2022年09月26日
新潟焼山 大展望! 283座目/301
2022年(令和4年)9月25日(日)
新潟焼山 大展望! 283座目/301
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4720617.html
新潟焼山2400m山頂 弐七農園のドルチェ

東北方面か迷うが好天が続きそうにもないことから新潟焼山へ。
今年6つの目標を立てた。
①佐渡 金北山
②東北・栃木県境の山
③赤牛岳
④笈ヶ岳
⑤新潟焼山
⑥小太郎山(山梨百名山完登)
本来は東北方面の三百名山を一座でも多く登るとの思いだったが、躊躇して登っていない目標でもある新潟焼山へ。
日曜日ということで第2ゲートが6時前に開いている、そして天気は安定していることから躊躇という殻を破ることにした。
山頂への最後の登り

5時30分頃から登ればゲートが閉まる17時には戻れるだろうと深夜2時50分に出発。
予定通り5時30分には第2ゲート前を出発することができた。
同時に自転車で出発する方がいて、登山口まで道も悪くないので下山は楽だと教えてくれた。
なんと前々日に積んであった自転車、雨で下ろさずに荷台に載ったまま。
登りは1時間ちょっとかけて登山口まで押して行く。
歩くのが速い人、そして坂を自転車に乗って行く人と抜き去っていく。
ほぼ舗装した道、砂利道も凸凹がないので帰りは楽に下れそうだ。
登山口にあるシェルター内にはすでに2台の自転車が置かれていた。
登山道からの焼山

登り始めるが、思っていたよりも平坦な道が樹林帯の下続く。
木漏れ日程度、気持ちよい風が吹き汗が出ない快適な歩き。
ただ濡れているので滑るのには気をつける。
大曲までの登山道からは何度か焼山の雄姿が見られた。
大曲の休憩場所では何度か登られている方が今日は噴煙が見えると教えてくれた。
よく見ないと分からないのだが左ピークからうっすらと煙が見られた。
大谷には驚いた。
ここまでは気持ちよいほぼ単純な登りが長く続いていたのだが。
切れ落ちた深い谷底に下り、また登り上げる。
ザレ場でもあり梯子とロープでよじ登った。
続く地獄谷も大谷ほどではなかったが、緊張する登り下りだった。
大谷の難所

水無沢は雪があるときには雪渓登りとなるとのことだったが、夏道の急坂を登る。
登り着いたところが金山方面との分岐で、直ぐに泊岩なる休憩ポイントに着いた。
展望の良い岩山の下に設けられた避難小屋だった。
この泊岩の先、泥濘の登山道を過ぎると樹林帯が終わり岩稜帯へと入った。
まだ標高差で200mほどあり急登が続く。
稜線に着いたかなと思うとまだ先に登りが続きかなり最後がきつくなる。
先行する方が落石を起こす、滑りやすいガレ場が続く。
火口湖と山頂方面

火口縁からは薄緑色の小さな火口湖、そして焼山の最高峰が見られた。
もう一歩細い岩場を登り切り、最後の山頂への登りとなった。
火口縁の最高地点には、2400mの標示と傾いた三角点が置かれていた。
火打・妙高

360度の大展望が広がる。
新潟から富士山が!日本海側から太平洋側までということか。
目の前には火打・妙高そして金山・天狗原そして雨飾山が小さく見えるのには驚いた。
槍ヶ岳から後立山の白馬三山、そして朝日岳から栂海新道へと見渡すことができた。
さらに黒姫、飯縄、高妻、戸隠、眼下に笹ヶ峰が目を引く。
金山・天狗原・雨飾山 遠くに槍など北アルプス

