2023年04月30日

大麻山 390/日本の山1000 象頭・琴平・愛宕山

2023年(令和5年)4月21日(金)

大麻山 390/日本の山1000 象頭・琴平・愛宕山




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琴平公園から金刀比羅宮・大麻山・象頭山


琴平町の宿舎を歩いて出発。
朝が早いのでこんぴらさんの仲見世の人通りはほとんど無く静かだった。
まずは金刀比羅宮へ長い階段を登り始める。

両側を土産物屋が埋め尽くすが開店前のシャッター通りだ。
店の中には階段をもじって百段目にある店が松浦百段堂。
785段上りきると金刀比羅宮本宮になる。
かなり上って景色はと望むがうっすら街並みが、小さな山が見えるのみだった。

奥宮を目指すのだが、何と猪出没のため9時まで立ち入り禁止とあった。
今回の遠征で2回目の禁止破りになるのだが、自己責任でごめんなさいと奥宮へと階段を上った。

奥宮へ 桜の道


全く静かな世界になり幽玄の世界に入り込んだようだった。
植物の緑が美しい。
また遅咲きの大きな花の桜が丸ごと道一杯に敷き詰められていた。
1368段上り奥宮へと着く。
立ち入り禁止を破ってしまったことを詫び、安全祈願をした。

奥宮から少し下った大麻山登山口の標示に従い入山する。
石の階段に辟易していたので普通の登山道の歩きやすいこと。
爽やかな空気一杯に吸い込み、心洗われる様な感じでもあった。

葵の滝


若干の起伏のある道を進んでゆくと葵の滝広場に着く。
水の流れはなかったが迫力ある岩が二カ所に峻立していた。
ここからさらに平行移動するように行くと大麻山公園への舗装道路へと出た。

引き返すような形で登山道を大麻山公園へ登ったのだがこの登りの急だったこと。
淡々と移動してきただけに一気の登りは、山へ来たという思いになった。
登り切ったところが展望台のある公園。
残念ながら雲がかかり絶景だろう展望はなかった。

広い尾根伝いに行くと周りにはワラビの多いこと摘み取ればかなりの収穫になったと思う。
そして目指す「日本の山1000」390座目の大麻山(おおさやま)に着いた。尾根の一部のようで標示がなければ山頂とは思われない山頂だった。

大麻山616m山頂


さらに尾根伝いに行くと象頭山
わずかばかり先の樹林帯の中に入り、分岐を10m程登ると琴平山だった。
三つのピークが並ぶように標示されているが一つの山域だ。

ぐっと高度を下げて行く、かなりの急斜面もありきつい坂だった。
登山道には時々甘い香りが漂ってきた、たぶん葛ではないかと見回すが見当たらなかった。
鬱蒼とした長い下りの終点が牛屋口で坂本龍馬の大きな石像が立っていた。

車道を琴平の街へ下れば楽だったのだが、愛宕山経由でと再び登ることにした。
簡単と思いきやピークがいくつかありようやく愛宕山へと着く。
あとは下るだけで途中の琴平公園で一休み。

金刀比羅宮本宮


そこからは今日歩いた金刀比羅宮、奥宮の建物、大麻山から象頭山への稜線を眺めることができた。
愛宕山経由はきつかったが一日を振り返ることができた。

信仰のこんぴらさんの山は思っていた以上に歩きがいがあった。
金刀比羅宮の賑やかさからすると静かで自然豊富。
なんと大麻山登山口から牛屋口まで誰にも会うことが無かったのには驚いた。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 18:00Comments(0)日本の山1000

2023年04月29日

飯野山(讃岐富士)389/日本の山1000

2023年(令和5年)4月20日(木)

飯野山(讃岐富士)389/日本の山1000




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サボテンが似合う飯野山


大平山そして象頭山の険しい下りに午後は休もうかとも思った。
が、讃岐うどんを食し元気を取り戻す。
時間的には余裕があるので讃岐富士と呼ばれる飯野山へと向かう。

その道中正に富士山のごとく形の良い山が目に入る。
間違いなく飯野山と思い車を止め撮影する。
近づくにつれ形も良く、迫力ある山容に新百名山として登録されたのが分かるような気がした。

