2019年10月01日
人形山へ 宮屋敷跡は幻想的
2019年(令和元年)9月30日(月)
人形山へ 宮屋敷跡は幻想的
「雲の中 悲しき話 人形山」
幻想的な人形山宮屋敷跡の鳥居

岐阜・富山県境に位置するのが三百名山人形山だ。
五箇山温泉からダートを登山口へ。
途中、中根平の人形山登山基地と書かれた山荘などの建ち並ぶ
無人の小屋、廃屋などの異空間に驚いた。
かつては繁栄していたのか。不思議な空間に感じた。

人形山の名は手をつなぐ姉妹の雪形から付けられ、
それにまつわる五箇山に伝わる母を思う姉妹の話がある。
悲しい民話の地、宮屋敷跡は今日も雲がかかり幻想的だった。
今は鳥居しかないが、鳥居を通して人形山も見られた。
登山口から稜線を淡々と登る。
周りは人工林の杉林が広がっている。
第一休憩所はベンチも置かれ岳樺、ブナなどの木々になる。
第二休憩所は紅葉の始まった樹林帯が広がりる。
霞んだ山肌、登山道の周りは緑の中に赤・黄の紅葉が進んでいた。
登る右手にうっすら稜線の右手に人形山が見えてくる。
人形山山頂方面一番右が山頂

三ヶ辻山との分岐までは急登もあり、丈の高い草をかき分け登る。
分岐の表示があり人形山は右手へ進む。
分岐には、山名盤があるので周りの山々を確かめることができる。
うっすらと雲のかかる人形山と三ヶ辻山は確認できた。
登ったことのある大笠山、大門山、白山の峰峰は雲がかかり残念ながら見られなかった。
起伏ある稜線を進み山頂にたどり着いた。
雲は晴れることなく視界のない人形山になった。
山頂の表示のある場所が2カ所あり、晴れていれば絶景が見られるだろうなと想像できる場所だった。
人形山1726m山頂 弐七農園のトキ

登り始めから下山まで誰一人会わない三百名山は珍しい。
その雲もかかり静かな人形山に、
白い小さな無数の蛾、二匹のスズメバチ、一匹の蛇がお出ましになった。
白い小さな蛾は第一休憩所辺りを中心に登山道を歩いていると湧くように舞ってくるのだ。それも不思議なことにストックとストックを打ち鳴らすとその音か振動に反応するのか、草木にいた蛾が一斉に飛び立ってくるのだ。身体に顔にまでまとわりつき不快ではあったが、空中に広がり群舞する姿はきれいだった。
スズメバチは登り始めてすぐに目の前で旋回しているではないか。
静かにやり過ごすと、すぐに2度目の遭遇。何事もなかったが、大きなスズメバチに緊張した。登山口に蜂に注意とあったことがより恐怖を増長させていたように思う。
最後は蛇だ。ようやく山頂を目の前にしたとき、足下をずるずると藪の中に長く黒い蛇が姿を消した。一瞬のことだが蛇が苦手で飛び跳ねるように山頂到着となった。もちろん静かな山で蛇もびっくりしたのだろう。
ふるちゃん
人形山へ 宮屋敷跡は幻想的
「雲の中 悲しき話 人形山」
幻想的な人形山宮屋敷跡の鳥居
岐阜・富山県境に位置するのが三百名山人形山だ。
五箇山温泉からダートを登山口へ。
途中、中根平の人形山登山基地と書かれた山荘などの建ち並ぶ
無人の小屋、廃屋などの異空間に驚いた。
かつては繁栄していたのか。不思議な空間に感じた。
人形山の名は手をつなぐ姉妹の雪形から付けられ、
それにまつわる五箇山に伝わる母を思う姉妹の話がある。
悲しい民話の地、宮屋敷跡は今日も雲がかかり幻想的だった。
今は鳥居しかないが、鳥居を通して人形山も見られた。
登山口から稜線を淡々と登る。
周りは人工林の杉林が広がっている。
第一休憩所はベンチも置かれ岳樺、ブナなどの木々になる。
第二休憩所は紅葉の始まった樹林帯が広がりる。
霞んだ山肌、登山道の周りは緑の中に赤・黄の紅葉が進んでいた。
登る右手にうっすら稜線の右手に人形山が見えてくる。
人形山山頂方面一番右が山頂
三ヶ辻山との分岐までは急登もあり、丈の高い草をかき分け登る。
分岐の表示があり人形山は右手へ進む。
分岐には、山名盤があるので周りの山々を確かめることができる。
うっすらと雲のかかる人形山と三ヶ辻山は確認できた。
登ったことのある大笠山、大門山、白山の峰峰は雲がかかり残念ながら見られなかった。
起伏ある稜線を進み山頂にたどり着いた。
雲は晴れることなく視界のない人形山になった。
山頂の表示のある場所が2カ所あり、晴れていれば絶景が見られるだろうなと想像できる場所だった。
人形山1726m山頂 弐七農園のトキ
登り始めから下山まで誰一人会わない三百名山は珍しい。
その雲もかかり静かな人形山に、
白い小さな無数の蛾、二匹のスズメバチ、一匹の蛇がお出ましになった。
白い小さな蛾は第一休憩所辺りを中心に登山道を歩いていると湧くように舞ってくるのだ。それも不思議なことにストックとストックを打ち鳴らすとその音か振動に反応するのか、草木にいた蛾が一斉に飛び立ってくるのだ。身体に顔にまでまとわりつき不快ではあったが、空中に広がり群舞する姿はきれいだった。
スズメバチは登り始めてすぐに目の前で旋回しているではないか。
静かにやり過ごすと、すぐに2度目の遭遇。何事もなかったが、大きなスズメバチに緊張した。登山口に蜂に注意とあったことがより恐怖を増長させていたように思う。
最後は蛇だ。ようやく山頂を目の前にしたとき、足下をずるずると藪の中に長く黒い蛇が姿を消した。一瞬のことだが蛇が苦手で飛び跳ねるように山頂到着となった。もちろん静かな山で蛇もびっくりしたのだろう。
ふるちゃん