2017年10月18日

雨飾山へ 紅葉真っ盛り 荒菅沢付近

2017年(平成29年)10月17日(火)

雨飾山へ 紅葉真っ盛り 荒菅沢付近

「山錦 リンゴも飾る 雨飾」




(紅葉の雨飾山)
雨飾山へ 紅葉真っ盛り 荒菅沢付近

(荒菅沢より)
雨飾山へ 紅葉真っ盛り 荒菅沢付近

紅葉が真っ盛りの雨飾山だった。
ことにブナ平から荒菅沢付近は
赤・黄色そこに緑も加わり見事な錦絵
を見ることができた。

雨飾山へ 紅葉真っ盛り 荒菅沢付近

バックカントリーも入れて8度目の雨飾山になる。
最初の雨飾山は今から30年以上前
当時小谷在住の友人に誘われ、仲間4人で登った。

友人宅に泊めていただき
翌朝大網の登山口まで案内していただき登り始めた。
今でも大網口からの登山者は少ないが
ほぼ初めてといっていい本格的な山登りだった。

まず記憶にあるのは最後の岩場の急登だ。
雲がかかり周りが全く見えないきつい登りだった。
しかしその岩場の周りには多くの高山植物が咲き競い
その花のすばらしさにきつい登りだったが、
山の中にこれほどきれいな花が咲くのだという感動を覚えている

雨飾山へ 紅葉真っ盛り 荒菅沢付近

静かで花に飾られた雨飾山の印象が強い
ところが今は多くの人が訪れる人気の山となり、
いつ登っても山頂は多くの人でにぎわっている。
あまりにもにぎわう山になり昔を思い出してみた。

ここのところ秋雨前線のために雨、不安定な天候が続き
久しぶりの晴れの予報が出ていた。
中でも長野県の北部ほど天気の回復が早いということで
雨飾山を目指した。

小谷温泉辺りから、まわりの山々は紅葉で
今日は山登りの当たり日と思い駐車場へ。
すでに登山口の駐車場は満車状態に驚いてしまった。

登山口から河原沿いの平坦な道を歩き始める。
さすがに朝方まで雨が降っていたようでぬかるみが目立った。
木の根も、石も滑りこれはいつものような気持ちよい歩きはできないと思った。
その通りで登りも下りもぬかるんだ登山道に難儀することになった。

それでも上を見上げると錦の紅葉だ。
紅葉のトンネル。
ブナの黄色にナナカマドなどの赤の紅葉、そこに緑が混ざり
光が差すと鮮やかな色の自然が包んでくれるようだった。


雨飾山へ 紅葉真っ盛り 荒菅沢付近

今日はブナ平辺りと荒菅沢から見上げた山肌の紅葉がすばらしかった。
何回か訪れているが雨飾山の紅葉は初めてだ。
雨上がりの山登り、紅葉前線大当たりと言っていいか。


雨飾山へ 紅葉真っ盛り 荒菅沢付近

山頂は今日も多くの人でにぎわっていた。

雨飾山へ 紅葉真っ盛り 荒菅沢付近

展望はというと金山、天狗原が見えその先の焼山などは雲の中だった。
南側を見ると雲の上に一瞬だが剣岳らしき山頂が浮いて見えた。
また雲間から糸魚川の街並み、その先の青い海原を見渡すことができた。


雨飾山へ 紅葉真っ盛り 荒菅沢付近
雨飾山へ 紅葉真っ盛り 荒菅沢付近



長野県には海がない。
しかし今は閉校になったが北小谷小学校戸土分校からは海が見えた。
長野県で唯一海の見える小学校だったという。
友人が通っていたということでこの話を聞き信じられなかったが、
雨飾山に登り、海のない長野県からも海を見られるのだ。

雨飾山に登るといつも思い出すことを書いてしまったが
今回の山でも海が見え、大網からの険しい山道を見下ろした。
紅葉を存分に味わうことのできた雨飾山になった。



鎌池の様子

雨飾山へ 紅葉真っ盛り 荒菅沢付近

ふるちゃん


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Posted by ふるちゃん at 21:07│Comments(0)三百名山
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