讃岐富士こと飯野山


駐車場・きれいなトイレが設置されている飯山町登山口から出発する。
コースはしっかり決めて無く、最初は周回してこようかとも思ったが、ピストンでも良いかななどと思いつつ登る。

飯山登山口からの登りはほぼ木の階段が続き苦しい。
何段あったのだろうかほぼ八合目まで設置されていて驚くばかりだ。
午後だがその階段を登る人下ってくる人多く、人気がある。

広い山頂422m


八合目からはちょっとした急登だったがあっという間に山頂神社の裏側に出た。
お迎えしてくれたのは3匹の猫たち。
山頂に猫がいるのは初めてだったような気がする。
毎日登る人がいてきっと餌などを与えているのではないだろうかと推測した。
猫は下山時にも3匹と遭遇するなど猫山だった。

山頂は大きな岩に隠れた樹林帯の中にあった。
安養寺の奥の院、たくさんの石碑、そして巨石群が見られた。
展望はおじょも伝説の足跡岩にあり、霞みながらもため池の多い街並み、もっこりとした山々が眺められた。

おじょも伝説の足裏岩


下山は時間的に余裕ができたので丸亀方面へ下ることとした。
いくつもの下山道があるのに驚く。
ただ直線的に下っていくコースもあるのでそこは敬遠して、一番ゆったり目に下るコースを選択した。

丸亀方面の道には木の階段はなく歩きやすいと言えば歩きやすい整備された道だった。
三合目まで下りそのまま丸亀まで下って住宅街を歩いて飯山町登山口へ戻ることもできるが、できるだけ山の中を歩こうと三合目の等高線に沿っての道があったので進んでいった。
標示もあるので迷うこともなかったが、一カ所道が途絶え急登になり引き返したりまた進んだりと分かり難い箇所があった。

その後は踏跡があるので心配なく進む。
ただ歩く人が少ないのだろう荒れているのと笹藪が出ても来た。
いがいと麓に近いトラバース道だったので長く感じられた。
それでも飯山町登山口付近の最初の休憩ベンチ前に出たときは安堵の気持ちが大きかった。

形良い山。整備もよくされて歩く人も多い山。
ただ私の選んだトラバース道は便利で活用的な道だが歩かれていないのが不思議に思うぐらいだった。


ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 18:00Comments(0)日本の山1000

2023年04月28日

大平山 388/日本の山1000 四国の道 猪尻山

2023年(令和5年)4月20日(木)

大平山 388/日本の山1000 四国の道 猪尻山




根香寺には役行者も祀られていた
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5383895.html



昨日の雨の影響か、濃霧漂う国分登山口から登り始めた。
「四国の道」とあり、八十二番札所根香寺への遍路道でもある。
標示、道の整備がしっかりされていて歩きやすい。

ちょうど薄紫色のツツジが見頃でもあった。
お遍路さんの休憩所になっている展望台からの眺めはゼロだった。
初めての遍路道を歩いたのだが飲み物、菓子などが置かれた接待所がいくつか見られ、宿泊可能の休憩所にも整備されていて驚かされた。
山で言う避難小屋のような感じなのだろうか。

お遍路さんの休憩所


五色台スカイラインなど舗装道を横切り、少し下ると根香寺へ着いた。
バスで移動のお遍路さんのグループが参拝していた。
参道は紅葉の緑に覆われ、靄のかかる幻想的な境内だった。
その中には役行者様の像も祀られていた。
根香寺は山岳宗教とも関連があるとのことで、山の安全を祈っても来た。

根香寺で引き返し五色台スカイラインへ戻り、坂出市方面へ少し進むと鉄塔が現われその奥が大平山479m山頂になっていた。
山頂と言うよりは雑木に覆われた藪の中だ。

大平山479m山頂


四国の道、根香寺を訪れ、目的の大平山に着いたのだが登ったという感じはない。
下山は猪尻山経由で戻る。
猪尻山は廃業になったゴルフ場にある。

五色台スカイラインから直登すると林道に出た。その出口に山頂標示がされていた。
今は太陽光発電のパネルがびっしりと設置された人工風景であった。
山頂標示と四等三角点の位置はかなり離れた林道終点にあった。

