2022年05月21日
立山 雷鳥沢・剱沢・御山谷を滑走!一日目
2022年(令和4年)5月18日(水)19日(木)
立山 雷鳥沢・剱沢・御山谷を滑走!
一日目 雷鳥沢・剱沢滑走
剱岳を背景に剱沢へ

予定していた先週の立山滑走、天候が悪く急遽変更した。
夏秋には立山方面へは何度か来ているが、4月・5月の雪積もる立山は初めてだ。
一度は立山を滑りたいとの思いがあり、愛知の山仲間が計画してくれた。
晴れの日を最優先したため、今日に決定。
扇沢始発7:30分バスに乗り、青空広がるまぶしい雪の室堂へ。
周りには立山の雪山、どこでもゲレンデになりそうな斜面が広がる。
観光客で賑わうターミナル前からスキーを付け少し滑る。
前日から入山している二人とミクリガ池温泉で合流した。
ミクリガ池温泉へ

飛騨福地山以来久しぶりに会い、早速雷鳥沢へ向かう。
ミクリガ池温泉付近の雪は、地獄谷からの硫黄の影響で薄い黄色に染まっている。灰色の雪面も見られた。
そんな雪面を雷鳥沢のテント場まで滑り降りる。
雷鳥沢テン場へ滑り降りる・正面が雷鳥沢

ここからが雷鳥沢、剱御前小屋への登りになる。
シールを付けるかつぼ足かで登るか迷うがつぼ足で登ることに。
目の前にもスキーで登る人、つぼ足で登っている人と様々だ。
雪の登りを知る仲間からは、2時間の苦行の道のりと言われた。
正に登り始めるとかなりの急斜面が続く。
一歩一歩踏みしめ高度を上げると室堂を中心に雄山・大汝山それに奥大日岳など素晴らしい光景が見られる。
それにしても休む場所もないほど急斜面がこれでもかと続く。
正に苦行か!周りの景色、滑走のことを考え一歩を踏み出す。
スキー登高している方をいつの間にか追い越していた。
真砂岳・大汝山・雄山の絶景

登り続け、景色も変わってきた。
真砂岳、大汝山・雄山の山稜と浄土山の間、一ノ越の先に槍ヶ岳。
浄土山の肩には薬師岳・黒部五郎岳が眺められるようになった。
奥大日岳・大日岳そして弥陀ヶ原の先に鎌崎山、富山方面もうっすらと望める。
剱御前小屋手前の登りが一番緊張した。
ナイフリッジとまでは言わないが、両脇が雪に覆われ切れ落ちている。
今回良く踏まれ歩きやすい雪道だったが一歩間違えばまっしぐらの崖だ。
時にはアイスバーンもあると言うから恐ろしい。
両側が切れているので緊張した登り

2時間以上かかり剱御前小屋に着く。
まずは剱岳に目を奪われる。
三角錐の点を突き刺す山容が青空にくっきりと浮かび上がる。
後立山の五竜岳から唐松・白馬の山並みが続く。
一休みし剱御前2792m最高地点へさらに登る。
ここから剱沢へ滑り込む。
急斜面!緊張!
大きなターンでスピードを抑え落ちるように緩斜面まで滑りきる。
あっという間の時間だが剱沢のメイン斜面を楽しんだ。
剱沢へGO!

剱御前小屋へ登り返し、次は雷鳥沢への滑走。
室堂が眼下に、かなりの高度感がある。
沢と尾根コースがあり、安全を期して尾根コースへと舵を切った。
雷鳥沢を滑る

ザラメの滑りやすい斜面で、ブレーキがかからない滑りだ。
何度か途中で止まりながら雷鳥沢の滑りを楽しむ。
滑り始め奥大日岳を眼下に見ていたが一気に見上げる位置へ。
苦行の長時間に比べ、あっという間の滑走だが最高の気分。
大日岳へ沈む太陽