山頂は大いに賑わい、三百名山目指しての方が多いのが分かった。
そして驚いたのは小学4年生の子が平気な顔で山頂に登ってきたことだ。
天気が幸いし、誰もがこれほど良い日はないと話していた。
私にとっては迷い躊躇して大きな目標となっていた焼山だった。
思い切って登った満足感、283座目となった達成感も大きかった。
下りも長く足腰に注意して下るが一度転倒、幸いしたのは登山口から第2ゲートまで自転車で快適に走ったことだ。
ゲートの閉鎖を一番心配していたのだが全く問題なく新潟焼山を登らせてもらった。
ふるちゃん
新潟焼山 大展望! 283座目/301
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新潟焼山2400m山頂 弐七農園のドルチェ
東北方面か迷うが好天が続きそうにもないことから新潟焼山へ。
今年6つの目標を立てた。
①佐渡 金北山
②東北・栃木県境の山
③赤牛岳
④笈ヶ岳
⑤新潟焼山
⑥小太郎山(山梨百名山完登)
本来は東北方面の三百名山を一座でも多く登るとの思いだったが、躊躇して登っていない目標でもある新潟焼山へ。
日曜日ということで第2ゲートが6時前に開いている、そして天気は安定していることから躊躇という殻を破ることにした。
山頂への最後の登り
5時30分頃から登ればゲートが閉まる17時には戻れるだろうと深夜2時50分に出発。
予定通り5時30分には第2ゲート前を出発することができた。
同時に自転車で出発する方がいて、登山口まで道も悪くないので下山は楽だと教えてくれた。
なんと前々日に積んであった自転車、雨で下ろさずに荷台に載ったまま。
登りは1時間ちょっとかけて登山口まで押して行く。
歩くのが速い人、そして坂を自転車に乗って行く人と抜き去っていく。
ほぼ舗装した道、砂利道も凸凹がないので帰りは楽に下れそうだ。
登山口にあるシェルター内にはすでに2台の自転車が置かれていた。
登山道からの焼山
登り始めるが、思っていたよりも平坦な道が樹林帯の下続く。
木漏れ日程度、気持ちよい風が吹き汗が出ない快適な歩き。
ただ濡れているので滑るのには気をつける。
大曲までの登山道からは何度か焼山の雄姿が見られた。
大曲の休憩場所では何度か登られている方が今日は噴煙が見えると教えてくれた。
よく見ないと分からないのだが左ピークからうっすらと煙が見られた。
大谷には驚いた。
ここまでは気持ちよいほぼ単純な登りが長く続いていたのだが。
切れ落ちた深い谷底に下り、また登り上げる。
ザレ場でもあり梯子とロープでよじ登った。
続く地獄谷も大谷ほどではなかったが、緊張する登り下りだった。
大谷の難所
水無沢は雪があるときには雪渓登りとなるとのことだったが、夏道の急坂を登る。
登り着いたところが金山方面との分岐で、直ぐに泊岩なる休憩ポイントに着いた。
展望の良い岩山の下に設けられた避難小屋だった。
この泊岩の先、泥濘の登山道を過ぎると樹林帯が終わり岩稜帯へと入った。
まだ標高差で200mほどあり急登が続く。
稜線に着いたかなと思うとまだ先に登りが続きかなり最後がきつくなる。
先行する方が落石を起こす、滑りやすいガレ場が続く。
火口湖と山頂方面
火口縁からは薄緑色の小さな火口湖、そして焼山の最高峰が見られた。
もう一歩細い岩場を登り切り、最後の山頂への登りとなった。
火口縁の最高地点には、2400mの標示と傾いた三角点が置かれていた。
火打・妙高
360度の大展望が広がる。
新潟から富士山が!日本海側から太平洋側までということか。
目の前には火打・妙高そして金山・天狗原そして雨飾山が小さく見えるのには驚いた。
槍ヶ岳から後立山の白馬三山、そして朝日岳から栂海新道へと見渡すことができた。
さらに黒姫、飯縄、高妻、戸隠、眼下に笹ヶ峰が目を引く。
金山・天狗原・雨飾山 遠くに槍など北アルプス
山頂は大いに賑わい、三百名山目指しての方が多いのが分かった。
そして驚いたのは小学4年生の子が平気な顔で山頂に登ってきたことだ。
天気が幸いし、誰もがこれほど良い日はないと話していた。
私にとっては迷い躊躇して大きな目標となっていた焼山だった。
思い切って登った満足感、283座目となった達成感も大きかった。
下りも長く足腰に注意して下るが一度転倒、幸いしたのは登山口から第2ゲートまで自転車で快適に走ったことだ。
ゲートの閉鎖を一番心配していたのだが全く問題なく新潟焼山を登らせてもらった。
ふるちゃん
2022年09月23日
長峰山 秋が一歩一歩
2022年(令和4年)9月21日(水)
長峰山 秋が一歩一歩
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4701799.html
長峰山より ススキの似合う安曇野

台風が通り過ぎ、台風一過の晴れ間を期待するもどんよりとした空模様。
トレーニングを兼ねたハイキングということで長峰山・光城山へ。
計画は光城山登山口へ自転車を配置し、長峰荘から登り始める。
東山コースで光城山北回りコース下降地点へ、光城山登山口へ下ったら桜並木の最短コースで光城山山頂へ登り返し、そして赤松コースなど使いできるだけ大回りをして下山する計画だった。
しっかり歩けるし、北アルプス展望はないが安曇野など田園風景は楽しめる。
完全に道を塞ぐトチノキの大木

長峰山から登り始めると大雨による登山道の痛みの激しさに驚く。
雨水により登山道に水路ができている。
一番の驚きは倒木だった。
トチノキの大木が根元から折れ道を塞いでいた。
栃の実を付けた青々とした大木だけに風の強さを思い知った。
安曇野のは風の被害は少なかったようだが場所によっては強風が吹き抜けていたようだ。
弐七農園のドルチェ 三角点へ

山頂に着くとススキが目立つ秋の山。
眼下に広がる田んぼも稲刈りが進んでいるようだ。
北アルプスはどんよりとした雲の中で眺められない。
東山コースで光城山方面へと向かう。
栗がたくさん落ちている。クルミそしてアケビの実なども見られた。
花はオミナエシ、薊、そして紫色の小さな花を茎にまとうようなアキノタムラソウがよく見られた。
アキノタムラソウ

予定通り光城山の小屋から北回りコースで下る。
どんぐりの実が落ちていて踏むとパチ、バリと音がする。
桜並木とは違い美しい樹林帯の中を気持ちよく下っていた。
するとぽつりぽつりと雨が当たってきた。
濡れるほどではなかったが下山、光城山へ登り返すのは止め。
紅葉はこれからだが、一歩一歩深まる秋の山を楽しめた。
ふるちゃん
長峰山 秋が一歩一歩
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4701799.html
長峰山より ススキの似合う安曇野
台風が通り過ぎ、台風一過の晴れ間を期待するもどんよりとした空模様。
トレーニングを兼ねたハイキングということで長峰山・光城山へ。
計画は光城山登山口へ自転車を配置し、長峰荘から登り始める。
東山コースで光城山北回りコース下降地点へ、光城山登山口へ下ったら桜並木の最短コースで光城山山頂へ登り返し、そして赤松コースなど使いできるだけ大回りをして下山する計画だった。
しっかり歩けるし、北アルプス展望はないが安曇野など田園風景は楽しめる。
完全に道を塞ぐトチノキの大木
長峰山から登り始めると大雨による登山道の痛みの激しさに驚く。
雨水により登山道に水路ができている。
一番の驚きは倒木だった。
トチノキの大木が根元から折れ道を塞いでいた。
栃の実を付けた青々とした大木だけに風の強さを思い知った。
安曇野のは風の被害は少なかったようだが場所によっては強風が吹き抜けていたようだ。
弐七農園のドルチェ 三角点へ
山頂に着くとススキが目立つ秋の山。
眼下に広がる田んぼも稲刈りが進んでいるようだ。
北アルプスはどんよりとした雲の中で眺められない。
東山コースで光城山方面へと向かう。
栗がたくさん落ちている。クルミそしてアケビの実なども見られた。
花はオミナエシ、薊、そして紫色の小さな花を茎にまとうようなアキノタムラソウがよく見られた。
アキノタムラソウ
予定通り光城山の小屋から北回りコースで下る。
どんぐりの実が落ちていて踏むとパチ、バリと音がする。
桜並木とは違い美しい樹林帯の中を気持ちよく下っていた。
するとぽつりぽつりと雨が当たってきた。
濡れるほどではなかったが下山、光城山へ登り返すのは止め。
紅葉はこれからだが、一歩一歩深まる秋の山を楽しめた。
ふるちゃん
2022年09月20日
京ヶ倉 眠峠から周回
2022年(令和4年)9月19日(月・敬老の日)
京ヶ倉 眠峠から周回
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4699554.html
京ヶ倉930m山頂 弐七農園のシナノスイート

