2023年06月03日
トローリング 安良里で大物3尾
2023年(令和5年)5月31日(水)1日(木)
トローリング 安良里で大物3尾
シイラ 安良里に戻ると黄色に変色

N氏のクルージングボートでトローリングを初体験させてもらった。
場所は安良里漁港から出発、西伊豆近海。
台風が近づき、梅雨入りもし天候不安の中、ほぼ海に出ることは諦めての出発だった。
それでも安曇野はうっすら青空が見え始めていた。
途中富士山麓付近では雨が降り出し、やっぱり出航は難しいかと思われた。
ところが安良里に着くと曇り空で、海面は穏やかで舟は出せるとのこと。
港に係留されているボートを小さなボートに乗り、港の岸へと持ってくる。
色々手順があり、それをN氏が小気味よくこなし準備完了。
加山雄三さんのボート光進丸(焼失)を安良里に呼んだというT氏がトローリングの準備をしてくれた。
安良里港でトローリングの準備

ボートの後ろ側に3本の釣り竿を取り付けてくれた。
疑似餌(ルアー)を1本に2つ付けてある。
海の色によってルアーの色も変えるようだが、今回はオールマイティのブルーのルアーが威力を発揮した。
エンジン始動、港を出る。
オレンジ色のラビットと呼ばれる浮きを引きずりながら走る。
その先にルアーが着いている。
両側のルアーは長めに出し、真ん中のルアーはボートの泡が消える辺りに短めに垂らしている。
ラビットが海面を走るのを見て、その先に魚が跳び跳ねたときがヒットしたときと言う。
うねりは少しあるもののボートが快適に走る。
初日は富士山が見られなかったものの、二日目は駿河湾の先に優美な姿が浮かんだ。
気持ちよい海風を受けて富士を眺めボートに乗る、それだけでも山の人間には至福の時間だった。
二日目 駿河湾の先の富士山

ボートは初日恋人岬付近まで北上、南は堂ヶ島付近へと走らせた。
堂ヶ島付近だっただろうか大物がヒットした。
ルアーを引き寄せるに竿を上げリールを巻き上げる。
最年少N氏がたぐり寄せ、専門のTさんが最後ボートへ引き上げる。
最後ボートに引きずり込むのは魚と格闘する熟練の技が必要のようだ。
トローリング中

獲物からルアーを外しながら甲板に上げる。
海からあがったばかりの魚は色が違う。
色鮮やかで独特のテカリがあり生き生きとしているのが分かる。
エラと尻尾付近にナイフを入れ、血抜きをして手早くクーラーボックスに入れた。
潮目と鳥が舞う地点、そしてゴミが漂う辺りは小魚が多く、大物もやってくるとのこと。
釣れた場所では必ず同じものが釣れるはずとボートを周回させる。
すると正にその通り同じような大物がルアーにかかった。
一日目の収穫は午後に出航して大物2尾と大収穫になった。
まさかの天候に恵まれの大収穫に乗船した案内の方含め7人は上機嫌で一日目を終えた。
タカアシガニ

収穫を祝い堂ヶ島の寿司屋で地魚寿司などいただく。
初めて食す魚もあって海をしっかりご馳走になった。
お世話になったTさん、そして深海魚を扱っているというAさんも交えて盛り上がる。
加山雄三さんの話、Kさんの驚くべき経歴に耳を傾けひとときを過ごした。
その日の宿、貸別荘OOに戻りさらに宴会を続ける。
そこにはAさんにお願いしてあったタカアシガニが登場。
値段も良いが身が大きく、高足と言うぐらいで長い足の部分の食感、肉汁のジュワッとあふれるところが美味だった。
皆テンションが上がりカニとツーショットをして盛り上がった。
静かな漁村を歩き夜の浮島を散策する。
遠くに明かりが見え打ち寄せる波がザザザザーと心地よい。
海岸端なのに爽やかな風も吹き波打ち際で一日の疲れを癒やすことができた。
ボートは快適に走る

二日目、嘘のように青空が見えているではないか。
海は昨日よりはうねりがあるものの出航するのには全く問題ないとのことだ。
6時予定通りに舟は安良里を出発。
昨日収穫のあった南へとボートを走らせた。
堂ヶ島を通り過ぎ、雲見海岸の先まで南下した。
そこで今日は6人分、一人1尾と考えると4尾を釣ろうという魂胆だった。
当然そんなに簡単に釣り上げられるわけもなく雲見海岸の近くでのことだ。
雲見海岸付近