大天狗 奇岩


ここからの下山道が険しいこと険しいこと難路だった。
ロープは張られているのだが、ほぼ直線的に急斜面を下る。
休憩する場所もなく一気に慎重に下るしかなかった。

その下った先からしばらくトラバースすると見晴らしの良い所に出た。
大きな岩の上で、大天狗の表示が見られた。
その周りにはキノコ、怪獣などに例えられるような異様な形の岩がゴツゴツと見られた。

猪尻山からの下りに難儀するが絶景を楽しむことができた。
そして全神経を使っての山歩きを味合わせてももらった。
瀬戸内海に近く、平坦そうに見える山でも厳しい。


ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 18:00Comments(0)日本の山1000

2023年04月27日

星ヶ城山 小豆島 雷雨の中

2023年(令和5年)4月19日(水)

星ヶ城山 小豆島 雷雨の中




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星ヶ城山816m山頂 熢台


午前中に五剣山を登り、高松港から小豆島池田港へ1時間弱かけて到着した。
午後は小豆島観光。
恋人の聖地エンジェルロードへ、じじいが行っても良いのかな。
迷路の町、そして小豆島と言ったら壺井栄の「二十四の瞳」だ。
その映画撮影地となった岬の映画村へ、懐かしい教室、木の机など見て回った。

エンジェルロード


二十四の瞳 撮影教室


と観光は天気に恵まれたが、その夜から雨が降り始めた。
それも雷が伴っていて時間をかけて星ヶ城山を登るのは無理だった。
雨が止むまではオリーブ園で時間を過ごした。
小豆島と言ったらオリーブ。初めてオリーブの木も見られた。

1時間ほど雨が止みそうな予報があったので寒霞渓へ。
予定していた寒霞渓を巡るコースは、何時雷雨が襲ってくるか分からないので断念。
最短距離で登ることのできる星ヶ城園地から登り始めた。

寒霞渓・星ヶ城山方面


雨は上がりじめっとした樹林帯の中を登ると東峰と西峰の分岐に出た。
まずは最高峰の東方へと向かった。
あっという間に熢台が見え山頂と分かった。
きれいに石積みされた熢台、山頂付近には城跡の石積みも見られた。
ところが肝心の展望は全くなく山頂を踏めたという記録だけになった。

突然、ゴロゴロ、バキーンという轟音が響いた。
雨は降り出してこないのでできるだけ早く降りようと下山を急いだ。
何度も鳴り響く雷。近づいてくる感じも。

車の中は安全と一目散に入り込んだ。
車中に入るとほぼ同時に強めの雨が降り始めた。
不幸中の幸い。雨にもほとんど濡れることなく無事下山できた。
その後、なんと車移動もできないほどの雨には驚かされた。

寒霞渓の景色を見られなかったのは残念だったが無事星ヶ城山の頂には雨の合間を縫い登らせてもらうことができた。
観光中心の小豆島だったが強烈な思い出を残し午後再び高松へと戻った。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 18:00Comments(0)日本の山1000

2023年04月26日

五剣山(八栗山) 修験の道 386/日本の山1000

2023年(令和5年)4月19日(水)

五剣山(八栗山) 修験の道 386/日本の山1000




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屋島から五剣山


讃岐の宿舎から五剣山方面へ向かう途中、独特な険しい山容が見られる。
近づくにつれ、その荒々しさが迫ってきた。
目の前に五剣山の見られる八栗寺へのロープウェイ乗り場へ。

第八十五番札所八栗寺の遍路道を登り始める。
舗装道の急斜面を登りきったところに展望の良い八栗寺境内へと着く。
お遍路の方に混じり参拝しいくつかのお堂の最上部へと行く。

岩場が続く・梯子があればラッキー


落石危険、入山禁止の五剣山。
ここは自己責任でお堂横から登山道へと入った。
踏跡はしっかり見られ、マーキングもされていて迷うことはない。
いきなり上部から下山してきた方がいた。
ある理由でこの方とは山中で2回、八栗寺境内でも会うということになった。

