2023年11月04日
三百名山301座完登 塔ノ岳・蛭ヶ岳・檜洞丸
2023年(令和5年)11月2日(木)3日(金・文化の日)
三百名山301座完登 塔ノ岳・蛭ヶ岳・檜洞丸
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6135051.html
ダイヤモンド富士 蛭ヶ岳より

本格的に三百名山を目指し始めたのはリタイアしてからだ。
9年目、古希を前に達成しようと、昨年度から今回の丹沢での完登を考えていた。
この10月後半、ギリギリになったが天気にも恵まれ東北に残っていた焼石岳・和賀岳・神室山を登り、計画通り丹沢山行を迎えることができた。
完登に相応しく「ダイヤモンド富士」も自分への褒美として添えてみた。
三百名山への歩みとしては、登り始めた前半は山の師匠・同僚でもある方と同伴することが多くあった。
しかし腰を悪くした同僚、同行すること思うようにならず、その後ほぼ一人での三百名山への歩みとなった。
丹沢には山仲間が5名同伴してくれることとなった。
単に丹沢を登るならば一人でも良かったが、「ダイヤモンド富士」は魅力があり、仲間の同伴も叶ったか。
バカ尾根 大倉尾根の木段

大倉から塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳そして檜洞丸へ、下山は西丹沢へ。
バカ尾根とも呼ばれる大倉尾根を登る。
良く整備され広い登山道が続いた。
小屋や茶屋なども見られたが平日ということで休みのところが多かった。
まずは木段の多いこと、登山者が多く道や食草を守るためだが登る者にとっては難敵だ。
登り下りそして尾根道、どの山にも木段、木道がかなり設置されている。
安心して歩けるものの単調な歩きになり、同じ足の動きが多くなりきつい。
その結果、筋肉痛、そして足が痙るということが起きやすい。
尾根からは秦野の街、相模湾、そして江ノ島なども見られた。
さらに塔ノ岳方面、雪被る富士山も霞むが姿を現わしてくれた。
愛鷹山の長い稜線、箱根の神山・大涌谷の噴煙まで遠望できた。
三百名山完登

丹沢の中でも三百名山に挙げられている塔ノ岳に登頂。
夢から目標へとなった三百名山完登の瞬間だ。
家族、山の師匠・同僚そして山仲間に支えられ成し遂げられた。
時間をかけ、正直お金もかかり、運にも恵まれていたと思う。
様々な思いもあるが喜び、満足感、達成感だろうか。
登る際に多くの登山者が我々を抜き去り、山頂はその方々で賑わっていた。
ここでサプライズで頂いた「三百名山完登」の記念をかざし写真撮影。
嬉しいことに、近くにいた方も驚き祝ってくれた。
蛭ヶ岳が見えてくる

このように山での撮影会は丹沢山、蛭ヶ岳でも嬉しさのあまり行った。
ちょっと恥ずかしさもあったが、こんな時はないだろうとはしゃいだ。
蛭ヶ岳ではスタッフの方も知ってか、夕飯時に「三百名山完登」のことを宿泊者に話してくださり皆さんに思いがけない拍手をいただくこととなった。
自己満足の世界だったが、皆さんに祝っていただけ幸せな自分がいた。
サプライズの記念品がなければここまで「三百名山完登」を祝われることもなかっただろうに山仲間には心より感謝しかない。
蛭ヶ岳1673m丹沢最高峰 富士に太陽が近づく

今回のメインは「ダイヤモンド富士」でもある。
感激!感動!の一言。
4時30分頃だろう。
太陽が富士山山頂に近づき沈んでゆく。
ピカッと一瞬山頂より光を放ち、オレンジ色の世界を広げた。
正にダイヤモンドの光なのだろう輝き、まぶしかった。
夕焼けが広がり、オレンジ色の世界に富士山が浮かぶ。
一刻一刻その様子を変化させてゆく。
一時間以上、富士を眺めその姿に魅了され続けた。
いつまで眺めていても飽きないとはこのことか。
富士の夕焼け

翌朝の富士山も美しかった。
朝焼けでピンク色に染まってゆく、
オレンジ色の空を背景に、富士山のすそ野からはピンク色の光が差し始める。
徐々に薄いピンク色がわずかな時間だが山肌を染めて行くのだ。
朝 ピンク色に染まる富士山

そんな富士山にも光が差し、雪被る姿を眺めつつ檜洞丸へと向かった。
上級者向けの登山道ということで慎重に下る。
檜洞丸へも起伏の大きな道のりが長く厳しく待っていた。
ほぼ4時間かけて、今回最後の丹沢ピーク檜洞丸へと登頂できた。
富士山に一歩近づき、輪郭のくっきりとした富士山を青空をバックに眺められた。
檜洞丸1601m付近から富士山

