2015年11月27日

「エベレスト」 3D because it's there. 

2015(平成27年)11月26日(木)

「エベレスト」3D 

山の映画ということで
久しぶりに見に行ってきました。

because it's there
マロリーの「そこに山があるからだ」
と言わしめたエベレストへの挑戦。

1996年に起きた遭難事故を基にした話だ。

「エベレスト」 3D because its there. 


なぜ事故が起きたか

・8000mを超える山だから。
・お金とある程度の経験があれば誰もが登れるようになった山だから。
・エベレストに登るだけに集まったパーティだから。
 技術、体力、気力、考え方、言葉の壁など生じてくる。
・気象条件の悪化。

2時間ちょっとの映画なので詳細は分からないが
様々な葛藤が渦巻くなかで起きた遭難事故だろう。

その遭難事故までの有様を恐ろしく表現している。
見ていて怖くなったのは事実。

そしてこの映画の見どころは
3Dで迫力のある映像だ。

エベレスト周辺の美しい風景
エベレストが牙をむく瞬間
それだけでも見る価値はあるが。

私の山に対する考えで
映画の「エベレスト」から受けたもの。

山に登ることを
・仕事 美しい風景などから幸せという報酬を得る。
・学習 山及びその周辺は、学びの場となり得る。
・鍛錬 正に体力・健康づくりになる。
・修業 歩ける。登っている。ただ集中できる無の境地を体感できる。
と考えている。


エベレストから考えられること

・仕事としては
 最高の報酬が得られる。
 ボーナスのようなものだ。
 でもいくらもらってもやれない仕事。

・学習としては
 未知の世界。
 とてつもなく近寄りがたい。
 あまりにも高度すぎる。

・鍛錬としては
 過酷 能力を超えている。
 血、肉が凍るまで身を削る。
 100パーセント以上の力を出しても及ばない。

・修業としては
 「生きていること自体に満足を得る無の境地」
 と修業を考えると
 死と向き合うエベレストは修業が成立しない。

映画の中で
「なぜエベレストに登るんだ。」
と問われ
「7大陸最高峰を目指しているから」
「山に登っているときだけが生きる喜びを感じるから」
「because it's there.」

私も
キリマンジャロ
エルブルース
モンブラン
は登っていますが、
この映画はエベレストには近づくなとの
警鐘をもらったような気がする。
私の妻も、もう1回でも2回でも見てきてと言っている。

実話を基にしているので
単なる娯楽映画ではない。
「エベレスト」 3D because its there. 

刺激的な映画でした。
山好きな人は一見の価値があるので
ぜひご覧ください。

ふるちゃん






 










同じカテゴリー(こんなことが!)の記事画像
登り尾 旧天城山隧道北園地より&石廊崎 460座目/日本の山1000
銭壺山 絶景 下瀬美術館 449座目/日本の山1000
田立の滝 天河の滝・不動岩へ
爺ヶ岳ソリ 孫2人
病・蕎麦会 2月の例会
京都 パート2  「光る君へ」縁の宇治・上賀茂
同じカテゴリー(こんなことが!)の記事
 登り尾 旧天城山隧道北園地より&石廊崎 460座目/日本の山1000 (2025-03-24 21:35)
 銭壺山 絶景 下瀬美術館 449座目/日本の山1000 (2024-12-21 06:00)
 田立の滝 天河の滝・不動岩へ (2024-06-18 18:00)
 爺ヶ岳ソリ 孫2人 (2024-02-26 12:06)
 病・蕎麦会 2月の例会 (2024-02-12 09:42)
 京都 パート2 「光る君へ」縁の宇治・上賀茂 (2024-02-09 13:55)

Posted by ふるちゃん at 12:53│Comments(0)こんなことが!
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。