2023年04月29日

飯野山(讃岐富士)389/日本の山1000

2023年(令和5年)4月20日(木)

飯野山(讃岐富士)389/日本の山1000




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サボテンが似合う飯野山


大平山そして象頭山の険しい下りに午後は休もうかとも思った。
が、讃岐うどんを食し元気を取り戻す。
時間的には余裕があるので讃岐富士と呼ばれる飯野山へと向かう。

その道中正に富士山のごとく形の良い山が目に入る。
間違いなく飯野山と思い車を止め撮影する。
近づくにつれ形も良く、迫力ある山容に新百名山として登録されたのが分かるような気がした。

讃岐富士こと飯野山


駐車場・きれいなトイレが設置されている飯山町登山口から出発する。
コースはしっかり決めて無く、最初は周回してこようかとも思ったが、ピストンでも良いかななどと思いつつ登る。

飯山登山口からの登りはほぼ木の階段が続き苦しい。
何段あったのだろうかほぼ八合目まで設置されていて驚くばかりだ。
午後だがその階段を登る人下ってくる人多く、人気がある。

広い山頂422m


八合目からはちょっとした急登だったがあっという間に山頂神社の裏側に出た。
お迎えしてくれたのは3匹の猫たち。
山頂に猫がいるのは初めてだったような気がする。
毎日登る人がいてきっと餌などを与えているのではないだろうかと推測した。
猫は下山時にも3匹と遭遇するなど猫山だった。

山頂は大きな岩に隠れた樹林帯の中にあった。
安養寺の奥の院、たくさんの石碑、そして巨石群が見られた。
展望はおじょも伝説の足跡岩にあり、霞みながらもため池の多い街並み、もっこりとした山々が眺められた。

おじょも伝説の足裏岩


下山は時間的に余裕ができたので丸亀方面へ下ることとした。
いくつもの下山道があるのに驚く。
ただ直線的に下っていくコースもあるのでそこは敬遠して、一番ゆったり目に下るコースを選択した。

丸亀方面の道には木の階段はなく歩きやすいと言えば歩きやすい整備された道だった。
三合目まで下りそのまま丸亀まで下って住宅街を歩いて飯山町登山口へ戻ることもできるが、できるだけ山の中を歩こうと三合目の等高線に沿っての道があったので進んでいった。
標示もあるので迷うこともなかったが、一カ所道が途絶え急登になり引き返したりまた進んだりと分かり難い箇所があった。

その後は踏跡があるので心配なく進む。
ただ歩く人が少ないのだろう荒れているのと笹藪が出ても来た。
いがいと麓に近いトラバース道だったので長く感じられた。
それでも飯山町登山口付近の最初の休憩ベンチ前に出たときは安堵の気持ちが大きかった。

形良い山。整備もよくされて歩く人も多い山。
ただ私の選んだトラバース道は便利で活用的な道だが歩かれていないのが不思議に思うぐらいだった。


ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 18:00Comments(0)日本の山1000