ハード!緊張の連続
ロープ、梯子が次々と現われる。
ロープも梯子もない急斜面の岩場の登り下りもある。
垂直の梯子など設置されている方が安心して通過できるほどだ。

五剣山375m最高峰


修験の道だったのだろう祠が数え切れないほど祀られていた。
四国八十八ヶ所霊場の八栗寺の背後に位置するのもあるが修験道のためだろう。
私とほぼ同時に五剣山に登られてきた男女3人は、修験者の方達のようで大きな岩の祠に祝詞を上げられていた。

最高峰の五剣山山頂からは樹林に囲まれているため展望はなかった。
山頂から南方面へ下ると一気に展望が開け、瀬戸内海、浮かぶ島、そして平坦な屋島が眺められた。
ただ細尾根になり不安な足下が気になりだした。

細尾根


この稜線の中で登山口付近で出会った方がまた登って来たのだ。
なんと車のキーをどっこかで落としてしまったようで探していた。
私もキーを見なかったかと聞かれるが、険しさに緊張集中していたので全く気づくことなかった。

それにしても2周目と言うことで驚いた。
さらに八栗寺の境内で再び会ったのでこの険しい山中でのスピードにもびくりして分かれた。
なお車のキーは見つけられなかったとのこと。どうしたのだろうか。
私は八栗寺の境内に下山したときはほっとして、満足感に浸っていた。

八栗寺境内から五剣山


五剣山へは自己責任で登ったのだが穂高・槍以上の険しさには驚くばかりだ。
戸隠西岳、山梨の鶏冠山に準ずる厳しさと言ってもいい。
それにしても数多くのロープと梯子を設置されていることに感謝するしかない。
信仰、歴史、そして景観の整った素晴らしい山だった。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 18:00Comments(0)日本の山1000

2023年04月25日

五竜47スキー まだまだ滑る

2023年(令和5年)4月25日(火)

五竜47スキー まだまだ滑る




レスキューの板を借り パノラマを滑る


10日ぶりの{スキーへ」になる。
五竜ゴンドラ前に列ができ並ぶ。
レスキューワックスの会長とまた一緒になりゴンドラでアルプス平へ。

雪不足、そして雪解けが早く地面が見えているところが目立つ。
今晩から雨の予報もあり、冷えて雪が降れば幸いだが最悪の場合さらに雪解けが進んでしまう。
今日が最後のスキーへと思い滑り始める。

パノラマ


パノラマの雪の状態は良く、朝一番から滑るザラメだった。
カービングのシュプールも圧雪面に描くことができた。
スピードにも乗り快適な滑りに幸せを十分に感じられた。
10時近くなると荒れ始めるが差ほど抵抗もなく滑ることができた。

ルート8 五竜岳


47はルート8上部のみの営業。
左ルートはジャンプ台が作られ今後の雪解けに雪が貯められているように思われた。
荒れるのが遅く、左ルートのサイドには気持ちよい圧雪面が残っていた。
右ルートは快適にスピードも出て滑ることができた。

リフト乗り場からグランプリ


グランプリにも滑り込むが。
やはり上部の雪解けが始まっていて土面を避け滑る。
中間部は重たい雪にコントロールが難しかった。
そして下部は狭められたコースにスピードを落とし慎重に滑ることになった。

八方、栂池もゲレンデを狭めてゴールデンウィーク中までは営業するとのことだが。
今晩の雨次第では、わたしの「スキーへ」は今シーズン最後になるかも知れない。
賑わうゴールデンウィーク中は静岡の山、里山へ、そして孫と遊ぶのが中心になる。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 18:00Comments(0)スキー

2023年04月24日

鳴門山 渦の道

2023年(令和5年)4月17日(月)

鳴門山 渦の道




https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5377862.html

鳴門山99m山頂から大鳴門橋


大鳴門橋を展望する鳴門山。
様々な高度から眺められる大鳴門橋が絶景だ。
もちろん海の景色も最高!

