2017年08月01日

天塩岳へ 天塩岳ヒュッテより旧道・新道周回

2017(平成29年)7月20日(木)

天塩岳へ 天塩岳ヒュッテより旧道・新道周回

「旧道新道 どちらも5㎞ 天塩岳」




(天塩岳山頂の花崗岩の標柱)

 

天気が心配で登る迷いもあったが、
北海道2日目
多少雨でも登ろうと決めた。

旭川を出て愛別、101号を士別まで進むと
天塩岳方面への表示があり、さらにその林道を進むと
立派な天塩岳ヒュッテに到着した。
車での登山口までも遠かった。

登山口にはすでに数台の車が止まっていた。
この天気が悪くなりそうな中でも
同じように登る人がいて心強く感じた。



じめっとした林道を進む。
沢を数回渡ると旧道から新道に向かう道との分岐に出た。
最初は、ここから新道方面に向かいピストンする計画だった。

表示を見ると
天塩岳まで道のり
新道・旧道どちらも5kmではないか




同じならば前天塩岳経由で天塩岳へと急遽変更した。
この変更大変良かったと思う。

旧道はまず沢伝いにほぼ平坦な登山道を進む。
しばらく行くと一気に急登になる。
滑りやすい登りを黙々と登る。
ただ沢が時々見え、雪渓が残っているのが分かった。

1時間ほど急登に苦しめられると
前天塩岳とトラバースルートとの分岐に出る。

不安だったが雨もなく前天塩岳方面へ登り続けた。
この登りが思っていた以上に苦痛だった。
登れど登れど山頂に出ない。


ガスっているために山頂と思われるピークが現れては、
またその先にピークが現れる感じだ。
そんな中コマクサが迎えてくれたのは嬉しかった。



ようやく前天塩岳の山頂に着く。
細長い山頂の標識が印象にのこった。



視界のない中、天塩岳へ向かった。
いったん下り、天塩岳への最後の登りが待っていた。
山頂に近づくにしたがって、
前天塩岳と同じように風が強まってきた。


天塩岳に登頂!
立派な石で作られた標柱が立つ。
今回の北海度の山旅2座目に登らせてもらった。



下山は滑る急坂に気をつけ慎重になった。
途中、避難小屋で初めてゆっくり休むことができた。
きれいに管理された小屋でありがたかった。



風が吹く、視界なしの山頂ではあったが
満足感は高かった。
何と言っても雨に降られずに登り下山できたことは
幸せで運が良かったと思う。


ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 22:12Comments(0)三百名山