ここからは急下降。
長い下りが延々と続き西丹沢ビジターセンターへと無事下山。
大倉登山口からほぼ23kmの丹沢主稜線を歩き通すことができた。
「三百名山完登」「ダイヤモンド富士」「丹沢主稜線縦走」充実した山行となった。
ふるちゃん
三百名山301座完登 塔ノ岳・蛭ヶ岳・檜洞丸
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ダイヤモンド富士 蛭ヶ岳より
本格的に三百名山を目指し始めたのはリタイアしてからだ。
9年目、古希を前に達成しようと、昨年度から今回の丹沢での完登を考えていた。
この10月後半、ギリギリになったが天気にも恵まれ東北に残っていた焼石岳・和賀岳・神室山を登り、計画通り丹沢山行を迎えることができた。
完登に相応しく「ダイヤモンド富士」も自分への褒美として添えてみた。
三百名山への歩みとしては、登り始めた前半は山の師匠・同僚でもある方と同伴することが多くあった。
しかし腰を悪くした同僚、同行すること思うようにならず、その後ほぼ一人での三百名山への歩みとなった。
丹沢には山仲間が5名同伴してくれることとなった。
単に丹沢を登るならば一人でも良かったが、「ダイヤモンド富士」は魅力があり、仲間の同伴も叶ったか。
バカ尾根 大倉尾根の木段
大倉から塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳そして檜洞丸へ、下山は西丹沢へ。
バカ尾根とも呼ばれる大倉尾根を登る。
良く整備され広い登山道が続いた。
小屋や茶屋なども見られたが平日ということで休みのところが多かった。
まずは木段の多いこと、登山者が多く道や食草を守るためだが登る者にとっては難敵だ。
登り下りそして尾根道、どの山にも木段、木道がかなり設置されている。
安心して歩けるものの単調な歩きになり、同じ足の動きが多くなりきつい。
その結果、筋肉痛、そして足が痙るということが起きやすい。
尾根からは秦野の街、相模湾、そして江ノ島なども見られた。
さらに塔ノ岳方面、雪被る富士山も霞むが姿を現わしてくれた。
愛鷹山の長い稜線、箱根の神山・大涌谷の噴煙まで遠望できた。
三百名山完登
丹沢の中でも三百名山に挙げられている塔ノ岳に登頂。
夢から目標へとなった三百名山完登の瞬間だ。
家族、山の師匠・同僚そして山仲間に支えられ成し遂げられた。
時間をかけ、正直お金もかかり、運にも恵まれていたと思う。
様々な思いもあるが喜び、満足感、達成感だろうか。
登る際に多くの登山者が我々を抜き去り、山頂はその方々で賑わっていた。
ここでサプライズで頂いた「三百名山完登」の記念をかざし写真撮影。
嬉しいことに、近くにいた方も驚き祝ってくれた。
蛭ヶ岳が見えてくる
このように山での撮影会は丹沢山、蛭ヶ岳でも嬉しさのあまり行った。
ちょっと恥ずかしさもあったが、こんな時はないだろうとはしゃいだ。
蛭ヶ岳ではスタッフの方も知ってか、夕飯時に「三百名山完登」のことを宿泊者に話してくださり皆さんに思いがけない拍手をいただくこととなった。
自己満足の世界だったが、皆さんに祝っていただけ幸せな自分がいた。
サプライズの記念品がなければここまで「三百名山完登」を祝われることもなかっただろうに山仲間には心より感謝しかない。
蛭ヶ岳1673m丹沢最高峰 富士に太陽が近づく
今回のメインは「ダイヤモンド富士」でもある。
感激!感動!の一言。
4時30分頃だろう。
太陽が富士山山頂に近づき沈んでゆく。
ピカッと一瞬山頂より光を放ち、オレンジ色の世界を広げた。
正にダイヤモンドの光なのだろう輝き、まぶしかった。
夕焼けが広がり、オレンジ色の世界に富士山が浮かぶ。
一刻一刻その様子を変化させてゆく。
一時間以上、富士を眺めその姿に魅了され続けた。
いつまで眺めていても飽きないとはこのことか。
富士の夕焼け
翌朝の富士山も美しかった。
朝焼けでピンク色に染まってゆく、
オレンジ色の空を背景に、富士山のすそ野からはピンク色の光が差し始める。
徐々に薄いピンク色がわずかな時間だが山肌を染めて行くのだ。
朝 ピンク色に染まる富士山
そんな富士山にも光が差し、雪被る姿を眺めつつ檜洞丸へと向かった。
上級者向けの登山道ということで慎重に下る。
檜洞丸へも起伏の大きな道のりが長く厳しく待っていた。
ほぼ4時間かけて、今回最後の丹沢ピーク檜洞丸へと登頂できた。
富士山に一歩近づき、輪郭のくっきりとした富士山を青空をバックに眺められた。
檜洞丸1601m付近から富士山
ここからは急下降。
長い下りが延々と続き西丹沢ビジターセンターへと無事下山。
大倉登山口からほぼ23kmの丹沢主稜線を歩き通すことができた。
「三百名山完登」「ダイヤモンド富士」「丹沢主稜線縦走」充実した山行となった。
ふるちゃん