台風14号が近づく中、今日まで天気が良さそうということで出かけた。
眠峠から万平へと大城・京ヶ倉を目指す。
眠峠から登り始める。
北アルプス方面には雲がかかり展望の期待は薄い。
先行の人がいるかと思いきや送電線に続く道の草刈りをされていた。
本来の眠峠からの道との合流手前に石仏を発見した。
今までも通っているが、気づかずに通り過ぎていたのか。
眠る?表情の優しげなお顔立ちの石仏に和む。
グレースの森に着く。
驚いたのは新しいトイレが設置されていたことだ。
ほとんどこの辺りではすれ違う人、登っている人に会ったことはない。
元々東屋があることでさえ不思議に思っていたのだが。
やはり田崎真也氏の寄付によるグレースの森整備のおかげなのか。
三角点 聖山が見られる

はぎの尾峠、すぐに三角点のある展望地に着く。
筑北方面の里山が波打つように眺められる。
聖山・冠着山・四阿屋山・大沢山そして入山、さらに岩殿山の稜線が。
先日歩いてきたばかりの四阿屋山から大沢山への稜線に目が行く。
大城への急登が始まるが物見岩、生坂展望地など眺めの良いところが多い。
展望の良さが戦国時代の山城としての役目が大きかったのだろう。
大城からは筑北方面、生坂方面そして南北に展望が開ける。
四阿屋山・大沢山の稜線 手前岩殿山

京ヶ倉に向かう稜線上には二つの曲輪跡が見られる。
そこを過ぎると展望の効く山頂へ。
眼下には犀川の流れが見られ、時々雲間から顔を出す北アルプスも。
蓮華岳、餓鬼岳だろうかその山容を少しだけ眺められた。
京ヶ倉からの山頂付近の下りは慎重に岩場を下る。
その先右手に崖を見ながらの細い道を通る際驚かされた。
音を立てて落ちてきたものがある。
落石かと思いとっさに頭を伏せるようにした。
石ではなくイガグリだった。
落石ではなかったもののイガが当たればと想像するしかない。
秋の実り。
登山道には茸がこれでもかというぐらいにょきにょきと生えていた。
山頂にはまだ出荷されていないが弐七農園のシナノスイートを。
(台風の影響が心配だ)
そして驚かされたイガグリがかなりの量で登山道に落ちていた。
ふるちゃん
京ヶ倉 眠峠から周回
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4699554.html
京ヶ倉930m山頂 弐七農園のシナノスイート
台風14号が近づく中、今日まで天気が良さそうということで出かけた。
眠峠から万平へと大城・京ヶ倉を目指す。
眠峠から登り始める。
北アルプス方面には雲がかかり展望の期待は薄い。
先行の人がいるかと思いきや送電線に続く道の草刈りをされていた。
本来の眠峠からの道との合流手前に石仏を発見した。
今までも通っているが、気づかずに通り過ぎていたのか。
眠る?表情の優しげなお顔立ちの石仏に和む。
グレースの森に着く。
驚いたのは新しいトイレが設置されていたことだ。
ほとんどこの辺りではすれ違う人、登っている人に会ったことはない。
元々東屋があることでさえ不思議に思っていたのだが。
やはり田崎真也氏の寄付によるグレースの森整備のおかげなのか。
三角点 聖山が見られる
はぎの尾峠、すぐに三角点のある展望地に着く。
筑北方面の里山が波打つように眺められる。
聖山・冠着山・四阿屋山・大沢山そして入山、さらに岩殿山の稜線が。
先日歩いてきたばかりの四阿屋山から大沢山への稜線に目が行く。
大城への急登が始まるが物見岩、生坂展望地など眺めの良いところが多い。
展望の良さが戦国時代の山城としての役目が大きかったのだろう。
大城からは筑北方面、生坂方面そして南北に展望が開ける。
四阿屋山・大沢山の稜線 手前岩殿山
京ヶ倉に向かう稜線上には二つの曲輪跡が見られる。
そこを過ぎると展望の効く山頂へ。
眼下には犀川の流れが見られ、時々雲間から顔を出す北アルプスも。
蓮華岳、餓鬼岳だろうかその山容を少しだけ眺められた。
京ヶ倉からの山頂付近の下りは慎重に岩場を下る。
その先右手に崖を見ながらの細い道を通る際驚かされた。
音を立てて落ちてきたものがある。
落石かと思いとっさに頭を伏せるようにした。
石ではなくイガグリだった。
落石ではなかったもののイガが当たればと想像するしかない。
秋の実り。
登山道には茸がこれでもかというぐらいにょきにょきと生えていた。
山頂にはまだ出荷されていないが弐七農園のシナノスイートを。
(台風の影響が心配だ)
そして驚かされたイガグリがかなりの量で登山道に落ちていた。
ふるちゃん
2022年09月19日
四阿屋山・大沢山 中村登山口から空峠へ
2022年(令和4年)9月17日(土)
四阿屋山・大沢山 中村登山口から空峠へ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4690974.html
大沢山へ向かう稜線

前回空峠から大沢山に登り、稜線を四阿屋山へ。
栃平登山口に下り、長い林道を空峠へと歩き戻っている。
今回空峠に自転車を置き、林道移動を短縮しようと考えた。
御嶽石造物 不動様

