2017年08月12日

身延山へ 表参道・急階段から裏参道周回

2017年(平成29年)8月9日(水)

身延山へ 表参道・急階段から裏参道周回

参道に 「南無妙法蓮華経」 身延山




(身延山山頂)
身延山へ 表参道・急階段から裏参道周回

本来ならば佐渡の金北山へと
予定していたが台風5号の影響で
身延山へと方向転換した。

七面山に登り、身延山が気にはなっていた。
日蓮宗の総本山久遠寺の山というのも興味があった。
そして山梨百名山の一つということで楽しみだった。

山頂へのロープウェイもあり
参拝者および観光客も多い山域には違いない。

久遠寺三門の威厳にまず身を引き締め登り始める。
身延山へ 表参道・急階段から裏参道周回


石畳、両脇には杉の大木が茂る参道を進む。
身延山へ 表参道・急階段から裏参道周回


目の前に287段の菩提梯(ぼだいてい)
石段で一気に104m高度を上げる。


身延山へ 表参道・急階段から裏参道周回

一段が30cm程の高さがあり
一段一段を踏みしめ久遠寺の本堂・五重塔などのある境内へ
登っている際には登ることに集中するしかなかった。
他のことは一切忘れ、登り切った胸中は涅槃ということか。

身延山へ 表参道・急階段から裏参道周回

本堂に向かって左手からロープウェイ乗り場もあるが、
表参道への登り口がある。
舗装され静かになった道を登る。

大きな釈迦の像が安置されたお堂を過ぎ
しばらく行くと「南無妙法蓮華経」
と大勢で唱える声が響いてきた。


白装束を着た多くの信者の方々が下ってくるではないか。
すれ違うに、少し行けば列も終わるだろうと思いきや、
その列の長いこと「南無妙法蓮華経」が参道に響き渡る。

大光坊という二十五丁目(ほぼ中間地点)には
広い休憩地があった。
日差しが強くなり、気温もどんどん上がっていることが分かった。
しっかり水補給、休み、残りの本格的登山道を登り切った。

五十丁目が山頂になる。
富士山、富士川の流れを展望できる。
ところが残念、富士山は雲に隠れてしまっていた。


身延山へ 表参道・急階段から裏参道周回

山頂にある思親閣に登頂のお礼をしてから
本来の最高地点はお堂の背後にあるが、
標識のある山頂・展望所へ。

山頂からは、山肌が崩れた七面山が確認できた。
しかし、期待していた布引山から先の稜線には雲がかかり
先日登ってきた笊ヶ岳の山頂は
雲の中に入ってしまい見ることができなかった。

(七面山・雲の中の笊ヶ岳)

身延山へ 表参道・急階段から裏参道周回

南アルプスの三千m峰、八ヶ岳も
雲がかかりその姿を見せてくれなかった。

下山は裏参道を七面山への林道を下った。
感井坊では七面山方面への登山道と別れ、
ひたすら車も通る林道を下った。

途中、千本杉と呼ばれる巨木が立ち並ぶ林は見応えがあった。
また滝もいくつか見られ、
下山道に変化ある景色を見ることができた。


身延山へ 表参道・急階段から裏参道周回

しかし淡々と下る登山道は長く感じ、
思っていた以上に足に負担があった。
駐車場に着いた時には疲労困憊。
やはり気温が30℃以上の山歩きは疲れが倍増する。

日蓮の世界、厳かな景観、歴史の道
しっかり歩いて体感することができた。

ふるちゃん


同じカテゴリー(三百名山以外・里山)の記事画像
光城山 麓満開 山頂固い蕾
長峰山 光城山 安曇野・北アルプスの絶景
長峰山 光城山 快晴 北アルプスの絶景!
長峰山 烏帽子峰 「ゼフィルスの森」
長峰山 光城山 槍の頭も!
光城山 長峰山 安曇野展望
同じカテゴリー(三百名山以外・里山)の記事
 光城山 麓満開 山頂固い蕾 (2025-04-14 18:00)
 長峰山 光城山 安曇野・北アルプスの絶景 (2025-03-16 06:00)
 長峰山 光城山 快晴 北アルプスの絶景! (2025-03-02 13:00)
 長峰山 烏帽子峰 「ゼフィルスの森」 (2025-02-19 08:46)
 長峰山 光城山 槍の頭も! (2025-02-15 11:46)
 光城山 長峰山 安曇野展望 (2025-02-07 09:31)

Posted by ふるちゃん at 21:30│Comments(0)三百名山以外・里山
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。