2020年04月05日

長峰山・光城山へ 黒い犬、クマと間違え失礼しました

2020年(令和2年)4月4日(土)

長峰山・光城山へ 黒い犬、クマと間違え失礼しました




整備された光城山北側から
長峰山・光城山へ 黒い犬、クマと間違え失礼しました

4月に入りスキーから山へと移行期。
まずは長峰山・光城山でトレーニングをと出かけた。

駐車場に着くと一番乗り。
土曜日、天気も良いので賑わうのではと思ったが早かった。
駐車場の桜はまだ固い蕾状態。

日陰の登りは冷たい風が吹くも、歩き始めるとTシャツに長袖1枚でちょうど良い。
急登に掛るとうっすらと汗も滲む陽気だ。
松枯れで切り倒された木々が多く、
見通しの良くなった登山道からは安曇野そして北アルプスが一望できる。

広々とした長峰山山頂に出る。
雲はかかるものの雪かぶる後立山連峰まで見渡す景色はやはり良い。
バイクで来た方だろう、オブジェの下でラーメンを食していた。

長峰山山頂
長峰山・光城山へ 黒い犬、クマと間違え失礼しました

私もザックの中にラーメンを入れているが、
帰りに長峰山で食べていこうかなどうしようかなどと考え、
その場を通り過ぎ光城山へ向かった。

日射しが徐々に強くなり始め、かぶるのを忘れていた帽子を取り出す。
この帽子が寒さを感じさせなくなった。
快調に烏帽子峰、そして祠のある峰と歩き光城山へ。

その途中林道脇に4~5台の車が止まり、
その中の1台の軽トラックに積まれた頑丈そうなゲージに黒い生き物が入って、その周りで何人かが話し込んできた。
普段ならば通り過ぎるのだが、ゲージの中に黒く鋭い顔の生き物がいるではないか。
これは間違いなくクマを捕まえたのだろうと思い、
「クマですか。」

と声をかけてみた。
「いやいや、犬だに。」と笑顔で応えてくれた。
確かによく見ると、黒いだけで犬に違いない。
ゲージ、人が集まっていた、そして黒い犬。
三要素でクマと思い込んでしまった私がいた。
犬に、そして飼われていた方には失礼なことを言ってしまったものだ。
ちょっとしたことだが、今日の山歩きで印象に残ってしまった。

光城山に着く。
さすがに長峰山とは違い、人出が多い。
桜は固い固い蕾だが毎日登る人やハイキングにちょうど良いのだろう。

下山中も多くの方にすれ違い、光城山の登山口へと下った。
その中で1本の古そうな桜だけが中腹より下った場所で根こそぎ倒れ、
花を満開に咲かせているではないか。

サクラと北アルプスを撮影するにはいいが、
他の桜は全く咲き始めてもいないの違和感さえ感じた。
なぜ1本だけ咲いているのか。
多分、子孫を残す植物界の不思議がおこたのだろうと推測した。
命をかけて最後の種を残す営みが早めの満開となったのではないか。

倒木の桜と有明山
長峰山・光城山へ 黒い犬、クマと間違え失礼しました

光城山の登山口へと着く。
ここで小休止をして元来た道を帰る。
光城山の駐車場は満車状態、登り口まで車が止まっていた。
(ヤマレコ「地図」では登山口が一般道から駐車場に入る辺りになっている。そのため記録が登山口に着かないままに光城山に登っているように標示された。手書きで修正したが、この地図上の登山口のポイントを変更できないものだろうか。質問中)

登り返す。久しぶりの山でかなりの疲労がたまってきていた。
それでもこれからがトレーニングだと少し汗をかいた。
二度目の光城山には先ほど以上の人が山を楽しんでいた。

その横を整備が終わった北側にある小屋付近まで登ってみた。
そこからは北回りで光城山の駐車場へ下れる。
多くの木が切られ見通しが良くなっている。
北アルプスの山並みが一望でき、安曇野、松本平までの素晴らしい眺めだ。

改めて良い山だと思いつつ、烏帽子峰へ。
ここで初めて東側に下る道があるので回り道をしてみた。
少し下ったところに隠れ家的な明るい休憩場所を発見できた。
展望はさほど良くないがのんびり休むには良いところだと感じた。

後は長峰山へ戻り、下山だけになる。
長峰山には朝とは違い多くの方が見られた。
草地では瞑想をしている方などもいて賑わっていた。
私は、ラーメンは止め歩き続けようと下山した。

下山中、子供連れの多いこと多分トータル40名ほどに出会った。
長峰山では珍しいことで、一番乗りした駐車場は満車。
長峰荘下にまで止められた車が見られた。

心地よい疲れ。
スキーとは違う筋肉を使い、筋肉痛。
何度も登る山でも見るもの感じるもの違ってくる。

ふるちゃん



Posted by ふるちゃん at 18:00│Comments(0)
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