大きな波にラビットが揺れるのを見続けていると、ほんの一瞬だが魚らしきものが飛んだのだ。
ヒットしたようだというと、直ぐに巻け巻けとの声が響き、何が何だかがむしゃらに竿を引きリールを巻き続けた。
あれ緩くなり逃がしたのかなと思うほど楽に引く感じがする。
引け引けと言われ、ひたすら巻いていると「シイラだ」と叫ぶ声。
ルアーに引っかかっているのだろう海中を泳ぐ大きな美しい魚が見えた。
ボートに引き上げるのはTさんに任せる。
あっという間に釣り上げられ甲板にさらされた獲物はシイラ。
その透き通るようなブルーというかグリーというか輝く姿に魅了されてしまった。
海に出ての釣果は初めてだ。
それも雌の80cmほどの大ものと言うから驚きだった。
ブルーに輝くシイラ

ペアで泳ぐシイラは雄が必ずいるから釣れるぞとのことで同じ場所を旋回した。
しかし残念ながら雄には見放され潮止まりでタイムアップ。
安良里漁港へと戻った。
二日間で3尾の大物を釣り上げることのできたトローリングだった。
血の付いた甲板掃除をして、竿の撤収、獲物の梱包をする。
そして近づく台風、大雨に備えてボートをきちんと係留してきた。
青空の出ている空に感謝でもある。
二日間とも舟が出せずに、宿にこもることも考えていただけに最高の時となった。
トローリングも終盤

帰りには焼津港横町に寄り桜エビと生しらすをいただく。
生の桜エビとしらすの美味しさに感動。
海辺で最近必ず食しているアジフライも身が厚く大きな身に大満足。
桜エビのかき揚げまで食べる大食漢もいて羨ましくもあった。
明るい内に松本へと戻り3尾の解体となった。
ちょうど奥さんが留守というお宅に、切れる出刃包丁を持ち帰ってくれた仲間もいて、多少魚をさばくことになれているTEさんが上を振るってくれた。
切れる包丁に3尾の魚は切り身となり6人に分けられた。
少し余った魚をおかずに夕飯をいただいた。
自分たちで釣ってきた魚の美味いこと、あっという間に平らげお開きとなった。
シイラからは卵が