再びミクリガ池温泉まで1時間ほど登り返し終了。
反省会はミクリガ池温泉のベランダで一時を過ごした。
日没が始まり、雄山・浄土山方面には夕日が差す。
そしてオレンジ色の太陽が大日岳の山頂にゆっくりと沈んでいった。
素晴らし立山での一日が暮れた。
ふるちゃん
立山 雷鳥沢・剱沢・御山谷を滑走!
一日目 雷鳥沢・剱沢滑走
剱岳を背景に剱沢へ
予定していた先週の立山滑走、天候が悪く急遽変更した。
夏秋には立山方面へは何度か来ているが、4月・5月の雪積もる立山は初めてだ。
一度は立山を滑りたいとの思いがあり、愛知の山仲間が計画してくれた。
晴れの日を最優先したため、今日に決定。
扇沢始発7:30分バスに乗り、青空広がるまぶしい雪の室堂へ。
周りには立山の雪山、どこでもゲレンデになりそうな斜面が広がる。
観光客で賑わうターミナル前からスキーを付け少し滑る。
前日から入山している二人とミクリガ池温泉で合流した。
ミクリガ池温泉へ
飛騨福地山以来久しぶりに会い、早速雷鳥沢へ向かう。
ミクリガ池温泉付近の雪は、地獄谷からの硫黄の影響で薄い黄色に染まっている。灰色の雪面も見られた。
そんな雪面を雷鳥沢のテント場まで滑り降りる。
雷鳥沢テン場へ滑り降りる・正面が雷鳥沢
ここからが雷鳥沢、剱御前小屋への登りになる。
シールを付けるかつぼ足かで登るか迷うがつぼ足で登ることに。
目の前にもスキーで登る人、つぼ足で登っている人と様々だ。
雪の登りを知る仲間からは、2時間の苦行の道のりと言われた。
正に登り始めるとかなりの急斜面が続く。
一歩一歩踏みしめ高度を上げると室堂を中心に雄山・大汝山それに奥大日岳など素晴らしい光景が見られる。
それにしても休む場所もないほど急斜面がこれでもかと続く。
正に苦行か!周りの景色、滑走のことを考え一歩を踏み出す。
スキー登高している方をいつの間にか追い越していた。
真砂岳・大汝山・雄山の絶景
登り続け、景色も変わってきた。
真砂岳、大汝山・雄山の山稜と浄土山の間、一ノ越の先に槍ヶ岳。
浄土山の肩には薬師岳・黒部五郎岳が眺められるようになった。
奥大日岳・大日岳そして弥陀ヶ原の先に鎌崎山、富山方面もうっすらと望める。
剱御前小屋手前の登りが一番緊張した。
ナイフリッジとまでは言わないが、両脇が雪に覆われ切れ落ちている。
今回良く踏まれ歩きやすい雪道だったが一歩間違えばまっしぐらの崖だ。
時にはアイスバーンもあると言うから恐ろしい。
両側が切れているので緊張した登り
2時間以上かかり剱御前小屋に着く。
まずは剱岳に目を奪われる。
三角錐の点を突き刺す山容が青空にくっきりと浮かび上がる。
後立山の五竜岳から唐松・白馬の山並みが続く。
一休みし剱御前2792m最高地点へさらに登る。
ここから剱沢へ滑り込む。
急斜面!緊張!
大きなターンでスピードを抑え落ちるように緩斜面まで滑りきる。
あっという間の時間だが剱沢のメイン斜面を楽しんだ。
剱沢へGO!
剱御前小屋へ登り返し、次は雷鳥沢への滑走。
室堂が眼下に、かなりの高度感がある。
沢と尾根コースがあり、安全を期して尾根コースへと舵を切った。
雷鳥沢を滑る
ザラメの滑りやすい斜面で、ブレーキがかからない滑りだ。
何度か途中で止まりながら雷鳥沢の滑りを楽しむ。
滑り始め奥大日岳を眼下に見ていたが一気に見上げる位置へ。
苦行の長時間に比べ、あっという間の滑走だが最高の気分。
大日岳へ沈む太陽
再びミクリガ池温泉まで1時間ほど登り返し終了。
反省会はミクリガ池温泉のベランダで一時を過ごした。
日没が始まり、雄山・浄土山方面には夕日が差す。
そしてオレンジ色の太陽が大日岳の山頂にゆっくりと沈んでいった。
素晴らし立山での一日が暮れた。
ふるちゃん
天狗原・栂池 ゲ走走&シーズン初BC 絶景!
乗鞍岳 北アルプス背景に大斜面滑走
白馬乗鞍岳 私だけのシュプール
天狗原 雲のカーテン上がる
栂池自然園 2099mから滑走
三本筋・2460m地点 小蓮華稜線下より滑走
乗鞍岳 北アルプス背景に大斜面滑走
白馬乗鞍岳 私だけのシュプール
天狗原 雲のカーテン上がる
栂池自然園 2099mから滑走
三本筋・2460m地点 小蓮華稜線下より滑走
Posted by ふるちゃん at 06:07│Comments(0)
│山スキー