2022年10月07日

二岐山 御鍋神社より女岳往復 286/301座

2022年(令和4年)10月4日(火)

二岐山 御鍋神社より女岳往復 286/301座




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二岐山・男岳1544m山頂 那須岳方面
二岐山 御鍋神社より女岳往復 286/301座

昨日の男鹿岳の緊張から解き放されのんびりと二岐温泉を出る。
御鍋神社手前の駐車場で出発準備を始める。
同じく出発しようとしている3人組がいた。
そこに戻ってきた方が熊の親子を見かけたから注意するようにと知らせてくれた。

急に緊張感が走り、出発準備、歩き出すまでに時間がかかってしまった。
3人の方は笛の確認などしながら先行してくれた。
私は普段ザックに入りっぱなしの雷管をポケットに用意し出発。
のんびりムードが一転してしまった。

御鍋神社
二岐山 御鍋神社より女岳往復 286/301座

まずは御鍋神社へお参りに行く。
大きな鍋が社殿の前に吊り下げられ、独特な雰囲気が漂う。
戦に敗れた平の将門を祀ってあるとのことで、再起を図る野戦鍋がご神体とのことだ。 
森の巨人100選に選ばれたサワラが聳え立ち神秘の神社。
私は、熊に出会わないこと、安全登山を願い出発した。

思っていた以上に最初からの急坂に、笛を吹き、声を出し登る。
3人の吹く笛も時々耳にし、これだけ賑やかならばと腹をくくり行く。
八丁坂、あすなろ坂、男坂と標示のある登山道だ。
なかでも「あすなろ坂」は針葉樹の「あすなろ」の小木が密集して緑の絨毯のごとく見られる場所だった。

あすなろが群生する急坂
二岐山 御鍋神社より女岳往復 286/301座

急坂が続く中、ブナの大木が見られるようになると平坦な歩きやすい道を進む。
急登から一息つくことができ、ブナ坂でなくブナ平でもあった。
まだ緑のブナの樹林帯を気持ちよく歩く。

最後はまた急登。
さらに雑木が道を狭くして歩きにくい。
この頃にはすっかり熊のことも忘れ歩くことに集中していた。

木々に覆われた細い道から一気に360度の展望広がる山頂に飛び出す。
南側には男鹿岳、那須岳の山並みが見えているのだろうか。
北側には猪苗代湖が確認できた、その先に磐梯山、吾妻連峰、そして安達太良山だろう姿を見ることができた。

男岳から女岳
二岐山 御鍋神社より女岳往復 286/301座

ここは二岐山の男岳だ。
ここまでで下山しようと思っていたところ、山頂で一緒になった3人の方たちが女岳まで行かないと片手落ちかなと出発した。
ダイダラボッチ伝説では、男岳と女岳に分かれたのはダイダラボッチの股間が一つの山に当たり二つに分かれたとのこと。
二ッで一つと考えると、女岳へも行かねばならないかと3人について行くこととした。

女岳は男岳から見ると標高も低く見映えのする山ではない。
一端下り鞍部の笹平からほんの少し登るだけで山頂へと着いた。
展望は全くないが、片手落ちにならずに二岐山を登った満足感が湧いた。

女岳山頂 展望はない
二岐山 御鍋神社より女岳往復 286/301座

3人には感謝し、再び男岳に戻り下山をした。
御鍋神社のご加護か、すっかり熊のことは忘れ楽しい歩きができた。

3日間の栃木・福島の山旅はこれをもって大成功。
高原山、男鹿岳、そして二岐山と三座登らせてもらった。

ふるちゃん


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Posted by ふるちゃん at 20:00│Comments(0)三百名山
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