2019年09月23日

三方岩岳を目指す ショックな結果に 

2019年(令和元年)9月20日(金)

三方岩岳を目指す ショックな結果に 



三方岩岳展望台
山頂と思い込んだところからの笈ヶ岳・大笠山・大門山・桂湖



午前中 大門山・赤摩木古山を登り
今日2座目の三方岩岳を目指す。

本来は医王山を登る予定だったが時間的に余裕がなくなり
移動、登頂に時間のかからない三方岩岳へ大門山を下山しながら変更することを決めた。

白川郷から白山ホワイトロードを気持ちよく走り
三方岩駐車場へは登頂に余裕ある時間内に到着できた。
早速ロードを渡り登山口から登り始める。

登山道整備がされている中を短時間に登れるのも分かっていたので
ノーポールで快適に高度を稼いだ。
距離的にも山頂まで1.2kmということで、いわば楽勝の山と考えた。

三百名山もこの三方岩岳を登れば254座目となり、
また一歩、先を歩けることに喜びをもち登っていた。
登り始めて30分ほどで目の前には山頂らしき岩肌の頂も見え、
稜線からは白山の山並みが間近に見られた。



三方岩岳の山頂らしきところに出る。
展望も良くここかなと思うが、山頂表示が全くなく案内板もない。
目の前には少し標高の高いこんもりとした山が見える。
もう少し先なのだろうと一端その見晴らしの良いところから、
こんもりした樹林に覆われた山方面へ下った。

100mほど下ったところに表示があり
「2.5km←野谷荘司山 三方岩岳→0.1km」とあるではないか。
疑うことが全くなく、
これを信じ先ほどの展望の良い岩場が山頂なのだと引き返したのだ。


戻ったところで一応ヤマレコマップを確認すると、
現在地辺りに三方岩岳の表示も出るので
ここで間違いないのだろうと確信した。

三方岩岳展望台の様子


山頂名もなく珍しいところだと思うだけで周りの山々の景色を楽しんだ。
午前中に登った大門山・赤摩木古山。
昨日ずぶ濡れになり山頂では晴れのご褒美を頂いた大笠山。
そしていつかは登りたい笈ヶ岳が並んで見渡すことができたのだ。

すっかり三方岩岳に登った気になり下山する。
三百名山、254座目登頂だ。
そのつもりでラグビーワールドカップ、ロシア戦を楽しみに自宅に戻った。
そしてロシア戦の勝利で喜び一時過ごし、
三方岩岳の情報をまとめようとしたとき山頂まで達していないのにようやく気づいたのだ。

ショック!?
まず、急遽医王山から三方岩岳に変更したこと。
地図をしっかりと確認しなかったこと。
展望台から下った表示をすっかり信じてしまったこと。
展望台に表示がなく山頂らしかったこと。

結局は自らのうっかりミスにつきる。
三方岩岳へ、行ったことにはなるだろうが山頂を踏めていないのはどうしても気になる。
三百名山、三方岩岳での254座目はなかったことにし、
景色の素晴らしい山だけに再び訪れたいと考えている。

ふるちゃん   


Posted by ふるちゃん at 21:00Comments(0)三百名山