麓に近い中村登山口から登り始めた。
御嶽石造物を経由し歩きやすい道で高度を上げる。
周りは権現池分岐まで茸の止め山になっている。
登山道脇にもたくさんの茸を見る。
その刈谷沢からの道との分岐からは斜面も多少急になり展望台へ。
北アルプスの山並みを一望できる展望台に出る。
残念ながら槍・穂高付近は雲がかかっていたが後立山の稜線を一望。
一番嬉しかったのは先日登った野口五郎岳が燕岳と餓鬼岳の間に見られたことだ。
反対方向に四阿屋山から行く大沢山、その稜線が確認できた。
北アルプスが一望できる展望台

展望台から数分で山頂へ。
山頂の神社にお参りして三角点・山頂標示のある広い山頂へ上がる。
誰もいない静かな山頂、北側にブナの原生林が見事だ。
神社側からは聖山など見られるが樹林に遮られほぼ展望はない。
大沢山への快適な稜線歩き

休憩後、大沢山方面へ登山道のない稜線を行く。
わずかばかり踏跡があり、薄くなったピンク色のテープが時々道案内をしてくれる。
藪はほとんど無く、気持ちいい歩きができる。
道迷いをしそうな箇所もなく、かつての村と村との境界線だったのだろう「界本城村」の石柱が2本確認できた。
大沢山山頂

いくつかの小さな起伏を登り下りして大沢山へ。
樹間からアルプス方面が少しのぞけるがほぼ展望はない。
後は空峠まで下るだけ。
紅葉樹が多いだけに秋に再び歩いてみたいと思う稜線歩きだった。
丸山展望台 大洞山を見ながら一休み

空峠には県警のバイク練習場がありそこから自転車で中村登山口へ戻る。
ほぼ舗装道であるが丸山展望台まではちょっとした登り、大洞山を見ながら一休みするのに良い場所だ。
ここから一気に下るがまた途中から自転車を引いての歩きがつらい。
それでも最後は快適に走らせ中村登山口へ、歩いていたら相当かかる時間を短縮して無事下山した。
ふるちゃん
四阿屋山・大沢山 中村登山口から空峠へ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4690974.html
大沢山へ向かう稜線
前回空峠から大沢山に登り、稜線を四阿屋山へ。
栃平登山口に下り、長い林道を空峠へと歩き戻っている。
今回空峠に自転車を置き、林道移動を短縮しようと考えた。
御嶽石造物 不動様
麓に近い中村登山口から登り始めた。
御嶽石造物を経由し歩きやすい道で高度を上げる。
周りは権現池分岐まで茸の止め山になっている。
登山道脇にもたくさんの茸を見る。
その刈谷沢からの道との分岐からは斜面も多少急になり展望台へ。
北アルプスの山並みを一望できる展望台に出る。
残念ながら槍・穂高付近は雲がかかっていたが後立山の稜線を一望。
一番嬉しかったのは先日登った野口五郎岳が燕岳と餓鬼岳の間に見られたことだ。
反対方向に四阿屋山から行く大沢山、その稜線が確認できた。
北アルプスが一望できる展望台
展望台から数分で山頂へ。
山頂の神社にお参りして三角点・山頂標示のある広い山頂へ上がる。
誰もいない静かな山頂、北側にブナの原生林が見事だ。
神社側からは聖山など見られるが樹林に遮られほぼ展望はない。
大沢山への快適な稜線歩き
休憩後、大沢山方面へ登山道のない稜線を行く。
わずかばかり踏跡があり、薄くなったピンク色のテープが時々道案内をしてくれる。
藪はほとんど無く、気持ちいい歩きができる。
道迷いをしそうな箇所もなく、かつての村と村との境界線だったのだろう「界本城村」の石柱が2本確認できた。
大沢山山頂
いくつかの小さな起伏を登り下りして大沢山へ。
樹間からアルプス方面が少しのぞけるがほぼ展望はない。
後は空峠まで下るだけ。
紅葉樹が多いだけに秋に再び歩いてみたいと思う稜線歩きだった。
丸山展望台 大洞山を見ながら一休み
空峠には県警のバイク練習場がありそこから自転車で中村登山口へ戻る。
ほぼ舗装道であるが丸山展望台まではちょっとした登り、大洞山を見ながら一休みするのに良い場所だ。
ここから一気に下るがまた途中から自転車を引いての歩きがつらい。
それでも最後は快適に走らせ中村登山口へ、歩いていたら相当かかる時間を短縮して無事下山した。
ふるちゃん
2022年09月16日
赤牛岳 高瀬ダムから黒四ダムへ 282/301座
2022年(令和4年)9月12日(月)~15日(木)
赤牛岳 高瀬ダムから黒四ダムへ 282/301座
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4683373.html
水晶小屋前から朝焼け

念願の赤牛岳に登らせてもらった。
3泊4日の山行、高瀬ダムから黒四ダムへのほぼ周回コース。
ブナ立て尾根で苦しみ、足は痙る、気力も落ち烏帽子岳は取りやめ。
目指すは赤牛岳が本命と決めて完全に身体を小屋で休ませた。
それが良かったのか翌日からほぼ快調に歩けた。
期待した野口五郎岳からの大展望はなかったものの、これから行く水晶岳から赤牛岳の稜線は眺められた。
赤牛岳・読売新道の稜線

険しい岩場に苦戦し賑わう水晶小屋へ。
雲が晴れ、小屋からの夕暮れの山並みは素晴らしかった。
野口五郎岳からの歩いてきた稜線を、槍・穂高。
小屋の裏に回ると笠ヶ岳、黒部五郎そして薬師岳が顔を出す。
雲ノ平の湿原は光を放ち星のようなきらめきを見せてくれた。
槍ヶ岳・穂高岳

