2024年11月19日

一族山 布引の滝 435座目/日本の山1000

2024年(令和6年)11月8日(金)

一族山 布引の滝 435座目/日本の山1000




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流麗 布引の滝
一族山 布引の滝 435座目/日本の山1000

道の駅板屋九郎兵衛の里付近から林道で布引の滝へ向かう。
四段からなる日本の滝百にも選ばれている飛沫もたてずに流れ落ちる様は華麗な姿だった。
花崗岩の白さも融合して豪快な滝というイメージとは異次元の布引の滝だった。

ほぼ同位置に一族山への保全林登山口。
木橋を渡り沢沿いを行く、トレイルランが12月に開催されるようでそのオレンジ色のテープが目立つ。
そのテープに誘導され、登ろうと決めていた登山口を行き過ぎてしまう。
戻って見ると、登山口にはロープが張られていて通行止めなのか。
計画、決めていたルートなので行けるところまで行けと決断登り始めた。

歩くのが大変
一族山 布引の滝 435座目/日本の山1000

荒れている!
杉の倒木、落ちた枝が登山道を覆う。
足場は岩がゴロゴロし安定しない。
光も差さず、ジメジメとした荒れた登山道が続く。

でも、手すりが設置され、形をなさない木段も続く。
かつては整備されたハイキングコースだったのに違いない。
整備されなくなると荒れるしかないという感じの登山道だった。

一族山801m 山頂
一族山 布引の滝 435座目/日本の山1000

暗い林を出ると、やはり荒れた林道に出てしばらく歩くことに。
落石してきそうな壁を横目にいったん下ってしまう。
再び登山道に入るのだが、古い小さな表示がなければ入り口も荒れていて分からない状況だった。

ジグザグに、そして山頂を巻く様に登山道がある。
わかりやすいので問題はなかったが、このままだと廃れてしまいそうな道に感じた。
山頂間近、急に広い登山道がなくなり、ちょっとした藪中を進み頂上に出た。

ほぼ木々に囲まれた山頂。
どこの山々が見られたのかは分からないが、樹幹からの展望があった。
一族山とは山名が面白く、そのいわれはと調べてみた。
南北朝時代、吉野を拠点とした南朝の刀剣を作っていた入鹿鍛冶一族に
由来するらしいとのこと。
この一族の存在が強い地域の山だったのだろう。

めはり寿司
一族山 布引の滝 435座目/日本の山1000

山頂ではめはり寿司をいただいた。
熊野市の郷土食でご飯を高菜で包んであるおむすび。
一気にがぶっと食べないと高菜が食いちぎれない、そこで目を見開き食いついたので命名されたとのこと。
塩味の効いた素朴なおにぎりでエネルギーを得て同道を下山した。
周回できそうでもあったが、入り口が雑木に覆われ分からなかった。

これで無事「日本の山1000」435座目を登ることができた。
しかし、今回計画していた笠捨山は登山口への道が通行止めのようで残念だが諦めることに決めた。

花の窟 御神体
一族山 布引の滝 435座目/日本の山1000

P.S. 花の窟(いわや)世界遺産へ。
明るい内に熊野・花の窟道の駅に戻った。
神々の母である伊弉冊尊(イザナミノミコト)が葬られた御陵という日本最古の神社へお参りした。
ご神体は高さ45mの大岩、圧倒される白い岩を目の前に神話の世界、神秘の世界に身を置くことができた。

ふるちゃん


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Posted by ふるちゃん at 06:00│Comments(0)日本の山1000
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