2022年07月08日

爺ヶ岳 ヘリ荷揚げ&立山・剱岳の絶景

2022年(令和4年)7月7日(木)

爺ヶ岳 ヘリ荷揚げ&立山・剱岳の絶景




種池山荘 立山バックにヘリの荷揚げ
爺ヶ岳 ヘリ荷揚げ&立山・剱岳の絶景

駐車場の余裕にまず驚く。
登山者は少なく10名ほどの方とすれ違っただけ。
少ない理由はなんとなく分かった。
まだ花が少ないのと危険な沢の雪面が残るからか。

花見ハイキングには、2週間後ぐらいが花の最盛期か
それでもサンカヨウ、エンレイソウが登山道脇によく見られた。
稜線上のお花畑にはイワカガミ、チングルマの赤紫と白のグラデーションが広がっていた。
その他、シャクナゲ、ベニバナイチゴ、ニッコウキスゲ等も。
十分花も楽しむことができた。

イワカガミ・チングルマのお花畑
爺ヶ岳 ヘリ荷揚げ&立山・剱岳の絶景

2カ所ある残雪の沢を通過するのに緊張
沢の雪が徐々に流れ下っているのか。
登山道と沢の道に段差ができ、渡り移動するのに慎重になった。
小屋から爺ヶ岳に向かう最初も雪面を滑り落ちないように通過した。
ということでまだハイカーも少ないので雪道は慎重さが必要。

種池山荘に着くと一気に雲が出てきて長野県側を覆ってしまった。
小屋の方が数分の差でしたとのこと。
良くあることで違う風景を眺められることもあるので、残念だが自然に任せるしかない。

ということで、長野県側はほとんど雲に隠れ見られなかった
山頂から見る長野県側の雲は厚く、一時針ノ木岳の先が見られたのみ。
登る際、谷の雲は無く蓮華岳・針ノ木岳・スバリ岳そして爺ヶ岳への稜線は眺められてはいた。

蓮華岳・針ノ木岳 扇沢駅
爺ヶ岳 ヘリ荷揚げ&立山・剱岳の絶景

種池山荘では、ヘリによる荷揚げ、荷下ろしがされていた。
山荘へ黄色いヘリが扇沢方面から5回ほど往復。
ブルンブルンと音を立て上って来るヘリを眺める。
オレンジ色の屋根の前で見事なホバリング!
あっという間につる下げていた荷を下ろし、降ろす荷を持ち飛び去っていく。
背景の立山・剱岳と共に小屋の仕事の一端を見せてもらった。
(余談)今年になり小屋に入ったという、小さい頃を知っている正太郎君の頑張る姿があった。

山頂は静か!
心地よい気候、風もなく穏やかな山頂を独り占め。
中峰・南峰の山頂にいる間、誰も登ってくることはなかった。

中峰からの剱岳・ミヤマダイコンソウ
爺ヶ岳 ヘリ荷揚げ&立山・剱岳の絶景

立山・剱岳の絶景!
残雪は少なくなり、岩肌がムキムキの逞しさを見せつけてくる。
稜線の牙をむくような荒々しさもいい。
見ていて飽きない姿が立山・剱岳の山容にはある。
今日も素晴らしい風景に感動だ。

これ全て山頂にいる自己満足の世界から生まれているのかもしれないが。
他の山からの景色も同じように感じるから。
比較できない、山それぞれに様々な訴えてくるものを感じてしまう。
この感動。歳を重ね本当に幸せと思うのだ。
歩き、登り、山から感動を得て、幸せな気分になる。自己満足だね。

最後のプレゼント 雲間の鹿島槍ヶ岳
爺ヶ岳 ヘリ荷揚げ&立山・剱岳の絶景

爺ヶ岳南峰からの下りで北の雲が動き始め、ようやく鹿島槍が姿を見せてくれた。
今日は諦めていただけに、最後に大きなプレゼント。感動だ!
流れる雲間からの鹿島槍ヶ岳は絶品だった。幸せ。

ふるちゃん


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Posted by ふるちゃん at 12:00│Comments(0)三百名山
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