朝焼けはさらに感動!
野口五郎岳付近の空がオレンジ色、紫色などで染まる。
刻々と変化する朝焼けそして御来光。
野口五郎岳から歩いてきた稜線

3日目、目指す赤牛岳へと歩む。
まずは水晶岳、今まで2度登っているのだが新鮮そのもの。
険しい登りと同じく険しいと言ってもいいような狭い山頂。
360度の大展望は目の前に野口五郎岳、南に槍・穂高、鷲羽岳、笠ヶ岳そして黒部五郎などの山々が一望できた。
水晶岳山頂から

ここからが未知の世界、赤牛岳へと向かう。
見た目はなだらかそうだが、岩稜帯、起伏も大きく難路だ。
一歩一歩赤っぽい山肌の赤牛に近づく。
水晶岳山頂でハロ(日暈)

念願!赤牛岳山頂 背景は薬師岳

赤牛岳山頂到着。
ついに念願の赤牛岳にたどり着いた。
ここ数年登ろうと思うが、天候や自分の気持ちに壁があり踏み込めずにいた山。
遠い山だったが、とうとう登らせてもらうことができた。
快晴、目の前の薬師岳は迫力ある大きな山容が広がる。
登って来た野口五郎岳、先ほど登った水晶岳もなぜか輝き見える。
黒四ダムに向かう読売新道

下山に選択したのは読売新道。
大変だよと誰もが話してくれた。
足の具合も見ながらの慎重な下りとなる。
岩場、ガレ場そして起伏もある岩稜帯を慎重に下った。
徐々に黒部湖が近づき大きく見えるのが支えになる。
ただ樹林帯に入ってからは足下注意。
滑る岩と木の根に慎重に歩を進めた。
東沢の音が聞こえ、その音が徐々に大きくなり奥黒部ヒュッテに到着。
お風呂もあり、2日続いたカレーがおでんになり、一人部屋でゆっくり休めた。
丸太の橋・梯子が続く

足の痛みは今のところ無く最後の日となった。
一番の危険地帯を行くことになり気を抜くことはできない。
丸太の橋、そして木の階段が続く。
左側は崖が続き慎重にならざるを得ない。
平の渡し

そんな中、平の渡しには興味があった。
黒部湖を針ノ木谷から平の小屋方面へ舟で渡るのだ。
それも無料で乗せてもらえるのでありがたい。
10:20分ジャストに3人のスタッフが乗った小さな舟が迎えに来てくれた。
静かな湖面を快適に進みあっという間に対岸へ到着した。
もっと景色を楽しもうとも思っていたがそんな余裕もなかった。
平の小屋から黒四ダムへも長い道のりだった。
右側が崖、丸太の階段もいくつか乗り越え前に進むしかない。
歩いて歩いて、時々気持ちよい風が心身共に気持をリセットしてくれた。
黒四ダムに無事下山

樹間から黒四ダムの姿が見られたときには一瞬感動が襲ってきた。
もうすぐで赤牛岳山行が完結すると思うと最後の力も出た。
黒部ダム放流から吹き上がる冷たい風を受け無事下山。
ふるちゃん
赤牛岳 高瀬ダムから黒四ダムへ 282/301座
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4683373.html
水晶小屋前から朝焼け
念願の赤牛岳に登らせてもらった。
3泊4日の山行、高瀬ダムから黒四ダムへのほぼ周回コース。
ブナ立て尾根で苦しみ、足は痙る、気力も落ち烏帽子岳は取りやめ。
目指すは赤牛岳が本命と決めて完全に身体を小屋で休ませた。
それが良かったのか翌日からほぼ快調に歩けた。
期待した野口五郎岳からの大展望はなかったものの、これから行く水晶岳から赤牛岳の稜線は眺められた。
赤牛岳・読売新道の稜線
険しい岩場に苦戦し賑わう水晶小屋へ。
雲が晴れ、小屋からの夕暮れの山並みは素晴らしかった。
野口五郎岳からの歩いてきた稜線を、槍・穂高。
小屋の裏に回ると笠ヶ岳、黒部五郎そして薬師岳が顔を出す。
雲ノ平の湿原は光を放ち星のようなきらめきを見せてくれた。
槍ヶ岳・穂高岳
朝焼けはさらに感動!
野口五郎岳付近の空がオレンジ色、紫色などで染まる。
刻々と変化する朝焼けそして御来光。
野口五郎岳から歩いてきた稜線
3日目、目指す赤牛岳へと歩む。
まずは水晶岳、今まで2度登っているのだが新鮮そのもの。
険しい登りと同じく険しいと言ってもいいような狭い山頂。
360度の大展望は目の前に野口五郎岳、南に槍・穂高、鷲羽岳、笠ヶ岳そして黒部五郎などの山々が一望できた。
水晶岳山頂から
ここからが未知の世界、赤牛岳へと向かう。
見た目はなだらかそうだが、岩稜帯、起伏も大きく難路だ。
一歩一歩赤っぽい山肌の赤牛に近づく。
水晶岳山頂でハロ(日暈)
念願!赤牛岳山頂 背景は薬師岳
赤牛岳山頂到着。
ついに念願の赤牛岳にたどり着いた。
ここ数年登ろうと思うが、天候や自分の気持ちに壁があり踏み込めずにいた山。
遠い山だったが、とうとう登らせてもらうことができた。
快晴、目の前の薬師岳は迫力ある大きな山容が広がる。
登って来た野口五郎岳、先ほど登った水晶岳もなぜか輝き見える。
黒四ダムに向かう読売新道
下山に選択したのは読売新道。
大変だよと誰もが話してくれた。
足の具合も見ながらの慎重な下りとなる。
岩場、ガレ場そして起伏もある岩稜帯を慎重に下った。
徐々に黒部湖が近づき大きく見えるのが支えになる。
ただ樹林帯に入ってからは足下注意。
滑る岩と木の根に慎重に歩を進めた。
東沢の音が聞こえ、その音が徐々に大きくなり奥黒部ヒュッテに到着。
お風呂もあり、2日続いたカレーがおでんになり、一人部屋でゆっくり休めた。
丸太の橋・梯子が続く
足の痛みは今のところ無く最後の日となった。
一番の危険地帯を行くことになり気を抜くことはできない。
丸太の橋、そして木の階段が続く。
左側は崖が続き慎重にならざるを得ない。
平の渡し
そんな中、平の渡しには興味があった。
黒部湖を針ノ木谷から平の小屋方面へ舟で渡るのだ。
それも無料で乗せてもらえるのでありがたい。
10:20分ジャストに3人のスタッフが乗った小さな舟が迎えに来てくれた。
静かな湖面を快適に進みあっという間に対岸へ到着した。
もっと景色を楽しもうとも思っていたがそんな余裕もなかった。
平の小屋から黒四ダムへも長い道のりだった。
右側が崖、丸太の階段もいくつか乗り越え前に進むしかない。
歩いて歩いて、時々気持ちよい風が心身共に気持をリセットしてくれた。
黒四ダムに無事下山
樹間から黒四ダムの姿が見られたときには一瞬感動が襲ってきた。
もうすぐで赤牛岳山行が完結すると思うと最後の力も出た。
黒部ダム放流から吹き上がる冷たい風を受け無事下山。
ふるちゃん
2022年09月10日
雨引山 蜘蛛の巣を払い
2022年(令和4年)9月9日(金)
雨引山 蜘蛛の巣を払い
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4658983.html
雨引山1345m山頂 弐七農園のサンつがる