岬の山だけに標高はないが海風が快適だった。
山頂には舗装された道をゆっくり登りながら景色が楽しめた。
展望台が最高地点にあり、鳴門の海が眺められた。
鷲が風に乗りながら飛ぶ姿が印象的でもあった。

山頂からほぼ海抜0メートル地点の千畳敷展望台へ。
下から眺める大鳴門橋が良い。

渦の道を進む


「渦の道」方面へどんな道なのだろうかと行ってみる。
大鳴門橋の中に入る。
橋の通路を歩き鳴門峡の渦潮が見学できるのだった。
頭上を車が走るので地震のように揺れる。
さらに足下は海の上ということで高度感たっぷり。

海上45mから小さな鳴門峡の渦


海上45mからは渦潮が真上から見学できる。
大きな渦潮は時間が合わず見ることはできなかったが小さな渦が見られ、その渦が大きくなるのが分かるような気がした。
「渦の道」という、大鳴門橋を歩くという貴重な体験だった。
追記、この「渦の道」実は新幹線が通るはずの空間だったとのことだ。


ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 18:00Comments(0)散策三百名山以外・里山

2023年04月23日

諭鶴羽山 淡路島 385/日本の山1000

2023年(令和5年)4月17日(月)

諭鶴羽山 淡路島 385/日本の山1000




https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5377411.html

諭鶴羽山608m山頂


諭鶴羽山、読み方の「づづるは」おしゃれだ。
植物のユズリハが多く生息することから名付けられたとのことだ。 
淡路島の最高峰で標高608mある。

洲本市の宿から数分で登山口の諭鶴羽ダム駐車場に着く。
散歩、ウォーキングに地元の方が何名もダム周辺を歩かれていた。

諭鶴羽ダム湖


ダムを渡り登山口へ。登山口前にも数台車が止められていた。
登山口からいきなりの急登。周りは杉、檜などに覆われる。
ゆっくり登り切るとなだらかな尾根に出る。
そこでルートを外れ牛内ダム方面へ少し下ると沢沿いに諭鶴羽山方面が見られた。

近畿自然歩道にもなっていて、良く整備された道には様々な案内板があり諭鶴羽山の特色が分かった。
淡路島の水瓶、春は桜、秋は紅葉、そしてゲンジボタルもよく見られるという。
この登山道は諭鶴羽神社への裏参道で熊野道にも匹敵する歴史、役行者とも縁があるようだ。
登山道脇には確かにユズルハが見られた。

稜線の快適な登山道 石地蔵


表示板がいくつかあり知識も得られ、鳥の鳴き声ウグイスの「ほー法華経」よく知られているが。
メジロは「チルチルミチル」、ホウジロは「一筆啓上仕上がり候」など知る人は知るのだろうが面白い。
またタヌキの共同トイレ「ため糞」、キツネの情報交換の手段にマーキングする細うんち等のこと知り得た。

尾根道は快適そのもの、十七丁からか石地蔵も置かれ数が少なくなり山頂を越え神社まで続いているようだ。
ミツバツツジが盛り、木々に覆われ日影の道を難なく進むと、パッと開けた山頂へと出た。
一気に高度を上げてなだらかな稜線を進んだ。

諭鶴羽神社


山頂は広く展望が良い。
霞んではいたが大鳴門橋が見られるなど絶景が楽しめた。
その先下った所に由緒ある諭鶴羽神社がある。
自然が豊かで歴史もある諭鶴羽山を堪能することができた。


ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 17:01Comments(0)日本の山1000

2023年04月14日

白馬乗鞍岳 栂池自然園方面へ滑走

2023年(令和5年)4月14日(金)

白馬乗鞍岳 栂池自然園方面へ滑走




https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5367126.html

白馬乗鞍岳2469m山頂 


栂の森林道から歩き始めた。
今週2回目のバックカントリーで準備、板を付けての歩き、そして滑りにも慣れた。

天狗原への急斜面の登りも苦無く登る。
ところが岳樺の中でシールが滑り前のめりに転倒。
滑り落ちることはなかったが、手袋をしていなかったので擦り傷を負ってしまった。
慣れが油断に繋がっていたか。

白乗大斜面へ


天狗原に着くがこれからが本番の登りになる。
休みながら登るコースを決める。
直登できるまで上がり右側にトラバース、その後左へターンをして稜線へ。

この長い急登でもハプニング!
右足ハムストリングが痙り始めたのだ。
止まるわけにも行かないのでごまかしごまかしゆっくりと何とか登り切ることができた。

山頂へ
黄砂だろうか視界が悪い中、白馬三山・小蓮華への稜線、雪倉岳、朝日岳などの展望。
ゆっくり休み、足の方も回復したようで大斜面へ滑走開始。

白乗大斜面へシュプール


ザラメ状の雪で気持ちよく滑る。
目の前が見えないほどの急斜面に飛込んだ。
他のシュプールがないきれいな面をスピードは出せなかったが一気に滑りきることができた。
大満足!

