2015年09月23日

浅草岳

2015(平成27年)9月21日(月)

浅草岳へ  (新潟県)
浅草岳

シルバーウィーク中ということで込み合う北アルプスを離れ、新潟にある300名山を訪れる。
浅草岳と守門岳が近くにあり、1泊すれば2日で登ることができる。
まずは、1日目浅草岳へ

暗い中3:00に穂高を立ち、高速をひたすら走り関越道の堀之内ICより
大白川方面を目指す。およそ300km、4時間少しで目指す、ネズモチ平駐車場へ到着した。

駐車場からしばらくは舗装道路をネズモチ平登山口まで眠い目をこすりながら進む。久しぶりの早起きに身体が思うように動かないのがわかる。

登山口からは本格的山道。
それは驚いた。眠気も、けだるさも飛んでしまった。

ぐちゃぐちゃつるつるの一番苦手な山道が待っていたのだ。あとで地図をゆっくり見ると「ぬかるみ」と書いてあるではないか。スッパツはない。
油断したとはこのことか。まあ、天候も良いし安定しているし、汚れるだけ。それでも白いパンツをはいてきているので、ゆっくり泥はねに注意して歩いた。

さらに丸木が横に並べられ、滑ってくださいよと言わんばかりにたくさん置かれているのだ。横滑り、縦滑りに注意しながらの歩みとなった。
かなりの集中力がついたように思う。

大きなブナの生い茂るところでは、その根がぼこぼこと地上に出て階段状になっている。ここも要注意だった。やはり、思わぬ方向に滑るのだった。あブナい。!なんて洒落は言ってられない山道だった。

そして登りよりも、下りが要注意。何度かスリップをしてはひやっとして下ってきた。登りと下りの時間がほとんど変わらなく、時間をかけて下ることになった。

しかし、ここを過ぎ樹林のトンネル、急登を登り切ると目の前が開け、浅草岳の紅葉が始まった山容が飛び込んできた。
あまりにも大変な登りだったので、感激は最高潮だ。
浅草岳

前岳辺りからは木道も敷かれ、快適な草原、トウヤクリンドウなどが咲くお花畑地帯を通過していくことになる。
紅葉も始まり、赤や黄色の草木が所々で鮮やかさを増している。
浅草岳

山頂手前、目の前に鬼ヶ面山の険しい岩壁と田子倉湖が飛び込んできた。
浅草岳

田子倉湖から湧きだす雲は様々な動きをして面白かった。
そこから少し登ると浅草岳の山頂に出た。
シルバーウィーク中多くの登山者でにぎわっていた。
浅草岳

山頂からは遠くに越後三山、尾瀬の燧ケ岳が確認できた。その他たくさんの峰々が見られるのだが、山名と結びつけることが難しい。
すでに登った山も見えているのだろうに残念なことだ。
そして明日登る守門岳だけは大きく羽を延ばすように堂々と姿を現していた。
浅草岳

今回、安曇野のリンゴを持ってきた。山頂の標識と記念撮影をしてみた。
リンゴは山頂に似合うような気がする。美味しいリンゴを味わい山頂を後にした。
浅草岳

下山後、入広瀬の道の駅で初めてペッパー君に出会った。
私の顔をまじまじ見つめて「いい感じ。」と言う。「こんにちは、握手しよう。」というと、しばらく考えて「手を洗いましたか。」ときた。
「何をしているのですか。」とたずね。「仕事中だよ。」というと。
「ぼくも忙しいんです。」忙しそうではないのに気ままなことを言っていた。
なんとなく会話ができるロボットに驚いてしまった。

ふるちゃん


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Posted by ふるちゃん at 11:41│Comments(0)三百名山
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