じとっとした空気に足取りも重くなる。
蒸し暑く汗も噴き出る。
登り始めの急登で一気に息も上がりペースは落ち気味。
そして、なんといっても今日は蜘蛛の巣との戦い。
罠のようにクモの巣が登山道に張り巡らされていた。
登っているのは私だけ、先頭を切っているためだがそれにしても多い。
熊倉の岩

ストックで蜘蛛の巣を払いながら歩くが、それでもまとわりつく。
足下、身体の正面、そして顔へ。
登るにつれ慣れ、ストックでの蜘蛛の巣払いが上達する。
ところがちょっと油断すると糸が絡んでくる。
不快感が、湿気と共に覆い被さってくるようだった。
二本目の鉄塔、真上には青空が少し見えているが、周りは真っ白で雲に覆われている。
山頂でもいつもは見える餓鬼岳、爺ヶ岳始め後立山方面は雲の中だった。
ただ七倉ダムの湖面の緑と大町・松川の田園風景は見られた。
収穫間近の稲が薄茶色に広がる光景は素晴らしい。
今後の活躍を期待する40Lザック 初下ろし

今日はドイターのザック・40Lを初下ろし。
今後3泊程の小屋泊まり、あるいはテント一泊用にと購入した。
里山で今初めて使ってみたが、使いやすい。
日帰りが多いのでどこまで活用できるかだが。
ふるちゃん
雨引山 蜘蛛の巣を払い
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4658983.html
雨引山1345m山頂 弐七農園のサンつがる
じとっとした空気に足取りも重くなる。
蒸し暑く汗も噴き出る。
登り始めの急登で一気に息も上がりペースは落ち気味。
そして、なんといっても今日は蜘蛛の巣との戦い。
罠のようにクモの巣が登山道に張り巡らされていた。
登っているのは私だけ、先頭を切っているためだがそれにしても多い。
熊倉の岩
ストックで蜘蛛の巣を払いながら歩くが、それでもまとわりつく。
足下、身体の正面、そして顔へ。
登るにつれ慣れ、ストックでの蜘蛛の巣払いが上達する。
ところがちょっと油断すると糸が絡んでくる。
不快感が、湿気と共に覆い被さってくるようだった。
二本目の鉄塔、真上には青空が少し見えているが、周りは真っ白で雲に覆われている。
山頂でもいつもは見える餓鬼岳、爺ヶ岳始め後立山方面は雲の中だった。
ただ七倉ダムの湖面の緑と大町・松川の田園風景は見られた。
収穫間近の稲が薄茶色に広がる光景は素晴らしい。
今後の活躍を期待する40Lザック 初下ろし
今日はドイターのザック・40Lを初下ろし。
今後3泊程の小屋泊まり、あるいはテント一泊用にと購入した。
里山で今初めて使ってみたが、使いやすい。
日帰りが多いのでどこまで活用できるかだが。
ふるちゃん
2022年09月07日
鍬ノ峰 恵みの秋が広がる
2022年(令和4年)9月6日(火)
鍬ノ峰 恵みの秋が広がる
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4654693.html
収穫間近の田園風景

気持ちいい風が谷の底から吹き上げてくる。
台風11号の影響だろうか風が徐々に吹く中歩く。
遠くの山々の景色は雲に覆われる。
花もなし、ブルーベリーの木はあるがすでに実はない。
されど気持ち良いトレーニングを兼ねたハイキングになった。
里山故、いつもならば熊に注意しながらの静かな山だが、今日は違った。
平日なのに駐車場にはすでに4台もの車が。
7名の方に山の中で会うという珍しい日となった。
にぎわう山頂

登り始める前から雲のかかる鍬ノ峰で眺望の期待はなかった。
アルプス側は七倉ダムの湖面が見られたのみですっかり雲に覆われていた。
西側には聖山、四阿屋山・入山と筑北の山々が見られた。
そしてなんと言っても、眼下に広がる大町・松川そして安曇野の田園風景の素晴らしいこと。
収穫間近の水田、秋の恵みがやってきていた。
うっすら黄色になった田んぼが広がる。
おだやかな郷の秋、それは正に平和を感じる風景のように思えた。
ふるちゃん
鍬ノ峰 恵みの秋が広がる
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4654693.html
収穫間近の田園風景
気持ちいい風が谷の底から吹き上げてくる。
台風11号の影響だろうか風が徐々に吹く中歩く。
遠くの山々の景色は雲に覆われる。
花もなし、ブルーベリーの木はあるがすでに実はない。
されど気持ち良いトレーニングを兼ねたハイキングになった。
里山故、いつもならば熊に注意しながらの静かな山だが、今日は違った。
平日なのに駐車場にはすでに4台もの車が。
7名の方に山の中で会うという珍しい日となった。
にぎわう山頂
登り始める前から雲のかかる鍬ノ峰で眺望の期待はなかった。
アルプス側は七倉ダムの湖面が見られたのみですっかり雲に覆われていた。
西側には聖山、四阿屋山・入山と筑北の山々が見られた。
そしてなんと言っても、眼下に広がる大町・松川そして安曇野の田園風景の素晴らしいこと。
収穫間近の水田、秋の恵みがやってきていた。
うっすら黄色になった田んぼが広がる。
おだやかな郷の秋、それは正に平和を感じる風景のように思えた。
ふるちゃん
2022年09月05日
燕岳 ブルーベリー・りんご・スイカ 33回目
2022年(令和4年)9月4日(日)
燕岳 ブルーベリー・りんご・スイカ 33回目
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4647210.html
北燕岳

