2020年04月07日

鞍馬山へ 聖所の森を散策

2020年(令和2年)3月31日(火)

鞍馬山へ 聖所の森を散策



鞍馬寺本殿


時間は戻って。
四日市の後京都へ向かう。
こんな時だが、孫の卒園、入学の祝い、そして1歳の誕生日もあり出かけた。

京都での諸用が済み
人混み少ないだろう鞍馬山へと向かった。
山門で受付をし鞍馬山へと入山した。
ただ、山頂へは入山禁止になっているとの胸を受付の方から初耳。
それでもかなり歩く鞍馬の山域を期待した。

まず大杉が目の前に立つ由岐神社へ。
神仏混淆、誰もが訪れその幅広い信仰を得ているという。
火祭りが行われるところとしても知られている。



ジグザグの参道を転法輪堂へ
本堂内で経を唱える方がいてその先に阿弥陀如来座像が輝く。
美しい阿弥陀如来座像に、下山時も拝顔お参りをしてきた。

本殿金堂境内の桜は開花したところか。
境内からは目の前にコブシ咲くもっこりとした山が印象的だった。
正に心静かに鞍馬寺の雰囲気を味わうことができた。

ここから苔むす岩肌の美しい奥の院への登りとなる。
鬱蒼とした大木の杉に天狗が姿を現しそうだ。
ただ数年前に京都襲来の台風の影響だろうか倒木も多く見られ復旧作業も行われていた。

鞍馬山への入山は禁止されていたので、
多分最高地点の義経背比べ石、木の根道へ登り着く。
杉並木に木の根がゴツゴツと浮き出た独特な景観だ。
これは固い岩盤の鞍馬山ならではの地形がもたらすものだそうだ。



この先に牛若丸伝説の森、お堂があり歴史を感じられる。
さらに下り進むと最終目的地、奥の院魔王殿へと出る。
貴船神社へとも思ったが引き返すことにした。
すでに倒木となった大杉権現社経由で木の根道へ。

再び浄域と言われる森をひたすら歩く。
ほとんど会う人もなく静かな聖所に身を置くことができた。
「美しく・温かく・力づよく」を鞍馬の山から頂いた。

p.s.東山の山頂へ

青龍殿大舞台 京都市街・比叡山展望


将軍塚青龍殿がお勧め。
建物の素晴らしさ、国宝の青不動明王、展望の効く大舞台・展望台さらに庭の美しさ
人は少なくこれから観光地として人気が出そうだ。
静かで素晴らしいところだった。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 05:53Comments(0)三百名山以外・里山