2022年07月13日
霧ヶ峰 ニッコウキスゲ見頃 鷲羽・車・耳・ゼブラへ
2022年(令和4年)7月11日(月)
霧ヶ峰 ニッコウキスゲ見頃 鷲・車・耳・ゼブラへ
車山肩からニッコウキスゲと山頂方面
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美ヶ原の登山口三城・扉峠を経由して八島湿原駐車場へ。
安曇野からだと高速利用で岡谷経由とほとんど時間の差が無い。
今日最初に登る鷲ヶ峰付近の笹原の美しさを目にして八島湿原駐車場へ。
濡れた笹などをかき分け鷲ヶ峰を目指す。パンツと靴がびしょ濡れ状態。
山頂かと思いきや先があるのが鷲ヶ峰の頂。
360℃の展望広がる山頂だが、今日は北アルプスは雲の中、美ヶ原方面も真っ白だった。
諏訪湖が眼下に見られ、三峰山から鉢伏山の稜線は眺められた。
そして車山方面の山肌が黄色く見られる。
ニッコウキスゲが期待できる。
鷲ヶ峰より車山方面 山肌が黄色っぽい
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鷲ヶ峰から八島湿原へ下る途中にもニッコウキスゲが見られた。
八島湿原の外側にもニッコウキスゲ。
その中アヤメ、イブキトラノウなどの紫・白の花が咲いていた。
湿原沿いに平坦な林道を歩き車山の肩を目指す。
車道に近づき、そこから車山の肩へ石のゴロゴロする急斜面を登る。
一気に汗が噴き出す。
コロボックルヒュッテなどある車山の肩に登り切ると多くの人が!
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お目当てはニッコウキスゲ!
その見事に群生したニッコウキスゲは、一見の価値あり。
期待していったが、正に期待を上回る花園に驚くしかなかった。
電気柵に囲まれ保護されているニッコウキスゲの群落。
その一面に広がる黄色の花咲く素晴らしさに見入ってしまう。
ニッコウキスゲの最盛期に登れたことに幸せを感じるが。
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不思議で仕方ない。
電気柵の外側にはニッコウキスゲが見られない。
異様とも思える世界だ。
あまりにきれいすぎる花園の外は緑に包まれている。
本来の姿はここまで密集していなかったのではないか。
代わりに霧ヶ峰全体に咲いていたのではないかと思ってしまう。
それが鹿などによる食害、人による乱獲、植生の変化などにより絶対数が少なくなり、一部分で保護するようになり今のような姿になたような気がする。
そうでなければここまで線を引いたように極端な植生の違いは見られないのでは。
ということで自然の姿というより人の手が入ったニッコウキスゲの姿か。
ニッコウキスゲを保護するという点では大成功を収めてきている。
これからも電気柵など、人の手を入れていかなければ今の状態を維持できないのは必然とするしかないのか。
観光地故に抱える自然保護の難しさがあるのかもしれない。
などニッコウキスゲに感動しながらも考えさせられた。
車山への登りから振り返る
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ニッコウキスゲを振り返り眺めながら車山山頂に向かう。
山頂の気象レーダー観測所の白い球体の横には展望台が新しく設けられていた。
蓼科山の一部までは展望できたが八ヶ岳はずっと雲の中だった。
車山山頂 気象レーダーと新設の展望台
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帰るルート山彦谷・北の耳・南の耳方面の緑が美しい。
賑わう山頂、多くのハイカーに混じり修学旅行生がどっと登って来た。
賑やかさとは対照的に帰りのルートは静かな歩きができた。
ところが、山彦谷南の耳辺りを歩いていると足がつり出す。
快調だっただけに、そして山では足が痙ることはなかっただけに。不安になる。
山彦谷 南の耳から 車山
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原因はちょっとした熱中症か?そういえば水分不足か。
それに平坦だし平行バランスを考えてポールを使わずに歩き続けてきた。足に負担が大きかったからか?
距離的にはさほど長くないし、厳しい登り下りがあったわけでもないので
単に体力、筋力不足か?
右足首、右尻からハムストリングが痛く痙り始めている。
右足首はふわふわした感じになり感覚が鈍くなる。
ハムストリングは痛く引きつるようにピックピックとなり、不安がよぎる。
北の耳を過ぎ下りに入ったゼブラ山の手前で、ハムストリングが痛くて歩くのが苦痛に。
まだ完全に痙った状態ではなく、足が痙攣して固まってしまったらどうしようという気持ちだった。
休み休みは来ていたが、ひとまず落ち着くことに。
残っていた水を飲み。深呼吸。
なんと立山のスキーでいただいていた漢方芍薬甘草が一包ザックにあることを思い出し飲む。
右ハムストリングに重心をかけないように一番意識して歩き始める。
目の前のゼブラ山を登らなければと、歩幅を狭くし一歩一歩前に。
歩き始めると、無理はできないが徐々に足も動きだした。
薬が効いてきたのか、休み休みゆっくり歩んできたのが良かったのか。
ゼブラ(男女倉山)から歩んできた稜線
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時間をかけゼブラ山を登り切る。
あと湿原まで下れば何とかなるだろうと気持ちも楽になった。
痙らないように、無理な体勢にならないように足下に注意を集中させていた。
八島湿原へ出る。
あとは平坦で何があっても人がいるので安心し、足の方も痛みが引いてきた。
無事駐車場へたどり着く。
ニッコウキスゲに感動!強烈な足つり状態を体験!