大型台風11号は北上を始めたが、安曇野は晴れるとの予報から燕岳へ。
日曜日は避けたいところだが、9月に入り山の天候不順も続くので駐車できるだろう。が不安もあり若干早めに家を出た。
第1・2駐車場を回るが満車状態。第3へと引き返すと余裕で駐めることができ出発。
土曜日から登っていた人が多いようで下ってくる方が多かった。
登りも日曜日と言うことで賑わう山道、軽装で登る日帰り風の人も多い。
裏銀座の稜線 鷲羽岳は雲の中

富士見ベンチからは富士山が見えるよと教えてもらう。
遠くまで見渡せる風景に山頂付近からの展望に期待した。
槍見ベンチからは槍ヶ岳がくっきりと見え、ナナカマドの赤い実とツーショット。
これが槍ヶ岳を撮った本日唯一の写真となった。
富士山の姿も撮影することができたが、稜線に出ると雲が湧き立ち始め北アルプスの名峰はことごとく雲に山稜を覆われてしまった。
裏銀座の稜線も途切れ途切れの展望となってしまった。
燕山荘から 弐七農園のサンつがる

燕岳の魅力は花崗岩!
雲に幻想的な姿を現わす姿は見応えがあった。
雲の中であっても燕岳の魅力は存分に味わえ楽しむことができた。
雲が覆う燕

賑わう山頂では標示のみ撮し北燕岳へと進んだ。
いつもならば静かな北燕岳も今日ばかりはちょいと騒がしい。
30分ほど滞在したが7~8人の方が来た。
その間晴れ間、槍の姿などを期待していたが残念ながら見られなかった。
槍ヶ岳とナナカマドの実

今日の山行はどう位置づけようか。
登るに際し、疲れを癒やしてくれたブルーベリー。
酸っぱいだけの野生の実だが、口の中はさっぱりとしてリフレッシュできた。
持参した弐七農園のサンつがるも良かった。
山と一緒にツーショット。
燕山荘で丸かじりをしようとすると、あるハイカーが良い色のりんごですね!と褒めてくれた。
甘酸っぱいうま味とシャキシャキ感が山のひとときに良かった。
そして下山で味わう合戦小屋のスイカ!
9月に入っても食べられたのには驚いたが、写真を撮るのも忘れがぶり。
実の真ん中はシャキシャキ感は落ちているがやはり山のスイカは最高。
ブルーベリー 食べちゃったスイカ


と言うことで、ブルーベリー・サンつがる・スイカでまとめてみた。
雲が多く霞んだ景色、気持ちよく歩ける稜線、まだ残る花々そして秋を感じさせる紅葉もあったが食欲にはかなわなかった。
ふるちゃん
燕岳 ブルーベリー・りんご・スイカ 33回目
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4647210.html
北燕岳
大型台風11号は北上を始めたが、安曇野は晴れるとの予報から燕岳へ。
日曜日は避けたいところだが、9月に入り山の天候不順も続くので駐車できるだろう。が不安もあり若干早めに家を出た。
第1・2駐車場を回るが満車状態。第3へと引き返すと余裕で駐めることができ出発。
土曜日から登っていた人が多いようで下ってくる方が多かった。
登りも日曜日と言うことで賑わう山道、軽装で登る日帰り風の人も多い。
裏銀座の稜線 鷲羽岳は雲の中
富士見ベンチからは富士山が見えるよと教えてもらう。
遠くまで見渡せる風景に山頂付近からの展望に期待した。
槍見ベンチからは槍ヶ岳がくっきりと見え、ナナカマドの赤い実とツーショット。
これが槍ヶ岳を撮った本日唯一の写真となった。
富士山の姿も撮影することができたが、稜線に出ると雲が湧き立ち始め北アルプスの名峰はことごとく雲に山稜を覆われてしまった。
裏銀座の稜線も途切れ途切れの展望となってしまった。
燕山荘から 弐七農園のサンつがる
燕岳の魅力は花崗岩!
雲に幻想的な姿を現わす姿は見応えがあった。
雲の中であっても燕岳の魅力は存分に味わえ楽しむことができた。
雲が覆う燕
賑わう山頂では標示のみ撮し北燕岳へと進んだ。
いつもならば静かな北燕岳も今日ばかりはちょいと騒がしい。
30分ほど滞在したが7~8人の方が来た。
その間晴れ間、槍の姿などを期待していたが残念ながら見られなかった。
槍ヶ岳とナナカマドの実
今日の山行はどう位置づけようか。
登るに際し、疲れを癒やしてくれたブルーベリー。
酸っぱいだけの野生の実だが、口の中はさっぱりとしてリフレッシュできた。
持参した弐七農園のサンつがるも良かった。
山と一緒にツーショット。
燕山荘で丸かじりをしようとすると、あるハイカーが良い色のりんごですね!と褒めてくれた。
甘酸っぱいうま味とシャキシャキ感が山のひとときに良かった。
そして下山で味わう合戦小屋のスイカ!
9月に入っても食べられたのには驚いたが、写真を撮るのも忘れがぶり。
実の真ん中はシャキシャキ感は落ちているがやはり山のスイカは最高。
ブルーベリー 食べちゃったスイカ
と言うことで、ブルーベリー・サンつがる・スイカでまとめてみた。
雲が多く霞んだ景色、気持ちよく歩ける稜線、まだ残る花々そして秋を感じさせる紅葉もあったが食欲にはかなわなかった。
ふるちゃん
2022年09月02日
美ヶ原 三城から8の字描く
2022年(令和4年)8月31日(水)
美ヶ原 三城から8の字描く
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4638039.html
二人の小径から美ヶ原の岩壁