まさかの天気に恵まれた幸運。
ボートを出し至れり尽くせりの船頭、N氏には感謝しかない。
そして漁港のTさんにもお世話になり、Aさんの活躍も耳にし貴重な体験がたくさんできた。
他のメンバーにも楽しい思い出ができたことへ「ありがとう」の言葉をしっかり伝えたい。
ふるちゃん
トローリング 安良里で大物3尾
シイラ 安良里に戻ると黄色に変色
N氏のクルージングボートでトローリングを初体験させてもらった。
場所は安良里漁港から出発、西伊豆近海。
台風が近づき、梅雨入りもし天候不安の中、ほぼ海に出ることは諦めての出発だった。
それでも安曇野はうっすら青空が見え始めていた。
途中富士山麓付近では雨が降り出し、やっぱり出航は難しいかと思われた。
ところが安良里に着くと曇り空で、海面は穏やかで舟は出せるとのこと。
港に係留されているボートを小さなボートに乗り、港の岸へと持ってくる。
色々手順があり、それをN氏が小気味よくこなし準備完了。
加山雄三さんのボート光進丸(焼失)を安良里に呼んだというT氏がトローリングの準備をしてくれた。
安良里港でトローリングの準備
ボートの後ろ側に3本の釣り竿を取り付けてくれた。
疑似餌(ルアー)を1本に2つ付けてある。
海の色によってルアーの色も変えるようだが、今回はオールマイティのブルーのルアーが威力を発揮した。
エンジン始動、港を出る。
オレンジ色のラビットと呼ばれる浮きを引きずりながら走る。
その先にルアーが着いている。
両側のルアーは長めに出し、真ん中のルアーはボートの泡が消える辺りに短めに垂らしている。
ラビットが海面を走るのを見て、その先に魚が跳び跳ねたときがヒットしたときと言う。
うねりは少しあるもののボートが快適に走る。
初日は富士山が見られなかったものの、二日目は駿河湾の先に優美な姿が浮かんだ。
気持ちよい海風を受けて富士を眺めボートに乗る、それだけでも山の人間には至福の時間だった。
二日目 駿河湾の先の富士山
ボートは初日恋人岬付近まで北上、南は堂ヶ島付近へと走らせた。
堂ヶ島付近だっただろうか大物がヒットした。
ルアーを引き寄せるに竿を上げリールを巻き上げる。
最年少N氏がたぐり寄せ、専門のTさんが最後ボートへ引き上げる。
最後ボートに引きずり込むのは魚と格闘する熟練の技が必要のようだ。
トローリング中
獲物からルアーを外しながら甲板に上げる。
海からあがったばかりの魚は色が違う。
色鮮やかで独特のテカリがあり生き生きとしているのが分かる。
エラと尻尾付近にナイフを入れ、血抜きをして手早くクーラーボックスに入れた。
潮目と鳥が舞う地点、そしてゴミが漂う辺りは小魚が多く、大物もやってくるとのこと。
釣れた場所では必ず同じものが釣れるはずとボートを周回させる。
すると正にその通り同じような大物がルアーにかかった。
一日目の収穫は午後に出航して大物2尾と大収穫になった。
まさかの天候に恵まれの大収穫に乗船した案内の方含め7人は上機嫌で一日目を終えた。
タカアシガニ
収穫を祝い堂ヶ島の寿司屋で地魚寿司などいただく。
初めて食す魚もあって海をしっかりご馳走になった。
お世話になったTさん、そして深海魚を扱っているというAさんも交えて盛り上がる。
加山雄三さんの話、Kさんの驚くべき経歴に耳を傾けひとときを過ごした。
その日の宿、貸別荘OOに戻りさらに宴会を続ける。
そこにはAさんにお願いしてあったタカアシガニが登場。
値段も良いが身が大きく、高足と言うぐらいで長い足の部分の食感、肉汁のジュワッとあふれるところが美味だった。
皆テンションが上がりカニとツーショットをして盛り上がった。
静かな漁村を歩き夜の浮島を散策する。
遠くに明かりが見え打ち寄せる波がザザザザーと心地よい。
海岸端なのに爽やかな風も吹き波打ち際で一日の疲れを癒やすことができた。
ボートは快適に走る
二日目、嘘のように青空が見えているではないか。
海は昨日よりはうねりがあるものの出航するのには全く問題ないとのことだ。
6時予定通りに舟は安良里を出発。
昨日収穫のあった南へとボートを走らせた。
堂ヶ島を通り過ぎ、雲見海岸の先まで南下した。
そこで今日は6人分、一人1尾と考えると4尾を釣ろうという魂胆だった。
当然そんなに簡単に釣り上げられるわけもなく雲見海岸の近くでのことだ。
雲見海岸付近
大きな波にラビットが揺れるのを見続けていると、ほんの一瞬だが魚らしきものが飛んだのだ。
ヒットしたようだというと、直ぐに巻け巻けとの声が響き、何が何だかがむしゃらに竿を引きリールを巻き続けた。
あれ緩くなり逃がしたのかなと思うほど楽に引く感じがする。
引け引けと言われ、ひたすら巻いていると「シイラだ」と叫ぶ声。
ルアーに引っかかっているのだろう海中を泳ぐ大きな美しい魚が見えた。
ボートに引き上げるのはTさんに任せる。
あっという間に釣り上げられ甲板にさらされた獲物はシイラ。
その透き通るようなブルーというかグリーというか輝く姿に魅了されてしまった。
海に出ての釣果は初めてだ。
それも雌の80cmほどの大ものと言うから驚きだった。
ブルーに輝くシイラ
ペアで泳ぐシイラは雄が必ずいるから釣れるぞとのことで同じ場所を旋回した。
しかし残念ながら雄には見放され潮止まりでタイムアップ。
安良里漁港へと戻った。
二日間で3尾の大物を釣り上げることのできたトローリングだった。
血の付いた甲板掃除をして、竿の撤収、獲物の梱包をする。
そして近づく台風、大雨に備えてボートをきちんと係留してきた。
青空の出ている空に感謝でもある。
二日間とも舟が出せずに、宿にこもることも考えていただけに最高の時となった。
トローリングも終盤
帰りには焼津港横町に寄り桜エビと生しらすをいただく。
生の桜エビとしらすの美味しさに感動。
海辺で最近必ず食しているアジフライも身が厚く大きな身に大満足。
桜エビのかき揚げまで食べる大食漢もいて羨ましくもあった。
明るい内に松本へと戻り3尾の解体となった。
ちょうど奥さんが留守というお宅に、切れる出刃包丁を持ち帰ってくれた仲間もいて、多少魚をさばくことになれているTEさんが上を振るってくれた。
切れる包丁に3尾の魚は切り身となり6人に分けられた。
少し余った魚をおかずに夕飯をいただいた。
自分たちで釣ってきた魚の美味いこと、あっという間に平らげお開きとなった。
シイラからは卵が
まさかの天気に恵まれた幸運。
ボートを出し至れり尽くせりの船頭、N氏には感謝しかない。
そして漁港のTさんにもお世話になり、Aさんの活躍も耳にし貴重な体験がたくさんできた。
他のメンバーにも楽しい思い出ができたことへ「ありがとう」の言葉をしっかり伝えたい。
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Posted by ふるちゃん at 16:00│Comments(0)
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