ふるちゃん
霧ヶ峰 ニッコウキスゲ見頃 鷲・車・耳・ゼブラへ
車山肩からニッコウキスゲと山頂方面
美ヶ原の登山口三城・扉峠を経由して八島湿原駐車場へ。
安曇野からだと高速利用で岡谷経由とほとんど時間の差が無い。
今日最初に登る鷲ヶ峰付近の笹原の美しさを目にして八島湿原駐車場へ。
濡れた笹などをかき分け鷲ヶ峰を目指す。パンツと靴がびしょ濡れ状態。
山頂かと思いきや先があるのが鷲ヶ峰の頂。
360℃の展望広がる山頂だが、今日は北アルプスは雲の中、美ヶ原方面も真っ白だった。
諏訪湖が眼下に見られ、三峰山から鉢伏山の稜線は眺められた。
そして車山方面の山肌が黄色く見られる。
ニッコウキスゲが期待できる。
鷲ヶ峰より車山方面 山肌が黄色っぽい
鷲ヶ峰から八島湿原へ下る途中にもニッコウキスゲが見られた。
八島湿原の外側にもニッコウキスゲ。
その中アヤメ、イブキトラノウなどの紫・白の花が咲いていた。
湿原沿いに平坦な林道を歩き車山の肩を目指す。
車道に近づき、そこから車山の肩へ石のゴロゴロする急斜面を登る。
一気に汗が噴き出す。
コロボックルヒュッテなどある車山の肩に登り切ると多くの人が!
お目当てはニッコウキスゲ!
その見事に群生したニッコウキスゲは、一見の価値あり。
期待していったが、正に期待を上回る花園に驚くしかなかった。
電気柵に囲まれ保護されているニッコウキスゲの群落。
その一面に広がる黄色の花咲く素晴らしさに見入ってしまう。
ニッコウキスゲの最盛期に登れたことに幸せを感じるが。
不思議で仕方ない。
電気柵の外側にはニッコウキスゲが見られない。
異様とも思える世界だ。
あまりにきれいすぎる花園の外は緑に包まれている。
本来の姿はここまで密集していなかったのではないか。
代わりに霧ヶ峰全体に咲いていたのではないかと思ってしまう。
それが鹿などによる食害、人による乱獲、植生の変化などにより絶対数が少なくなり、一部分で保護するようになり今のような姿になたような気がする。
そうでなければここまで線を引いたように極端な植生の違いは見られないのでは。
ということで自然の姿というより人の手が入ったニッコウキスゲの姿か。
ニッコウキスゲを保護するという点では大成功を収めてきている。
これからも電気柵など、人の手を入れていかなければ今の状態を維持できないのは必然とするしかないのか。
観光地故に抱える自然保護の難しさがあるのかもしれない。
などニッコウキスゲに感動しながらも考えさせられた。
車山への登りから振り返る
ニッコウキスゲを振り返り眺めながら車山山頂に向かう。
山頂の気象レーダー観測所の白い球体の横には展望台が新しく設けられていた。
蓼科山の一部までは展望できたが八ヶ岳はずっと雲の中だった。
車山山頂 気象レーダーと新設の展望台
帰るルート山彦谷・北の耳・南の耳方面の緑が美しい。
賑わう山頂、多くのハイカーに混じり修学旅行生がどっと登って来た。
賑やかさとは対照的に帰りのルートは静かな歩きができた。
ところが、山彦谷南の耳辺りを歩いていると足がつり出す。
快調だっただけに、そして山では足が痙ることはなかっただけに。不安になる。
山彦谷 南の耳から 車山
原因はちょっとした熱中症か?そういえば水分不足か。
それに平坦だし平行バランスを考えてポールを使わずに歩き続けてきた。足に負担が大きかったからか?
距離的にはさほど長くないし、厳しい登り下りがあったわけでもないので
単に体力、筋力不足か?
右足首、右尻からハムストリングが痛く痙り始めている。
右足首はふわふわした感じになり感覚が鈍くなる。
ハムストリングは痛く引きつるようにピックピックとなり、不安がよぎる。
北の耳を過ぎ下りに入ったゼブラ山の手前で、ハムストリングが痛くて歩くのが苦痛に。
まだ完全に痙った状態ではなく、足が痙攣して固まってしまったらどうしようという気持ちだった。
休み休みは来ていたが、ひとまず落ち着くことに。
残っていた水を飲み。深呼吸。
なんと立山のスキーでいただいていた漢方芍薬甘草が一包ザックにあることを思い出し飲む。
右ハムストリングに重心をかけないように一番意識して歩き始める。
目の前のゼブラ山を登らなければと、歩幅を狭くし一歩一歩前に。
歩き始めると、無理はできないが徐々に足も動きだした。
薬が効いてきたのか、休み休みゆっくり歩んできたのが良かったのか。
ゼブラ(男女倉山)から歩んできた稜線
時間をかけゼブラ山を登り切る。
あと湿原まで下れば何とかなるだろうと気持ちも楽になった。
痙らないように、無理な体勢にならないように足下に注意を集中させていた。
八島湿原へ出る。
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無事駐車場へたどり着く。
ニッコウキスゲに感動!強烈な足つり状態を体験!
ふるちゃん
美ヶ原 パーフェクトの大展望!
美ヶ原 石切から王ヶ鼻・茶臼山・扉峠へ
霧ヶ峰 八島より車山など 草紅葉・絶景!
妙高山 燕温泉より往復 称明滝の露天風呂!
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Posted by ふるちゃん at 11:12│Comments(0)
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