自然園へ滑り込む


その後自然園方面へ滑る。
今日は自然園方面へ滑り込む人が少ないようで不安はあったが、全く問題なく、急斜面を自然園へと滑り降りることができた。
黄砂だろうか茶色の雪になっているがザラメの滑りやすい斜面だった。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 21:37Comments(0)山スキー

2023年04月13日

47五竜スキー レスキューワックス効果

2023年(令和5年)4月13日(木)

47五竜スキー レスキューワックス効果




五竜パノラマ&ルート8中心に滑る


まだベースまで滑ることができる47スキー場から入山。
今日は黄砂の飛来が予想されていて、気温も上昇してくる予報だ。
朝の内は締まっている雪もぐんぐんとチケ始めるのは分かる。

ラインC乗り場に向かうとレスキューワックスの会長がいるではないか。
会長そしてチームレスキューの方も一緒にリフトに乗る。
先日の栂池でのブレーキのかかる雪の話をすると良いワックスがあると言うことでルート1上部でKEOSの板に塗ってもらうことになった。

チームレスキューの方が早速塗ってくれるという。
まず私も持っている黒固形のレスキューワックスをぐるぐると板全体に塗る。
その後に金色のプラケースに入ったジェル状液体を3滴ほど垂らし、スポンジで板全体に広げた。

レスキューワックスを塗ってもらいルート1スタート


硬めの雪質もあるので滑るのだが、気持ちよく板が走るのだ。
さらにルート1の中間部で会長が私のスキー板が震えていると言ってエッジをメンテナンスしてくれた。
板の先端、中間部をヤスリのようなもので軽く擦ってくれた。
これで滑ってみてくれと言うので、滑り始めると板が安定してスピードに乗れ、さらにスピードが出ているのに恐怖感がなくなったのだ。

滑りが変わり、気持ちよく安定して滑れることを話すと。
スキー板をワックスとメンテナンスで調整すれば楽に滑られて、膝や腰にも衝撃が少なくなるとのことだった。

正にその通りで、悪しい膝・腰に負担無く悪雪でも板が安定してスピードを出し滑れるようになった。
魔法にかけられたようで最後までブレーキもなく滑ることができた。
液体ワックスは春のブレーキのかかる雪に強いことが分かった。

レスキューの板


さらに年間30本しか作っていないというレスキューの板に乗ってみないかということになった。
長さが167cmでKEOSの板170cmよりも短い。
乗るとまずエッジの効きがちがう。
荒れた雪でも跳ねないで安定走行する。
さらに重さがKEOSの板に比べ軽いのに驚く。
ただ値段が、1セット、ビンディングを入れて15万ほどとのこと。

8年ほど使っているKEOSの板を、会長はメンテナンスすればまだ3年は乗れる良い板と言ってくれた。
昔のKEOSの板は性能が良い、最近のものは質が落ちてきているとも話してくれた。
と言われるものの、KEOSは長野県の板だし、慣れ親しんできたので離れる気にはなれないところだ。

今日の滑りはレスキューワックス、そして簡単メンテナンスのおかげで最高の滑りができた。
昼近くなってべた雪、黄砂の雪もブレーキ無しにスピードに乗れた。
緩斜面では他の人よりも楽に前に進んでくれる優越感にも浸れたのだ。

白馬では唯一ベースまで滑り下りられる47


雪不足、この23日にはゴールデンウィークを待たずに白馬のほとんどのスキー場は営業を終了するという。
明日は栂池方面へと考えている。
その後「山へ」と遠出を考えているので、もしかすると47・五竜は今シーズン最後になるかも知れない。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 18:35Comments(0)スキー