ちょっと涼しい風が吹く8月最終日。
天気が良さそうの予報から美ヶ原へ久しぶりに登った。
今シーズン初めてちょっと厚めのウェアにする。
ダテ河原登山口から登り始める。
ちょうど良い傾斜の登山道を20分ほど歩いているとランニングハイに似た感じが得られた。
足がぐんぐんと出て前に進む楽な感じが気持ちよい。
一瞬のことのようだったが、ランニングハイならぬハイキングハイというのかウォーキングハイと言うのか。
初めての感覚だったが気持ちよく集中して登っていた。
と思った瞬間にはしっかり一歩一歩を斜面に置いていたが。
ほどよい傾斜で、足場が良い道に体が自然と慣れ歩く。
自己満足だがハイキングハイ、H&Hとでも呼ぼうかと考えた。
王ヶ頭2034m山頂 強風・真っ白な世界

木舟コースで二人の小径と合流する「王ヶ頭へ0.7km」地点へ。
いつもならばここから二人の小径で王ヶ鼻へのルートを取るのだが。
風が吹き荒れ、視界がない状況から王ヶ頭へ直ぐ登り、王ヶ鼻へ移動と考えた。
アルプス展望コースへは行かないこととした。
あっという間に王ヶ頭へと着くが、真っ白な世界で視界0。
風はますます強まり、石碑と三角点を撮影して、即王ヶ鼻へと向かった。
マルバダケブキとNTT塔

途中マルバダケブキの写真を撮っている人がいる。
今日の天候の中ほとんど会う人は少ないのだが、近づくと何と私の山の師匠・S氏ではないか。
びっくり!驚き!S氏も驚いたようで、二人で気が合うねと一緒に歩き王ヶ鼻でしばらく近況を話し合った。
歩くコースが違っていたので王ヶ鼻で分かれ、私は二人の小径へと下った。
小径を歩いている内に登ってきた道をまた下るのはやめようと考え、王ヶ頭0.5km地点まで戻り、そこからダテ河原コースで下ることとした。
王ヶ鼻も真っ白

久しぶりのダテ河原の歩きになったが苔むす岩が美しく楽しく下ることができた。
美岳荘の横も久しぶりに通るが、壁にはスズメバチの巣が作られ蜂が行き交う。私の方にも威嚇する蜂がいたので即退散。
使う人がいるのだろうかと思いつつ下山となった。
ダテ河原の林道からは唐松林の中に大きな苔むす岩を発見。
どこから落ちてきたのか、全く他には見られない岩の大きさだけに、転がってきた様子を想像して楽しくなった。
展望はなかったものの変化に富んだコース取りで、知らぬ間に8の字を描く形となった山行が無事終了した。
ふるちゃん
美ヶ原 三城から8の字描く
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4638039.html
二人の小径から美ヶ原の岩壁
ちょっと涼しい風が吹く8月最終日。
天気が良さそうの予報から美ヶ原へ久しぶりに登った。
今シーズン初めてちょっと厚めのウェアにする。
ダテ河原登山口から登り始める。
ちょうど良い傾斜の登山道を20分ほど歩いているとランニングハイに似た感じが得られた。
足がぐんぐんと出て前に進む楽な感じが気持ちよい。
一瞬のことのようだったが、ランニングハイならぬハイキングハイというのかウォーキングハイと言うのか。
初めての感覚だったが気持ちよく集中して登っていた。
と思った瞬間にはしっかり一歩一歩を斜面に置いていたが。
ほどよい傾斜で、足場が良い道に体が自然と慣れ歩く。
自己満足だがハイキングハイ、H&Hとでも呼ぼうかと考えた。
王ヶ頭2034m山頂 強風・真っ白な世界
木舟コースで二人の小径と合流する「王ヶ頭へ0.7km」地点へ。
いつもならばここから二人の小径で王ヶ鼻へのルートを取るのだが。
風が吹き荒れ、視界がない状況から王ヶ頭へ直ぐ登り、王ヶ鼻へ移動と考えた。
アルプス展望コースへは行かないこととした。
あっという間に王ヶ頭へと着くが、真っ白な世界で視界0。
風はますます強まり、石碑と三角点を撮影して、即王ヶ鼻へと向かった。
マルバダケブキとNTT塔
途中マルバダケブキの写真を撮っている人がいる。
今日の天候の中ほとんど会う人は少ないのだが、近づくと何と私の山の師匠・S氏ではないか。
びっくり!驚き!S氏も驚いたようで、二人で気が合うねと一緒に歩き王ヶ鼻でしばらく近況を話し合った。
歩くコースが違っていたので王ヶ鼻で分かれ、私は二人の小径へと下った。
小径を歩いている内に登ってきた道をまた下るのはやめようと考え、王ヶ頭0.5km地点まで戻り、そこからダテ河原コースで下ることとした。
王ヶ鼻も真っ白
久しぶりのダテ河原の歩きになったが苔むす岩が美しく楽しく下ることができた。
美岳荘の横も久しぶりに通るが、壁にはスズメバチの巣が作られ蜂が行き交う。私の方にも威嚇する蜂がいたので即退散。
使う人がいるのだろうかと思いつつ下山となった。
ダテ河原の林道からは唐松林の中に大きな苔むす岩を発見。
どこから落ちてきたのか、全く他には見られない岩の大きさだけに、転がってきた様子を想像して楽しくなった。
展望はなかったものの変化に富んだコース取りで、知らぬ間に8の字を描く形となった山行が無事終了した。
ふるちゃん