2015年11月10日
常念岳へ 絶景!北アルプスは冬景色!
2015(平成27年)11月4日(水)
常念岳へ(20回目の常念方面)
絶景!冬景色の北アルプスを堪能する。
槍の薄化粧

安曇野からは常念にうっすらと雪がついている。
後立山 白馬方面はすでに真っ白の雪景色。
既に冬の山と化している。
そこからするとまだ常念はぎりぎり私の力でも登れそう。
そして4日は快晴。気温も暖かいとの予報が出ている。
前日は長野市方面の里山3山を登り疲れもあったが、
今シーズン常念へ登れるのは最後だと思い、
出発を前夜に決める。
雪と凍った山道を心配して登り始める。
ところが一番心配していた笠原沢からの道にはほとんど水もなく、
凍ったところもなく、
普段の沢道より楽に登ることができた。
胸突八丁の日陰の登り口は思っていた通り凍り付いていた。
しかし登り口だけで全く問題はなく、

新たに作られた木の階段を気持ちよく登ることができた。
ラストウォターから先も乗越近くに雪面が見られたが全く問題なく
いつものように登高ができた。
しかし、私にとって初めての恐ろしい体験をすることになった。
ラストウォターから少し登った崩壊部分で、落石を受けたのだ。
崩落部分を通過中、
ガサガサと音がしたかと思ったら小石がいくつか飛んできたのだ。
そのうちの一つが右肩に直撃。
突き刺さるような痛みが走った。
それだけだったので、急いで通過し胸をなでおろした。
石の当たる痛みは強く体が覚えてしまっている。
小石で、そして肩で。本当によかったと思う。
気を付けたい。
さて、乗越に出た途端

最高の風景が待っていた。
いつものことだが乗越に出ると、
小屋の赤い屋根越しに槍ヶ岳が見えるのは、
一瞬にして登ってきた疲れを癒してくれる。
山頂への登りは雪が積もり、

吹き溜まりもあったが、
比較的登りやすく高度を稼ぐことができた。
そして山頂での展望も楽しみでいつもだと重くなる足も快適だった。
正に絶景!!
常念岳山頂

何度も快晴の日に登り景色を楽しんでいるが
今回ほど雲一つなく、
すべてのものがすっきりと見えるのは珍しかった。
富士山、それを囲むように八ヶ岳と南アルプス。

御嶽、乗鞍もその美しい姿を見せていた。

もちろん山頂からしか見えない穂高連峰の全容。

穂高連峰から槍にかけての稜線は、
既に冬の景色。
険しい岩肌には雪もつかないのだろう、
雪の白と岩の黒がコントラストよく厳しいアルプスの表情を見せていた。
裏銀座・表銀座の山並みもすでに冬支度。

遠くには頸城山系、その手前には戸隠の山並みも確認できた。
そして今回、荒船山もしっかり見ることができた。
さらに中央アルプス、そして以外にも恵那山が大きく見えた。
驚きの絶景が時間を忘れさせるように降り注いでくるようだった。
さらに諏訪湖、木崎湖などの湖も山並みの間から顔を出していた。
穏やかな日差しの元、常念小屋の前で休んでいると
小屋締めのヘリコプターが飛び、槍の先の月を撮ることができた。

すでに北アルプスは冬模様。
安曇野の街並みには光が差し暖かな穏やかさが。
常念の山頂から冬への歩みを感じ絶景を楽しむことができた。
なんと幸せなひと時か。
P.S. NHK長野 撮るしん 今年の100枚の写真に選ばれました。
蝶ヶ岳で撮った29番「そろそろ花の山に来ませんか」
さらにカレンダーに載るために良ければ投票してください。
他にも素晴らしい写真がありますからご覧ください。
ふるちゃん
常念岳へ(20回目の常念方面)
絶景!冬景色の北アルプスを堪能する。
槍の薄化粧
安曇野からは常念にうっすらと雪がついている。
後立山 白馬方面はすでに真っ白の雪景色。
既に冬の山と化している。
そこからするとまだ常念はぎりぎり私の力でも登れそう。
そして4日は快晴。気温も暖かいとの予報が出ている。
前日は長野市方面の里山3山を登り疲れもあったが、
今シーズン常念へ登れるのは最後だと思い、
出発を前夜に決める。
雪と凍った山道を心配して登り始める。
ところが一番心配していた笠原沢からの道にはほとんど水もなく、
凍ったところもなく、
普段の沢道より楽に登ることができた。
胸突八丁の日陰の登り口は思っていた通り凍り付いていた。
しかし登り口だけで全く問題はなく、
新たに作られた木の階段を気持ちよく登ることができた。
ラストウォターから先も乗越近くに雪面が見られたが全く問題なく
いつものように登高ができた。
しかし、私にとって初めての恐ろしい体験をすることになった。
ラストウォターから少し登った崩壊部分で、落石を受けたのだ。
崩落部分を通過中、
ガサガサと音がしたかと思ったら小石がいくつか飛んできたのだ。
そのうちの一つが右肩に直撃。
突き刺さるような痛みが走った。
それだけだったので、急いで通過し胸をなでおろした。
石の当たる痛みは強く体が覚えてしまっている。
小石で、そして肩で。本当によかったと思う。
気を付けたい。
さて、乗越に出た途端
最高の風景が待っていた。
いつものことだが乗越に出ると、
小屋の赤い屋根越しに槍ヶ岳が見えるのは、
一瞬にして登ってきた疲れを癒してくれる。
山頂への登りは雪が積もり、
吹き溜まりもあったが、
比較的登りやすく高度を稼ぐことができた。
そして山頂での展望も楽しみでいつもだと重くなる足も快適だった。
正に絶景!!
常念岳山頂
何度も快晴の日に登り景色を楽しんでいるが
今回ほど雲一つなく、
すべてのものがすっきりと見えるのは珍しかった。
富士山、それを囲むように八ヶ岳と南アルプス。
御嶽、乗鞍もその美しい姿を見せていた。
もちろん山頂からしか見えない穂高連峰の全容。
穂高連峰から槍にかけての稜線は、
既に冬の景色。
険しい岩肌には雪もつかないのだろう、
雪の白と岩の黒がコントラストよく厳しいアルプスの表情を見せていた。
裏銀座・表銀座の山並みもすでに冬支度。
遠くには頸城山系、その手前には戸隠の山並みも確認できた。
そして今回、荒船山もしっかり見ることができた。
さらに中央アルプス、そして以外にも恵那山が大きく見えた。
驚きの絶景が時間を忘れさせるように降り注いでくるようだった。
さらに諏訪湖、木崎湖などの湖も山並みの間から顔を出していた。
穏やかな日差しの元、常念小屋の前で休んでいると
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なんと幸せなひと時か。
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さらにカレンダーに載るために良ければ投票してください。
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ふるちゃん
美ヶ原 パーフェクトの大展望!
美ヶ原 石切から王ヶ鼻・茶臼山・扉峠へ
霧ヶ峰 八島より車山など 草紅葉・絶景!
妙高山 燕温泉より往復 称明滝の露天風呂!
爺ヶ岳 360度大展望!
美ヶ原 槍・穂高がくっきりと!
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Posted by ふるちゃん at 18:38│Comments(0)
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