・八ヶ岳も横に広く山並みを望むことができた。
山頂のレンゲツツジは赤みを帯びた蕾が堅くこれから花を待つ。
ふるちゃん
2023年06月06日
美ヶ原 三城から茶臼・頭・鼻 周回
2023年(令和5年)6月5日(月)
美ヶ原 三城から茶臼・頭・鼻 周回
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5580632.html
ミヤマキンバイ 王ヶ頭付近で

山荘ピリカ前を通り行くが、まず目に付いたのがツツジ、それもアザレアか、オレンジ色が鮮やかだった。
クリンソウの花もコテージ脇に咲いていた。
そして美ヶ原を代表する花、レンゲツツジがすでに麓では開花。
レンゲツツジについては京ヶ倉でもだいぶ前に開花していた。
それでも標高が2000mを越える王ヶ頭ではまだ堅い蕾。
そして王ヶ鼻から少しばかり下った二人の小径への分岐付近では咲き始めようとするレンゲツツジの赤い大きな蕾が見られた。
もうすぐ開花レンゲツツジ 二人の小径付近

更地になっていた藤沢荘跡にびっくりして登り始める。
多めの水量の沢が気になり、小広場では百曲りへ行くか茶臼山方面へ向かうか悩む。
少し茶臼山方面へ行ってみると泥濘も少なく、橋がきちんと架かっていたので予定通り茶臼山方面へと登り始めた。
沢に沿って歩く、徒渉は全く問題なく茶臼山へ登ることができた。
苔むす登山道には日が差し込み苔の緑が美しかった。
苔に覆い被さる様にハート型のカタバミの葉も多く見られた。
名前はシロバナヘビイチゴと避けたくなるようだが、白い可憐な花が登りから下りまでずっと咲いていた。
また葉がよく似た黄色の花、シナノキンバイが標高が上がり茶臼山から台上そして王ヶ頭へと咲き続いていた。
茶臼山2006m山頂 八ヶ岳・富士山展望

静かな茶臼山からは目の前に八ヶ岳が見られ、その横にうっすらと富士山も展望できた。
南アルプス、中央アルプス、浅間山そして遠く荒船山・両神山・もしかすると妙義山か、絶景を楽しむことができた。
眼下には緑色の諏訪湖も眺められた。
茶臼山から牧場脇を百曲り下降地点へ目の前の王ヶ頭、北アルプスの雄大な眺めを見ながら進んだ。
優雅に歩けるアルプス展望道とはうらはらに荒々しい岩の崖が対照的だ。
王ヶ頭の山頂にはミヤマキンバイが咲き誇り黄色の絨毯状態だった。
王ヶ頭

王ヶ鼻に向かうがこの辺りから足の状態がおかしい。
膝をかばっているのか内ももが痛み痙りそうになっていた。
ゆっくり歩いては来たが、さらにスローペースで王ヶ鼻に着く。
賑わう王ヶ鼻からは松本平の先に北アルプスが一望。
雲がかかり始めてはいるがまだ雪残る穂高・槍そして後立山まで。
御嶽山と乗鞍岳も堂々とした姿を見せてくれている。
松本平 穂高・槍ヶ岳展望

茶臼山から王ヶ鼻へと大パノラマを望み歩く。
絶景の微妙な変化も面白く、光の差し方も移動中に変わってくるので東側に位置する八ヶ岳などは時間と共にくっきりと山肌が見られるようになっていた。
茶臼山の背後に八ヶ岳・富士山を見納め、二人の小径から三城へと足をかばいゆっくり下山した。
ふるちゃん
美ヶ原 三城から茶臼・頭・鼻 周回
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5580632.html
ミヤマキンバイ 王ヶ頭付近で
山荘ピリカ前を通り行くが、まず目に付いたのがツツジ、それもアザレアか、オレンジ色が鮮やかだった。
クリンソウの花もコテージ脇に咲いていた。
そして美ヶ原を代表する花、レンゲツツジがすでに麓では開花。
レンゲツツジについては京ヶ倉でもだいぶ前に開花していた。
それでも標高が2000mを越える王ヶ頭ではまだ堅い蕾。
そして王ヶ鼻から少しばかり下った二人の小径への分岐付近では咲き始めようとするレンゲツツジの赤い大きな蕾が見られた。
もうすぐ開花レンゲツツジ 二人の小径付近
更地になっていた藤沢荘跡にびっくりして登り始める。
多めの水量の沢が気になり、小広場では百曲りへ行くか茶臼山方面へ向かうか悩む。
少し茶臼山方面へ行ってみると泥濘も少なく、橋がきちんと架かっていたので予定通り茶臼山方面へと登り始めた。
沢に沿って歩く、徒渉は全く問題なく茶臼山へ登ることができた。
苔むす登山道には日が差し込み苔の緑が美しかった。
苔に覆い被さる様にハート型のカタバミの葉も多く見られた。
名前はシロバナヘビイチゴと避けたくなるようだが、白い可憐な花が登りから下りまでずっと咲いていた。
また葉がよく似た黄色の花、シナノキンバイが標高が上がり茶臼山から台上そして王ヶ頭へと咲き続いていた。
茶臼山2006m山頂 八ヶ岳・富士山展望
静かな茶臼山からは目の前に八ヶ岳が見られ、その横にうっすらと富士山も展望できた。
南アルプス、中央アルプス、浅間山そして遠く荒船山・両神山・もしかすると妙義山か、絶景を楽しむことができた。
眼下には緑色の諏訪湖も眺められた。
茶臼山から牧場脇を百曲り下降地点へ目の前の王ヶ頭、北アルプスの雄大な眺めを見ながら進んだ。
優雅に歩けるアルプス展望道とはうらはらに荒々しい岩の崖が対照的だ。
王ヶ頭の山頂にはミヤマキンバイが咲き誇り黄色の絨毯状態だった。
王ヶ頭
王ヶ鼻に向かうがこの辺りから足の状態がおかしい。
膝をかばっているのか内ももが痛み痙りそうになっていた。
ゆっくり歩いては来たが、さらにスローペースで王ヶ鼻に着く。
賑わう王ヶ鼻からは松本平の先に北アルプスが一望。
雲がかかり始めてはいるがまだ雪残る穂高・槍そして後立山まで。
御嶽山と乗鞍岳も堂々とした姿を見せてくれている。
松本平 穂高・槍ヶ岳展望
茶臼山から王ヶ鼻へと大パノラマを望み歩く。
絶景の微妙な変化も面白く、光の差し方も移動中に変わってくるので東側に位置する八ヶ岳などは時間と共にくっきりと山肌が見られるようになっていた。
茶臼山の背後に八ヶ岳・富士山を見納め、二人の小径から三城へと足をかばいゆっくり下山した。
ふるちゃん